自分の身近な暮らしのための理解のためにいたしますから、国家や政府に相当する原文を、組織や企業に置き換えるなどの意識的な意訳も行います。
テキストは岩波文庫を使用します。
手持ちのもので、1983年発行の第24刷を使用します。
5ぺージの一
組織にあって、その運営を行うことは、絶対の正義を天に代わって行うのであるから、
私利私欲をいっさい差し挟んではならない。
自分の心が公平の判断をしているかどうかを常に自己観察しながら、正々堂々の方法を選び取って行い、人格識見の高い人を選んで担当の役につけるのが絶対の正義である。
であるから、自分より自分がしている役よりももっとよくその役をこなすであろう優れた人が現れたならば、すぐにでもその人に役を譲るぐらいの心がけでいなければならない。
したがって、過去にその組織に功績があった人だとしても、現在とこれからの問題をよい方向に導けない人であるならば、その人を役職につけて報酬を与えるのは指導者として組織に対して最も誤ったことなのである。
役職につけるには、能力をもっとも重要視して人を選び、功績ある者には報酬をもって賞して大事にすべきである。
・・・・・以下四行省略。
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日高茂和
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