上海マスターのマリサポ日記

主に千葉ロッテ、ドラフト、高校野球、高校サッカー、ジェフ千葉、柏レイソル、女子フィギアを取り扱うブログ。

マリサポ日記2017.10.25(ロッテドラフト予想2017)

2017年10月25日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。

ロッテの1位入札は早実・清宮が濃厚だが、当日履正社・安田にシフトの可能性も。
清宮に行くなら、行くからには当てて欲しいけど、安田の一本釣りでも全く問題無いわ。

指名人数は不明。
戦力外で10人切って井口が引退、ダフィーが退団したから、12人も減っている訳で、最少でも6人+育成2人は獲らないと2軍の試合も出来ない惨状な訳だ。
もちろん本音では8人+育成5人とか獲って欲しいけど、今年は下位に行くほど人材が不足するので、トライアウトやテストで人数合わせる事になるだろうけど。

肝心な指名順は最下位に沈んだ事でウェーバー1巡目。
2位を一番に選択出来るので、上手く行けば高校生の逸材2人か、高校生の逸材+即戦力投手を獲れる訳だ。
中後、川満、田中が戦力外、南昌が良い時と悪い時がはっきりしていて、吉田が田村の控え止まり、関谷は1軍の戦力になり切れていない…と、2位指名選手が有効に機能していないので、ここは例年以上に重要だわ。
井口新監督の意向がどの程度反映されるのか、そもそもその意向がどういうものなのかも分からないけど、今年も希望を含めて予想してみる。


1位…清宮幸太郎/早稲田実業高/内野手(一塁手)/右投げ左打ち/184センチ/100キロ
ご存知高校通算111本の怪物スラッガー。
ファウルゾーンが広い上に風に左右されるため、打者にとっては不利なマリンを本拠地にしているとはいえ、落合退団以来30発を打てる和製スラッガーが全く育っていない球団。
竹原・大松・井上と大学・社会人からスラッガーを獲得したが、チームを支える不動の四番にはなれず。
高校卒でじっくり将来の主軸を育てたい。
一塁手である事や、ここぞの試合で打ってない事はマイナスポイントだけど、まあ、親会社の意向もあるから、話題性も含めてかなりの確率で指名するだろうね。
指名するのであれば、是非とも引き当てて欲しい。


1位…安田尚憲/履正社高/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/188センチ/92キロ
「東の清宮、西の安田」と並び称される高校生スラッガー。
サードの守備はまだまだだが、高校通算65発と長打力は折り紙付き。
一昨日までなら競合覚悟で清宮に特攻の気配濃厚だったけど、ここに来て井口新監督を交えたスカウト会議で安田を一本釣りの可能性も出て来た。
木製バットへの対応に不安を残した清宮・中村に対し、U-18ワールドカップでも結果を出したのが好材料。
オリ・T‐岡田、ヤク・山田と卒業生が少ない割にはプロで大成する選手を輩出する履正社なので、当然将来性・伸び代を期待したい。


1位…中村奨成/広陵高/捕手/右投げ右打ち/182センチ/77キロ
今夏の甲子園で大会記録を塗り替える6本塁打、17打点、43塁打、タイ記録となる19安打を放った強肩強打の高校ナンバーワンキャッチャー。
大学・社会人を含めても捕手としてはナンバーワンという評価。
高校通算は44本だが、甲子園でも秀岳館の川端・田浦など、全国レベルの投手から打っているのも評価が高い。
ドライチじゃないと獲れない事、田村がいる事、伊東監督の退任でキャッチャーの指名優先順位が下がっている事もあり、ロッテの指名は薄いか…。
本社は清宮欲しがるだろうけど、公式戦、それも甲子園の大舞台で打ってるのはポイント高いよね。
ただ木製バットの対応に不安を残すのは気がかり。
あとロッテにはすでに中村奨吾がいるのも困り者。
広島の入札が確定。


1位…田嶋大樹/JR東日本/投手/左投げ左打ち/182センチ/77キロ
MAX152キロ。
高校時代も上位候補とされた社会人ナンバーワンサウスポー。
細かなコントロールで勝負するタイプではないものの、ボールの伸びと切れが素晴らしい。
まさに実戦向きな勝てる投手だわ。
好投手が揃った去年でも入札は確実という存在だったけど、上位候補の少ない今年はさらに価値が高まり、オリの入札が確実、そして噂通り西武もシフトチェンジで入札へ。
こういうピッチャーをパリーグのよその球団に獲られると、ロッテは向こう5年以上完全なお得意様にされちゃうよね…。
そのボール振っちゃ駄目だって何度も注意してるのに振っちゃうから。
セリーグの球団に何とか阻止してもらいたいわ。


1位…東克樹/立命館大/投手/左投げ左打ち/170センチ/78キロ
MAX152キロ。
上背は無いがコントロールが水準以上で変化球の種類も豊富。
永野チーフスカウトが「左ではトップレベル。オープンステップ気味で体ごと向かってくる感じだから、右打者は打ちづらいだろうね」と評価。
外れの外れは無理だけど、左が欲しい球団が田嶋で競合した場合、外れ1位なら残ってる可能性はあるね。
清宮を外して、中村・安田・田嶋・鈴木博志が入札済みだった場合は、当然外れ1位の最有力候補だわ。
ヤクルトの外れ1位候補。


1位…鈴木康平/日立製作所/投手/右投げ右打ち/185センチ/88キロ
MAX152キロ。
千葉明徳から国際武道大という地元選手。
高校時代から148キロの速球で注目された大型右腕。
細かった大学時代に比べてガッシリとした体格となり、速球を150キロ台に乗せ、万年指名漏れからついに押しも押されもせぬ盤石なドラフト候補に名乗りを上げた。
大型投手で150キロを投げられるが、コントロールも良いのが素晴らしい。
地元の逸材だから喉手で欲しいけど、入札はともかく外れ1位は確実。
清宮を外して、安田や東が指名済みの場合は鈴木の獲得を目指したい。


1位…鈴木博志/ヤマハ/投手/右投げ右打ち/181センチ/90キロ
MAX157キロは今年のドラフト候補生で最速。
速球派だがコントロールに破綻が無いのが○。
ロッテのスカウトが好きそうなピッチャーだけど、清水直や酒居をスピードで上回り、1年目から二桁が狙える逸材。
クローザーもこなせそう。
ただ清宮を回避した球団の入札が確実で、清宮を外した後では残っていないか。
中日が入札で狙っている情報有り。


1位…石川翔/青藍泰斗高/投手/右投げ左打ち/179センチ/82キロ
MAX151キロの高校ナンバーワン投手。
コントロールに難があるので楽天・藤平みたいに1年目から投げられるとは思わないけど、制球難さえ克服出来れば2年目には1軍、3年目には5勝、4年目には二桁勝てるピッチャーになっててもおかしくなないね。
まあ、その制球難を克服するのが容易じゃない訳だけど…。
結局のところ、大嶺が未だに1軍の戦力になり切れてないのも入団時からの課題である「コントロールが悪いから」だよね。
一番良いのは「短所を削って長所も伸ばす」事だけど、実際にはそう上手く行かないから「短所に目を瞑っても長所を伸ばす」ケースになる訳だけど、ロッテの場合「短所は多少削れたけど、長所の方を大きく削ってしまった」というパターンが多過ぎるよね。
「150キロのストレートが投げられる」⇒「コントロールが悪くてストライクが入らない」⇒「コントロールを良くしろ」⇒「ちょっとコントロールが良くなる」⇒「その代償としてスピードが10キロ落ちる」みたいな。
ちょっとコントロール良くなったけど、140キロしか投げられないんじゃ意味無いんだよね。
何とかならんものか。


2位…増田珠/横浜高/外野手/右投げ右打ち/181センチ/83キロ
清宮に次ぐ関東ナンバーツースラッガー。
高校通算33発と長打力は清宮(111本)・安田(65本)・中村(44本)・村上(52本)に劣るが、守備範囲の広さ・肩ともに高レベルなので、守備でも貢献出来るのが大きいし、上で伸びる選手が多い横浜ってのも大きいよね。
右打ちの高校生外野手は補強ポイントなのと(脇本が戦力外だから左打ちもだけど)、清宮・安田が左バッターなので、右打ちなのもナイス。
まあ、ロッテは清宮・安田・増田の誰が1軍に上がっても、結局主軸を打っているのは外国人なので、長打力があれば左右関係無く欲しいけど。
子供の頃からのロッテファンという事なので、2位でいの一番に狙いたい。


2位…村上宗隆/九州学院高/捕手/右投げ左打ち/187センチ/95キロ
高校通算52発。
ロッテのキャッチャーには.337でパリーグの盗塁阻止率首位を奪還した田村がいるので、捕手は喫緊の課題ではないけど、田村と5歳差なのと、左打ちなので田村と棲み分けは可能。
伊東監督の退団によって常勝軍団を支えた名捕手のDNAを受け継ぐ事は出来ないので、リードで田村を超えるのは中々難しそうだけど、この長打力は三塁や外野に転向してでも生かしたいところ。


2位…西村天裕/NTT東日本/投手/右投げ右打ち/176センチ/92キロ
MAX154キロの速球派右腕。
学卒2年目で今年ドラフト解禁という、ロッテスカウト陣の大好物ドラフト候補。
鈴木康平は入札が無くても外れ1位で消えるだろうけど、西村は2位でも残ってそうだけどね。


2位…宮本丈/奈良学園大/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/181センチ/80キロ
大学ナンバーワン内野手との呼び声も高い俊足巧打の遊撃手。
同じ小坂タイプの源田を西武に浚われているので、増田が指名出来ない場合は優先したい。
いや、俊足巧打タイプの選手はもういらないって言いたいところだけど、三木以外のショート(中村・平沢・大嶺弟)の守備に泣かされているので、本職のショートを獲って内野の守備を引き締めたいっていうのも本音なんだよね。
平沢と同じ左打ちなのはロッテとしてはマイナス要因だけど、高校が履正社なのはプラス要素だね。
阪神が上位で狙っている模様。


2位…岩見雅紀/慶應大/外野手/右投げ右打ち/187センチ/107キロ
秋季リーグ戦で打棒が爆発し、評価が急上昇した六大学のスラッガー。
右打者だし飛距離はすごいけど、入団時に100キロオーバーは評価の分かれるところ。
長打力のある選手は喉から手が出るほど欲しいけど、ただのデブで終わるか、動けるデブなのか…。
最近プロで活躍する選手が少ない慶應なのも微妙。
楠本同様、1位で清宮か安田、2位で増田か宮本を獲った場合は無いだろうけど、1位で入札清宮・外れで安田、2位で西村を獲った場合、あるいは外れ1位で東・鈴木康平のどちらか、2位で増田を獲った場合は、3位に残っていれば指名か。
3位が36巡目指名だから残ってなさそうだけど。
でも2位は増田に行って欲しいよね。
縁無いか。
春の評価なら3位でも残ってたはずなんだけど。


3位…田中俊太/日立製作所/内野手(二塁手)/右投げ左打ち/180センチ/83キロ
広島・田中広輔の弟。
鈴木大地と4歳差なのでポスト鈴木大地としては薹が立ってるけど、兄がプロの世界で結果を出しているのは好材料。


3位…藤岡裕大/トヨタ自動車/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/178センチ/77キロ
亜細亜大時代にプロ志望届を出すも無念の指名漏れ。
バンク・今宮に匹敵するほどの強肩に東都通算104安打の巧打を併せ持つ。
シュアなバッティングは社会人2年間でさらに磨きがかかった。
指名漏れした時は亜大との雪解けが出来なかったと思ったので、今年狙いたい。
左打ちなのは平沢と被るけど、右打ちの三木・中村とは棲み分け可能だし、三遊間の深い当たりをアウトに出来る肩は魅力だわ。
オリが上位で狙っている模様。
3位じゃ無理か。


3位…高橋遥人/亜細亜大/投手/左投げ左打ち/180センチ/78キロ
MAX151キロ。
現状ではスピードは互角でも、コントロールで一段も二段も上回る東に水を空けられたが、体が大きい分、将来性ではどうなるか分からんね。
ただ宗接の指名で小池の入団拒否以来絶縁状態だった亜細亜大学とついに雪解けしたので、亜大の左腕と言えばロッテファンには負のイメージだけど、高橋の獲得で負の歴史に終止符を打ちたい。


3位…楠本泰史/東北福祉大/外野手/右投げ左打ち/180センチ/77キロ
慶應・岩見を押さえて大学ジャパンの4番を打ったスラッガー。
飛距離で岩見に劣るが、守備・走塁面で上回り、こちらは左打ち。
レフトは角中がいるので、レフトしか守れない岩見よりセンターを守れる楠本の方がロッテのニーズには適ってるけど、岩見の飛距離は魅力だし、中々難しいね。
1位で清宮か安田、2位で増田か宮本という風に、1位・2位で野手を獲った場合は指名無いだろうけど。


4位…金久保優斗/東海大市原望洋高/投手/右投げ左打ち/180センチ/72キロ
昨夏の千葉大会では島がリリーフに回り、金久保が先発する事も多かった様に、コントロールに難のあった島よりもゲームメーク能力で上回った。
だが今春選抜で218球を投げた影響で夏の千葉大会までノースロー。
千葉大会で復活したが四球連発でコントロールに不安を残す結果に…。
順調に育てば島を上回る2位もあった逸材だけど、コントロールの悪さが評価を下げそう。
木更津総合・山下、専大松戸・川上からホームランを放つなど、打撃センスは傑出。
将来のライト・センター候補として獲得しても良いか。
広島・丸クラスになれるかも。


4位…桜井周斗/日大三高/投手/左投げ左打ち/178センチ/80キロ
ピッチャーとして清宮や安田を抑えた実績を持つがコントロールが不安。
現時点では打者としての評価。
もちろん左だから投手で大成してもらいたいけど、この打撃センスを生かさない手は無いね。
寺本や柳田も入団即野手転向だったら打者として結果残せたかも知れないし。
プロであまり伸びない日大三なのはマイナス要素。


4位…平良海馬/八重山商工高/投手/右投げ左打ち/173センチ/80キロ
上背は無いがMAX154キロの剛速球は高校時代の大嶺兄以上。
打撃センスも出色な二刀流候補。
今夏は初戦敗退で肩を消耗しなかった事も好材料だが、心配なのはロッテにも蔓延する沖縄人気質。
大嶺兄1位、大嶺弟3位、伊志嶺1位、川満2位だから、3位以上で指名した選手が結果を残せてないんだよね。
プレッシャーの無いぬるま湯体質のロッテに沖縄人気質を持ち込まれたんじゃ、そりゃ気合い入れて練習せんわな。
大成した時のスケールはすさまじいから、ポテンシャルからしたら上位候補だけど、育たなかった時のリスクを考えると4位か。
沖縄人じゃなければ3位で欲しいけど…。
ハムが3位で指名して、二刀流で大成した日には目も当てられんけど…。


4位…山崎剛/国学院大/内野手(二塁手)/右投げ左打ち/172センチ/72キロ
諸積スカウトが「スピードがあるし、守備はすぐに通用する」と評価。
俊足巧打タイプと言うほどに脚力がある訳ではないが、ミートの上手いバッティングセンスが○。
チーム事情としてはショートを守れる宮本・藤岡を優先するので、宮本か藤岡のどちらかが獲れたら指名は無いだろうけど、鈴木大地と5歳差だし、獲って損は無い選手。


4位…谷田成吾/JX‐ENEOS/外野手/右投げ左打ち/183センチ/93キロ
慶應時代は六大学を代表するスラッガーだったが、東大の弱体ピッチャーを打って嵩上げした成績…という評価で無念の指名漏れ。
社会人では名門のJX‐ENEOSに入社し、2年間でまずまずの結果を出した。
本人は4位じゃ不満だろうけど、3位でピッチャー獲りたいので、4位で我慢して欲しい。


4位…宮台康平/東京大/投手/左投げ左打ち/178センチ/84キロ
人呼んで〝東大史上最高のピッチャー〟。
左でMAX150キロは話題性抜きでもドラフト上位候補だったが、故障で評価がガタ落ち。
今秋持ち直して東大に勝ち点をもたらした事により、再び上位候補に返り咲いた。
でも2位で獲った田中が3年で戦力外になった事を考えると、国立大の選手を上位指名するのは怖いよね…。
本社サイドは話題性で欲しがるだろうけど、正直、今のチーム事情じゃ3位以上は失敗出来ないので、4位で残ってたら指名しよう。


4位…高橋礼/専修大/投手/右投げ右打ち/187センチ/80キロ
長身のアンダースロー。
専大松戸から専修大学という地元選手。
希少価値の高いアンダースローは渡辺俊介(元ロッテ)・牧田(現西武)と当たればでかいけど、下敷領(元ロッテ)は芽が出ず。
山中(現ヤクルト)と青柳(現阪神)も一軍で投げられてるから、打ち辛いのは確かだけどね。
スピードは140キロ台で渡辺俊・牧田を上回るがコントロールが課題。
牧田で味を占めた西武が3位ぐらいで来るかも知れないけど、ロッテとしては4位で残っていたら指名したい。


5位…村上海斗/奈良学園大/外野手/右投げ右打ち/189センチ/90キロ
投手から野手に転向。
50メートル5.8、遠投110メートルと身体能力は高いが、バッティングがとにかく粗削り。
当たれば飛ぶんだろうけど、当たらない事にはどうにもならないね。
下位指名で獲得し、数年かけてじっくり育てたいけど、2軍のコーチ陣がスラッガーを育てた事が無いのが何とも…。


5位…北川利生/日本通運/内野手(三塁手)/右投げ右打ち/178センチ/85キロ
社会人を代表するスラッガー。
守備はウチの中村に比べて特別秀でている訳では無いけど、肩は上か。


5位…小久保気/四国学院大/投手/右投げ左打ち/178センチ/78キロ
名前の読みは「きよし」。
MAX148キロ。
今春の大学選手権では強豪・東北福祉大をスミイチ完封。
九産大戦ではサヨナラボーク。
ロッテが好きそうなピッチャーかと。


5位…宮川哲/上武大/投手/右投げ右打ち/178センチ/78キロ
抜きん出た剛速球も高さも緻密なコントロールも無いけど、全部が良い有吉タイプの右腕。
上武大からは加藤と三木が戦力になっているので、ピッチャーも戦力に加えたい。


6位…笠松悠哉/立教大/内野手(三塁手)/右投げ右打ち/181センチ/85キロ
六大学を代表するスラッガー。
高校が大阪桐蔭なので、プロで伸びるんじゃないか…という期待も込めて。


6位…綱脇慧/花咲徳栄高/投手/右投げ右打ち/180センチ/80キロ
読みは「つなわき・すい」。
慧は「すい」とは読まないけどね。
夏の甲子園を制した花咲徳栄のエース。
背番号1は同僚の清水に譲っても、先発として試合を作ったのは綱脇だからね。
その清水が速球派投手なら、こちらは技巧派。
スピードは140キロ出るか出ないかだけど、ベースの上でボールの出し入れ出来るコントロール持ったピッチャーは希少。
ロッテに入団した事により、150キロのピッチャーが少々の制球力アップと引き換えに10キロもスピード落ちるなら、最初から140キロでもコントロールの良いピッチャーを獲りたい。
左右の違いはあるけど、右の成瀬として将来のエースに名乗りを上げたい。
もちろん一発病は発症しちゃ駄目だよ。


6位…植田拓/盛岡大付属高/外野手/右投げ右打ち/165センチ/75キロ
高校通算62発。
小柄だが長打力を秘める。
身長を理由に中位指名は見送られると思うけど、下位で指名して大輪の花を咲かせたい。


6位…西浦颯大/明徳義塾高/外野手/右投げ左打ち/178センチ/70キロ
名前の読みは「はやと」。
バッティングはまだまだ粗削りだが、守備・走塁に秀でた外野手。
左打ちだが、2位で増田が獲れない場合は狙いたい。


育成枠…河野成季/鳴門渦潮高/投手/左投げ左打ち/176センチ/72キロ
名前の読みは「なるき」。
サウスポーだがスピードも135キロ出るかどうかなので、ピッチャーとしてプロのレベルでは厳しい。
よって育成で獲得し野手に転向させたい。


その他千葉枠…伊藤翔/徳島インディゴソックス/投手/右投げ右打ち/175センチ/70キロ
高校が横芝敬愛という地元選手。
上背は無いが152キロの速球派右腕。
高校時代にプロ志望届を提出も指名漏れ。
そこからわずか1年で、今年の四国リーグで100%指名されるという逸材にまで成長を遂げた。


その他千葉枠…橋詰循/栃木ゴールデンブレーブス/投手/右投げ右打ち/190センチ/90キロ
出身は兵庫だが大学が千葉経済大と千葉に縁のある選手。
長身からMAX151キロ。
逆輸入右腕の藤谷は機能しなかったから角度(体格)とスピード(地肩の強さ)だけでは生き残れない厳しい世界だけど、長身投手は石川や二木みたいに当たるとでかいよね。
スピードはプロ入り後も伸びるけど、身長は伸びても2~3センチだから、180センチの選手が190にはならないし。


その他千葉枠…クリス/香川オリーブガイナーズ/内野手(一塁手)/右投げ右打ち/186センチ/95キロ
大学が中央学院大。
四国リーグを代表するスラッガー。
ポジションが一塁なのがネックだが、井口が引退、福浦も来年は引退、井上が殻を破れない…と考えると、井上と新外国人とのマッチレースに割り込む事は可能か。
清宮が獲れない時は下位で狙いたい。


こんなところか。
去年は近年稀に見る投手が大豊作だった年だけど、結果的にはロッテ・佐々木が4勝(7敗)、バンク・田中ジャスティスが0勝(1軍登板無し)、オリ・山岡が8勝(11敗)、楽天・藤平が3勝(4敗)、中日・柳が1勝(4敗)、DeNA・濱口が10勝(6敗)、広島・加藤が1勝(3敗)と、濱口が10勝をクリアした以外は、新人で二桁投手が複数名現れる様な事は起きず(ルーキーイヤーに限っての話だし、高校生はまだまだ結果出るの先だけど)。
ドラフト時点の評価で豊作とか不作の年ってのはあるけど、大豊作年であったとしても、必ずしもいきなりルーキーが球界を席巻する事は無い訳だ。
で、今年は去年に比べると小粒な年というか、平年を下回る凶作の年っていう評価だけど、高校生野手に限れば豊作なので、どうにか清宮・安田・中村・増田・村上の中から1人以上を確保したい。

ロッテの補強ポイントとしては、2011年以来6年振りに最下位に沈んだ現実を踏まえ、とにかく打力のアップ。
0点・1点・2点で投手を見殺しにした試合を何十試合見せられて来た事か。
とにかく打てない事には話にならんわ。
外国人はたまたまクルーズ・デスパイネクラスの長距離砲を獲れたとしても、他球団に引き抜かれて2~3年でいなくなるんじゃ根本的な解決にはならないので、1軍定着から7~8年はチームを引っ張ってくれる主軸バッターを育てよう。
蠱毒状態で良いから、長打力のあるバッターを掻き集めて、生き残った者にレギュラーを与える方式にして競争させよう。
結局のところ「選手層が薄い⇒どうせ俺にはポジションあるでしょ⇒競争する環境に無い」というぬるま湯体質だから、いつまで経っても好成績が一過性で、結果を出し続けられない清田や根元、岡田が優先して使われ続ける訳なんだよ(荻野貴もそうだけど、怪我があったので除外)。
しかも年齢的にはもう中堅どころかベテランの範疇だし。
いや、もちろん本人が努力してないとは言わんよ。
でも「ポジションは与えられるものじゃなくて、競争に勝ち抜いて掴み取るもの」っていう、他の球団が当たり前にやってる事が出来てないよね、現実問題としてここ何年も…。
オレは今江のFA流出は費用対効果を考えたら妥当だとは思うけど、「今江が残っていたら、今江以上の結果を出さなければレギュラーは掴めない」という気持ちでやるはずの選手が「今江がいないなら、黙ってても俺が優先的に使われるでしょ」という気持ちで野球をやってる気がするよね。
まあ、そこがロッテのぬるま湯体質たる所以って事なんだけど…。

