明治生まれの祖母が使っていた方言で、今では使われなくなっている言葉を思い出したので記録しておこうと思う。
祖母は「河童」の存在を信じていて、私が河童の存在を否定すると残念がって憤慨していた。
その河童が、人が川に近づくと、どぼーんと川に飛び込んで、音だけ残しては姿を見せなかったそうな。それを祖母は河童が「おちゃべんこ」をして遊んでいたのだと話していた。
「おちゃべんこ」・・・私は日向ぼっこの意味だと思っていたが、郡家真一著
「五島方言集」によれば隠れんぼの意味となっている。
もう私の子供のころには誰も使うことのないの言葉となっていた。
祖母がいう河童の正体はニホンカワウソだったのではないかと父は推測していた。
河童の存在を信じるというのは、ある意味でとても心豊かなことだと思う。
ほんとうの河童がいたほうが、世の中楽しい。また、いると信じることも。
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