おおよそ二十メートルくらいの長さはあるだろうか、公園へ向かう道沿いを飾る大きな作品である。
左端から、波佐見付近で採取した陶土ではない泥を焼いた茶褐色の陶板からスタートし、陶器・磁器・染付け、上絵と素材と装飾技法の発展の流れが絵巻もののように表現されている作品である。
私は、この「やきもの絵巻」のラスト部分右端に金彩で描かれている有職紋様と鳳凰の2つの模様に森正洋の祈りを感じる。
有職紋様には、長い年月暮らしを豊かにするためにと、みやびやかな心が発展させてきた「やきもの文化」への誇りを。また、鳳凰には、
この地の「やきもの文化」が未来に向けて末永く羽ばたき、発展し続けるようにとの願いと祈りをである。
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