しかし防御率も12球団最悪で、投手陣にも更なるレベルアップが必要な事も確か。
特に慢性的な左腕日照りをいい加減ケアしたい。
チェンが二桁勝ったり、藤岡が覚醒して先発で7~8勝したり、成田が二木みたいに一気にローテに入って来てくれたりすれば大分助かるけど、現実は難しいだろうしね。
もちろん右腕も涌井にFA流出の可能性があり不透明。
5勝11敗、防御率3.99の成績はともかく、25試合で158イニングを投げてくれたのは確かだからね。
ここを埋めるのは骨折れるね。
涌井が残れば涌井・石川・唐川・二木・酒居・佐々木・チェン・成田の中から6人で回すけど、抜けたらスタンリッジ・西野・藤岡・大嶺も入れた面子でのローテ争いになるか。
石川の復活は大前提だけど、二木と酒居、佐々木の上積みは絶対条件だね。
リリーフ陣は内・大谷・藤岡・松永・有吉の中継ぎ陣に、抑えの益田で開幕。
しかし益田が不安定さを露呈し、内が守護神に定着。
その内も年間通して働いた事が無いので、徐々に不安定な内容に。
大谷と松永も陰りが見えるし、中継ぎで生きる道を見出したかに見えた藤岡が全く機能せず。
田中靖・南昌が出遅れ、東條・土肥・高野・宮崎も結果を残せず、内がピンチを招いた試合を有吉が締めた事もあった様に、ルーキー・有吉におんぶに抱っこという結果に。
有吉を見付けて来たスカウトは優秀だけど、結局疲労が蓄積&相手球団の研究が進んで2年目のジンクスに陥る毎度毎度のパターンになるかも知れないから、どうしてもここは毎年ケアが必要になっちゃうよね。

つまり、野手陣も投手陣も、全てにおいて戦力が足りてないって事なんだね。
こうなると補強ポイントは

A:ローテに入れる即戦力のピッチャー(左の先発が全くの枯渇状態なので左が望ましい)
B:次世代を担う高校生ピッチャー(エースになれる素材であれば左右関係無く)
C:勝ちゲームを任せられるセットアッパー(出来れば左が望ましいが右も)
D:30本打てるスラッガー
E:高校生の外野手
F:高校生の内野手
G:6人しかいないキャッチャー
H:2割5分打てて、プロのレベルでも盗塁出来るレベルの、俊足巧打タイプの野手
I:どこのポジションでも良いので、守れて、打てる選手

こんなにたくさんある…。
過去2年のドラフトで大分改善されたはずなんだけど、今年、膿が全部飛び出したわ。
残念ながらと言うか当然と言うか、1回のドラフトでは到底埋まらんわ。

Aは涌井の衰えに歯止めがかからず、石川がWBCの影響で不調に陥ったら、ロッテの屋台骨を揺るがす事態に。
予定では佐々木が八面六臂の活躍を見せてくれるはずだったんだけど、そう上手くは行かなかった。
酒居がジョニー・清水直の系譜に連なるドラ2エースに飛躍を遂げる予感が。
同じポジションにいる関谷の立場が無いけど。
左の田嶋か東が獲れれば良いけど、野手を優先したら2位で残ってないしね…。
亜大・高橋も左だけど、制球難をロッテで矯正出来るかが未知数だわ。
Bは二木が1軍ローテに定着し、オールスターにも選出されたが、やはり涌井の流出を埋められる次代のエースが欲しい(例え残留してくれても衰えは顕著なので)。
3年目の成田が入って来てくれると左だし嬉しいんだけど、一気にローテ定着となるとね…。
左だし、地元だし、木更津総合・山下が欲しかったけど、プロ志望届を出さなかったので4年待たなきゃいかんしね。
Cは先発転向の西野に代わり、益田をクローザーに据えたものの、不調で中継ぎに配置転換。
内が代わってクローザーを務めたが、大谷の球威に陰りが見え、南昌が出遅れ、内の担当していた部分が埋まらなかった。
もちろんルーキーの有吉は頑張ってくれたけど、このポジションは過酷なんだなと、改めて再認識。
ここはいくらいても足りないね。
もちろん1年間通しで1軍にいた事の無い内にも疲労が見えたので、次世代のクローザー候補を取りたいわ。
鈴木(日立製作所)が候補だけど、1位で清宮か外れ1位で安田や東を獲ったら、もう2位には残ってないか。
Dは井上に夢を見る段階が過ぎたので、高校生野手を。
パラデスとダフィーが機能せず、結局泥縄のペーニャに長打力担当を託す結果に。
去年もナバーロを外したし、球団にスラッガーを見る目が無いのが痛いわ。
いや、クルーズとデスパイネは戦力になったけどさ…。
とにかく清宮・安田・中村・増田・村上の中から1人以上を絶対に獲ってくれ。
もちろん岩見や楠本、谷田辺りも狙って行こう。
いや、デスパイネが30発行かない訳だから、マリンで30本打つのは容易じゃないけど、要は150キロのストレートに力負けしない選手って事だね。
菊池雄星とか千賀には完全になめられてるでしょ。
「ロッテの非力なバッターじゃどうせ俺のストレート打てないでしょ」って。
ピッチャーライナーでアウトになっても良いから、「俺のボールを弾き返しやがった」って思わせてやってくれよ。
Eは年齢構成に加え、今年脇本を戦力外にしたので。
増田が外野手なので、獲れれば埋まるけど。
オレが買ってた作新学院・鈴木萌斗はプロ志望届出さなかったのが残念。
Fは外野もだけど、内野も平沢と香月が戦力になってくれないと年齢構成的に歪になっちゃうよね。
来年細谷が30歳(早生まれだから実際は31歳)、鈴木大地・高濱が29歳、三木・大嶺弟・大木が27歳、中村が26歳だから。
清宮はファーストだから改善にはならないけど、安田はサードなのでニーズに合うね。
もちろん長打力があるのでDの要件も満たせるし。
Gは寺嶋を切ったので6人しかキャッチャーがいなくなってしまった。
1軍・2軍に3人ずつ必要だけど、もし怪我したら終わりなので、1人は絶対必要。
でも今年のドラフトで田村を脅かすキャッチャー(2割5分打てて盗塁を3割刺せる)に確実になれるのは広陵・中村だけだね。
その中村は広島が入札で獲るから、村上が3位で残っていれば獲るだけか。
となると育成枠か、戦力外組からの補充で終わっちゃうか。
Hは西武・源田を見て「ああ、逃した魚は大きかったな」としみじみと感じた。
荻野貴がルーキーイヤーに故障せずに3割50盗塁を毎年の様に記録してくれていれば、こんな事で悩まずに済むんだけど…。
育成の岡田は当たれば儲けだから仕方無いけど、ドライチの伊志嶺が結果出してくれないのは、ロッテとしてはでか過ぎる誤算だわ。
Iに至ってはもう単純に願望だね。
魂の叫びだわ。
「どうにか打ってくれ」、「打てないなら、せめてピッチャーの足を引っ張らないであげてくれ」という…。
それだけ今年はヤバかった。

この悲惨なチーム状況を踏まえた上で、個人的な願望では

1位:安田(左の長距離砲)
2位:増田(右の長距離砲)
3位:高橋(本格速球派左腕)
4位:金久保(本格派右腕/左の長距離砲)※野手転向
5位:谷田(左の長距離砲)
6位:高橋(変則右腕)
7位:綱脇慧(技巧派右腕)
8位:植田(右の長距離砲)

とかがいい指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
増田はウェーバー巡が1番目だから2位でも残ってるだろうけど、高橋の3位は無理か。
逆ウェーバーだから36番目だし。
安田を一本釣り出来なかった場合、ドラフト戦略の見直しを図られるのもネック。

12球団1を誇る籤運の良さを発揮して清宮をゲットした上で、2位で鈴木、3位で高橋が残っているという

1位:清宮(左の長距離砲)
2位:鈴木(大型本格派右腕)
3位:高橋(本格速球派左腕)
4位:金久保(本格派右腕/左の長距離砲)※野手転向

こんな指名は虫が好過ぎるか。
清宮を外して、安田が指名済みの場合、即戦力投手にシフトするっていう情報もあるので、1位で即戦力投手の鈴木を獲る代わりに、2位・3位で野手を獲る

1位:清宮(左の長距離砲)抽選×⇒鈴木(大型本格派右腕)
2位:増田(右の長距離砲)
3位:岩見(右の長距離砲)

こういうパターンもアリか。
それとも単純に弱点を克服する意味で長距離砲⇒サウスポー⇒長距離砲⇒サウスポーを順々に指名して行く

1位:清宮(左の長距離砲)/抽選×⇒安田(左の長距離砲)
2位:高橋(本格速球派左腕)
3位:岩見(右の長距離砲)
4位:宮台(本格速球派左腕)

こんな指名はどうだろう?
上と同じで、岩見の評価が上がって来てるから、3位じゃ獲れなさそうだし、宮台4位は無理なんだろうけど…。
でも3~4位で指名するのにちょうど良い、使えそうなサウスポーがすごい少ないんだよね…。
やっぱ不作の年なのか…。

現実的なラインとしては

1位:清宮(左の長距離砲)/抽選×⇒安田(左の長距離砲)/指名済み⇒鈴木(大型本格派右腕)
2位:増田(右の長距離砲)
3位:桜井(左の巧打者)※野手転向
4位:高橋(変則右腕)

とかは交渉権獲得出来るだろうけど、結局バンクには一生追い付けないよね…。
全員野手で固める

1位:清宮(左の長距離砲)/抽選×⇒安田(左の長距離砲)
2位:増田(右の長距離砲)/村上宗隆(左の長距離砲)
3位:岩見(右の長距離砲)/藤岡(強肩の内野手)
4位:金久保(左の長距離砲)※野手転向/桜井(左の巧打者)※野手転向
5位:村上海斗(右の長距離砲)
6位:植田(右の長距離砲)
7位:クリス(右の長距離砲)

こういう極端な指名は無理か?
いや、無謀か。
野手を6人中5人指名(喜多・今江・辻・富永・丸山)した2001年のドラフトは、大成したのは今江だけだし、野手だけを指名するという2012年の広島は、鈴木誠也以外は現時点で成功とは言えないので、野手掻き集めりゃ良い訳じゃないけどね。
でも「本格派投手に軽く捻られる」、「強い打球を打てる選手がいない」という長年の課題を克服するにはこのぐらいの荒療治が必要か。
いや、やっぱり全員大型扇風機になったら目も当てられないし…。


まあ、明日の今頃には泣いても笑っても結果は出ているので、果報は寝て待とう。
3年Bクラスでも良いから、とにかくワクワクさせてくれる選手を獲って欲しいね。
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マリサポ日記2016.10.20(ロッテドラフト総評2016)

2016年10月20日 | ドラフト予想、総評
佐々木獲ったどー!!

宣言通り田中に突撃も、5球団の競合となり12球団1を誇る籤運を生かせず交渉権を逃した。
外れ1位で佐々木に入札。
こちらもまさかの5球団競合となったが、無事に当たり籤をゲット。
でかした。

田中はソフトバンクへ。
佐々木が仮に12勝したとしても、田中が15勝しちゃったら差は縮まんね…。
不思議と本当、良いピッチャーがパリーグに来るわ。

藤平は楽天へ。
まさか去年の地元出身スター選手をロッテに取られた意趣返し?
3年後には厄介なピッチャーになってそうだけど。

堀は1位でハムへ。
評価が上がっているとは聞いていたけど、全然3位じゃ無理だった。

大山は阪神が入札。
長打力は折り紙付きだけど、まさか1位で来るとは…。

黒木は2位でオリに。
全体の13巡目の高評価じゃ仕方無いわ。

古谷は2位でバンクへ。
まあ、ロッテじゃ育てられないかも知れないし、酒居を優先した以上は仕方無い。
TBSの番組見たけど、ご家族のために頑張って欲しいわ。

鈴木は4位まで残ったものの、ウェーバー巡が先の西武に浚われた。


いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。

http://www.nikkansports.com/baseball/news/1726885.html

http://www.nikkansports.com/baseball/news/1726909.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/10/20/kiji/K20161020013570560.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/10/20/kiji/K20161020013570960.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/10/20/kiji/K20161020013570850.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/10/20/kiji/K20161020013571270.html

1位…佐々木千隼/桜美林大/投手/右投げ右打ち/182センチ/83キロ
外れ1位でまさかの5球団が競合。
ここで籤運を発揮し、大学BIG3の一角を無事確保。
153キロのストレートにスライダー、フォーク、カーブ、シンカーなどの多彩な変化球を操る。
田中と違って故障の心配が少ないのが(無いって事は無いけど、ルーズショルダーは怖いので)大きなポイント。
背番号は17で確定。


http://www.nikkansports.com/baseball/news/1726948.html

http://www.nikkansports.com/baseball/news/1727024.html

2位…酒居知史/大阪ガス/投手/右投げ右打ち/179センチ/80キロ
2位で即戦力投手をゲット。
ロッテのスカウトが好きそうなピッチャーだと思ったよ。
背番号は36かな。


http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/10/20/kiji/K20161020013571510.html

3位…島孝明/東海大市原望洋高/投手/右投げ右打ち/180センチ/82キロ
地元・千葉の誇るMAX153キロの剛腕。
2位でスルーも3位まで残ってくれた。
先発でも中継ぎでも、球威で押せるピッチャーを獲らないとね。
背番号は小林雅・伊藤と成功選手が付けた30か。
剛腕ピッチャーに似合うわ。


http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/10/20/kiji/K20161020013571340.html

4位…土肥星也/大阪ガス/投手/左投げ左打ち/185センチ/81キロ
栄光の4位で大型サウスポーを確保。
1年目からガンガン投げて欲しい。
背番号は左腕エースの称号・34をロッテでも輝かせたい。


5位…有吉優樹/九州三菱自動車/投手/右投げ右打ち/179センチ/79キロ
報道通り千葉枠から2つ目の指名。
背番号は38か?


http://www.nikkansports.com/baseball/news/1727025.html

6位…種市篤暉/八戸工大一/投手/右投げ右打ち/183センチ/83キロ
読みは「たねいち・あつき」。
オレも知らなかったけど、公式サイトによると140キロ後半の速球に、多彩な変化球を投げるピッチャーとの事。
宮﨑とか見付けて来るウチのスカウトだから、きっといいピッチャーなんだろう。
背番号は40か?


7位…宗接唯人/亜細亜大/捕手/右投げ右打ち/183センチ/91キロ
まさかの亜細亜大指名。
ついに雪解けか。
ここは毎年いいピッチャー出るからね。
是非とも今回で関係修復を。
背番号は42か?


育成1位…安江嘉純/石川ミリオンダラーズ/投手/右投げ右打ち/185センチ/80キロ
150キロの速球を投げるBCリーグを代表する右腕。
早ければ1~2年でクビの厳しい立場だけど、何とか支配下を掴み取りたい。


http://www.nikkansports.com/baseball/news/1727015.html

育成2位…菅原祥太/日本ウェルネススポーツ大/外野手/左投げ左打ち/183センチ/95キロ
本気で聞いた事も無い大学だけど、何とか外野を獲ってくれた。
巨漢選手っぽいけど、肩と脚も良いらしい。
補強じゃなくて補充で終わらない存在になってくれ。


総括としては、去年に続いて7人中6人を投手で固めて来たのに驚愕。
しかも6人中5人が右投手だし…。
力の劣る左より右の方が良いけど、チームの弱点は左投手の枯渇状態だからね。
150キロのパワーピッチャー2人獲ったのと、亜細亜大との雪解け指名は評価出来るけど、いくら何でもバランスが悪過ぎるわ。
本当は上2人の即戦力投手と3位の地元の星・島だけで80点付けたいところだけど、去年も同じ事書いたけど、高校生の外野手と大砲候補も獲らなかったし、60点ってところだね。
ボビー時代の投手偏重を思い出したわ。
でも、他の球団見渡しても投手がほとんどだし、野手の候補が少なかったのは確かなので、仕方無い部分もあるか。
流石に来年は高校生にスラッガーが多いので、大砲候補の野手を獲ってくれ。

まあ、何にせよ、願わくば全員に入団してもらって、1日も早くマリンで活躍する事を期待しよう。
とりあえずスカウトの皆さんは1年間お疲れ様でした。
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マリサポ日記2016.10.19(ロッテドラフト予想2016)

2016年10月19日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。

ロッテの1位入札は創価大・田中正義で確定。
籤がどうなる事やら。
指名人数は7~8名で、育成で2名ほど、ピッチャーを中心に獲るとの事。
2年連続でAクラス入りした事もありウェーバー7巡目。
中途半端だ。
今年も希望を含めて予想してみる。
ちなみに去年は平沢・成田・原を当てた。
指名順位もそのままだった。


1位…田中正義/創価大/投手/右投げ右打ち/186センチ/89キロ
ご存知MAX157キロの剛速球投手。
松本球団本部長補佐が「ケガさえしなければ、12球団が競合するかという投手。今さら言うこともない。今は問題なく投げている」、永野スカウトが「Sクラスという素材の良さは変わらない。今日は立ち上がりが不安定だったけど、気持ちを入れて修正していた」と評価。
ルーキーイヤーに20勝した上原以来とも言われる傑出したレベルの投手で(木佐貫や野間口もドラフト当時の評価はそうだったはずだけど)、去年までは5球団の競合は確実、野茂・小池を超える9球団以上の入札も濃厚、あるいは12球団全ての入札もあるのでは…と今ドラフトの最大の目玉だった。
ところが自身の故障と今井・寺島・藤平等高校生投手の台頭により選択肢が大幅増。
故障は彼自身の問題だけど、他の選手の評価が高まった事で、相対的に目玉としての価値が低下してしまった。
もちろん来年即ローテ入りして二桁勝てるっていう意味でなら、評価は揺るがないだろうけど、今井・寺島・藤平たちの伸び代と秤にかけた上で、抽選で外した時のリスクを考えると、意外と3~4球団程度の入札に止まるのかも知れない。
もし競合覚悟で入札するのであれば、ここ10年で勝率7割を超える籤運を今年も見せ付けたい。


1位…藤平尚真/横浜高/投手/右投げ右打ち/185センチ/83キロ
MAX152キロの大型本格派右腕。
涌井と同じく隠れ千葉。
木更津総合・早川、千葉黎明・川口がプロ志望届を出さなかったので、地元の好投手は欲しいけどね。
松本補佐が「ストレートの質が高く、直球中心に投球できるのがいい。PL学園時代の前田健太も真っすぐとカーブだけだった。球自体ももっと速くなる。間違いなく1位で消える」と高評価。
打撃センスも特筆に値し、俊足なので外野でも勝負可能。
ロッテの育成力じゃ二刀流は無理かも知れないけど、万が一投手で芽が出なくても、センター・ライトでレギュラー掴めるわ。
西武に単独指名してもらい、8年後にFAで獲得も有りか。
いや、やはりロッテが獲るべきだわ。


1位…今井達也/作新学院高/投手/右投げ右打ち/180センチ/72キロ
今夏の優勝投手。
甲子園で152キロをマークしBIG3をBIG4に変えて見せた。
松本補佐が「腕の振りが素晴らしい。BIG3に割って入る。伸びしろは1番あると思う」と評価。
線は細いけど、体が出来れば清水直・小林宏クラスは確実、上手く行けば金子・マエケンクラスに化ける可能性も。


1位…寺島成輝/履正社高/投手/左投げ左打ち/183センチ/86キロ
獲得出来れば「左の先発」、「次世代のエース」という二つの要件を満たすけど、ここ10年でロッテの高校生左腕の1位指名は高校生ドラフトの柳田ぐらいか。
投手として成功したという事なら88年の前田幸長以来いないし、ロッテで1位指名は無さそう。


1位…山岡泰輔/東京ガス/投手/右投げ左打ち/172センチ/70キロ
高校時代にダルビッシュが絶賛した事で有名な社会人ナンバーワン右腕。
上背は無いがコントロールが良く、来年即ローテ入り⇒二桁勝利確実との高評価。
石川と同じく、入団時点で完成度が高いピッチャーは育成力に難があるロッテにとってはありがたい存在だけどね。
籤を外した時が怖いか。
地元・広島が入札か。


外れ1位…古谷優人/江陵高/投手/左投げ左打ち/176センチ/76キロ
MAX154キロの剛腕サウスポー。
コントロールがまだまだだが、左でこれだけのスピードを出せるのはやはり天性のもの。
スライダーの曲がりも驚異的。
ロッテ・古谷の遠縁の親戚との事で、縁がある選手は欲しいけど、入札はともかく外れ1位指名は確実らしいので、他の選手を指名したらもう残ってないか。
左投手で、将来的にエースになれる素材だから、補強ポイントには合致してるんだけど…。
2位だと7巡目(全体の19番目)なのが痛いわ。
まあ、ロッテの育成の結果、5%のコントロールアップに引き換え10%のスピードダウン…とかなったら意味無いけど。


外れ1位…高橋昴也/花咲徳栄高/投手/左投げ左打ち/181センチ/83キロ
春から長足の進歩を遂げドライチ候補に躍り出たサウスポー。
松本補佐が「ボールに角度がある。もう少し低めに投げられたら上でも十分やれる」と評価。
ただ地方大会での快投からすると甲子園では不完全燃焼だったか。
他の選手の評価が高まった事から、2位に残りそうな気もするけど、それだとロッテより先に地元の西武が獲っちゃうか。


2位…島孝明/東海大市原望洋高/投手/右投げ右打ち/180センチ/82キロ
春はMAX153キロで一躍1位候補も、甲子園までに高橋や今井が台頭して2位レベルに。
方々で言われる通りコントロールに難があるものの、高校生で153キロは魅力。
ロッテスカウト陣も地元という事もありマークしているので、2位で獲れれば最高なんだけど…。
Aクラスに入ったのは喜ばしいけど、ウェーバー巡が後ろなのが悔やまれる。


2位…濵口遥大/神奈川大/投手/左投げ左打ち/173センチ/80キロ
MAX151キロのサウスポー。
1位で大学・高校生に関係無く右投手を獲った場合に、2位で左を狙いたい。
どことなしか里崎を彷彿とさせる様なロッテ顔なのも見逃せない。


2位…黒木優太/立正大/投手/右投げ左打ち/179センチ/80キロ
MAX153キロの剛腕。
東都2部なので成績は割り引くけど、立正大は西口・武田勝・南昌と好投手を輩出。
しかも黒木という名字が良い。
ジョニーと同じ2位で指名して、デスパイネに預けてあるロッテファンの魂である背番号54を譲ってもらおう。
それだけでもうファンの期待とボルテージはMAXだ。


2位…酒居知史/大阪ガス/投手/右投げ右打ち/179センチ/80キロ
ジョニー・清水・関谷…という風にこういう実戦派の社会人投手好きだよね。
1位で田中を外して高校生を指名する場合、2位は大学・社会人に行くだろうし。


2位…生田目翼/流通経済大/投手/右投げ右打ち/174センチ/76キロ
苗字の読みは「なばため」。
上背は無いが150キロを超える剛速球で去年までは1位が確実のレベルだった。
ところが昨秋に肘、今春に肩を故障した事と、選択肢が大幅増で2位レベルの評価に。
ロッテとしては、2位で指名して「故障がちで残念ながらプロでは結果を出す事が出来なかった」なんて事になるのは許されないね。


2位…中塚駿太/白鷗大/投手/右投げ右打ち/191センチ/102キロ
今年のドラフト候補では田中と並んで最速となる157キロを誇る剛速球右腕。
スピードだけなら中央大時代の澤村に匹敵するけど、ドライチにまでならないのは、完成度の低さゆえ。
このスピードと上背でもしモノになったらダル・大谷級の投手になれるけど、彼らは22歳の時にはもう、プロの一線級の実力者だったからね。
開花しない時が怖いので、ロッテで2位指名は怖いか。
6位の下位指名なので条件は異なるけど、アメリカから逆輸入した藤谷も190センチの長身から150キロのストレートを投げ下ろすって触れ込みだったけど、結局1軍の戦力になれなかったし…。
まあ、ストレートの威力で押せるピッチャーがリリーフの内ぐらいの状況なのが長年の課題なので、剛速球投手に思いを馳せたい気持ちはあるけど、3位以下で残っていたら…って感じかな。


3位…鈴木将平/静岡高/外野手/左投げ左打ち/175センチ/75キロ
U‐18代表にも選ばれた高校Nо.1外野手。
やはり角中・清田・荻野貴・岡田がアラサーなので脇本に次ぐ外野手を押さえておきたい。
3位じゃ残ってないかも知れないけど、1位・2位では投手を狙いたいのでこの順位で。
履正社の福田がプロ志望届を出さなかったため、先にプロ入りして差を付けたい。


3位…堀瑞輝/広島新庄高/投手/左投げ左打ち/177センチ/72キロ
今夏の甲子園で木更津総合・早川と投げ合ったサウスポー。
去年の成田と同じ、3位で獲れたらなーとか思ってたら、甲子園とU‐18での快投で評価が急上昇。
2位もあるんじゃないかという声も。
コントロール良いし、高校時代の成瀬は遥かに超えてるけど、何とか3位で獲れないものか。
仮に3巡目まで残っても広島が先に獲るか。
3巡目は逆ウェーバーだから広島の方が先だし。
しかし堀という名前が良いね。


