父母眠る島照らし終え日輪は西を指してぞ沈ませたまふ・・・・・・見出し写真は五島沖から見た夕暮れの島々。平家物語の名場面の忠度都落ちからの着想で一首。忠度都落・・・(忠度は)「浮世に思ひおく事候はずさらば暇申して」とて馬にうち乗り甲の緒をしめ西をさいてぞあゆませ給ふ