散り残る最後のひと葉に誘われてオー・ヘンリーをひもといてみた・・・・・赤く色づいて、今夜の風に舞い散るであろう木の葉を見て、オー・ヘンリーの短編「最後のひと葉」を思い出して40数年ぶりに読んでみた。ラスト数行に涙が出そうなほどジーンときた。中学だか高校生のころはこんなに感動しなかったのにと思った。歳をとることはいいことだと思うことのひとつに、感じる心が豊かになってきたことがある。