3位…進藤拓也/JR東日本/投手/右投げ右打ち/184センチ/78キロ
サイドスローに近い投げ方から153キロの速球を投げ込む右腕。
中継ぎであれば1年目からロッテのリリーフ陣に殴り込みかけられそう。
将来的には元ヤクルト・林昌勇みたいになれるかも。


3位…高山優希/大阪桐蔭高/投手/左投げ左打ち/181センチ/77キロ
甲子園を沸かせてU‐18にも選ばれた寺島・高橋・堀・早川(プロ志望未提出)の陰に隠れてしまったけど、150キロの本格派左腕だし、大阪桐蔭のエースだからね。
伸び代がありそうだわ。
辻内じゃなくて今中になってくれ。


3位…笠原祥太郎/新潟医療福祉大/投手/左投げ左打ち/177センチ/85キロ
MAX147キロのサウスポー。
聞いた事無い大学だけど、左でコンスタントに145キロ前後を放れるのは才能。
ただ即戦力ではなく素材型なので、2年待つつもりの川満が開花しなかった様に、即戦力でないのであれば、ロッテの2軍じゃ育てられないかも。


4位…大山悠輔/白鷗大/内野手(三塁手)/右投げ右打ち/181センチ/84キロ
関甲新リーグを代表する右のスラッガー。
守備・肩はそこそこなので、リーグのレベルからしたら神戸ぐらいの評価かも知れないけど、飛ばす力を持った選手を獲って行きたい。


4位…田中和基/立教大/外野手/右投げ両打ち/180センチ/76キロ
俊足巧打のスイッチヒッター。
プロで長距離砲になれるほどではないものの、六大学通算8本塁打の長打力も秘める。
立教の先輩・早川2世を目指したい。


4位…土肥星也/大阪ガス/投手/左投げ左打ち/185センチ/81キロ
高校卒3年目の21歳。
栄光の4位で指名して左の中継ぎに割り込みたい。
阪神が狙っているとの事。


4位…細川成也/明秀学園日立高/外野手/右投げ右打ち/181センチ/85キロ
高校通算63本のスラッガー。
守備範囲は広くないが強肩を誇る。
穴があっても飛ばす力を持ったバッターを獲って行かない事には、何時まで経っても日本人スラッガーは育たないからね。
こういう素材を中位でキープしておきたい。
外野で右打ち、清田と干支一回り差なのも補強ポイントに合致してるわ。


4位…平内龍太/神戸国際大学付属高/投手/右投げ右打ち/186センチ/80キロ
読みは「へいない」だが思わず「へいうち」と読んでしまいそうになるロッテファンも多いはず。
長身から投げ下ろす145キロの速球と横に曲がるスライダー、縦に落ちるスライダーの2種類を操る大型右腕。
二木みたく2年目の後半で1軍デビュー、3年目には1軍定着の土台を作れそう。


4位…大江竜聖/二松学舎大付属高/投手/左投げ左打ち/171センチ/75キロ
上背は無いが148キロの速球を投げ込むサウスポー。
切れ味抜群のスライダーに、カーブとフォークも織り交ぜる。
3位で広島新庄・堀が獲れない場合に狙いたい。


4位…藤嶋健人/東邦高/投手/右投げ右打ち/175センチ/78キロ
投手として146キロをマークするが、センス抜群の打力を評価。
本人は投手続行を志望してるみたいだけど、我がロッテの育成力では二刀流など不可能なので(哀)、入団と同時にサードにコンバートしてもらい、深い当たりのゴロを矢の様な送球でアウトにして欲しい。


5位…源田壮亮/トヨタ自動車/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/179センチ/73キロ
センスあふれる守備と走塁が持ち味の社会人ナンバーワンショート。
鈴木大地がいて、過去2年間で中村と平沢獲って、ナバーロが残るかも知れないから内野手は獲らないよ…と思わせておいて、下位で内野手を獲るとかやるのがロッテ。
実際問題、5位じゃ獲れないけど、小坂と同じ順位で花を開かせたい。


5位…井上翔夢/JR九州/投手/左投げ左打ち/180センチ/70キロ
スピードは無いが変化球の切れとコントロールで勝負する中継ぎタイプのサウスポー。
とにかく左が欲しい。


5位…アドゥワ誠/松山聖陵高/投手/右投げ右打ち/196センチ/83キロ
ナイジェリア人の父を持つハーフ投手。
196センチの長身から145キロは魅力。
どこのファンも長身のハーフ投手に対して「どうにかしてダルビッシュみたいにならんもんか?」って夢を抱くけど、成功率は低いね。
モノになれば大エースの誕生だけど、下位指名では虫が好いか…。


5位…今井順之助/中京高/内野手(一塁手)/右投げ左打ち/177センチ/88キロ
高校通算68本の長距離砲。
ポジションがファーストなのがどうにもネックだが、スラッガーの原石を確保しておきたい。


5位…加藤脩平/磐田東高/外野手/右投げ左打ち/177センチ/84キロ
同じ静岡の鈴木の陰に隠れてしまったが、高校年代を代表する外野手である事は疑いの無いところ。
鈴木同様、左打ちだが高校生の外野手は補強ポイントにマッチ。


6位…今村亮/東海大(海洋学部)/投手/右投げ右打ち/178センチ/74キロ
ちょっと見た事が無い独特なフォームの変則右腕。
100か0かの大博打だけど、こういう投手がプロで通用したら面白いね。


6位…坂倉将吾/日大三高/捕手/右投げ左打ち/177センチ/80キロ
盗塁阻止率3割で打率2割5分でレギュラー定着の田村がいるので、キャッチャーは喫緊の問題じゃないけど、田村と4歳差なのと左打ちなので、下位で獲っておいても良いかも。
日大三高はあんまプロで伸びないけど。


7位…手銭竜汰/日本通運/外野手/右投げ両打ち/173センチ/73キロ
諸積兼司スカウトが「走攻守三拍子そろった即戦力の外野手」と評価。
スイッチヒッターなのと加藤と1歳差(24歳)なのがネックか。
あと俊足巧打タイプより、長打力のある選手を獲るべきか。


その他千葉枠…小林義弘/徳島インディゴソックス/内野手(一塁手)/右投げ左打ち/182センチ/86キロ
千葉出身。
山梨学院大付属から東洋大に進んだが、中退し徳島へ。
四国アイランドリーグを代表するスラッガー。
ポジションがファーストの上に守備もあまり上手くないが、井上と競わせてスラッガーとして育てたい。
サードを守れる守備力があれば良いのだが…。


その他千葉枠…長友昭憲/JFE東日本/投手/右投げ右打ち/173センチ/87キロ
東海大望洋(現東海大市原望洋)出身。
東海大時代にプロ志望届を提出も指名無し。
2年間の成長を見せて指名に漕ぎ着けたい。


その他千葉枠…榊原翼/浦和学院高/投手/右投げ右打ち/178センチ/82キロ
榊の字は正確には木+神。
MAX142キロ。
関東の強豪・浦和学院のエースだから知名度はあるけど、実績が伴わず。
銚子出身の隠れ千葉なので下位で押さえたい。


こんなところか。
ロッテの補強ポイントとしては、左の先発が上げた白星がチェンの1勝だけ(!)だったので、とにかくローテに入れるサウスポー。
結果的には移籍のスタンリッジ、ルーキーの関谷、復活の唐川で埋まったものの、夏前は大嶺・チェンの不調・出遅れで開幕時に涌井・石川・スタンリッジ・二木以外のローテ2枠が固まらなかったので、とにかく先発ローテに入れるピッチャー。
つまり左右関係無く、ローテに入れる即戦力投手が必要だって事だね。
8勝を上げものの、5回過ぎた辺りで毎度の如くガス欠を起こし、来年39歳になるスタンリッジがどうなるかも分からないし…。
去年も同じ事書いたけど、古谷・木村・川満が戦力になってくれないので(木村と川満は今年戦力外)、慢性的な左腕日照りを是が非でもどうにかしてもらいたい。
キューバから150キロの左腕2人獲れれば良いんだろうけど、そういう訳にもいかんだろうしね。
もし獲れたとしてもロサぐらいのコントロールがあるとも限らんし…(あったら亡命して今頃メジャーで投げてるか)。
まあ、ぶっちゃけた話、右投手ばっかでもAクラスにはなれる訳だから、左がいれば良いって訳じゃないけど、やっぱ左は欲しいわ。
中継ぎ・抑えのリリーフ陣は、去年セットアッパーを務めた大谷が不調も、益田・松永・藤岡・内・西野で4~5月は無敵を誇った。
しかし徐々に疲れが見えて来ると不調に陥ったり故障者が続出したりして、あえなく空中分解。
南昌が8回、益田が9回を締める新方程式にシフトする緊急事態に。
昨オフに戦力外もよぎった南昌がセットアッパーとしてブレイクする嬉しい誤算はあったけど、3~4連投の酷使が無いにも関わらず、1年間持たない過酷なポジションなので、即戦力の中継ぎを3位以下で補強したい。

一方の打線は、捕手は田村が打撃開眼し、一気にポスト里崎のポジションを確保。
盗塁阻止率が2割9分9厘と3割を割ったものの、打率は2割5分6厘をマーク。
まだ22歳なので、即戦力の捕手を上位指名する必要が無くなり、投手に指名を回せるのが大きい。
内野陣はセカンド・クルーズが読売に引き抜かれ、サード・今江が楽天にFA移籍も、高校卒1年目の平沢がショートで起用され、もう上がり目が無いかと思われた細谷もプチ覚醒しファーストやサードで起用された。
地肩の弱い鈴木大地をセカンドに回す選択肢も可能になったが、サードで起用される時はエラーが頻発。
セカンドで獲得したナバーロも打棒爆発とは行かなかったし、ドライチで獲った中村も打撃がネックで決め手を欠く事に(終盤に打撃センスの片鱗を見せたが)。
ただこの2年間内野手を1位で獲ったので、投手の当たり年に内野手を上位指名する必要は無くなった。
もちろん将来を見越した指名はして欲しいけど、今年は野手の目玉が少ない事もあり、中位以降になるだろうね。
懸案の和製スラッガーは今年も来年以降に持ち越しとなりそう。
残念。
外野陣は角中が2度目の首位打者となったが、去年ブレイクの清田が.225と不調。
ガラスのスプリンター・荻野貴もレギュラーに定着しかけたが、またも故障で71試合の出場に留まり、チャンスを棒に振った。
岡田がバックアップとして.275とまずまずの打率をマークも、伊志嶺・加藤がまた殻を破り切れなかった。
来年加藤が26、肘井が22、脇本が21なので、高校生の外野手が欲しい。
脇本が俊足の左打ちなので、長打力のある右打者が望ましい。
もちろん長打力があるなら左でも良いけど。

こうなると補強ポイントは

A:ローテに入れる即戦力のピッチャー(左の先発が全くの枯渇状態なので左が望ましい)
B:次世代を担う高校生ピッチャー(エースになれる素材であれば左右関係無く)
C:現有戦力の故障・不調時に備えて勝ちゲームを任せられるセットアッパー
D:30本打てるスラッガー
E:年齢構成的に高校生の外野手

こんな感じか。
ここ2年のドラフトと、現有戦力の底上げで

・サード/ショートを守れる強肩の内野手
・大学生もしくは社会人のキャッチャー
・左打ちのキャッチャー

は喫緊の問題ではなくなったけど、それでも1回のドラフトでは残念ながら補強し切れないね。

Aは大学生なら田中正義、社会人なら山岡でOK。
二人とも右だし、もちろん抽選の可能性が高いけど。
Bは左腕の寺島・高橋・古谷が将来的にAの要件も満たせるんだけど、個人的には地元千葉出身の横浜・藤平、東海大市原望洋・島がやはり欲しい。
涌井・石川・二木と上背のあるピッチャーは打ち辛いので、3~4年で涌井・石川クラスになれる素材の藤平は確実に押さえておきたい。
Cの中継ぎはこのポジションが過酷過ぎて、年間通して安定的な成績を残せる人が誰もおらず、とにかく数を増やして1人1人の負担を軽減させるしかないっぽい。
力が落ちて来た時に色々言われたけど、小林雅や岩瀬、藤川はタフだったんだな~と感心し切りだわ。
Dの大砲候補はデスパイネが.280、24発、92打点と主軸の役割を果たしたが、やはりオフの去就を毎年考えずに済む日本人のスラッガーが欲しい。
とにかく欲しい。
でも今年は野手が小粒か…。
欲しいなー。
いい加減欲しいわ。
来年が清宮(早稲田実業)、増田(横浜)、安田(履正社)、村上(九州学院)…と高校生野手の当たり年なので、それまで持ち越しか。
Eの外野手は年齢構成的に荻野貴・清田・岡田・角中・伊志嶺が30歳前後なので、備えておかないと。


個人的な願望では

1位:田中(大型速球派右腕)/抽選×⇒藤平(大型速球派右腕)
2位:古谷(速球派左腕)
3位:鈴木(左打ちの外野手)
4位:黒木(速球派右腕)
5位:大江(速球派左腕)
6位:細川(右の長距離砲)
7位:今井(右の長距離砲)
8位:アドゥワ誠(大型速球派右腕)

とかがいい指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
田中を競合で外した上で藤平も外れの抽選で外すと痛いし、古谷が2位じゃ残らないか。
二人ともロッテじゃ育てられないかも知れないのは置いておくとして。
12球団1を誇る籤運の良さを発揮して田中をゲットした上で、2位で濵口か島、3位で鈴木が残っているという

1位:田中(大型速球派右腕)
2位:濵口(速球派左腕)/島(速球派右腕)
3位:鈴木(左打ちの外野手)
4位:大江(速球派左腕)
5位:今井(右の長距離砲)

とかはいい感じだけど、そうそうロッテに上手く事が運ばないか。
統計的には籤運良いけど、実は長谷部:5球団×、ハンカチ:4球団×、藤浪:4球団×と、4球団以上の抽選だと弱いんだよね。
田中に4球団来ちゃうと危険だわ。
現実的なラインとしては

1位:田中(大型速球派右腕)/抽選×⇒藤平(大型速球派右腕)
2位:濵口(速球派左腕)/指名済み⇒堀(速球派左腕)
3位:土肥(大型左腕)
4位:平内(大型右腕)
5位:加藤(左打ちの外野手)

ぐらいの80点のドラフトに落ち着くのかも。
堅実に戦力になる選手を補強するなら

1位:柳(速球派右腕)
2位:堀(速球派左腕)
3位:源田(左打ちの内野手)
4位:土肥(大型左腕)
5位:井上(技巧派左腕)

こんな感じだろうけど、これじゃ何時まで経ってもハム・バンクとのチーム力の差は縮まないか…。
バランス悪いし。
ロッテの育成力じゃ戦力にならないかも知れないけど、モノになった時の夢を見るなら

1位:古谷(速球派左腕)
2位:高田(速球派右腕)
3位:中塚(大型速球派右腕)
4位:大山(右の長距離砲)
5位:細川(右の長距離砲)
6位:アドゥワ誠(大型速球派右腕)

こんな指名がハイリターンだけど、ハイリスク過ぎるか。
ドラ2で獲った中後(去年戦力外)・川満(今年戦力外)・田中英が戦力になってない時点で、ちょっと上位でこれ以上失敗は繰り返せないね…。
まずいのは入札を外しまくり、後手に回って一つ下の順位で指名予定の選手を繰り上げまくる

1位:田中入札⇒抽選×⇒加藤・黒木を繰り上げ
2位:2位で狙っていた選手を獲られる⇒鈴木を繰り上げ
3位:指名済み⇒繰上げ
4位:指名済み⇒繰上げ
5位:指名済み⇒繰上げ
6位:欲しい選手がいなくなったので終了

こういう場合か。
今年は豊作だから5人で終了って事は無いだろうけど。
即戦力投手と左投手、大学生以下の外野手は必ず補強してくれ。

まあ、明日の今頃には泣いても笑っても結果は出ているので、果報は寝て待とう。
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マリサポ日記2015.10.22(ロッテドラフト総評2015)

2015年10月22日 | ドラフト予想、総評
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1556199.html

http://www.nikkansports.com/baseball/news/1555981.html

平沢獲ったどー!!

スポニチのぶっ込み情報通り平沢に突撃。
もちろん報道通り楽天も入札したけど、12球団1を誇る籤運を生かして楽天も退け交渉権を獲得した。
クルーズの残留が微妙なのかも知れないけど、鈴木大地の将来的なセカンドコンバートは現実的だし、二遊間を補強しておいて損は無いね。

高橋純平は3球団競合の末バンクへ。
不思議とパリーグにいいピッチャー来るね。
鬼に金棒状態だわ。

オコエは外れ1位で楽天へ。
何時か内と勝負出来る日が来る事を楽しみにしてるわ。

加藤は2位で日ハムへ。
調子落としてるって話だから、3位以下で獲れると思ってたわ。
そうは行かなかったわ。

5位で原嵩を死守。
ハムに取られずに済んだぜ。

山本武白志はDeNAの育成枠。
流石に育成枠じゃ難色を示すのも分からなくはないね…。
下手したら1~2年でクビだし…。
まあ、後悔しない選択をして欲しい。

亜細亜大との雪解けは今年もならず。
誰かロッテ本社の偉い人とかが根に持ってるのか?


いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。

http://www.nikkansports.com/baseball/news/1556055.html

http://www.nikkansports.com/baseball/news/1556123.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/10/22/kiji/K20151022011367460.html

http://www.sanspo.com/baseball/news/20151022/mar15102218350003-n1.html

http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20151022-OHT1T50109.html

1位…平沢大河/仙台育英高/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/176センチ/76キロ
スポニチの情報通り1位指名。
楽天との一騎打ちを制し見事交渉権獲得。
走攻守でチームを引っ張り、西岡の様にロッテを背負って立つ選手に育って欲しい。
背番号は一桁台が埋まっちゃってるので、諸積・荻野忠の0か、里崎の22か?


2位…関谷亮太/JR東日本/投手/右投げ右打ち/180センチ/83キロ
2位でお得意の社会人の即戦力を確保。
MAX148キロ。
評判のいいチェンジアップを筆頭に多彩な変化球を操る。
ただ目を見張る様なすげーいいボールを放るかと思えば、突如コントロールを乱して自滅する、二重人格ピッチャーらしい。
けど2位で行くって事は、制球が大分まとまって来たって事だろうね。
矯正不可能なノーコンピッチャーは中後で懲りただろうし。
背番号は13と15、20からか。


http://www.nikkansports.com/baseball/news/1556098.html

http://www.sanspo.com/baseball/news/20151022/mar15102220130006-n1.html

3位…成田翔/秋田商業高/投手/左投げ左打ち/169センチ/68キロ
ドンピシャの3位で小さな大投手をゲット。
3年後にヤクルト・石川みたいに、ドラフトの目玉になっている可能性もあったからね。
青田買いした以上は、大事に育てたい。
手薄な左腕の干天の慈雨となって欲しい。
背番号はランディー・ジョンソンの51がいいかも。


4位…東條大樹/JR東日本/投手/右投げ右打ち/177センチ/81キロ
MAX147キロのサイドスロー。
セットアッパーとして大谷・内の負担を減らして欲しい。
何気に青学閥。
背番号は39か41か。


http://www.nikkansports.com/baseball/news/1556124.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/10/22/kiji/K20151022011368260.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/10/22/kiji/K20151022011367110.html

5位…原嵩/専大松戸高/投手/右投げ右打ち/185センチ/84キロ
ハムが6位で狙ってたかも知れないけど、その前に5位でゲット。
148キロを投げられる本格派右腕なので、まずはピッチャーで行って欲しいけど、外野手でも有りか?
打撃センスが秀逸なんだよね。
足も速いし。
背番号は野手転向しても似合うゴジラ松井の55がお勧め。


http://www.nikkansports.com/baseball/news/1556199.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/10/22/kiji/K20151022011369830.html

6位…信樂晃史/宮崎梅田学園/投手/右投げ右打ち/180センチ/84キロ
読みは「しがらき・あきふみ」。
何と自動車教習所の教官という、まさに異色の経歴の持ち主。
昨日の報道ステーション見てて「色々な人がいるなー」とか思ってたら、まさかのロッテが指名。
早速NHKでも取り上げられたけど、話題性だけで終わらないでくれ。
背番号は56か?


http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20151022-OHT1T50142.html

7位…高野佳佑/JR西日本/投手/右投げ右打ち/178センチ/76キロ
JR西日本のピッチャーなのに知らなかった。
ロッテの公式サイトによるとMAX147キロでスライダーとフォークを操るとの事。
リリーフで期待している模様。


育成1位…大木貴将/香川オリーブガイナーズ/内野手(二塁手)/右投げ左打ち/173センチ/73キロ
四国アイランドリーグの首位打者・盗塁王。
プロのピッチャーはクイックも速いし牽制も上手いし、キャッチャーは強肩だし、単に足が速いだけで盗塁決められるほど楽な世界じゃないけど、まず足が速くない事には代走でも出られないからね。
相手をイライラさせる嫌らしい走塁を見せて、早く支配下選手に上がってくれ。


育成2位…柿沼友哉/日大国際関係学部/捕手/右投げ右打ち/180センチ/82キロ
この選手も知らなかった。
小野が担当スカウト。
川本を切った分の補充にならない様に頑張ってくれ。


総括としては、去年・今年と投壊したので、投手中心で行くとは思っていたけど、まさか7人中6人を投手で固めるとは…。
しかも右腕ばかりでバランスが異常に悪いけど、即戦力投手が来年2人1軍で投げられて、将来的に成田・原が戦力になり、平沢が不動のレギュラーになれば、大成功ドラフトだけどね。
ただ今日時点では、どうにもこうにもバランスが悪いので、辛めに70点としておこう。
高校生の外野手と大砲候補も獲らなかったしね。

願わくば全員に入団してもらって、1日も早くマリンで活躍する事を期待しよう。
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マリサポ日記2015.10.21(ロッテドラフト予想2015)

2015年10月21日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
指名人数は不明だが、今シーズンの投壊を受けて投手を多めに獲る模様。
ロッテはAクラス入りした事もありウェーバー7巡目。
中途半端だ。
今年も希望を含めて予想してみる。
ちなみに去年は中村・田中・香月一・脇本を当てた。
田中の順位が高く、脇本の順位が低かったけど。


1位…高橋純平/県立岐阜商業高/投手/右投げ右打ち/183センチ/80キロ
今年の高校生の目玉・MAX152キロ右腕。
太もも裏の肉離れで岐阜大会の途中まで登板機会が無かったが、U‐18の代表として国際試合に登板。
故障は問題無い模様。
大嶺が飛躍のきっかけを掴んだものの、今年も唐川・藤岡が「二桁勝利は当たり前」というピッチングが出来ないため、涌井・石川と並ぶ先発の柱が必要。
3年目には二桁勝ってそうなピッチャーだけど、ロッテの先発事情では、もうちょい早く使える投手が欲しいか。
他球団のエースに育った時に、「あの時指名しておけば…」って悔しい思いはしそうだけどね。
ハムや中日の入札は間違い無く、バンクも濃厚で、もちろん抽選で外す可能性もあるけど。


1位…小笠原慎之介/東海大相模高/投手/左投げ左打ち/180センチ/83キロ
MAX151キロの速球派サウスポー。
今夏の甲子園優勝投手。
プロの世界には「高校卒のドライチ左腕はプロで大成しない」ってジンクスがあったけど、菊池雄星と松井裕樹で風向きが変わって来たのは吉兆。
読売の入札はほぼ確定だったが、原監督の辞任で変更あるか?
なお故障は軽症との事。


1位…平沢大河/仙台育英高/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/176センチ/76キロ
ここに来て1位候補に急浮上。
クルーズの残留が微妙になった事で急浮上したか。
球界を代表するショートになれる大器だけど、ショートには鈴木大地がいるから喫緊の補強ポイントではないのも確か。
それに鈴木大地と同じ左打ちだしね。
あ、でも中村をサードにコンバートして、鈴木大地をセカンドにコンバートは有りか?


