「翔ぶがごとく」
のあるシーンが記憶から離れない。
維新政府発足後の政府庁舎内での昼食の場面である。
西郷さんが、まげわっぱにご飯をつめたものに、煮るか焼くかしたイワシのような魚を一匹だけのせた質素、というより粗末な弁当を広げて食べ始める。
まわりの高官たちは、仕出しの豪華な弁当を拡げている。
高官たちが、気まずい雰囲気になって顔を見合わせる。というシーンである。
また、別のシーンで西郷さんが語る。
「ハラワタの底から清い者でなければ天下の大事を預かることはできぬ。」
・・・・・・
西郷さんの言葉を集めた
「西郷南州遺訓」
のなかの一節に
「命もいらず、名もいらず、官位も金も要らぬ人は始末に困るものなり」
とある。
このような人物でなければ天下の大事は預かれないという。
質実剛健・剛毅木訥・質素倹約を旨に、この先の人生を心は豊かに暮らすことを考えてみようと思う。
コメント一覧
![](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_profile_square_m/v1/noimage/user_photo/gb25_noimage.png)
のほほん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_profile_square_m/v1/noimage/user_photo/gb25_noimage.png)
Django
![](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_profile_square_m/v1/noimage/user_photo/gb25_noimage.png)
ガタキュン
最新の画像もっと見る
最近の「のほほん所感」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事