昨日、R.P.ファインマン氏による「科学は不確かだ!」を読み終えました。
ファインマン氏は、日本の朝永振一郎氏らとともにノーベル物理学賞を受賞した一流の物理学者です。
と同時に、氏が著した一般読者向けの数々の著作も非常に高い評価を受けています。
本書は、1963年4月ワシントン州立大学で行なわれたファインマン氏の3回にわたる講演を起こしたものです。
「まさに時代は米ソ冷戦下」という社会背景を踏まえないと理解し難いところもありますが、氏の考える「科学の在りよう」は十分伝わってきます。
ただ、「科学者の責任」についての主張は、果たしてそれでいいのかと疑問が残りました。
氏は、第二次大戦時、ロスアラモス研究所に在籍していたのですから・・・。
読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。
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