1位…多和田真三郎/富士大/投手/右投げ右打ち/182センチ/80キロ
MAX151キロ。
将来的に15勝から20勝出来るスーパーエースになれる素材…っていう事なら高橋や小笠原、上原とかの方が可能性高いけど、来年即二桁勝てる完成度…という事なら、一番近い位置にいると言われていたのがこの多和田。
だが今秋は肩の違和感で登板無し。
キャッチボールを再開しているとの事で、重症ではない模様だが、不安材料ではある。
右ピッチャーだけど、先発陣が不安なロッテとしたら、1年目からローテ入り可能な多和田に競合覚悟で入札か?
籤運はいいし。
首尾良く西武との競合に競り勝ったら、登録名はもちろん真サブローで。


1位…熊原健人/仙台大/投手/右投げ右打ち/178センチ/76キロ
MAX152キロ。
多和田と甲乙付け難い即戦力右腕。
こちらも右だが二桁近い白星を計算出来そう。


1位…上原健太/明治大/投手/左投げ左打ち/190センチ/86キロ
MAX150キロは神宮補正も、190センチの長身サウスポーは稀有な存在。
左の斉藤和巳、左の岩隈…って事になったら手が付けられないけどね。
もちろん左投手だからと言って、角度だけじゃ抑えられないのは那須野・木村が証明済みだけど、これだけのスケールのサウスポーを放っておく手は無いわ。
ただ松永みたいに入団時点で1軍のレベルで使えるピッチャーじゃないと、ロッテじゃ育てられないかも知れない。
スピードも140キロ出るかどうかぐらいに下がってるみたいだし…。
大人しく広島の単独入札を見送るか?


1位…今永昇太/駒沢大/投手/左投げ左打ち/178センチ/80キロ
東都ナンバーワンサウスポーとしてドラフト1位確実だったが、春は怪我でリーグ戦登板無し。
秋のリーグ戦では投げ、復調しつつあるものの完全復活とはならず。
本調子に戻れば左のエースになれる逸材だけど、ドラフトイヤーに故障or調子落としたピッチャーを狙うのは、怖いは怖いね。
ロッテは高橋薫で痛い目にあって、それがトラウマになってマークしていた館山・川島をスルーしたけど、南昌は故障歴があっても指名。
南昌は怪我から治ってほんの一瞬輝きを見せたけど、結局1軍に定着出来ず。
一方の館山・川島は入団したヤクルトで活躍したけど(館山はもちろん今も現役なので現在進行形)、怪我に泣かされたのは周知の事実。
う~ん…。
やっぱアマ時代に故障歴のある投手は怖いか…。
中日の大野みたいに上手く行くとは限らないし…。
ベイの入札が当確。


1位…岡田明丈/大商大/投手/右投げ左打ち/184センチ/80キロ
MAX153キロ。
今永・上原・多和田等が故障・不調で評価を落とす中、秋に向けてアピールを続けている。
入札で狙うなら左腕の小笠原に行って欲しいけど、こういう実力派に落ち着くのかも?


1位…近藤大亮/パナソニック/投手/右投げ右打ち/178センチ/74キロ
MAX151キロ。
ストレートは伸びのある球質でスピードガン以上の速さを感じる。
コントロールに特筆すべきものはないものの、フォークとスライダーにも切れがあり、総合力では社会人ナンバーワンとの呼び声も。
ロッテの場合、左が手薄と煙幕を張っておいて、お得意の社会人を一本釣りとかもあるからね。
リリーフなら来年即7回・8回のセットアッパーが務まるって言われてるけど、ウチが獲るならもちろん先発で。


1位…高山俊/明治大/外野手/右投げ左打ち/181センチ/84キロ
遠投100メートル、50メートル5秒9。
六大学最速となる3年秋に100安打の大台に乗せた安打製造機。
4年春の時点で117安打を残し、秋には高田繁(現DeNAGM)の持つ六大学記録127本を48年ぶりに塗り替えた。
近代野球ならプロで結果を出した高橋由伸が119安打、鳥谷が115安打、大引が121安打。
一方プロでは大成出来なかった喜多が114安打、大森剛が111安打、高木大成(故障の影響有り)が103安打、武内が102安打。
六大学のヒットメーカーでも、やってみなきゃ分からないって事だね。
1年の春からリーグ戦出て120本打ってても、東大から60本、他の四大学からは15本ずつしか打ってなかったら意味無いし。
地元千葉出身だし、戦力になるのは間違い無いけど、現状ロッテの外野陣は揃っているので、獲るなら高校生か。
プロであまり伸びない日大三高出身なのも気がかり(ロッテの吉田もそうだけど)。
もちろん、7年間で外野手を1位で3人獲るとしたら、編成のミスの誹りは免れないけど。
ヤクルトがの入札が確定済み。


1位…吉田正尚/青山学院大/外野手/右投げ左打ち/173センチ/80キロ
体は小さいが秘めたるパワーは底知れない東都のスラッガー。
待望の和製大砲候補だが、1位じゃないと獲れないか。
オリが一本釣りを画策している模様。


外れ1位…オコエ瑠偉/関東第一高/外野手/右投げ右打ち/183センチ/85キロ
ナイジェリア人の父を持つハーフ選手。
遠投120メートル、50メートル5秒9、右打者で一塁到達3秒98という驚異的な身体能力を誇る。
ロッテ松本編成統括は「積極性がある。新庄タイプ。スター性がある」と高評価。
守備・走塁は甲子園でアピール出来たが、打撃は時間がかかりそう。
角中がレフトに君臨し、スペランカーとはいえ荻野貴がセンターを、清田が覚醒してライトの定位置を確保し、伊志嶺も打撃開眼の気配が漂う現状では、大学・社会人の外野手は不要。
となれば3年後・5年後を見据えて高校生を押さえておきたい。
去年指名した脇本が左打ちなので、右打ちというのもポイント。
1番・オコエ、2番・脇本の機動力でかき回せれば他球団の脅威だけどね。
以上の事から、補強ポイントには合致してるんだけど、外れ1位で消えるとの話なので、将来のエース候補か、即戦力投手を指名したらもう残っていないか…。
田中みたいに話題性で本社サイドは欲しがるかも知れないけど、投手陣がマジでヤバいからね。
競合で欲しかったピッチャーが獲れない場合は仕方無いけど、最初から入札はやめて、まずピッチャーを狙ってくれ。
なおロッテ・内の親戚との事。


2位…田中豊樹/日本文理大/投手/右投げ右打ち/180センチ/88キロ
MAX152キロ。
剛腕だが変化球も多彩でコントロールも破綻の無いレベル。
リリーフなら即戦力で使える。
もちろん出来れば先発で育てたいけど。


2位…横山弘樹/NTT東日本/投手/右投げ左打ち/187センチ/85キロ
長身からMAX150キロ。
中途半端なサウスポーを獲るよりも、計算の出来る右腕の方が戦力になるのは当然の話。
涌井・石川とトリプルタワー結成も有りか(二木もローテ入りしてタワーカルテットでもOK)。


2位…茂木栄五郎/早稲田大/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/171センチ/75キロ
小柄だが長打力も秘める三塁手。
打力で亜大・藤岡を上回るが、肩がサードとしては平均並みなのが惜しい。
獲得出来ればもちろんポスト今江に名乗りを上げられるけど。


2位…吉持亮汰/大阪商業大/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/174センチ/64キロ
俊足強肩を誇るショートストップ。
セカンド・中村、ショート・吉持なら二遊間は向こう10年安泰だけどね。
春先の評価だと3位なら確実、4位でもまだ残ってるかも…って感じだったけど、今は2位じゃないと無理か。
鈴木大地がいるから即戦力投手をスルーしてまで、2位でショートを狙う必然性は薄いしね。


3位…成田翔/秋田商業高/投手/左投げ左打ち/169センチ/68キロ
小柄だがMAX144キロのサウスポー。
社会人入りが噂されたがプロ志望届を提出。
高校の先輩のヤクルト・石川2世と言われるけど、コントロールで勝負するタイプの石川とは異なるね。
もちろん上背の無さは気になるけど、それだけでプロ入りを阻害されるのは勿体無い。
松本編成統括は「体は大きくないが、馬力がある。スライダーが素晴らしいし、直球ももっと速くなるはず。(指名の)可能性はもちろんある」と高評価。
3位で獲れれば狙いたいところ。


3位…平沼翔太/敦賀気比高/投手/右投げ左打ち/178センチ/75キロ
MAX144キロ。
遠投115メートル、50メートル5秒9。
選抜優勝投手。
抜群の身体能力を誇り松本尚樹編成統括が「投手、野手どちらでもプロでやれる」と評価。
ロッテの育成力では二刀流は無理なので、寺本・柳田・藤井の轍を踏まない様に最初からどちらかに決めて育てたい。


3位…谷田成吾/慶應大/外野手/右投げ左打ち/183センチ/86キロ
六大学を代表する左のスラッガー。
慶應義塾高時代に高校通算76本塁打。
長打力だけではなく、遠投115メートル、50メートル6秒2と、俊足・強肩の守備も魅力。
来年で角中29歳、清田・荻野貴31歳、岡田32歳、伊志嶺28歳と考えれば外野手は高校生を狙いたい気もするが、秘めたる長打力は清田以上で、ロッテ待望のスラッガータイプ。
明大・高山と同じ左打者だが、巧打者タイプなら角中と被るので、ロッテが狙うのであれば強打者タイプの谷田か。
どうにも昨今慶應出がイマイチ伸びないけど、高橋由伸になるか喜多になるかは神のみぞ知る。


3位…宇佐見真吾/城西国際大/捕手/右投げ左打ち/181センチ/86キロ
市立柏から城西国際大学と地元一筋。
肩もまずまずで強打の触れ込み。
左打ちなのでロッテのニーズには合うのだが、盗塁阻止率両リーグ1位(.429)を誇る田村がレギュラーを取りつつある状況なので、そこそこの強肩では太刀打ち出来ない。
かと言っていきなり打撃で2割5分は打てないだろうし…。
吉田も通年で使えば2割2分は打つだろうし、リードを一から勉強となると中々難しいか。
キャッチャーは欲しがる所が多いし、3位・4位で消えるはずだから、ロッテが3位に内野手を優先したら縁は無いか。


3位…北村祥治/亜細亜大/内野手(二塁手)/右投げ右打ち/177センチ/81キロ
守備に定評のある内野手。
セカンドが本職だが内野はどこでも守れ、キャッチャーも出来るポリバレントな選手。
「内野はどこでもできるし、大学ジャパンでマスクをかぶった捕手。超スーパーサブまでできる右打ちの選手は貴重」と諸積スカウトが評価。
田中雅彦みたいに便利屋扱いされて結局レギュラーになれず終い…という可能性はあるけど、まず1軍のベンチにいられる事が大前提だからね。
亜細亜大学との雪解けを図る指名を期待したい。


3位…藤岡裕大/亜細亜大/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/177センチ/85キロ
高校時代はピッチャーだった強肩の三塁守備が魅力の三塁手。
打撃も東都で100安打を放つなどシュアなバッティングの持ち主で、左打ちなので今江と棲み分け可能。
もちろん今江に衰えの見える3年後にはレギュラーを奪取したい。
打力で茂木に劣るけど、肩が上なので、ロッテの補強ポイントに合致。
亜大との雪解け指名を。


4位…加藤貴之/新日鉄住金かずさマジック/投手/左投げ左打ち/182センチ/80キロ
昨年もドラフト上位候補に挙がったがプロ志望せずに残留。
スリークォーターからMAX144キロのサウスポー。
拓大紅陵のエースだから千葉じゃ有名だったけど、かずさマジックには野手として入団。
投手に再転向してメキメキと頭角を現した。
正直、高校時代に見た感想じゃドラフト候補に挙げられるとは思わなかったけど、見事に才能が開花したわ。
地元出身でしかも左腕だし積極的に狙って行きたい。
ただ去年だったらもっと上の順位で指名されただろうけど、今年は調子を落としたので、栄光の4位で左のセットアッパーに名乗りを上げたい。


4位…横田哲/セガサミー/投手/左投げ右打ち/171センチ/71キロ
サイド気味のサウスポー。
MAXは145キロとの触れ込みだが、チェンジアップに定評有り。
ただし技巧派と呼ぶにはコントロールに課題が残る。
コントロールを磨いてプロで通じる球種を増やせば先発でもイケそう(まあ、それが出来ればほとんどの投手が活躍出来ちゃうけど)。
なお珍しい左投げ右打ちの選手。


4位…黒瀬健太/初芝橋本高/捕手/右投げ右打ち/180センチ/95キロ
高校通算97本塁打のスラッガー。
高校通算は試合数やレベルが異なるから当てにならないけど、長打力は間違いないところ。
井上が梃子摺ってるけど、かと言って和製スラッガーの育成を怠る訳には行かないからね。
とにかく長打力を秘めた素材を獲って行かないと。


5位…原嵩/専大松戸高/投手/右投げ右打ち/185センチ/84キロ
近年好投手を続々と輩出する専大松戸のエース。
MAX148キロの大型右腕。
専松を同校初、そして松戸勢初の甲子園に導いたが、二段モーションのクレームで無念の初戦敗退。
不完全燃焼に終わった借りをプロの世界で返したい。
先輩の上沢(現日ハム)同様、上手く育てば3~4年目には1軍で投げられそうな伸び代を感じる。
千葉英和・小川(現中日)とか千葉国際・相内(現西武)みたいに、想定していた順位よりも他球団の評価が高くて獲れない選手は仕方無いけど、井納(現DeNA)は10年・11年なら下位で獲れたし、上沢は普通に5位で獲れたからね。
出身は茨城だけど、千葉を代表する右腕なので積極的に狙って行きたい。
センター・ライトを守れる脚力も兼備し、打撃センスも○。
ハムに6位で獲られる前に5位で押さえたい。


6位…山本武白志/九州国際大付高/投手・内野手(三塁手)/右投げ右打ち/185センチ/80キロ
名前の読みは「むさし」。
元ロッテ監督・山本功児氏を父に持つ2世選手。
投手として141キロだが、夏の甲子園で3発を放った長打力が魅力。
DeNAが上位で指名との報道もあったが(中畑監督が辞任したので白紙になったかも知れないけど)、守備走塁に秀でた部分が無いのはプロの評価が厳しくなると思うけどね(毎度毎度例に出して悪いけど、元ハムの鵜久森みたく)。


6位…渡邉大樹/専大松戸高/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/181センチ/79キロ
夏の甲子園では花巻東・高橋樹也から5打数2安打。
西武時代の松井稼頭央やソフトバンクの今宮みたく、ピッチャーからプロで野手に転向したショートとは比べられないけど、高校生では強肩の部類に入る遊撃守備。
木更津総合・檜村がプロ志望届を出さなかったのと、上位で仙台育英・平沢大河は獲れないので、下位で押さえておきたい。


その他千葉枠…地引雄貴/東京ガス/内野手(三塁手)・外野手/右投げ右打ち/183センチ/75キロ
東総工業・杉山(現中日)同様、木更津総合時代からドラフト候補に挙がった大型キャッチャー。
今期は打力を活かして内外野を守った。
捕手であった事は忘れて、強肩の三塁手として勝負したい。
去年は指名漏れしたが、ラストチャンスでプロの世界に飛び込みたい。


その他千葉枠…鈴木康平/国際武道大/投手/右投げ右打ち/185センチ/73キロ
千葉明徳3年時に148キロの剛速球で注目された大型右腕。
大学で急速は伸びなかったし、安定感・コントロール・変化球のいずれも未完成だけど、いい球は持ってるから覚醒したらすごそうだね。
まあ、ハムなら育てられるかも知れないけど、ロッテじゃ無理か?


その他千葉枠…大木貴将/香川オリーブガイナーズ/内野手(二塁手)/右投げ左打ち/173センチ/73キロ
高校が拓大紅陵の24歳(日大中退)。
四国アイランドリーグを代表する俊足内野手。
荻野貴60盗塁、岡田40盗塁、伊志嶺30盗塁、清田・角中15盗塁と、潜在的な機動力は外野手5人だけでも160盗塁なんだけどね…(もちろん3人しかレギュラーで出られないけど)。
それにしてはチーム盗塁数が全然伸びない。
一発が無い打線なんだから、せめて機動力でかき回したいんだけど。
まずこういう選手を獲って、走ってプレッシャーをかける事を相手チームに印象付ければ、オリ・西、バンク・中田みたいに、同じ投手に毎度毎度苦も無く捻られるってケースも減ると思うんだけどね。
正直、代走に早坂が出ても盗塁出来る雰囲気が無かったし…。
まあ、まず塁に出る打力と選球眼が必要だけど。


その他千葉枠…宮城正規/我孫子東高/投手/右投げ右打ち/181センチ/100キロ
その体型から「千葉のジャイアン」という、ありがたいのかありがたくないのかよく分からない異名を取る。
140キロ投げられるのは才能だけど、それだけでプロの世界で生きて行かれる訳では無いからね。
下位指名か育成契約で3年でクビになるなら、大学・社会人でレベルアップを目指して欲しいが…。


こんなところか。
ロッテの補強ポイントとしては、左腕エース・成瀬が抜け、今年の開幕ローテは涌井・イ・唐川・石川・藤岡・チェンでスタートも、ローテを年間通して守ったのは涌井・石川の二人だけで、結局はイ・大嶺・チェン・唐川・藤岡・古谷・木村等を取っ替え引っ換えして乗り切った形だった。
なので先発の出来る即戦力投手1枚は必ず必要。
出来れば2枚欲しいけど、2巡目が7番目なのが微妙。
まあ、とにもかくにも慢性的な左腕日照りを何とかしてもらいたい(2位で獲った中後が戦力外、3年目の川満が戦力になってない事がそもそもの問題だけど)。
来年の1位が右の創価大・田中かも知れないし。
中継ぎはロサが経年劣化で退団も、大谷‐西野の必勝パターンは確立。
酷使で不調に陥った益田・松永がやや盛り返し、故障明けの内も離脱せずに秋を迎えた。
ただセットアッパーで1年通して盤石の信頼を寄せられるのは8回の大谷だけなので、即戦力の中継ぎも1枚は必ず必要。
ここに4位ぐらいで生きが良いのを獲って来たい。

一方の打線は、捕手は田村がポスト里崎争いから1歩抜け出した。
打撃は貧弱だったが、盗塁阻止率12球団ナンバーワンの4割2分9厘と強肩を発揮。
リード面でも日に日に信頼度が増した。
しかし打撃に目を瞑るにしても2割打てないのは痛いので、来年は2割2分台には乗せたい。
強打者を置きたい一塁・DHは井口と福浦、デスパイネが務めた。
井上が定着出来ないので今年も穴のまま。
そもそもデスパイネが2年契約で残るものの、調子にムラがあるのが痛い。
いい加減、不動のレギュラーを張れる和製スラッガーを育てたいんだけど…。
2年後の清宮は複数球団競合だろうしねえ…。
二遊間は今年も鈴木大地とクルーズで固定。
鈴木大地の肩が並みなのと、クルーズにポカが多いのが玉に瑕。
ただ本職はセカンドの中村を補強したので、仮に今オフにクルーズが退団しても備えは出来た(出来れば残って欲しいけど)。
三塁は今年好調だった今江が怪我でリタイヤ。
中村との併用で乗り切ったけど、中村がセカンドを専門に守る時のために、香月一以外にもサードを守れる選手が欲しい。
外野陣ではついに清田がブレイク。
伊志嶺も打撃開眼の予感。
レフトの角中とセンターの荻野貴or伊志嶺で、レギュラーを埋めた。
加藤が万年1軍半になりつつあるけど、バックアップに岡田と伊志嶺がおり、大学生・社会人の外野手は必要無い感じに。


こうなると補強ポイントは

A:ローテに入れる即戦力のピッチャー(左の先発がチェン・古谷と弱いので、左が望ましい)
B:次世代を担う高校生ピッチャー(エースになれる素材であれば左右関係無く)
C:7回を任せられるセットアッパー(大谷・内・益田が右なので左が望ましい)
D:30本打てるスラッガー
E:二遊間(特にショート)を守れる内野手(年齢構成的に高校生。また強肩である事が望ましい)
F:サードを守れる内野手(今江が右打ちなので大学・社会人なら左、香月一が左打ちなので高校生なら右が望ましい)
G:年齢構成的に高校生の外野手(脇本が左打ちなので右打ちが望ましい)
H:左打ちの捕手

…とてんこ盛りだけど、1回のドラフトでは残念ながら補強し切れないね。

Aは右なら多和田・熊原・岡田の大学生か、お得意の社会人の近藤大亮、左なら上原か今永のいずれかで問題無し。
抽選になった場合は困るけど。
Bは小笠原か高橋が獲れれば問題無いけど、Aを優先するなら今年も先送り。
AよりBを優先した場合、こちらももちろん抽選を外すと危険。
去年AもBもスルーしてローテが火の車だったからね。
今年は何とかしてもらいたい。
Cはロサが不調、内はシーズン途中から、伊藤・服部は今年も駄目だったが(服部は戦力外)、益田と松永に復調の兆しが。
香月弟も戦力になったけど、大事な試合で打ち込まれた様に、セットアッパーとしては不安が残る。
内が通年で投げられるとは限らないのと、ロサが退団したので、即戦力が1枚欲しい。
Dはデスパイネとクルーズにムラっ気があるので、どうしてもドッシリと腰を据えた日本人の四番が欲しい。
それもサブローや今江みたいな繋ぎタイプではなく、おかわり君・中田みたいなスラッガータイプが欲しいわ。
Eは二塁のクルーズが退団した際は中村をレギュラーに据えるとして、鈴木大地の肩が気がかり。
ソフトバンクの今宮を見てると、やっぱ肩のいいショートは欲しい。
吉持が希望だけど、1位・2位を投手で行ったら3位じゃ残ってないか?
春先なら4位でも獲れたかも知れないけど。
Fは来季33歳になる今江の後継者。
中村がセカンドに回った際、本職のサードを育てておきたい。
茂木は左打ちが香月一と被るのと、吉持と同じく3位では恐らく残ってないのが問題。
3位ならほぼ確実に獲れる藤岡が狙い目だけど、亜細亜大なのがネック。
雪解けならなければ、慶應の横尾になるか。
Gは来年伊志嶺が28歳、加藤が25歳なので、脇本と同じく将来の備えとして若い外野手を獲っておきたい。
Hは田村が右なので。
田村が来年以降、向こう10年攻守にチームを引っ張ってくれるのであれば、あえて里崎・橋本将みたいにツープラトンにする必要無いけど、田村が将来的にも打撃が弱いままって可能性もあるから、結局は打力のあるキャッチャーは欲しいんだよね。
田村より年上だけど、戸柱と宇佐見が左打ちなんだけどね。
でも戸柱は2位、宇佐見は3位じゃないと無理か。
かと言ってちょっとやそっと打撃がいいキャッチャーじゃ、盗塁阻止率ナンバーワンの田村を下げてまでは使えないし、西武・森クラスの選手を1位指名する日までお預けかも(捕手として育てられてないけど)。


個人的な願望では

1位:小笠原(速球派左腕)
2位:岡田(速球派右腕)
3位:藤岡(左打ちの三塁手)
4位:加藤(技巧派左腕)
5位:原(大型右腕)
6位:宇佐見(左打ちの捕手)
7位:山本(右打ちの三塁手)
8位:渡邉(右打ちの遊撃手)
9位:鈴木(大型速球派右腕)
10位:大木(左打ちの二塁手)

とかがいい指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
そもそもシブチンのロッテが十人も獲る訳無いし。
あといくら今シーズン投壊と言っても、5位までにピッチャー4人獲ったらバランス悪いし…。
つーか、3位の藤岡は亜細亜だから無理かも。
毎年の様に補強ポイントに合致した選手いるんだけどね…。
雪解けはまだか…。
あ、あと外野獲ってないや。

12球団1を誇る籤運の良さを発揮して小笠原をゲットした上で、2位で故障の影響でよそがスルーした多和田も残っている

1位:小笠原(速球派左腕)
2位:多和田(速球派右腕)
3位:横尾(右打ちの三塁手)
4位:加藤(技巧派左腕)
5位:原(大型右腕)

とかはいい感じだけど、多和田は西武が入札するので不可能か。
現実的なラインとしては

1位:多和田(速球派右腕)もしくは岡田(速球派右腕)
2位:茂木(左打ちの三塁手)
3位:加藤(技巧派左腕)
4位:原(大型右腕)
5位:山本(右打ちの三塁手)

ぐらいの80点のドラフトに落ち着くのかも。
報道に出た選手を全員獲得する

1位:小笠原(速球派左腕)
2位:成田(速球派左腕)
3位:北村(右打ちの二塁手)
4位:横田(技巧派左腕)
5位:山本(右打ちの三塁手)

は地味過ぎるし…。
小笠原の交渉権獲得出来ただけで良しとするべきかも知れないけど。
まずいのは入札を外しまくり、後手に回って一つ下の順位で指名予定の選手を繰り上げまくる

