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正義感が強く、考える力も、人の心を推し量る力も備えていて、喧嘩もめっぽう強い男はシマツにおえない。
そんな男、五代謙三を演じる菅原文太がかっこいい。
映画のラスト近くの葬儀のシーンに映る五代謙三の戒名には「義」の字が使われている。
己の「節義」が心と行動に直結している男。
謙三が動けば、まわりが巻き込まれていくが、巻き込まれて己を変える勇気のある者は
人としてよい方へ成長していく。
そうしたトリックスターに、接する人々は心を動かされ、人として大切なものを得るのである。
ファンタジーに素直に感動するのはいいものだ。
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