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のほほん書斎(日高茂和)

やきものの町波佐見のストリート地紋《番外編》 ■たてわく

やきものの町波佐見には、町を歩けばやきもの文化をあちらこちらで楽しむことができます。

このカテゴリーでは、やきものの絵柄の典型である「地紋」に的を絞り、それをストリート

で発見しては記録しようということを試みます。

ただし、今回は路上で採録していませんので、《番外編》です。

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今回はたてわく紋様です。

たてわく紋様は、ウエーブした立て線が連続する地紋です。


写真のゆのみには、ウエーブした立て線の間に菊の模様があしらわれていますが、

シンプルに線だけのものがやきものには多く使われるようです。

しかし、現代の製品にはあまり見かけなくなくなりました。

デザインの由来は、水蒸気が立ち上るさまを、運気高揚の吉祥とみて図案化したものと考えられています。

日本の貴族文化華やかな王朝時代には、親王などの身分のきわめて高い方の衣類に用いられてました。
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