1位:小笠原⇒抽選×でオコエ
2位:2位で狙っていた左腕を獲られる⇒3位で狙っていた選手を繰り上げ
3位:指名済み⇒繰上げ
4位:指名済み⇒繰上げ
5位:指名済み⇒繰上げ
6位:欲しい選手がいなくなったので終了

こういう場合か。
まあ、来年がここ数年じゃ1番の豊作と言われているから、今年は谷間かも知れないけど、こういう年に使える選手を獲って来るのがスカウトの腕の見せ所だ。
少なくとも中後、上野、服部、小林敦、植松、矢地と左腕3人、右腕3人の投手6人、川本の捕手1人、早坂の内野1人の8人と、右腕のロサとベク・チャスン、外野のハフマンの外国人3人切ったので、トライアウトで1~2人獲るにしても、5~6人は指名してもらわないと2軍の試合も出来なくなっちゃうけど。

まあ、明日の今頃には泣いても笑っても結果は出ているので、果報は寝て待とう。
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マリサポ日記2014.10.23(ロッテドラフト総評2014)

2014年10月23日 | ドラフト予想、総評
日刊もスポニチも欺く隠密ドラフトで早大・中村を一本釣り。
そしてロッテにしては張り込んで7人を指名。
来年の投手陣が心配にはなるけど、まずは意欲的な指名をしてくれたわ。

早大・中村を1位指名。
そりゃあんだけ投手を見殺しにしてれば野手の補強は必要だけど、成瀬が流出の危機で実際に優先出来る胆力・決断力があるとは思わなんだ。

2位では話題の秀才右腕・田中を指名。
3位なら文句無いけど、2位の高評価は話題性込みか。
出来ればハンカチみたいに話題性だけで終わらず、実力で2位で指名されるに足る投手だという事を証明してくれ。

栄光の4位では創価大の寺島を指名。
ロッテって創価大の選手獲るんだ。
結構以外。
つーか、捕手指名は伊東監督の肝煎り?
吉田・江村・田村で満足出来ないなら、去年森に行けば良かったじゃん…って話にもなっちゃうけどね。

有原は一番恐れていた日ハムへ。
セリーグの3球団が寄って集っても太刀打ち出来ないとは…。

安樂は楽天へ。
2年連続で残り物に福があるとは…。
松井に続き高校生の目玉を獲得。
将来が怖いね。

島袋は5位でバンクへ。
高校時代からは考えられない凋落ぶり…。
バンクのサウスポーには嫌な思い出しか無いので、プロで捲土重来しないで欲しいけど。

高濱弟は7位でハムへ。
そんなもんなんだ。
兄貴より上という評価も聞いてたけど。

いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。


http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/23/kiji/K20141023009155500.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/23/kiji/K20141023009148880.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/23/kiji/K20141023009155990.html

http://www.sanspo.com/baseball/news/20141023/mar14102318350001-n1.html

http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20141023-OHT1T50160.html?from=related

1位…中村奨吾/早稲田大/内野手(二塁手)/右投げ右打ち/180センチ/75キロ
走攻守に隙の無いアマチュアナンバーワンの内野手。
プロのレベルで俊足とまでは言えないが、六大学通算3割に迫るアベレージを誇る巧みなバッティング技術と、10発の長打力を併せ持ち、セカンド守備も安定。
二塁にはクルーズがいるけど、ちょっとやそっとでは揺るがない盤石な強いチーム作りには、強固なセンターラインが欠かせないからね。
井口の後継者として末永くセカンドを守ってもらおう。
背番号はサトの22か?
23も空いてるね。


http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2014/news/f-bb-tp0-20141023-1386272.html

http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2014/news/f-bb-tp0-20141023-1384660.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/23/kiji/K20141023009155540.html

http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20141023-OHT1T50168.html?from=related

2位…田中英祐/京都大/投手/右投げ右打ち/180センチ/75キロ
京大初のプロ野球選手がロッテに誕生。
3位じゃどこかに獲られていたけど、2位で指名したのでご縁があった。
正直、ロッテは京大並みに援護に恵まれないと思うけど、その苦難に耐えて結果を残し、ジョニー・小野・清水直・唐川と続くロッテの右腕エースの系譜に名を連ねてくれ。
背番号はロッテファンの魂の背番号54か、成瀬が流出なら17か、あるいは渡辺俊介の31か。


http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20141023-OHT1T50193.html

3位…岩下大輝/星陵高/投手/右投げ右打ち/181センチ/80キロ
MAX146キロの右ピッチャー。
ロッテが好きそうなピッチャーだな…とは誰もが抱く印象か。
ちなみにスカウトは今年就任した小野晋吾が担当らしく、初めての指名選手になった訳だ。
スカウトとしての株を上げさせる活躍で恩返しをして欲しい。
背番号は32か、あるいは諸積・荻野忠と成功選手が付けた0でもいいかも。


http://www.marines.co.jp/news/detail/14351.html

4位…寺嶋寛大/創価大/捕手/右投げ右打ち/184センチ/84キロ
勝負強い打撃が売りの強打のキャッチャー。
ただ地肩は強いがスローイングに難点も。
伊東監督から捕手の何たるかを全て吸収して正捕手争いに名乗りを上げたい。
背番号はキャッチャーだからサトの22を貰えるか?


http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2014/news/f-bb-tp0-20141023-1386225.html

5位…香月一也/大阪桐蔭/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/175センチ/82キロ
下位で指名の情報有り通り、予想&想像通りの順位で指名。
守備範囲は平凡だが肩は強く、打撃センスに秀でる。
右バッターばかりのサードに割って入りたい。
背番号は55でスラッガーを目指して欲しい。


http://www.marines.co.jp/news/detail/14408.html

6位…宮崎敦次/広島国際学院大学/投手/左投げ左打ち/171センチ/72キロ
申し訳無いがポジションすら分からなかった。
そして大学も聞いた事が無い大学。
今年ロッテって入団テストやってたっけ?
確かやってないから、スカウトが見て来たんだろうけど、相当無名な選手をよく見付けて来るな。
河本・藤田・服部・松永と上背の無いサウスポーを戦力にして来た実績があるけど、今回はどうか?
今年の唯一の左投手なので何とか戦力になってもらいたい。
背番号は46か48か。


http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/23/kiji/K20141023009148590.html

7位…脇本直人/健大高崎高/外野手/右投げ左打ち/180センチ/80キロ
俊足と長打力を兼ね備え、甲子園の大舞台を含む公式戦で結果を残し続けたので、オレはかなり高く評価していた選手なんだけど、まさかの7位指名。
何か重大な欠点があるのかね?
オレは7位で獲れた事が相当ラッキーなレベルな選手だと思うので、同じ7位指名の福浦の様な息の長い選手を目指せ。
背番号は大き目だけど69か?
ホームランと盗塁の合計が69になるぐらいの選手になってくれ。


総括としては、今年の投壊を受けて投手中心で行くと思っていた大方の予想を裏切って1位に内野手を持って来た事、7人指名した事、バランス良く指名した事を加味して80点か。
投手のビッグネームをスルーしてしまったのと、大学経由の社会人というロッテお得意の即戦力を獲らなかったので、来年のローテと中継ぎ陣が不安だけど、とりあえずデスパイネと成瀬の残留に注力してもらおう。

願わくば全員に入団してもらって、1日も早くマリンで活躍する事を期待しよう。
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マリサポ日記2014.10.23(ロッテドラフト予想2014)

2014年10月22日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
指名人数は不明だが、今シーズンの投壊を受けて投手を多めに獲る模様。
ロッテはウェーバー18巡目。
中途半端だ。
今年も希望を含めて予想してみる。
ちなみに去年は3位の三木を当てた。
肝心の石川がノーマークだったけど(汗)。


1位…有原航平/早稲田大/投手/右投げ右打ち/187センチ/93キロ
高校時代もドライチに挙げられた逸材。
早稲田でもエースとして君臨。
長身から投げ下ろすストレートはMAX156キロだけど、変化球も秀逸で、低めへのコントロールもまずまず。
ロッテは確執のある亜大・山崎は獲れないので、大学生右腕では有原一本。
今年の惨状を見ても分かる通り、先発投手はいくらいても足りない状況なので、即戦力投手は喉から手が出るほど欲しい。
でも右は去年石川を獲ったので、ロッテのチーム状態からしたら今度は左が欲しいんだけど…。
4年時に調子を落としたのは気がかりだけど、3球団競合は確実の状況。


1位…安樂智大/済美高/投手/右投げ右打ち/187センチ/85キロ
ご存知MAX157キロを誇る目玉右腕。
2年までに酷使されたが、最後の夏は地区予選敗退で酷使を免れた。
ただ右肘痛の影響で実力を発揮出来ず。
それでも2~3年目までに1軍で投げられそうだし、上手く行けば岩隈・ダル・田中マー君クラスになれる可能性を秘めた投手だから、出来れば欲しいけどね。
でも3球団競合は確実だし、来年即使える投手が欲しいのが現場の声か…。
1年目から松坂の16勝はともかく、マー君の11勝、藤浪の10勝に並ぶ活躍をしてくれるなら競合覚悟で行ってもいいけどね。
肘に負担をかけないために、1年目から無理は禁物か。
ただロッテは肘の状態を判断して指名回避するとの事。
館山とか川島みたいにロッテが怪我を理由に回避した投手が、他球団で活躍するというジンクスがあるので、安樂にとっては朗報かも(苦笑)。


1位…岡本和真/智弁学園高/内野手(一塁手)/右投げ右打ち/183センチ/91キロ
高校通算73発のスラッガー。
夢を見るなら30発打てる和製大砲の獲得だけど、西武・中村、ハム・中田、オリ・T‐岡田と数えるほどしか育たないのがスラッガー。
井上も苦しんでいるので、ロッテで育てられるのかはちょっと、いや、かなり疑問。
まあ、高校生と言う時点でさっぱり分からないわ。
中田は順調に育ったけど、堂上弟や太田は苦しんでるし…。
スラッガータイプではないけど、西岡の世代は西岡(ロッテ1位)・森岡(中日1位)・尾崎(ハム1位)・筧(近鉄3位)・長田(読売4位)と高校生の野手が豊作だったけど、結果的にスター選手になったのは西岡だけだしね…。
いずれにせよ、どこの球団もまずはピッチャーを優先するから、一本釣りが可能であれば行ってもいいんだけど、読売と楽天が入札するとの事なので、最低3球団の競合だと、外した時のリスクがでかい。
ロッテは籤運いいけど。


1位…山崎福也/明治大/投手/左投げ左打ち/187センチ/86キロ
大学ナンバーワンとの呼び声も高いMAX149キロの大型左腕。
打撃センスもありファーストも兼任した。
去年即戦力として獲得した石川が右なので、同じ右の有原より左の山崎を狙った方がバランスとしてはいいか?
服部が復活、木村・植松が確変、藤岡・中後・川満が覚醒すれば左にこだわる必要は無いんだけど、現実は厳しいからね…。
同じ左の横山と比べると、2年前の松永とオリ・松葉の関係と同じで、即戦力として山崎、将来性で横山だけど、すぐ使える投手が欲しいロッテとしてはこちらを優先か?


1位…横山雄哉/新日鐵住金鹿島/投手/左投げ左打ち/181センチ/77キロ
残留の可能性もあったが無事指名を受けられる模様。
MAX147キロのサウスポー。
スピード・体格で明大・山崎に遅れを取るが、山崎は神宮補正が付いているので実際のスピードには大差無いはず。
まあ木村149キロ、藤岡153キロ、中後151キロ、松永151キロ…とドラフト時に剛速球を喧伝された左腕たちが、ことごとく140キロそこそこの球しか投げられなくなってるから、スピードガンの辛いマリンじゃ額面通りのスピードはまず出ないけど。
社会人だが大学経由ではなく、高校卒3年目の21歳(早生まれなのでドラフト時は20歳)。
伸び代で山崎・浜田・石田らを上回りそうだが、左ならより即戦力に近い山崎を優先か?
でも今の社会人はプロに肉薄するレベルに達しているので、社会人で通じているという時点で、現状でも山崎より上かも…。
それなら1歳若い横山の方が欲しいか。
諸積スカウトは「いい時と悪い時の差が少ない投手」、松本編成統括は「身体能力が高く、将来性もある」と評価。
有原か岡本で行くと見せかけての1位はあるね。
成瀬の流出が絡んでサウスポーが急浮上した可能性大だけど(苦笑)。


1位…高橋光成/前橋育英高/投手/右投げ右打ち/188センチ/88キロ
昨年度の甲子園優勝投手。
「去年が右だったから今年は左が欲しい」というファンの期待・予想を裏切って右に走る可能性があるのが隠密ロッテのドラフト戦略。
いきなりこういう実力派を浮上させる可能性もあるね。
MAX148キロとスピードで安樂に一回り劣るが、完成度で上回る。
化けた時の末恐ろしさでは安樂が上だけど、プロで順調に伸びて行きそうなのは橋か?
でも高校生1位で行くなら安樂に行って欲しいのが本音。
西武の入札が濃厚。


1位…浜田智博/九州産業大/投手/左投げ左打ち/183センチ/75キロ
MAX144キロ。
中央球界の大物がドラフトイヤーに評価を落とす中、逆に評価を上げた左腕。
横浜が入札する可能性有り。


外れ1位…松本祐樹/盛岡大付高/投手/右投げ左打ち/183センチ/80キロ
競合を回避した球団の入札も有り、少なくとも外れ1位では消えると評されるMAX150キロ右腕。
松本編成統括が「変化球や体の完成度は高校時代のハム・大谷よりも上」と高評価。
高校通算54発の打撃センスも光る。
右肘の故障で夏の甲子園は3回戦敗退したが、怪我が治れば将来的にエースを担える素材。
故障する前は1位候補だった立正大時代の南昌みたく、1位を流して2位で獲れたらいいけどね。
二刀流挑戦は…ロッテじゃ無理か。
ヤクルトが狙っている模様。


外れ1位…石田健大/法政大/投手/左投げ左打ち/180センチ/83キロ
MAX150キロのサウスポー。
松本編成統括は「以前は直球で押している印象だったが、今は打者をしっかり見ている」と評価。
スピードは神宮規格だから、ガンが辛いQVCマリンじゃ145~6キロ出るかだろうけど、体のサイズが実にロッテで戦力になりそうな雰囲気があるな。
左を狙うなら山崎・横山を優先すると思うけど、抽選で外したら中大・島袋ではなく石田に行くはず。


外れ1位…中村奨吾/早稲田大/内野手(二塁手)/右投げ右打ち/180センチ/75キロ
アマチュアナンバーワン内野手との呼び声も高い六大学のスター。
豊作の年なら3位の評価かも知れないけど、今年は不作と言われるので2位までには指名される見込みで、ソフトバンクが狙っているという噂が有り、場合によっては入札で来る可能性も。
ロッテの場合、二塁はクルーズがいるけど、外国人なので引き抜きもあれば故障でそのまま退団もあるからね。
右の鳥谷レベルの選手ならバリバリのレギュラー候補として獲得したいけど、毎年書いてるけど、例え大学ナンバーワンの評価であっても
ロッテ・伊志嶺…11年:.261⇒12年:.200⇒13年:.234⇒14年:.220
阪神・伊藤…12年:.148⇒13年:.145⇒14年:.294
ロッテ・鈴木大地…12年:.274⇒13年:.264⇒14年:.287
DeNA・白崎…13年:.212⇒14年:.236
ヤクルト・西浦…14年:.156
だから、打撃はやってみないと分からないけどね。


2位…小野郁/西日本短大付属高/投手/右投げ右打ち/176センチ/71キロ
MAX153キロ。
九州の高校生右腕ではナンバーワンの評価。
高校通算25本塁打と打撃センスも秀逸。
上位候補にリストアップとの情報有り。
上背は無いけど、荻野忠や伊藤、大谷、益田が活躍したからそこはロッテ的には問題無し。
ただ二刀流はロッテの育成力では無理なので、野手に絞るならライトじゃなくて、バンクの今宮みたくショートで育てたい。
まあ、まずはピッチャーで勝負して欲しい。


2位…塹江敦哉/高松北高/投手/左投げ左打ち/177センチ/76キロ
MAX150キロ。
佐野日大・田嶋、富山商・森田の両サウスポーがプロ志望届を出さなかったため、高校生左腕ではナンバーワンの評価。
西野がそうだけど、バリバリの野球エリート校ではない学校出身だと、プロのコーチ、未知のトレーニング法によってまだまだ伸びる場合があるからね。
左で150キロ投げられる稀有な才能を、スピードを殺さずに変化球やコントロールを伸ばして行きたい。


2位…浅間大基/横浜高/外野手/右投げ左打ち/182センチ/74キロ
走攻守に高いパフォーマンスを見せる超高校級外野手。
外野は角中・加藤・伊志嶺・岡田・荻野貴・清田(残留すればデスパイネ)とレギュラークラスがひしめいており、即戦力が必要な訳では無いポジションなので、年齢構成的に高校生が欲しい。
神戸とGGを戦力外にして、外野手不足でもあるので。
でも2位までじゃないと獲れない選手だけど、ロッテは2位で外野手獲ってる場合じゃないか。


2位…高濱祐仁/横浜高/内野手(三塁手)/右投げ右打ち/182センチ/82キロ
ロッテ・高濱の弟。
左打ちで俊足巧打タイプの兄とは異なり右のスラッガータイプで、ホームランは高校通算32本。
チームを引っ張る様な看板選手はやっぱり今江・西岡みたいに高校生の大物を獲らないと駄目なんだよね。
今江に衰えが見える頃にちょうど本格化してくれると、世代交代が潤滑に進みいい感じに。
でも2位で高校生野手を獲っている余裕は無いか。
2~3年後に盤石なチームを作れるならそれでもいいけど、現場はクビが懸かってるから即戦力が欲しいだろうし…。


2位…島袋洋奨/中央大/投手/左投げ左打ち/173センチ/キロ
MAX150キロを誇る甲子園春夏連覇の琉球トルネード。
知名度は抜群で、順当に行けば読売の1位だったんだろうけど、高校時にドラ1の評価を得た姿からすると物足りない。
いや、物足りないどころではなく、指名漏れの可能性すらあるらしい。
沖縄コレクションに加えたいけど、東都でバリバリだった藤岡も苦しんでるぐらいだからね。
日本一レベルが高い東都大学リーグとは言え、大学生相手には絶対的な力の差を見せ付けて欲しいところ。


3位…田中英祐/京都大/投手/右投げ右打ち/180センチ/75キロ
「京都大学初のプロ野球選手誕生か」と騒がれる頭脳明晰右腕。
MAXは149キロで、話題性を加味すれば3位以内で消えるとされる。
松本編成統括は「変化球の精度が高い。体力がつけば楽しみだし、1軍で投げられる」、スカウトの下敷領は「力任せの投球だけではない器用さもある」と評価。
特にロッテ顔って訳では無いけど、援護に恵まれない中で耐え忍んで結果を残す姿が実にロッテっぽくて親近感が湧くわ。
体のサイズが近いジョニー・小野・清水直・唐川と続くロッテの右腕エースの系譜に名を連ねたい。
あ、でも2位がウェーバーで早い代わりに3位が逆ウェーバーになるから遅いのか。
折り返した頃にはもう残ってないか。
かと言って2位ならもっと獲りたい選手いるしな…。
縁が無いかも。


3位…石川直也/山形中央/投手/右投げ右打ち/191センチ/78キロ
甲子園で今夏最速の148キロをマークした大型右腕。
まだ線が細いけど、体が出来て来ればすごいピッチャーになりそう。
ロッテの育成力だと賭けは賭けだけど。


3位…脇本直人/健大高崎高/外野手/右投げ左打ち/180センチ/80キロ
高校通算57発のスラッガーだが、遠投110メートルの強肩と高い走塁技術を兼ね備える。
松本編成統括は「うちの角中タイプ。ノーステップであれだけ呼び込んで打てる。強さと速さは高校トップレベル」と評価。
清田が典型的な1.5軍タイプ、大松・神戸は底を見せ、井上はプロの壁に弾き返され…とスラッガータイプが全く育たないロッテ。
だがとにかく素材を獲る事から始めないと話にならないので、中位でもいいので大きいのを打てる選手を獲る事が肝心。
複雑な家庭環境にあったらしく、ハングリー精神にも期待。


3位…江越大賀/駒沢大/外野手/右投げ右打ち/182センチ/85キロ
東都現役最多となる通算10発のスラッガー。
俊足と好守も兼ね備えるが、打撃に確実性が無いのがネック。
守備と走塁がいいから、仮に打撃が悪くてもついつい便利屋として1軍に置いておきたくなるけど、2軍でもいいのでなるべく多く打席をこなさせて、長打力を秘めた打撃を着実に伸ばしたい。
まあ、駒沢だからDeNAが狙ってるかも知れないし、ロッテは外野は豊富だから、即戦力は必要無いのでスルーか。
もちろん荻野貴、伊志嶺と2年連続で外野手を1位で獲る球団だからゼロではないけど。


3位…清水優心/九州国際大付高/捕手/右投げ右打ち/185センチ/88キロ
大型キャッチャー。
里崎の抜けた分、キャッチャーを指名しないといけないが、江村・田村が正捕手候補に名乗りを上げているため、吉田より年上のキャッチャーを獲る意味は無い。
となれば高校生が狙い目となるが、単なる数合わせになってしまうか…。
ただ最低3位、2位も有り得るという高評価なので、投手が欲しいロッテが行く必然性は無いんだけど、伊東監督のたっての希望でいきなり指名する可能性はあるか。
去年吉田獲ったから無いとは思うけど。


4位…高木伴/NTT東日本/投手/右投げ右打ち/181センチ/80キロ
入社1年目でメキメキと頭角を現し、シーズン前の評価じゃバリバリの1位候補だったけど、今シーズンはフォームを崩して結果を残せず、評価が急落。
今年上位で狙うのはリスクがでかいけど、来年復調して結局1位で獲るなら、今年中位で獲っておきたい。
成本塾や西本塾だったら何されるか分からんけど、名伯楽の小谷塾なら復調は十分に可能なはず。
栄光のドラ4で指名しておき、来季を再生イヤーと考え、2年目の16年シーズンに1軍のローテに殴り込みをかけろ。


4位…宗佑磨/横浜隼人/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/181センチ/72キロ
ギニア人とのハーフ。
ハーフ選手らしく日本人離れした身体能力が魅力で、シュアなバッティングと俊足を誇る。
クルーズがショート守ってる時の、三遊間の深い辺りのゴロをアウトにしてくれるのを見ると、やっぱショートには地肩の強い人を置きたい。
オリが狙っている模様。


4位…大谷昇吾/上武大/内野手(二塁手)/右投げ左打ち/173センチ/75キロ
加藤・三木と連続で指名を続けた上武大の選手。
逆指名が無くなったからパイプ作りは以前ほど重要ではないけど、物凄いレベルの選手が出て来た時のために、これからもお付き合いしておきたいところ。
セカンドはクルーズがいるけど、やはり外国人なので毎年去就が気になるし、セカンドすら満足に務まらない根元の弱肩に悩まされているので、きちんと守れる日本人選手がいて欲しい。
しかも関甲新学生リーグのシーズンの打点・本塁打の記録を塗り替えており、守備だけの選手ではないのもナイス。


4位…長友昭憲/東海大/投手/右投げ右打ち/173センチ/87キロ
出身高校が東海大望洋で選抜出場経験有り。
市立船橋高・青野や東京情報大・小林などがプロ志望届を出さず、新日鉄住金かずさマジック・加藤は残留との事で、地元・千葉枠が手薄。
上背は無いがMAX154キロは上位候補にも劣らず、リリーフとして1年目から使える可能性有り。


5位…野平大樹/樹徳高/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/182センチ/82キロ
長打力を秘めた大型遊撃手。
左打ちのショートは鈴木大地とかぶるけど、8歳差と長打力で棲み分け可能なので、4~5年かかっても上に上がって来てくれればOKか。


5位…香月一也/大阪桐蔭/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/175センチ/82キロ
下位で指名の情報有り。
守備・走塁は並のレベルも、非凡な打撃センスを持つ。
今江・細谷・大嶺弟が右打ちなので左打ちの三塁手は補強ポイントに合致。
大阪桐蔭出身は伸びるしね。


6位…斎藤誠哉/磐田東高/投手/左投げ左打ち/184センチ/74キロ
MAX140キロの長身サウスポー。
完成度はまだまだだけど、下位でこういう素材を獲っておくと大輪の花を咲かせるかも。


