のほほん書斎(日高茂和)

西郷さんの弁当

ずいぶん前のNHK大河ドラマ

「翔ぶがごとく」

のあるシーンが記憶から離れない。

維新政府発足後の政府庁舎内での昼食の場面である。

西郷さんが、まげわっぱにご飯をつめたものに、煮るか焼くかしたイワシのような魚を一匹だけのせた質素、というより粗末な弁当を広げて食べ始める。

まわりの高官たちは、仕出しの豪華な弁当を拡げている。

高官たちが、気まずい雰囲気になって顔を見合わせる。というシーンである。

また、別のシーンで西郷さんが語る。

「ハラワタの底から清い者でなければ天下の大事を預かることはできぬ。」

・・・・・・

西郷さんの言葉を集めた

「西郷南州遺訓」

のなかの一節に

「命もいらず、名もいらず、官位も金も要らぬ人は始末に困るものなり」

とある。
このような人物でなければ天下の大事は預かれないという。

質実剛健・剛毅木訥・質素倹約を旨に、この先の人生を心は豊かに暮らすことを考えてみようと思う。

コメント一覧

のほほん
よかよか。
ばりばり意見を開陳しておくれ。
Django
国家百年の計
安倍さんの秘書とは、友人の友人という関係で何度か一緒に酒を飲む機会があって、晋三さんが初当選以来、その動向を見守ってきた。副官房長官就任あたりから出世のスピードが上がり、早過ぎると心配していたら案の定、こういう結果になってしまった。ここでその論功を述べることは避けるが、全議員には「国体護持」(戦前の思想ではなく)を正しく推進してもらいたいものだ。衆参とも地方選挙区制を廃止し、全て全国区もしくは比例制にすることが望ましい。理由は…、あ、ごめん、ここはそう言う場ではなかったね。小生の憤懣やるかたない気持ちは、いずれまた一献仕りながら。
ガタキュン
きれいな閣僚、官僚っていないですよ。
どうしていまになって出てくるのでしょうかね。
若い安倍総理お気の毒です。
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