先日、鈴木 宗男 氏 による「政治の修羅場」を読み終えました。
衆議院議員選挙・東京都知事選挙と続く選挙月間の12月、妻が読み終わったというので、私も手にとってみた本です。
「鈴木宗男氏」、とてもアクの強い政治家です。正直なところ私はあまりいい印象は持っていないのですが、佐藤優氏をはじめてとして“政治玄人”の評価は結構高いですね。
さて、本書、鈴木氏本人の筆による著述であるだけに、紹介されているエピソードの選択からしてバイアスはかかっています。ただ、それらを踏まえた上でもなお、十分にリアリティのある“政治”の営みを垣間見ることができます。
鈴木氏の政治手法を支持するものではありませんが、その場にいた当人ならではの生々しい政治家同士のやりとりはそれなりに興味を惹くものでした。
読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。