6位…多田大輔/鳴門渦潮高/捕手/右投げ右打ち/189センチ/91キロ
サトの後輩に当たる大型キャッチャー。
堂々とした体格から高校通算17発。
評価が高いのは清水優心だが、ロッテは2年連続でキャッチャーを上位指名している場合ではないので、下位で獲れる多田が狙い目か。
中日を戦力外になった小田で数合わせをして捕手はスルーって手もあるけど…。


その他千葉枠…福田将儀/中央大/外野手/右投げ右打ち/174センチ/76キロ
地元・習志野高出身で、高校時代もドラフト候補に上がった、守備力に定評のある右の外野手。
打力が課題だったが、大学4年間で向上。
とは言え、守備力重視の外野手であれば、残念ながらセンターに岡田の君臨するロッテでは使い所が限られるのも本音。
千葉枠だし、神戸とGGが抜けた分の外野手は必要だけど、センターを守れる加藤と2歳差なのもネック。


その他千葉枠…地引雄貴/東京ガス/捕手/右投げ右打ち/182センチ/82キロ
木更津総合時代から注目された大型キャッチャー。
早稲田では杉山(現・中日)を内野に追い遣り本塁を死守したが、高校時代にプロ志望届を出せばドラフト3位で指名される…という高評価だった事を思えば、完全に伸び悩んでしまった。
しかもロッテの場合、江村・田村がポスト里崎に名乗りを上げ、吉田が控える状況にあっては即戦力捕手の重要性は低下。
年齢も吉田より上で、しかも右打ちなので獲得の可能性は無いか。


その他千葉枠…菅野智也/JR東海/投手/右投げ右打ち/186センチ/76キロ
東総工業から東京情報大という地元出身選手。
サイドハンドの長身右腕。
MAX143キロは飛び抜けて速い訳では無いが、サイドの5キロ増し効果を加味。
コントロールもまずまずで球種も豊富。
変則投法だけで抑えられるほど甘い世界じゃないのは相原・下敷領・中後で身に染みたけど、コントロールがいい分、期待出来そう。
千葉枠として押さえたい。


こんなところか。
ロッテの補強ポイントとしては、数の上では6枚揃っているけど、成瀬・唐川が期待を裏切り、涌井は想定通り西武に使い潰されたまま、古谷が先発としては実質2年目のジンクス、藤岡は殻を破り切れず…と、結局ローテが固定出来ずに即戦力ルーキーの石川にしわ寄せが来る始末。
またリリーフも西野が盤石、大谷が活躍、益田・松永・上野がまずまずも、レデズマの放出とロサ・服部の不調、南昌が2年目の仕事が出来ず、内・伊藤の故障でかなり苦しい状況に。
さらに懸案の成瀬のFA権が絡んで来るんで、ピッチャーはいくらいても足りない状態になってしまった。

一方の打線は、捕手は若い田村がやや抜け出しつつあり。
強打者を置きたい一塁・DHは井口・サブローは経年劣化、福浦にも何時までも頼れない、大松は底を見せ、井上はプロの壁に弾き返された事により穴に。
デスパイネの去就が未定という話も痛い。
二遊間は根元が攻守に精彩を欠いたものの、鈴木大地とクルーズで固定された。
三塁は今江が隔年なのに加え怪我がちなのが痛い。
大嶺弟は肩はいいけど捕球がリスキー。
外野だけは多士済々だけど、レギュラーに成り切れないもどかしさも。

こうなると補強ポイントは

A:ローテに入れる即戦力のピッチャー(右は石川を獲ったので出来れば左が望ましい)
B:次世代を担う高校生ピッチャー(エースになれる素材であれば左右関係無く)
C:7回・8回を任せられるセットアッパー
D:30本打てるスラッガー
E:二遊間を守れる内野手(攻守にバランスが良く、強肩である事が望ましい)
F:年齢構成的に高校生の外野手
G:左打ちの捕手

…とてんこ盛りだけど、1回のドラフトでは残念ながら補強し切れないね。

Aは右なら有原、左なら横山のいずれかで問題無し。
抽選になった場合は困るけど。
Bは安樂か高橋が獲れれば問題無いけど、Aを優先するなら今年も先送り。
AよりBを優先した場合、こちらももちろん抽選を外すと危険。
2位で小野を獲れればいいけど…。
Cは当てにしていた益田・松永が所々精彩を欠き、ロサ・服部が不調、内が故障、中郷・レデズマが退団、木村や中後、吉原が期待に応えられず、大谷が成長したものの絶対数が足りず。
ここは本当にいくらいても足りないわ。
4位で伊藤・益田クラスの即戦力を獲れないかな?
Dはデスパイネみたく一発で試合の流れを決められる選手は必要だと痛感したので、長い間不在の和製大砲が欲しい。
岡本が獲れれば夢が広がるけど、正直、少なくとも今年は、時間のかかるスラッガータイプの高校生を獲っている場合じゃない気もする…。
脇本や香月を狙って行きたい。
Eは結局二塁が外国人のクルーズなので、何時退団になるかは分からないので、日本人のレギュラー候補が欲しい。
根元があの弱肩ではどうにもならないのと、三木が右打ちなので、出来れば左を優先したい。
となると上武大・大谷がベストか。
中村は右打者だし、上位じゃないと獲れないので。
Fは外野はレギュラー候補だらけだけど、将来を見据えた指名。
ここに脇本が獲れればピタリとハマるけど。
いずれにせよ、GGと神戸を切ったから、絶対数が足りてないわ。
Gも江村か田村がこのままレギュラーを獲るなら不要だけど、金澤しか左打ちの捕手がいないので、チーム構成的に。
まあ、里崎の抜けた分のキャッチャーが必要なので、右でも構わないんだけど。

個人的な願望では

1位:横山(速球派左腕)
2位:小野(速球派右腕)
3位:田中(本格派右腕)
4位:脇本(左打ちの外野手)
5位:大谷(左打ちの二塁手)
6位:長友(速球派右腕)
7位:香月(左打ちの三塁手)
8位:菅野(大型変則右腕)
9位:斎藤(大型左腕)
10位:多田(右打ちの捕手)

とかがいい指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
そもそもシブチンのロッテが十人も獲る訳無いし。
去年同様、ピッチャー偏重のドラフトはボビー時代に逆戻りだけど、オリは吉田・東明でローテが埋まったからね。
去年も吉田には悪いけど、2位でピッチャー(東明・浦野は指名済みだけど秋吉が残っていた)獲ってたら今年の投壊をある程度防げたしね。
ロッテも1位・2位で即戦力投手を獲得して投手陣に厚みを持たせたいけど、でも打線が点取れずに見殺しを何度も見せられるのはきついしな…。

12球団1を誇る籤運の良さを発揮して有原をゲットした上で、2位で小野も残っている

1位:有原(大型速球派右腕)
2位:小野(速球派右腕)
3位:脇本(左打ちの外野手)
4位:大谷(左打ちの二塁手)
5位:長友(速球派右腕)

とかは右腕ばかりである事を除けばいい感じだけど、現実的なラインとしては

1位:横山(速球派左腕)
2位:塹江(速球派左腕)
3位:脇本(左打ちの外野手)
4位:長友(速球派右腕)
5位:香月(左打ちの三塁手)
6位:多田(右打ちの捕手)

ぐらいの80点のドラフトに落ち着くのかも。
将来を見据えると上位で野手を獲り、下位を投手で固める

1位:岡本(右打ちの一塁手)or中村(右打ちの二塁手)
2位:小野(野手として指名)or浅間(左打ちの外野手)or高濱(右打ちの三塁手)
3位:脇本(左打ちの外野手)or大谷(左打ちの二塁手)

とかもアリだと思うけど、1位:喜多、3位:今江の時は今江が育ったけど、喜多は駄目だったしな…。
1位・2位・3位を野手3人で行くのはリスク大きいか。
どこも投手偏重のドラフトをやるから、やろうと思えば出来るんだけどね。
でも防御率リーグ最下位の投手陣じゃ現場が許さないか。
成瀬の流出が現実的な脅威となって迫ってるし…。

最悪なのは

1位:有原もしくは岡本入札で競合⇒抽選で外し横山に再入札⇒籤を外したチームが入札で競合⇒これも外してしまい2位で指名予定の選手を繰り上げ
2位:3位予定を繰り上げ
3位:4位予定を繰り上げ
4位:5位を繰り上げ⇒欲しい選手がいなくなったので指名終了

だけど、籤運はいいから、再抽選まで外す事は無いか。
そもそも横山なら単独入札出来そうだし…。
つーか4人で指名終了したら、どう考えても選手足りないけど。

まあ、明日の今頃には泣いても笑っても結果は出ているので、果報は寝て待とう。
日刊が横山、スポニチが岡本を1位で押してるけど、どちらになるのか、あるいは思いも寄らぬ選手で来るのかは、球団のみが知るだわ。
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マリサポ日記2013.10.24(ロッテドラフト総評2013)

2013年10月24日 | ドラフト予想、総評
石川獲ったどー!!

松井特攻かと思ったら当日に急転直下の石川シフトの報道。
結果、読売と一騎打ちに。
実はスカウトは石川をずっと押していて、松井の外れ1位で行くつもりだったけど、読売の入札情報が入ったから急遽松井を回避して入札に切り替えた…てのが真相なのかな?
外れ1位で小林を獲るっていう情報も、読売に石川から手を引かせて小林に入札させるための警告だったという事で。
もしそうだったら駆け引きすげーけど、結局読売は下りなかったので抽選に。
しかしそこは過去10年の抽選勝率1位を誇るロッテ。
原監督を一蹴し見事交渉権を獲得。
そりゃ原監督よりは運いいでしょ、伊東監督の方が。
でかした。

松井は楽天へ。
残り物に福があるとは、恐ろしいね。
田中マー君の後釜を見事獲得してしまったか。

横田ジュニアは2位で阪神へ。
そんな評価高かったの?
下位じゃ全然駄目だった。

秋吉は3位でヤクルトへ。
ヤクルトは三木も狙ってたらしいし、逆にロッテが3位で秋吉を獲ってたら、ここで三木を攫われていた訳か。
天秤では仕方無い。

いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。


http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2013/news/f-bb-tp0-20131024-1208342.html

http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2013/news/f-bb-tp0-20131024-1208622.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/24/kiji/K20131024006872480.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/24/kiji/K20131024006872180.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/24/kiji/K20131024006873420.html

http://www.sanspo.com/baseball/news/20131024/mar13102417450001-n1.html

1位指名…石川歩/東京ガス/投手/右投げ右打ち/185センチ/69キロ
長身から150キロの剛速球を投げ下ろす本格派右腕だが、決して力押し一辺倒ではなく、スローカーブとシュート、シンカーを織り交ぜコントロールも高水準という実戦派。
線は細いがプロの体になればエース級の働きが期待出来る。
背番号は右腕なので村田・小野の29か?


2位指名…吉田裕太/立正大/捕手/右投げ右打ち/184センチ/94キロ
ガッチリした体付きの強肩キャッチャー。
打撃は荒いが体の大きさに見合う長打力を持つ。
伊東監督の肝煎りなんだろうけど、2位で来たか。
地肩が強いから、打力が付けば里崎の後継者になれる素材だけど。
名捕手・伊東監督のマンツーマン指導でリーグを代表するキャッチャーに育ってくれ。
背番号は25か?


http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/24/kiji/K20131024006873600.html

3位指名…三木亮/上武大/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/174センチ/76キロ
3位で二遊間を守れる右の内野手を獲得。
セカンド転向後も相変わらず根元のしょっぱい守備で勝負どころで痛い目に遭わされているので、是非二遊間に割って入る様な活躍をしてくれ。
背番号は40か?
西岡の7もありか。


4位指名…吉原正平/日本生命/投手/右投げ右打ち/173センチ/75キロ
ロッテの指名のキーとなるであろう栄光の4位は日本生命・吉原。
上背も目を引く様な剛速球も無いけど、伝家の宝刀チェンジアップはプロで通じる変化球。
ハイレベルのセットアッパー陣に殴り込みをかけろ。
背番号は12か13か?


5位指名…井上晴哉/日本生命/内野手(一塁手)/右投げ右打ち/180センチ/105キロ
捕手と内野手を一人ずつ獲ったから他はピッチャーで埋めるのかと思ったら、ここで大砲候補を獲得。
巨漢に見合ったパワフルな打撃が持ち味だが、力任せではなく柔軟なバッティング技術を併せ持つ。
ポジションがファーストなのが難点だけど、パリーグはDHがあるし、井口・サブロー・福浦が数年で引退と考えれば、大松と外国人との勝負になるので、低位置争いに食い込む可能性は十分あるか。
まあ、とにかく和製大砲を全く育ててないのが問題な訳で、その素材を獲る事から始めないといかんね。
背番号は49か、三木が7なら40か?


6位指名…二木康太/鹿児島情報高/投手/右投げ右打ち/187センチ/73キロ
最速143キロの大型右腕だが、スピードよりもコントロールと変化球に特徴のある投手で、低目への制球力が光る。
左右問わず中々外国人以外の大型投手が活躍してくれないロッテだけど、そろそろ大型投手に大輪の花を咲かせていただきたい。
背番号は56か。


育成1位指名…肘井竜蔵/北条高/捕手
手元に情報無いけど公式サイトによるとパワーと地肩の強さを持つキャッチャーとの事。
穴があるけど、長所が伸びてくれれば戦力に…という感じか。


総括としては、松井を回避して石川にシフトし、読売にまんまといっぱい食わせた事と、2年連続で指名の無かった育成選手を指名した事、本ドラフトで六人を指名した事を評価して90点ってところかな?
即戦力右腕、ポスト里崎の捕手、二遊間を守れる右打ちの内野手に、和製大砲候補を獲れたけど、次世代エースの獲得は来年以降への宿題に残った。
安楽投手がターゲットか?
まあ、2011年は藤岡・中後が獲れた時点で90点のドラフトだったけど、2年経ったら鈴木大地と益田を獲った事が大ヒットのドラフトになってたから、今日時点では分からないけど。

願わくば全員に入団してもらって、1日も早くマリンで活躍する事を期待しよう。
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マリサポ日記2013.10.23(ロッテドラフト予想2013)

2013年10月23日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
『週ベ』によるとロッテは最大七名を指名予定。
ほとんどが投手になる模様。
最大って言葉が引っ掛かるけど、四人は少な過ぎるからね。
最低六人は指名して欲しい。
今年も希望を含めて予想してみる。
ちなみに去年は川満と田村の二人を当てた。
肝心の松永がノーマークだったけど(汗)。


1位…松井裕樹/桐光学園高/投手/左投げ左打ち/174センチ/キロ
ご存知夏の甲子園の1試合の奪三振記録を塗り替えたドクターK。
上背は無いものの、MAX149キロの速球と魔球スライダーで三振の山を築いた。
細かなコントロールで勝負するタイプのピッチャーではないので、完封は期待出来ないけど、あのスライダーのキレは凄まじいね。
1年目から1軍で投げられる球だわ。
甲子園のスターとしてすでに全国的な知名度を獲得している事が本社的にもでかいし、多くても3~4球団に収まる見通しなので、競合覚悟でも狙う価値は十分にあるね。
ぜひ高校卒ドラ1サウスポーは大成しないというジンクスを打ち破って欲しい。


1位候補…森友哉/大阪桐蔭高/捕手/右投げ左打ち/170センチ/80キロ
体は大きくないが強肩強打を誇り、野手では大学社会人を含めても最高評価。
どこもキャッチャーは欲しいので、外れ1位では当然獲れない逸材。
左打ちなのも魅力だが、ロッテは残念ながらスルーか。


1位候補…渡辺諒/東海大甲府高/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/178センチ/80キロ
走攻守三拍子揃った高校ナンバーワン内野手。
右打ちの内野手はロッテの補強ポイントと合致。
今江・西岡の高校卒上位指名コンビが大輪の花を咲かせた事もあるし、3年後を見据えて大物野手を狙ってもいいかも知れない。
楽天が狙っているらしく、外れ1位では残ってないか?


1位候補…小林誠司/日本生命/捕手/右投げ右打ち/178センチ/70キロ
同志社大学時代は大学球界ナンバーワンキャッチャーと評価されたが、1位指名でなければ社会人入りを表明。
結果的に指名漏れで西の名門・日本生命へ。
二塁送球1秒8の強肩は健在、総合力が増したが、課題であった打撃面の弱さを克服までは出来ず。
肩の弱い伏見(現オリックス)、打撃の弱い小豆畑(現阪神)が予想以上に評価が低かったから、キャッチャーはよほど穴の無い限り1位指名は無いか。
しかもゲンダイの記事によると読売を逆指名しているそうな。
信憑性はともかく、そういう記事が出る事自体、どうにもイメージが悪いなあ…。
スルーですね。


2位…秋吉亮/パナソニック/投手/右投げ右打ち/182センチ/76キロ
地元・中央学院大出身(出身は東京で高校は足立新田高校)。
MAX149キロの速球派サイドスロー。
昨年は指名漏れも、会社から残留を要請されプロ志望をしなかったためとの事。
実力・千葉枠を兼ね備えた有望株。
年齢的にも最後のチャンスとなるであろう、今ドラフトで無事プロ入りを決めたい。
ヤクルトの外れ1位候補らしい。
出身が東京だからか。


2位候補…浦野博司/セガサミー/投手/右投げ右打ち/178センチ/70キロ
MAX151キロ、コンスタントに140キロ台後半をマークする速球派右腕。
制球・変化球も○。
大谷が足踏み状態なので、実力派の社会人を2位で獲ってジョニー・清水直に続く社会人出身の右腕エースにしたい。
中日の外れ1位候補らしい。


2位候補…東明大貴/富士重工/投手/右投げ右打ち/178センチ/78キロ
上背は無いがMAX152キロの速球派右腕。
制球・変化球も良くスタミナも兼ね備えた実力派。
将来のエース候補に。


3位…内田靖人/常総学院高/捕手・内野手(三塁手)/右投げ右打ち/185センチ/90キロ
高校通算30発オーバーの強打のキャッチャー。
捕手歴は浅いが伊東監督の英才教育で名捕手のDNAを受け継ぎたい。
青松とかぶってしまうが、田村の成長次第では和製大砲を目指して野手転向も有りか。
その場合はサードで、今江の後継者にしたい。


3位候補…若月健矢/花咲徳栄高/捕手/右投げ右打ち/179センチ/85キロ
打撃の内田に対して守備の若月。
強肩を誇るディフェンスタイプのキャッチャー。
内田は内野手にコンバートの可能性もあるので、ポスト里崎を見据えるロッテとしては、若月の方が優先度で上か。
ただ田村と1歳差で同じ右打ちなので、高校生捕手は獲らないかも。


3位候補…西浦直亨/法政大/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/178センチ/75キロ
六大学を代表するショート。
守備の名手だが打撃に課題。
まあ大学ナンバーワンの評価でも
ロッテ・伊志嶺…11年:.261⇒12年:.200⇒13年:.234
阪神・伊藤…12年:.148⇒13年:.145
ロッテ・鈴木大地…12年:.274⇒13年:.264
DeNA・白崎…13年:.212
だから、打撃はやってみないと分からないけどね。
いずれにせよ、右打ちの内野手は欲しい。


3位候補…三木亮/上武大/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/174センチ/76キロ
攻守に評価の高い内野手。
プロのレベルで特別な俊足とは言えないが、上背が無いながらパンチ力を秘める。
関甲新のレベルから考えれば加藤の様にプロの壁に弾き返される恐れもあり、出来れば西浦を優先したいが、二遊間を守れる右の内野手は補強ポイントと合致するのは確か。
ヤクルトも狙っている模様。


3位候補…田中広輔/JR東日本/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/171センチ/79キロ
小柄だが俊足巧打の遊撃手。
根元・鈴木大地と同じ左打ちなのが難点。
西浦・三木が先に指名されている場合の保険…であるなら、高校生キャッチャーを優先した方がいいかも。


3位候補…河合完治/法政大/内野手(二塁手)/右投げ左打ち/175センチ/78キロ
西浦と二遊間コンビを組むセカンド。
高いフィールディング技術と六大学一の巧打を併せ持つ。
プロの世界で俊足とまでは言えないが、根元の守備に不安があるので、セカンドをがっちり守れる選手が欲しい。
ただやはり左バッターなのがロッテ的にはネックか。


4位…奥浪鏡/創志学園高/内野手(三塁手)/右投げ右打ち/176センチ/97キロ
高校通算71発を誇る右のスラッガー。
ずんぐりむっくりな体型は西武・おかわり君を思わせるけど、プロの世界で一番育成の難しいのがホームランバッターだからね。
ロッテもいい加減和製大砲が欲しいんだけど、ハムの鵜久森みたく、高校生相手にどれだけ打っても、プロで育つかどうかは賭けだわ。


4位候補…横田慎太郎/鹿児島実業高/投手・外野手/左投げ左打ち/185センチ/84キロ
強豪校でエースで四番。
左腕から140キロだが、プロでは高校通算29本塁打の打力を活かして外野で勝負か。
外野が多士済々なので、上背もあるし出来れば投手で大成してもらいたい。
父親は元ロッテの横田真之氏。
ソフトバンクが狙っているという噂も。


4位候補…石川亮/帝京高/捕手/右投げ右打ち/180センチ/85キロ
名前が先行してしまったが、実力を兼ね備えた強打のキャッチャー。
3位までに内田・若月両名が残っていない場合に狙いたい。


5位…大友祥之/学法石川高/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/182センチ/74キロ
下位での指名報道があった右打ちの大型ショート。
線が細いし当面2軍で体力アップか。
根元の守備があかんから、左ピッチャーが先発の試合ではターンオーバー出来るぐらいの即戦力内野手が欲しいんだけどね。


5位候補…岩橋慶侍/京都産業大/投手/左投げ左打ち/185センチ/75キロ
スピードよりもコントロールや変化球に光るものがある大型技巧派サウスポー。
QVCマリンのガンが辛いとは言え、藤岡・中後・松永と、アマ時代に150キロを喧伝された豪腕サウスポーたちが140キロそこそこしか投げられない現実。
どうせ多少のコントロールと引き換えにスピードが失われるロッテ化を招くのであれば、最初から技巧派左腕を獲って成瀬の後継者にしたい。
ヤクルトが狙っている模様。


5位候補…山本翔也/王子/投手/左投げ左打ち/181センチ/80キロ
スリークォーターから140キロだが、岩橋同様、どちらかと言えば変化球に特徴のある技巧派サウスポー。
ロッテなら出世しそうな予感。


こんなところか。
ロッテの補強ポイントとしては、松永の期待通りの活躍、古谷・服部の覚醒、レデズマが本領発揮した事で即戦力の左腕を無理に獲らなくても良くなった事と(もちろんいるに越した事は無いけど)、相変わらず外野は多士済々である事から

A:ローテに入れる即戦力のピッチャー(左は成瀬・松永がいるので右の本格派が望ましい)
B:次世代を担う高校生ピッチャー(右は西野が出て来たので出来れば左)
C:ポスト里崎の次世代捕手(田村が右打ちなので出来れば左打ち)
D:二遊間を守れる右打ちの内野手(根元にポカが多いので守備が上手い事が大前提)

だけど、1回のドラフトでは残念ながら補強し切れないね。
Bは1位に松井でOK。ただ籤を外した時は来年に持ち越しか。
Aは今シーズン成瀬・グライシンガーが欠けたら火の車だったから、2位で秋吉or浦野or東明辺りの実力派で押さえたい。
Dは根元・鈴木大地が左バッターなので3位で右打ちの西浦or三木を。
Cを4位で若月or石川で押さえられればいいけど、二人とも右バッターだね。
そもそも西浦3位、若月4位は無理か…。
いや、Dは5位以下で一人獲って、来年、高濱弟(横浜高)を狙う手も有りか?
悩むなー。

個人的な願望では

1位:松井(速球派左腕)
2位:秋吉(変則速球派右腕)もしくは浦野(速球派右腕)、あるいは東明(速球派右腕)
3位:西浦(右打ちの遊撃手)もしくは三木(右打ちの遊撃手)
4位:内田(右打ちの捕手)もしくは若月(右打ちの捕手)
5位:奥浪(右打ちの三塁手)
6位:岩橋(大型技巧派左腕)
7位:横田(大型本格派左腕/野手転向?)

