ひっそりと、ゴールデンウィーク

人ごみが苦手だし、祭日でも英語教室は通常営業だから、

ゴールデンウィークだから、お出かけするぞー！！

っていうことはない。
でもね、世間の「連休モード」を感じるのは、
結構、好きだったりする。

だから、いつもと違うことして、
ひっそりとゴールデンウィークを楽しんだりしているんだ。

ジャ～ン！！


初めて、串に刺してある「たこ焼き」を食べた。
パパさんが、

「この辺で、たこ焼きって言ったらね、串に３つ刺してあるもののことなんだ。」

って、よく話していたんだけれど、実際、目にすると、ちょっとした感動を覚える。
今風のたこ焼きに比べて、小ぶりでモチモチだから、
串から　ダラァ～　って落ちたりしないんだなぁ…ってことがわかった。

このたこ焼きは、福江町にある「もちや」さんっていうお店のものなんだけど、
ここに行く前にすごい出会いがあった。

車から降りるなり、ある家の庭にいた、
丸々としたポメラニアンの満面の笑みが視界に飛び込んできた。
見たところ、結構、高齢。そして、若干足を引きずっているような感じ。
それでも、庭から階段を下りて、駆け寄ってきて、
体全体で、私たちに出会えた嬉しさを伝えてくれた。
「もちや」さんまでついてきそうな勢いだったから、
結局、その子の家に行って、昼寝をしていた飼い主さんに引渡したんだけど、
私たちが家に入っていくのを、その子は嬉しそうに先導してくれていた。

家に帰って、串刺しのたこ焼きを頬張りながら、

「もしかして、あの子の中に一瞬、くうが入り込んでいたのかな…？」

っていう話になった。だから、あんなに嬉しそうに駆け寄ってきたのかなって？
そんな不思議なことが、時には起こったりしてもいいんじゃないかな…って思う。
そして、犬のいる生活は、やっぱりいいなぁ…って改めて感じた。