先週の土曜日の午後、山谷のボランティアの女性からラインが来た。
彼女はカトリック上野教会の信者で、そこで出会った路上生活者の男性から一冊の本を進められた。
その本は彼が書いた物。
写真にあるように「シケ煙草の吸い方」である。
題名だけでもとても興味の湧くの作品だと思った。
彼はいわく、「下駄のおにいさん{もちろん、それは私のこと}にも読んでほしい」とのことで、次の土曜日に山谷のボランティアに彼女が持って来てくれる。
今から読むのが楽しみである。
顔を見れば、きっと誰だか、分かるが、今のところは彼の顔が浮かばない。
それでも、向こうは私のことを覚えていて、私に自分の作品を読んで欲しいと思ってくれたようだ。
それが有り難いことである。
読む前にアマゾンで売ってはないかと「シケ煙草の吸い方」を検索したが何も出てこなかった。
検索ワードをホームレス作家ダッチーと検索すると、彼のエッセイが少し読めるので、もし読みたい人は読んでみてください。