とかがいい指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
秋吉・浦野がヤクルト・中日の外れ1位候補らしいし。
あと左ピッチャーばっかになってしまうか。
つーか、そもそもピッチャー偏重のドラフトはボビー時代に逆戻りか。

ロッテは「賭けだけど当たれば大成功な選手を狙うドラフト」はしないから、お得意の「地味だけど着実に戦力になる選手を獲るドラフト」だと

1位:松井(速球派左腕)/外れ1位:渡辺(右打ちの遊撃手)
2位:1位が松井・渡辺のどちらでも社会人の即戦力投手
3位:1位が松井なら大学・社会人の内野手、渡辺なら高校生捕手
4位:投手か野手かは不明だが、ここで今年のキーとなるスカウト陣イチオシの選手を獲りそう
5位:上位で内野手を獲っていない場合、大友(右打ちの遊撃手)
6位:恐らく投手
7位:恐らく投手

こうかな。
やっぱ栄光の4位が気になるね。
ヤバいのは

1位:松井の抽選×⇒渡辺が楽天などに入札されて残っていない⇒2位で獲るつもりだった社会人投手を繰り上げ
2位:3位で狙っていた大学・社会人の内野手を繰り上げ
3位:残っている中で一番いいピッチャーをどうにか確保
4位:以下繰り上げ

という籤運に見放され、対応が後手後手に回るパターンだね。
しかもロッテの場合、欲しい選手がいなくなったという理由で4位・5位で指名を打ち切る場合もあるからな。
Aクラスに入ったからウェーバー順遅いし。
でも今年切った人数分は、きっちり指名してよ。
薮田と小野の二人の年棒も浮くから六人は獲れるでしょ。

まあ、明日の今頃には泣いても笑っても結果は出ているので、果報は寝て待とう。
是非「松井獲ったどー!」と言わせてくれ。
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マリサポ日記2012.10.25(ロッテドラフト総評2012)

2012年10月25日 | ドラフト予想、総評
東浜濃厚と思われたがまさかの藤浪にシフト。
しかし阪神に攫われ当たり籤が残ってなかった。
外れ1位で大阪ガス・松永を指名。
そっちに行ったか。
メジャー表明しなければ、本当は大谷に行ってたのかも知れないね。

相内は2位で西武へ…。
2位の高評価か。
全然4位じゃ無理だった。
しかし苦労してるのね。
西武じゃ敵だけど、個人的には頑張って欲しいわ。

杉山も4位で中日へ。
必要なのは外野手じゃなくて内野手だけど…。

つーか、今年も4位までで終了。
六~七人獲るって聞いてたのに…。
契約金の3億円上限ルールがマジで復活したのか?
松永1億、川満8000万、田村6000万、加藤4000万なら2億8000万だけど…。
お金無いの?
だったら身売りも視野に入れんと駄目だね。

いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。

http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2012/news/f-bb-tp0-20121025-1037566.html

http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2012/news/f-bb-tp0-20121025-1037654.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/10/25/kiji/K20121025004407180.html

http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20121025-OHT1T00208.htm

1位…松永昴大/大阪ガス/投手/左投げ左打ち/175センチ/76キロ
オリとの競合の末に獲得。
上背は無いがMAX150キロを誇る速球派サイドハンドサウスポー。
球威があるので適度な荒れ球が逆に武器となる。
リリーフでも行けるけど、もちろん先発で期待。
成瀬・藤岡とで左腕ローテを完成だ。
背番号は左腕エースの称号28で決まり。


http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2012/news/f-bb-tp0-20121025-1037631.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/10/25/kiji/K20121025004409400.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/10/25/kiji/K20121025004405280.html

2位…川満寛弥/九州共立大/投手/左投げ左打ち/186センチ/80キロ
外れ1位を噂された大型サウスポーを2位でゲット。
確かに川満を1位で行ったら松永を獲れなかったからね。
これは納得。
グライシンガーの去就次第では先発としても期待。
右2枚・左4枚じゃバランス悪いけど、力があれば問題無い。
背番号はこちらも左腕エースの称号47か。


http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2012/news/f-bb-tp0-20121025-1037609.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/10/25/kiji/K20121025004405540.html

3位…田村龍弘/光星学院高/捕手(三塁手)/右投げ右打ち/173センチ/77キロ
ポスト今江としても、ポスト里崎としても使える可能性を秘めた野手。
北條を寸前で阪神に攫われたので、3位で田村をゲット。
本人も望んでるみたいだし、出来れば伊東新監督の熱血指導で、キャッチャーとして育てて欲しいね。
背番号は2か。


4位…加藤翔平/上武大/外野手(中堅手)/右投げ両打ち/183センチ/83キロ
まさか大学生の外野手を獲るとは…。
これはビックリ。
遠投110メートル、50メートル5秒フラットの俊足。
しかしロッテの外野陣に入り込むのは容易な事じゃないぞ。
あ、高校時代は内野手だったのか。
まさかショートにコンバートとか?
根元より肩が強いのは間違い無いし、有り得る話ではあるが…。
背番号は37か40か。


2年連続育成選手は指名せず。
う~む…。
フロントの緊縮財政指令がここに現れたのか?
岡田の例があるから、ここはケチっちゃいかんのだけど…。

総括としては、藤浪特攻の意気や良し。
外したのは運だからね。
即戦力左腕を上位で二人確保したのはOK。
しかし四人は少ないな。
内野手は足りるのか?
ファーストだけ無駄に頭数いて、他は全然足りてないけど。
今江FA移籍とか言ったら死ぬぞ。
で、捕手は田村一人だけって事は、来年も田中雅をキャッチャーで使うつもりか…。
リードとキャッチングが限界なんだけどな…。
県民の期待として、評価の高かった相内や井納はともかく、杉山や秋吉は獲って欲しかった。

でもまあ、上位の左腕二人とキャッチャーを獲った事で、80点は付けられるドラフトだね。
仮に十人獲ったって、モノになるのが一人じゃ仕方無いしね。
四人でも四人とも1軍の戦力になる、去年みたいな例もあるし。
願わくば全員に入団してもらって、1日も早くマリンで活躍する事を期待しよう。
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マリサポ日記2012.10.24(ロッテドラフト予想2012)

2012年10月24日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
ロッテは去年よりも多い人数を指名予定。
今年も希望を含めて予想してみる。
ちなみに去年は藤岡と中後と鈴木大地の三人を当てた。
肝心の益田がノーマークだったけど(汗)。


1位…東浜巨/亜細亜大/投手/右投げ右打ち/181センチ/73キロ
MAX152キロ。
高校卒業時でも1位確実だった、文句無しの目玉右腕。
4年時に調子を崩し評価を落としたかに思えたが、秋は復活で東都史上二人目となる400奪三振を記録。
また大場(現ソフトバンク)の持つ奪三振記録も更新。
さらにリーグの完封記録も塗り替えた。
大谷がメジャー志望を表明した事により、5球団以上の重複も有り得る事態に。
小池事件以来絶縁状態の亜細亜大との関係修復なるか。
ロッテは沖縄閥が形成されつつあるし、縁があったらマリンで会いましょう。
最近籤運はいいので見事交渉権を獲得してくれ。


1位候補…三嶋一輝/法政大/投手/右投げ両打ち/176センチ/75キロ
MAX155キロ右腕。
東浜の入札を回避した場合に入札するという情報が。
評価で言えば上背もある慶應・福谷の方が上だけど、どうも慶應卒の選手の伸び悩みが気になるので、福谷と三嶋であれば、三嶋を押したくなるね。
先発もこなしてるし、球の速い大谷みたくなってローテに入ってくれるといいけど。
広島の外れ1位候補。


外れ1位…川満寛弥/九州共立大/投手/左投げ左打ち/186センチ/80キロ
185センチを超える左腕というだけでも貴重な存在だが、ロッテでは吉見がまずまず、木村と(故障前の)山本一がそこそこ、坪井・那須野は機能せず…と中々その希少性を活かし切れず。
素材は文句無しだが、ロッテに来たらコントロールが多少向上し、スピードが激減する…という事態に陥りそう(藤岡も中後も全然速球派じゃないし)。
まあ、MAXは143キロだけど、元々ほとんどが130キロ台で、スピードよりも切れやボールの出所の見辛いフォームで勝負する、いかにもロッテが好きそうなタイプのサウスポーだけど。
とにかく使える左ピッチャーは一人でも欲しいのは切実な願い。
成瀬・グライシンガー・唐川・藤岡・大谷に次ぐ先発が小野・渡辺俊介・上野・阿部だから、入団⇒即ローテは当確だ。
ちなみにこちらも沖縄閥。


外れ1位候補…森雄大/東福岡高/投手/左投げ左打ち/184センチ/76キロ
夏に不調だった高校ビッグ3の一角、浜田(愛工大名電高)をかわすほどの評価を得ている九州ナンバーワンサウスポー。
軟投派の左腕しかいないので、ここら辺で速球派の本格サウスポーが欲しい(藤岡・中後が球威を取り戻してくれるのが一番だけど)。
でも横浜・バンクが外れ1位で持って来るみたいだし、外れ1位でも競合になってしまうか。


外れ1位or2位候補…伏見寅威/東海大/捕手/右投げ右打ち/182センチ/87キロ
アマチュア球界ナンバーワンと言われる捕手。
打撃・リード・キャプテンシーに定評有り。
課題は地肩の弱さ。
捕ってから投げるまでのスピードで補っているが、地肩の弱さそのものはどうやっても治せないからな。
肩が衰えていると言われる里崎でも、実は今年の盗塁阻止率3割だし。
でも伊東新監督の意向で捕手を優先指名しそうな予感がするね。
結構ロッテ顔だし。
田中雅が捕手としては限界に達しており(最早キャッチングの矯正は無理なので)、地引雄貴(早稲田大)がプロ志望届を出さなかったので、ポスト里崎として即戦力捕手は喉から手が出るほど欲しい。
ただ読売や阪神が2位で狙っているらしく、読売よりは2位の指名が早いが、オールスターで勝ち越したセリーグの方にウェーバー順の優先権があるため、阪神に2位で攫われる可能性有り(弱肩を嫌ってか、阪神が小豆畑に行くという報道もあるが…)。
正妻・里崎、控え・小池に頑張ってもらって、高校生を育てるべきなのか、来年の大阪桐蔭・森や日本生命・小林を待つべきなのか。
東浜×⇒川満×で繰上げなら有り得るが…。
抽選2連敗は避けたいところ。


2位…田村龍弘/光星学院高/捕手(三塁手)/右投げ右打ち/173センチ/77キロ
躍進著しい、光星学院の主軸。
上背は無いがシュアなバッティングには定評が有り、パンチ力も秘める。
強肩でサードを押す声もあるが、ロッテとしては2位で獲る以上はキャッチャーとして育てたいところ。
外れ1位か2位で伏見を獲るならスルーだけど、1位で東浜か川満が獲れて、阪神に伏見を先に指名された場合は狙いたい。


2位…高橋大樹/龍谷大平安高/捕手(外野手)/右投げ右打ち/181センチ/79キロ
田村同様、こちらも打撃力に定評のある捕手。
外野手としても評価が高い様に、脚もある選手。
ただ、田村にも言える事だけど、捕手で育てないのであれば、2位で狙う価値が薄れてしまうか。
2位も投手を狙って、3位に田村か高橋の残っている方を指名…の方が戦力に厚みが増すけど、二人とも残ってない場合は目も当てられないしな…。
ここら辺の駆け引きがドラフトの醍醐味だわ。


2位…松葉貴大/大阪体育大/投手/左投げ左打ち/180センチ/77キロ
MAX149キロの速球派左腕。
スピードで川満を上回り、コントロールも良い。
東浜×⇒川満×で、1位に伏見を繰上げなら、2位では投手を狙う可能性は大。
球の速い成瀬みたいな存在になれれば、先発ローテも見えて来るが。


2位…北原郷大/JX‐ENEOS/投手/右投げ右打ち/178センチ/83キロ
MAX152キロを誇る豪腕サイドスロー。
中継ぎなら即戦力間違い無しと言われる。
松葉同様、1位が伏見なら、2位で投手を狙うはず。
将来の抑え候補として。


2位…小豆畑眞也/西濃運輸/捕手/投げ打ち/181センチ/83キロ
二塁送球1秒8を切る超強肩捕手。
守備には定評があるが、打撃の弱い典型的な清水将海タイプ。
キャッチャーはどこの球団も欲しいし、大学・社会人捕手では伏見に並ぶ評価だけど、正直、打撃の弱い捕手は敬遠したいのが、ロッテとしての本音(2割そこそこのバッターがスタメンに何人も並んでしまう可能性があるので…)。
阪神・中日が上位で狙っているとの事だが、阪神が伏見を優先した場合、伊東新監督の意向で指名するかも。
肩は確かに魅力だよな。


3位…杉山翔大/早稲田大/内野手/右投げ右打ち/172センチ/78キロ
高校時代からドラフト候補に挙がった地元・東総工業出身のキャッチャー。
遠投115メートル、キャッチャーとしては二塁送球1秒8を切る強肩だったが、大学では打力を活かして内野手(三塁手or一塁手)に転向。
上背は無いががっしりした体付きで、50メートル6秒1と俊足。
今江と7歳差だし、ポスト・今江の準備をしておきたいところ。
ファーストはホワイトセル・福浦・サブロー・大松といるから、強肩を活かしてサードで使いたいね。
でもサードか、ファーストとしてであれば、3位までは残りそうだけど、ロッテは今年の順位が5位だったから、2位の指名が早い代わりに3位は指名が遅いんだよな。
阪神がキャッチャー再転向も視野に入れて、上位で狙っているらしいし、3位じゃ残ってないか。
阪神が2位で伏見or小豆畑なら残っててもおかしくないけど。
地元出身の逸材は逃したくないのが正直なところなので、2位の繰上げがあるかも。
でも1位が投手なら、2位は捕手を獲るか…。
ロッテももし獲得ならキャッチャー再転向はありえるかも。
伊東新監督のマンツーマン指導で花開くかも知れないし。


3位…相内誠/千葉国際高/投手/右投げ右打ち/184センチ/74キロ
MAX143キロの大型右腕。
今夏の県予選では先発せずにリリーフ登板のみだが、どうにも例年より小粒な地元・千葉の高校生の中では頭一つ抜けた存在。
とは言え昨年の上沢も6位の評価なので、プロの目で見てどうなのかは分からないけど。
地元の選手だし、ロッテは欲しいけど、こういう素材型の投手を上位で狙って、モノにならなかった時のリスクは怖いね。
特に入団時点でプロのレベルにあった唐川は除くと、成瀬・内以来、高校卒投手が育ってない環境だし…。
迷うね。


3位…田面巧二郎/JFE東日本/投手/右投げ右打ち/177センチ/80キロ
休部した日産自動車から移籍した、地元JFE東日本の速球派右腕。
上背は無いが、150キロの速球と変化球で三振が取れるタイプ。
中継ぎなら即戦力で伊藤みたいに使えるんじゃないのかな? と思ってみたり。


3位…井納翔一/NTT東日本/投手/右投げ右打ち/188センチ/86キロ
木更津総合高出身。
長身からMAX148キロのボールを投げ下ろす。
あだ名はイノビッシュらしい。
毎年ドラフト候補に上がりながらも故障もあって指名漏れの連続で、何となしかプロでは無理かなー…って思ってたら急に評価が上がった感じ。
地元だし割とロッテ顔だし、何とか獲れないかな。
故・伊良部氏以来、ロッテは大型ピッチャーの墓場と化しているのが気掛かりだが…。
横浜が上位で狙っているとの情報有り。


4位…秋吉亮/パナソニック/投手/右投げ右打ち/182センチ/76キロ
地元・中央学院大出身。
速球派のサイドスロー。
同じサイドから152キロを投げるJX‐ENEOS・北原の陰に隠れてしまって目立たないが、サイドハンドからMAX148キロのスピードボールを投げる。
学生時代の大学選手権では九州共立大を2安打完封、大学日本の合宿にも呼ばれたがプロ志望届けを提出せず。
満を持してのプロ入りなるか。
ヤクルトの林みたいな投手に育てば面白そう。


4位…真砂勇介/西城陽高校/外野手/右投げ右打ち/183センチ/78キロ
50メートル6秒1、遠投105メートル。
高校通算50発オーバーのスラッガー。
松本編成統括が高評価。
外野は飽和状態だけど高校生となると別腹か。
伊志嶺と6歳差だし、ロッテにはいない(現状、大松が全く期待出来ないので)スラッガータイプの外野手だし。


5位…高田知季/亜細亜大/内野手/右投げ左打ち/175センチ/65キロ
東都を代表するショート。
まだ線が細く打撃にパンチ力が無いが、守備力では駒大・白崎を上回り大学ナンバーワン。
東浜を逃した場合でも、亜細亜とのパイプ作りのために指名実績を作りたい。


5位…谷内亮太/国学院大/内野手/右投げ右打ち/178センチ/78キロ
ショートしての能力は亜大・高田の方が上だけど、顔が男前だからね。
これは人気出ますよ。
右バッターだから根元・鈴木大地と棲み分け可能なのもいい感じだ。


6位…下妻貴寛/酒田南高/捕手/右投げ右打ち/186センチ/85キロ
ディフェンスタイプの大型キャッチャー。
外れ1位か2位で伏見を獲れたなら、もう一人のキャッチャーは下位で構わないので、打撃の弱さで敬遠されがちな下妻を獲っておきたい。


6位…松本幸一郎/立教大/内野手/右投げ左打ち/178センチ/75キロ
遠投100メートル、50メートル6秒1。
六大学を代表するショート。
ショートに根元が定着したが、鈴木大地をセカンド・サードで起用。
根元の肩が弱過ぎるので、根元⇒セカンド、鈴木大地⇒ショートがベターだと思うんだけどね。
いずれにせよ、井口の賞味期限が迫っているので、根元をセカンドに回すために、ショートを守れる内野手は欲しい。
六大学の地盤沈下は懸念材料だが、プロでの伸び代が高い横浜高校出身というのはナイス。


7位…中村尋/千葉英和高/内野手/右投げ左打ち/180センチ/87キロ
千葉県下一と言われるスラッガー。
スラッガータイプの選手は欲しいね。
でも守備位置がファーストなのは厳しいね。
元々キャッチャーだったらしいので、キャッチャーとしての期待も込めての指名ならあるか。


7位…大塚椋司/JX-ENEOS/投手/右投げ右打ち/178センチ/78キロ
高校時代は選抜決勝で東浜に敗れ準優勝。
入社1年目に150キロを叩き出し一躍ドラフト上位候補に。
ところがその後は思った様な活躍は出来ず、評価が下り坂。
今は同僚の北原・大城の後塵を拝す評価に。
捲土重来はあるのか。
あ、でもJX-ENEOSはドラフト候補が多いから、人数の関係で指名出来ないか。
でもNTT東日本・井納みたいに急激に評価が高まる選手もいるから、何とか頑張ってもらいたい。


去年は全体的に不作の年と言われたけど、ロッテに限れば全員が一軍で活躍するという(藤岡と中後が期待を下回ったけど)大成功ドラフトだった。
スカウティングの基本としては、去年みたいに不作の年でも使える選手を獲って来る事こそ大事だけど、今年みたいな豊作の年に使える選手を獲るのは当たり前の話。
なので失敗は許されないね。
荻野貴が復帰し、伊志嶺もいるので、即戦力の外野手は補強しないだろうけど(高校生はあるかも知れないけど)、それ以外は手当てが必要。

・即戦力の先発投手(6番手がきつい。もしグライシンガーが退団だとやばい)
・即戦力の中継ぎ投手(出来れば左)
・ポスト里崎としての即戦力捕手
・小池と世代がずれる次のそのまた次の世代の高校生捕手
・ショートやサードを守れる強肩の内野手(ショートなら右打ち、サードなら左打ちだとすごく助かるが、とりあえず守備がしっかりしている事が前提)
・高校生の外野手(外野は同世代の選手が多いので、衰える時期がかぶると危険。伊志嶺と年齢差のある高校生がベター)

うーむ…。
こうして見ると、1回のドラフトじゃ埋め切れないぐらいの補強ポイントの多さだ。
ほんと、グライシンガーが抜けたら先発は悲惨になるな。
それでなくとも、何とか東浜は引き当ててもらいたいけど…。
左の中継ぎとキャッチャーも欲しい。

フロントの思い描いたシナリオで大成功と言えるのは

1位:東浜入札⇒抽選○
2位:阪神が小豆畑を指名⇒伏見
3位:阪神より先に杉山を指名
4位:思ったよりも評価が低くて相内が残っている
5位:真砂が残っている
6位:秋吉が残っている
7位:高田が残っている

こんな感じか?
何もかもがロッテに都合良く運ばないとありえないけど。
相内や高田がその順位じゃ獲れないか…。
あと左ピッチャー獲れてないな(汗)。
去年はバリバリ1位の藤岡と、外れ1位もあると言われた中後を獲れたけど、中後の他球団の評価が思ったより低かったのもあるしね…。
流石に虫が好過ぎるか。

いかんパターンは

1位:東浜⇒抽選×で川満
2位:伏見を阪神に獲られる⇒小豆畑か田村か高橋にシフト
3位:杉山が指名済み⇒相内繰上げ
4位:真砂が指名済み⇒秋吉繰上げ
5位:高田が指名済み⇒松本繰上げ

とかで、後手後手に回って一つ下の順位で指名予定の選手を繰り上げまくる場合か。

県民の思い入れで希望を込めると

1位:東浜⇒抽選×で川満
2位:伏見⇒先に指名されたら左投手(松葉か、福岡工大城東高・笠原)
3位:杉山
4位:相内
5位:秋吉
6位:下妻
7位:中村

こうだけど、こっちも相内4位は無いか。
杉山は欲しいな。
キャッチャーのままでリードも良ければドライチだったんだけど、ファーストかサードなら3位が妥当な線のはずなんだけどね…。
キャッチャー再転向を視野に入れているという阪神が不気味だ。
社会人投手では井納か秋吉のどちらかは欲しい。

まあ、明日の今頃には泣いても笑っても結果は出ているので、果報は寝て待とう。
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マリサポ日記2011.10.27(ロッテドラフト総評2011)

2011年10月27日 | ドラフト予想、総評
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/10/27/kiji/K20111027001905140.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/10/27/kiji/K20111027001903200.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/10/27/kiji/K20111027001902710.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/10/27/kiji/K20111027001904290.html

藤岡獲ったどー!!

公約通り藤岡特攻。
去年ハンカチ玉砕の西村監督が引き当てた!!
監督株がストップ安だったけど、ここで株価が急上昇!
でかした!

