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のほほん書斎(日高茂和)

音の陰徳香りの陰徳

今朝、散歩道でキンモクセイの芳香が足を止めた。どこにあるのかな、とぐるり
周りを見渡したが木が見当たらない。
いつぞやの春に、山を所有している先輩と話をした時に、「ウグイスはとてもよい声を聴かせてくれるが姿はなかなか見せない。お前も見たことがないだろう」と言われて、確かにそうだと思ったことを思い出した。
再び歩きはじめて、姿は見せないが確かに徳を施している。音の陰徳香りの陰徳という言葉が浮かんだ。

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