「パリは燃えているか」 ラストシーンの、電話の受話器にかん高く響くヒトラーの狂った声に、くりかえしてはならない歴史の過ちを反省させられる。 残念なことに、人間は状況と立場によっては狂う可能性がある生きものだからだ。 フランス軍と援軍の米軍がパリ解放のための進軍するときの、民衆の熱狂が印象的だ。