2位も中後で150キロ左腕をダブルゲット。

しかし四人で指名終了。
上沢は6位でハムへ…。
5位で獲ってちょうだいよ。
地元のファンが喜ぶんだからさ。

いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。

1位…藤岡貴祐/東洋大/投手/左投げ左打ち/183センチ/80キロ
3球団競合の末に交渉権獲得。
目玉中の目玉が獲れたのって小池以来?
逆指名ドラフト下じゃ悔しい思いをしたけど、こうして超目玉が獲れると嬉しいね。
素晴らしい。
あとはとにかく無理だけはしないでくれ。
背番号はもちろん18。


2位…中後悠平/近大/投手/左投げ左打ち/182センチ/72キロ
2位は内野手かと思ったけど、左腕で来たか。
外れ1位は確実と言われた左腕投手が2位で残ってたら、そりゃ獲るわな。
先発でも中継ぎでも1年目から期待してるぞ。
背番号は16か。


3位…鈴木大地/東洋大/内野手/右投げ左打ち/176センチ/74キロ
2位で消えると言われた選手が3位で獲れた。
ショートは西岡の穴がぽっかり空いちゃってるからね。
1年目から勝負だ。
しかしこの顔はロッテが似合うね。
背番号は西岡の7か、カスティーヨの25か。


4位…益田直也/関西国際大/投手/右投げ右打ち/177センチ/80キロ
スリークォーターからMAX148キロの速球派右腕。
スライダーの切れも見事。
背番号は坪井の35か。


育成選手は指名せず。
う~む…。
フロントの緊縮財政指令がここに現れたのか?
岡田の例があるから、ここはケチっちゃいかんのだけど…。

しかしまさかとは思うけど、ドラフト指名選手の契約金3億円上限ルールが復活したって事はないよな?
藤岡1億・中後1億・鈴木6000万・益田4000万ならピッタリ3億だけど(汗)。

市立柏・森は読売の育成選手に。
流石に育成じゃ入団拒否か?
それとも這い上がるのか?
素材タイプだけに早ければ1年、長くても3年で切られたら悔いが残りそうだけど…。

JX-ENEOSの大塚とJFE東日本の中林は指名漏れ。
中林は左二人獲ったから仕方無いか。
スピードが戻らないとプロは厳しいね。
大塚はまだ高校卒3年目だし、もう1年実績作って来年の上位指名を目指そう。


総括としては大学生の即戦力ばかりを集めた感じだけど、藤岡が獲れた時点で90点だし、中後と鈴木と狙っていた選手は獲れたので、100点のドラフトだね。
県民の心残りとしては上沢が残っていたのを指名しなかった事と、将来を見据えれば高校生の内野手か捕手をもう一人欲しかったところだけど、ドラフト当日の時点で評価するのであれば、ロッテ史上最高レベルのドラフトじゃないの?
願わくば全員に入団してもらって、1日も早くマリンで活躍する事を期待しよう。
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マリサポ日記2011.10.26(ロッテドラフト予想2011)

2011年10月26日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
ロッテは四~五人を指名予定。
今年も希望を含めて予想してみる。
ちなみに去年は南昌と小池の二人を当てた。
ハンカチは指名自体は当てた(これは当たり前か)。
まさか外野手の伊志嶺を獲るとは夢にも思わなかったけどな。


1位…藤岡貴祐/東洋大/投手/左投げ左打ち/183センチ/80キロ
ご存知MAX153キロを誇る剛速球左腕。
大学BIG3の一角で不動の1位候補。
とにかく疲労が気になるけど、上背もあるし勝ち運も持ってるし、即ローテとの高評価。
左であの高速スライダーはプロでも慣れるまではそうそう打てないね。
桐生一高出身の選手は大成しないというジンクスを吹き飛ばしてくれ。
背番号18が君を待っているぞ。


外れ1位…中後悠平/近大/投手/左投げ左打ち/180センチ/72キロ
スリークォーターからMAX151キロ。
BIG3に次ぐ存在として1位指名が確実視される左腕。
松本編成統括、山下スカウトが高く評価している事もあり、藤岡を逃した場合はロッテが入札する可能性大。
ただ直前で藤岡を回避した球団が入札に回る可能性もあり、外れ1位では残っていない恐れも…。
なお苗字は「なかうしろ」と読む。


その他1位候補…松本竜也/英明高/投手/左投げ左打ち/193センチ/78キロ
スリークォーターからMAX146キロ。
身長190センチオーバーの超大型左腕。
もし入団すれば日本人左腕としては日本球界史上最長身となるそうな。
線は細いけど、物になれば左のダル。
あるいは正真正銘の和製ランディー・ジョンソン。
ロッテの投手事情を考えれば、仮に藤岡を逃し、中後を入札されても同じ左腕の松本を外れで持って来てもおかしくは無いね。
ただ、中後と違って入札に回る球団が出る可能性は低いだろうけど、外れ1位でも競合の可能性はあるか。


その他1位候補…釜田佳直/金沢高/投手/右投げ右打ち/176センチ/74キロ
今夏の習志野戦で153キロをマーク。
上背が無いのがネックだけど、剛速球は魅力。
ロッテのスカウト陣も夏の甲子園で高評価。
ただ松本や西川の方をより評価している様な気も。


その他1位候補…西川健太郎/星陵高/投手/右投げ右打ち/184センチ/75キロ
ロッテが視察。
153キロ右腕・釜田よりも高く評価している球団もあり、外れ1位で消えるレベルとの評価も。
藤岡×⇒中後×+松本指名済み…で、1位指名か。
ただし左腕の今村(太成学院高)を優先させる可能性も。


その他1位候補…武田翔太/宮崎日大高/投手/右投げ右打ち/185センチ/70キロ
線は細いがこの上背で150キロ。
宮崎と言えばジョニー、という事で54の後継者に。
あ、もう着けてる人がいるな…。
でもバンクの入札が濃厚らしい。
縁が無かったか。


その他1位候補…北方悠誠/唐津商業高/投手/右投げ右打ち/178センチ/73キロ
釜田と並ぶ153キロをマーク。
九州一円を我が物顔にしているソフトバンクの2位指名が濃厚と言われるが、外れ1位は確実との声もあり、2位まで残らない可能性も。
去年バンクに山下をさらわれてるけど、仮に2位に残っていても、ロッテの事情からして、意趣返しのためだけに鈴木大地をスルーしてまでは狙わないか。


その他1位候補…小林誠司/同志社大/捕手/右投げ右打ち/178センチ/70キロ
大学球界ナンバーワンキャッチャー。
1位指名でなければ社会人入りを表明。
すげー自信だな。
でもロッテは、定詰・田村・清水将海・椎木・的場と打てない捕手に悩まされて来たからね…。
二塁送球1秒8の強肩だけど、強打という訳では無いし、正直ロッテの1位は無いかな…。
プロとアマじゃリードの仕方も野手の走塁も全然違うし、ディフェンス重視であるなら、細川や大野クラスの盗塁阻止率は欲しいね。
来年早稲田に入った超高校級キャッチャーの杉山(東総工業)・地引(木更津総合)がドラフトイヤーだけど、大学で内野・外野にコンバートされちゃったし、今年キャッチャー獲るとすれば高校生か。
小池の2年目の逆襲に期待しよう。


2位候補…鈴木大地/東洋大/内野手/右投げ左打ち/176センチ/74キロ
50メートル6秒3、遠投110メートル。
プロのレベルで俊足とは言えないまでも打撃力・守備力に定評あり。
ポスト西岡を固定出来なかったチーム事情から「2位指名もある」、「大学生内野手ではナンバーワン」と山下スカウト。
使えるショートは是が非でも欲しいね。
来年は外野に再コンバートされるであろう荻野貴、打てない渡辺正人・塀内、守れない根元、1軍に定着出来ない早坂・細谷・高濱と我がロッテのショートは枕を並べて討ち死に状態だから(涙)。
統一球で苦しんでいるとは言え、高濱.208、塀内.178、根元.228、高口.045、渡辺正.171、細谷.121、早坂.224という凄まじい低レベルな争いだ(汗)。
つまり守備がこなせて打率.230打てばもうレギュラー満タンだ(哀)。
08年・松本兄(現横浜)が.136⇒.295⇒.211、09年・荒木(現ヤクルト)が.100⇒.125、去年の伊志嶺が.261と、大学ナンバーワンの評価であっても野手はやってみなきゃ分からんけど。
顔もいい感じのロッテ顔って所もポイント高し。


2位候補…安達了一/東芝/内野手/右投げ右打ち/178センチ/75キロ
走・攻・守三拍子揃った社会人を代表する遊撃手。
年齢的に見て完成度で鈴木大地に勝り、将来性で劣る感じで、今年の評価に限れば上か。
鈴木大地が獲れない場合は時間のかかる高校生よりも優先する可能性はあるが…。
でも何か右バッター中心のチームになっちゃったから、どちらかと言うと欲しいのは左バッターだね。


その他2位候補…松本剛/帝京高/内野手/右投げ右打ち/180センチ/74キロ
50メートル6秒1、遠投105メートル。
高橋は1位で消えるし、地元・習志野の宮内はプロ志望届を出さなかったから、ポスト西岡の候補として欲しい俊足巧打の大型遊撃手。


その他2位候補…桑原将志/福知山成美高/内野手/右投げ右打ち/171センチ/67キロ
50メートル5秒8、遠投100メートル。
2位で鈴木大地が獲れれば指名は無いが、ポスト西岡候補としてショートを守れる選手は必要。
しかし松本もそうだけど右打ちだね。


3位候補…上沢直之/専大松戸/投手/右投げ右打ち/187センチ/85キロ
千葉を代表する大型右腕。
大型ピッチャーにありがちなコントロールの破綻が無いのがいいね。
泉澤・宮内がプロ志望届を出さなかったから、県民の輿望を担う指名が欲しいね。
3位で取れればいいけど、2位での指名もありえるとの高評価も…。
う~む…。
指名権が13番目の代わりに3位の指名権が36番目だからな…。
厳しいか…。


その他3位候補…吉元一彦/NTT西日本/投手/右投げ右打ち/181センチ/72キロ
MAX147キロ。
ロッテとハムが高評価。
相変わらずこういう実戦的なピッチャー好きだよな、ロッテ。
そしてハムも。


その他3位候補…岩佐海斗/東京ガス/投手/右投げ右打ち/187センチ/74キロ
MAX145キロの大型右腕。
長身だが低めにコントロール出来ているので、中継ぎであれば1年目から戦力になれるか。


その他3位候補…大塚椋司/JX-ENEOS/投手/右投げ右打ち/178センチ/78キロ
高校時代は千葉経大附属の齋藤圭祐(現読売)を準決勝で破り準優勝。
入社1年目に151キロを叩き出し、2年後の1位確実と言われたが故障で思ったほどの飛躍は遂げられず。
ロッテと相思相愛との噂も、この2年間の実績不足で上位での指名は無いか。


その他3位候補…中林伸陽/JFE東日本/投手/左投げ左打ち/179センチ/78キロ
慶大時にリストアップも指名漏れ。
大学時代はMAX147キロの速球派も社会人では軟投派にモデルチェンジ。
ストレートは130キロ台後半がほとんどで、またコントロールにも難有り。
社会人では故障もあり、順調に成長出来たとは言えない。
地元JEF東だし左腕だから欲しいけど、慶大勢のプロ入り後の伸び悩みがどうも気になる…(来年の目玉・福谷がいるけど)。
成瀬・木村と左が軟投派ばかりでも困るしね…。


4位候補…森和樹/市立柏/投手/右投げ右打ち/186センチ/93キロ
清田の後輩に当たる大型右腕。
かなり荒削りなのでロッテで育てられるかと言うと…。
阪神が3位もしくは4位で狙っている模様。


その他千葉枠…大島寛之/Honda/外野手/左投げ左打ち/177センチ/78キロ
千葉経済大附属出身で広島・丸の同級生。
遠投130メートルの超強肩外野手も、右の荻野貴・清田・伊志嶺に加え、左打ちの外野も大松・岡田に角中も出て来た今となっては必要無いか。


全体的に不作の年と言われるだけあって、2位候補までと3位以下の実力が開いちゃってるね。
まあ、高校卒で入った選手が唐川・由規・中田・丸・藤村…と活躍しちゃってるから、アマチュア球界に人材が流れなかったと考えよう。

フロントの思い描いたシナリオで予想すると

1位:藤岡⇒中後
2位:鈴木
3位:大学・社会人の即戦力投手(出来ればサウスポー)
4位:高校生内野手(出来れば左打ち)
5位:高校生捕手

とかが理想なのかな?
県民の思い入れで希望を込めると

1位:藤岡
2位:鈴木
3位:高城
4位:上沢
5位:大塚

だけど、高城・上沢がその順位じゃ残ってないし、大塚は5位じゃ入団してくれんだろうしね。
上沢を2位に持って来る訳にはいかんのかな。
上位で投手ばっか指名するとボビー時代に逆行しちゃうけど。
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マリサポ日記2010.10.28(ロッテドラフト総評2010)

2010年10月28日 | ドラフト予想、総評
http://www.marines.co.jp/news/detail/6010.html

公約通りハンカチ王子特攻もクジで玉砕。
日ハムが獲得。
ススキノ王子になるなよ。
そしてロッテは外れ1位でまさかまさかの右の外野手・伊志嶺を指名。

3位は小林敦。
大学は東海大。
大松と合わせて東海大閥を形成。
まさか来年の菅野への布石?
流石に原監督の甥っ子は指名出来ないと思うが…。

山下斐紹は1位でソフトバンクにさらわれる。
嫌な予感が的中。
ロッテの城下町どころか本丸も本丸、むしろ天守閣だぞ。
オレは福岡から嫁をもらおうと、ソフトバンクの筆頭株主になろうと、福岡県知事に就任しようとも、このチームのファンに鞍替えする事だけは生涯無い事を、ここに宣言しよう。

いやー、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それにしても若ハ…いや、渡辺監督くじ運強いな。
去年は1番で引いて当てて、今年は残り物に福があるんだからな。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。


http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2010/news/f-bb-tp1-20101028-695349.html

1位指名…伊志嶺翔大/東海大学/外野手/右投げ右打ち/178センチ/78キロ
伊志嶺1位で来たか…。
アホみたいに野球見てて、ロッテの補強ポイントも把握してるつもりだったけど、これは読めんわ。
50メートル5秒7の俊足と巧打、広い守備範囲が持ち味。
特に1塁到達は驚異の3秒6で、イチロー(もちろん左バッター)が3秒7乃至8って言われてるから、右バッターでこれは荻野貴と並ぶ怪物だ。
しかしまさか2年連続で右打ちの外野手を1位で指名するとは…。
1位の投手を外したとは言え、これはドラフト史上初の出来事か?
スイッチヒッター好きだからスイッチ転向もあるかも。
でも荻野貴・清田がいて、さらに外野手獲るって事は、荻野の復帰が相当遅れるのかな…。
大学時代内野手だったから、内野にコンバートか?
うーん。
何はともあれ、抽選で当てた選手なので、ぜひ入団してもらってロッテ史上最強の外野陣を完成してもらおう。
背番号は堀が着けてた5か大塚明の着けてた23、下敷領の24か?
5も初芝の6と並んでロッテファンには思い入れのある番号だから、ちょっと温めておいて欲しいけど、伊志嶺なら納得だ。


http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2010/news/f-bb-tp1-20101028-695375.html

2位指名…南昌輝/立正大学/投手/右投げ右打ち/182センチ/77キロ
2位で来たか。
もちろんロッテも指名候補に挙げてたし、入札か、外れ1位で競合するレベルと言われてたから、2位で獲れれば本来なら御の字中の御の字なんだけど、故障で評価がガタ落ちしてしまった。
中日の大野は最悪1年棒に振っても問題無いけど、ロッテの台所事情だとその余裕は無さそうだけど。
何とか回復させてその豪腕をマリンで見せてくれ。
背番号はハシケンを変更で西武・西口と同じ13?
それとも24か塀内の着けてる16か?


http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2010/news/f-bb-tp1-20101028-695377.html

3位指名…小林敦/七十七銀行/投手/右投げ右打ち/178センチ/80キロ
小林の系譜に新たなる歴史が。
やっぱ歴史は繰り返されるんだな。
南が出遅れる可能性があるので、ここで即戦力の投手を指名。
お得意の社会人出身投手。
この順位で使える投手を獲って来るのがロッテのお家芸。
期待してるぞ。
しかし七十七銀行って「しちじゅうしち」って読むのね。
「なそな」銀行って読むんだと思ってた。
あれ?
どっかで聞いた様な響き。
背番号は小林宏之がメジャーに行って空いた場合は41?


http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2010/news/f-bb-tp1-20101028-695381.html

4位指名…小池翔大/青山学院大学/捕手/右投げ右打ち/183センチ/82キロ
今年の大学ナンバーワンキャッチャー。
2位で消えると言われてたけど4位まで残ったか。
打撃のインパクトが弱いのと、骨折の影響か。
でも山下斐紹をバンクにさらわれたのでこれは納得の指名。
将来の正妻候補として期待。
背番号は黒滝の36か?


http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2010/news/f-bb-tp1-20101028-695382.html

5位指名…江村直也/大阪桐蔭/捕手/右投げ右打ち/175センチ/79キロ
中京大中京の磯村が残っているのにロッテスカウトが選んだのはこちら。
流石に打撃と走塁は山下に及ばないものの、2塁送球は1秒8で匹敵。
背番号は相原の53か?


http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2010/news/f-bb-tp1-20101028-695398.html

6位指名…藤谷周平/南カリフォルニア大学/投手/右投げ右打ち/190センチ/77キロ
噂の隠し球・150キロ右腕を逆輸入。
190センチの長身から150キロの速球を投げ下ろす…って書くと恐ろしいね。
でもロッテのピッチャーは「伊良部の呪い」以来、外国人以外で184センチ以上の大型投手が活躍しないというジンクスがあるな。
184センチの大嶺も今年伸び悩みだし。
吉(マイケル)と出るか凶(マック鈴木・多田野・辻本)と出るか。
いや、凶はいくら何でも失礼か。
でも南カリフォルニア大って確かボビーの母校(以下略)。
背番号は…。
あれ?
あと何番が空いてるの?


http://www.marines.co.jp/news/detail/6011.html

育成選手を三人指名。
手元にデータが無い。
今年も左を獲らなかったから、育成枠ながら2位の山口投手に期待。


総括としては左腕を育成以外で獲らなかった事、内野手を獲らなかった事と、地元期待の星・山下斐紹をバンクにさらわれたのが痛いかな。
左は服部・木村・坪井・植松に出て来てもらわんとしんどいな。
内野は西岡が本当にいなくなったら緊急事態だ。
山下…。
ウェーバーがロッテの方が先だから、勝負に出たバンクの勝ちか。

しかし育成の黒沢を含めて「しょうた」が三人も。
大嶺弟も翔太だし、「しょうた」カルテットでしょうた王国が完成。
本当にその名前多いのね。

成田の中川諒は指名漏れ。
智弁和歌山戦のピッチングが2回戦以降も出来てたら指名されたんだろうけど、現状では力量不足と判断されてしまったか。
パイプで言うと東洋大辺りが強いと思うけど、4年後に縁があればまた会いましょう。
今後の飛躍に期待。

まあ、何だかんだ言って戦力になる選手を指名した中々のドラフトじゃないのかな。
小池はともかく南の故障が治れば間違い無く成功だけど。
こればっかりは来年になってみないと分からんね。
願わくば全員に入団してもらって、1日も早くマリンで活躍する事を期待しよう。
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マリサポ日記2010.10.27(ロッテドラフト予想2010)

2010年10月27日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
今年も希望を含めて予想してみる。
ちなみに去年は何と荻野貴以外の三人を当てた。
肝心要の荻野を外したけどな。


1位候補…斉藤祐樹/早稲田大学/投手/右投げ右打ち/176センチ/74キロ
ご存知ハンカチ王子。
田中マー君を退けての甲子園優勝投手にして、東京六大学通算30勝投手。
ロッテとヤクルトがすでに1位指名を表明し、ソフトバンクも指名を検討。
世代を代表する右腕なんだけど、知名度先行は仕方無いか。
アマチュアレベルで見ればもちろんトップクラスの投手なんだけどね。
最近の東京六大学出身者がイマイチなんだよな。
やっぱ現時点での完成度が高い分、伸び代が少ない気も…。
ここ10年で175センチ前後の、上背の無い右腕で出世したのは、そうおらんしね。
桑田並みのセンスがあるかと言うと首を傾げてしまうし。
しかし行くからには抽選で見事に当てて来い!
楽天戦で田中マー君と投げ合ったら盛り上がるだろうしね。


外れ1位候補…福井優也/早稲田大学/投手/右投げ右打ち/178センチ/78キロ
MAX152キロの豪腕。
高校時代に読売の指名を拒否し、一浪して早稲田へ。
ヤクルトが同じ様にハンカチの外れ1位で狙っているらしく、外れ1位の筆頭候補。
しかもここに来て広島が単独入札も。


外れ1位もしくは2位候補…山下斐紹/習志野高校/捕手/右投げ左打ち/180センチ/79キロ
地元千葉出身の俊足強肩の捕手。
50メートル走5秒9、遠投115メートル、2塁送球は1秒8を切る。
地肩も強いけど、それに頼らず捕球から投げるまでが速い。
的場はもちろん、里崎より速い。
打撃も非凡で高校通算35本塁打。
いくら金属バットとは言え、広くて風のあるマリンでスタンドにぶち込むからには、打撃が良くなくちゃ無理だからね。
再来年には杉山(早稲田大。内野手も兼任)がいるけど、里崎の次世代捕手は欲しいよな。
里崎と15歳差、金澤と9歳差だから、一旦レギュラーに定着すれば長くホームベースを守ってくれそう。


2位候補…小池翔大/青山学院大学/捕手/右投げ右打ち/183センチ/82キロ
今年の大学ナンバーワン・キャッチャー。
去年橋本将が去って、今年は的場がいなかったらどうなってたんだっていう捕手陣なので、正妻候補の大型捕手が欲しいのは間違い無い。
青学大好き石川副代表がいるから、ここは青学枠の発動で獲得か。
でも山下との兼ね合いもあるな。
1位で斉藤の獲得に成功して、2位でウェーバー順が先の球団に山下を獲られた場合は、2位で指名かな。
どこもキャッチャー欲しいけど、流石に今年の投手の顔触れからしたら、ロッテのウェーバー2巡目までに山下・小池の両方がいなくなってるって事は無いはず(FA権持ってるキャッチャーたくさんいるし)。
ただ骨折が気がかり。


2位候補…小林寛/大院大/投手/右投げ右打ち/180センチ/84キロ
MAX148キロ。
永野スカウトが評価。
「獲得を視野に入れている」という記事が出てた。
関東のリーグに比べてレベルの落ちる関西のリーグだと、多少割り引かないといかんのだけど、例年なら1位の評価でもおかしくない投手。
今年はいいピッチャーいるからな。
ロッテが1位斉藤×⇒山下○なら2位で指名か。
それと小林という名字に縁を感じる(笑)。
将来ロッテの守護神として炎上する姿が…あわわ!
活躍する姿が目に浮かぶわ。


2位候補…須田幸太/JFEスチール東日本/投手/右投げ右打ち/175センチ/70キロ
上背の無い右腕という点ではハンカチ王子とかぶるね。
ハンカチを獲得成功ならスルーは確実。
横浜が上位で狙ってるらしいけど、斉藤×⇒山下○なら、社会人好きだから指名するかも。
地元のJFE東日本だし。
174センチの大谷(早稲田の先輩)が機能しなかったのはマイナス要素。


3位候補…南昌輝/立正大学/投手/右投げ右打ち/182センチ/77キロ
大学の先輩である西口2世と呼ばれる、ここ1・2年の立正大躍進の立役者。
MAX150キロ。
春先は西武が入札か、外れ1位で競合する投手って言われてたけど、故障で評価がガタ落ち。
素材は1位クラスだけど4年時に評価を落とした選手は難しいね。
ロッテは指名する余裕無いか。


4位候補…中川諒/成田高校/投手/右投げ右打ち/180センチ/73キロ
今夏の甲子園で成田をベスト4に導いた唐川2世。
サイドからMAX143キロ。
初戦で強打の智弁和歌山から14三振を奪った投球は見事。
夏前の評価じゃドラフトにかからなかったけど、これで一気に評価を上げた。
でも2戦目以降はそれほどの快投は見せられず。
スタミナがまだ足りないかな。
ロッテが「獲得を視野に入れている」という記事があったけど、他の球団の指名のニュースが無いから、4位で獲れるものと。
千葉の高校卒右腕なら来年の上沢直之(専大松戸)がいるし、ロッテが4位で狙って、その前に他球団にさらわれるのは仕方無い。


4位候補…荒波翔/トヨタ自動車/外野手/右投げ左打ち/178センチ/75キロ
荻野貴・清田が右バッターだから今度は左の外野手が欲しいね。
大松が今年イマイチで神戸が完全伸び悩みなんで。
荻野貴復活ならサブロー・荻野貴・大松の外野陣で守る所が無いは無いけど、清田とポストサブロー争いを繰り広げて欲しい。
でも今年の投手事情で野手をそんなに指名しないかな?
ベイがリストアップしている模様。


その他千葉枠…十九浦拓哉/セガサミー/内野手/左投げ左打ち/180センチ/85キロ
八千代松蔭出身。
東洋大時代も候補に上げられたけどスルー。
左打ちでタイプ的に大松・神戸とかぶる上に外野から一塁手にコンバート。
福浦・金泰均いるから一塁手を獲る余裕は無いか。


その他千葉枠…井納翔一/NTT東日本/投手/右投げ右打ち/188センチ/86キロ
木更津総合出身。
長身からMAX148キロのボールを投げ下ろす。
あだ名は何とイノビッシュ(驚)。
マジなのか?


その他千葉枠…大島寛之/Honda/外野手/左投げ左打ち/177センチ/78キロ
千葉経済大附属出身。
広島・丸の同級生。
高校時にプロ志望届け提出も指名見送り。
全盛期のイチロー張りの遠投130メートルの超強肩を誇る。
清田も強肩だけど、地肩の強さは恐らく上。
でもバッティングが荒いかな?
ぶっちゃけ強肩の守備固めなら南がいるしな。
打撃でアピール出来ないと苦しいか。
でもボビーの長野強行指名でロッテとホンダの間に確執があるっぽい。
早川・川嵜がそれで出されたとかネットで噂になってたけど。
真偽のほどは謎である。


投手ばかり四人指名の噂もあるけど、是が非でも山下は欲しいな。
ボビー政権下と違って隠密ドラフトって訳じゃないけど、情報は他球団に比べて少ないね。
3位が読めん。
去年の荻野貴の例もあるし、素人目には「え?」と思わせる指名で確実に戦力になる選手を取りそうな気もするけど。
明日の今頃にはもう決まってる訳だし、果報は寝て待とう。
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