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のほほん書斎(日高茂和)

アイガモちゃん

勤務先には、兼業農家の方がけっこう多いのだが、二軒の人が無農薬のアイガモ農法でお米をつくっている。

アイガモを雛のうちから植えたばかりの田んぼに放って自由に遊ばせるのだが、このアイガモが、雑草の種や根や、虫などを食べたり、また、動き回ることで田んぼを攪拌し、田んぼのの状態を健全に保ったりするという。
したがって、無農薬の理想的な米ができる。

もちろん、手間はかかるし、害虫発生のリスクは農薬使用に比べて高いというし、田んぼの場所にも条件がいるらしい。

しかし、できたお米は絶品で、おかずなしで食べられるくらい美味しい。
ここ何年も、予約して分けてもらっているが、昨年から希望者が多くて品薄になり、断るのに苦慮しているそうだ。

私は、玄米からの搗き加減を五分搗きで食べる。いわゆる胚芽米の状態だ。

以前、米屋さんから、農薬は胚芽に残留するので、素性の正しい米でなければ胚芽米として提供できないという話を聞いたことがあったので、このアイガモ米は、安心して胚芽米を楽しむことができる。

実は、何年もお世話になっていたのに、アイガモの雛を見たのは今年が初めてだ。
にわとりの雛みたいにピヨピヨと鳴いて、とても可愛かった。

今年は、仕事でよくアイガモちゃんの居る田んぼのそばを通るので、引退するまでのアイガモちゃんを見ることができる。

こういう農法はどんどん普及してほしいものだと思う。

コメント一覧

のほほん
拝復
つばくろうさま

たいへん手間のかかる農法なのだそうですが、これ以上安心できるお米はありません。
果たして今年は入手できることやら・・・

アイガモの行く末も、これまた自然の循環かと・・・。

処理は、専門の業者さんにお願いしているそうです。
私も、分けてもらって、鴨鍋にしておいしくいただいています。
つばくろう
おじゃまします
http://blog.goo.ne.jp/tubakurou2002/
のほほんさん、こんにちは。
先日はコメントありがとうございました。
私も遊びに寄らせていただきました。

お米、そんなにもおいしいのですね。
一度味わってみたいものです。

アイガモ農法、主人の実家が農家なので興味ありです。
アイガモさん、ジャンボタニシなども食べてくれそうです。
ただ。。。アイガモさんたちの行く末が怖くて出来ないだろうな、なんて思ってしまいます


のほほん
拝復
mitsuko様

そうです。Mさんの田んぼのアイガモちゃんです。
元気に活躍してほしいですね。
mitsuko
お~、アイガモちゃん♪
http://blog.goo.ne.jp/ms-kitchenandsweet/
いつもお米を分けていただいている方の田んぼでしょうか?
アイガモちゃん今年も頑張ってねと応援してます。
のほほん
拝復
Life Artist様

大いなる循環に則っている農法だと思います。
アイガモは、秋に人様が循環に参加します。
Oh My God! 嗚呼。
Life Artist
Oh My God 情報
のほほんさん、アイガモ農法とは、また楽しい情報知りました。虫や雑草にして見れば、災難もあるでしょうが、農薬で虐殺されるよりは、宇宙の意思に沿った本懐を遂げられるのではと思いました。
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