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のほほん書斎(日高茂和)

理由  (映画) 2004年大林宣彦監督

100人を超える有名俳優が160分に及ぶ長い映画に次々と登場して、

淡々と展開する映画だったが飽きることがなかった。

物語のはじめに映る少女の涙と、ラスト近くに勝野洋演じる「石田直澄」が

端坐して、味わいながらゆっくりと味噌汁を食べるシーンに、人として大切なものは

何かと問われているような感想を持った。

見終わって何日たっても、心に残るものがある不思議な映画だ。
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