のほほん書斎(日高茂和)

迷い箸

一人で食膳や酒肴に向かいながらも、時おり「迷い箸」の所作をしてしまい、恥じ入り、自己嫌悪することがある。
今夜、ある映画の上映会に参加したことが自身のその心の背後を考えさせたのだろうか。「迷い箸」の戒めは、仁義礼智信の人の道のなかでも信にもとる行為であるから、世と人との接し方もかくあるべしとの教えであったのかと。
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