停泊地)渋谷JZ Brat(08.10/27)
メインアーティスト)井上陽介(b),堀秀彰(p),小山太郎(ds),浜崎航(ts),荻原亮(g),
SUITE VOICE(chorus group),Bobby Ricketts(ts)
先週、信頼おけるある情報筋から、嬉しいニュースが飛び込んできました。
「来週の10/27,28の2日間、渋谷のJZ Bratで井上陽介さんの無料ライブが突然決まったらしい。」という内容でした。井上さんは、スウィングジャーナル人気投票のベース部門で2年連続No.1となった、名実共にNo.1ジャズ・ベーシストです。
この知らせを聞いて、あわててJZ Bratのホームページで確認しました。
事の経緯はこういうことです。
実は、この2日間は、アマンダ・ブレッカーのライブが予定されてました。
アマンダさんはランディ・ブレッカー&イリアーヌ夫妻の娘で、この夏にCDデビューをした話題のシンガーです。
それが、健康上の理由ということで、公演が中止となりました。
直前だった為、他のライブを入れる時間の余裕はありません。それでは、折角集めたこの共演ミュージシャン達でライブをやりましょう、ということで、井上さんをリーダーとしたミュージック・チャージ無料のライブが実現した次第です。
そして、数日前にここでライブを行ったボーカルグループにも声が掛かり、さらにその時の共演者のデンマークのサックス奏者も合わせて参加することになり、なんとも豪華な無料ライブとなりました。
このライブ、普通に編成されていたら、チャージ5,000円クラスですね。
うちの情報部員も、なかなかやるなあ!
さて、久しぶりのJZ Bratです。ここは、セルリアンタワー東急ホテルの2階にあって、店内はなかなか豪華です。キャパは100人ぐらいでしょうか。天井が高く、音響もとても良いです。
1stは、「Milesetone」「When Lights Are Low」と2曲インストで始まりました。
そして女性4人のコーラス・グループ、「SUITE VOICE」とサックスのBobbyさんが加わって、ボーイズ・タウン・ギャングの「君の瞳に恋してる」やスタンダード・ナンバーが演奏されていきます。
そして、最後は又インストに戻って、ハンク・モブレーでお馴染みの「リメンバー」をサンバ・バージョンで盛り上げて、1部は終了となりました。
予想通り、なんとも豪華なステージでした。
そして、本日の大収穫はなんと言っても浜崎 航(はまさき わたる)さんですね。
この5人のメンバー、売れっ子揃いで、様々な組み合わせで何度も聞いてますが、浜崎さんだけ、初めてでした。期待の若手サックスプレーヤーということで、1度ライブを聞いてみたいミュージシャンとしてずいぶん前からリストアップしていたんだけど、何故か、今日まで実現しませんでした。
まあ、期待の若手ミュージシャンというのは、実にたくさん居て、フォローし切れないというのが現状です。
なので、本日のような予定外のライブで首尾よく発見!といった感じでしょうか。
突然のキャンセルから発生した、みごとな駿馬の登場に喜び勇んで“ドタキャンから駒”と題した次第です。
(注)浜崎さんは確か30歳ぐらいです。若手と呼ぶには微妙な感じですが、ジョージ・ベンソンが昔言ってた“この世界では、40代になってやっとジャズ・ミュージシャンと認められるようになるんだ!”という定義をここでは踏襲しています。30代までは、サッカーで言えば、ユース世代ですね。みんなU40か。ずいぶんと長いユース期間だなぁ、、、
浜崎さんのサックス、まず、なんと言っても音が良いです。特に高音が素晴らしい。テナーサックスの場合、高音が美しいと、この楽器の最大の武器である低音のサブトーンがとても効きます。
そして、フレーズのセンスも抜群です。私の印象では、敬愛する三木俊雄さんのイメージとダブります。以前、テナーサックスの重鎮、尾田 悟さんが、三木さんを評して、彼のアドリブには、“インテリジェンスとペーソスを感じる”と評してましたが、まさに浜崎さんにもそれが当てはまります。
本日のピアニスト堀秀彰さんとのコンビも抜群で、評判の「堀秀彰&浜崎航双頭バンド」のリーダーライブも是非今度聞きに行きたいですね。
2部は、再び5人のインストで、ミディアムテンポにアレンジされた、スタンダードの「My One and Only Love」からスタート。続いて、井上さんの神業的なベースソロをフィーチャーした、「Alone Together」。今日は、井上さんのリーダーライブということで、普段のサポートライブでは聞く機会があまりない、超絶テクニックてんこ盛りで、もう釘付け状態です。
そして、SUITE VOICEも加わって、もう豪華お祭り状態です。
最後は、また5人のインストに戻りました。コーラス入りのド派手な10人の演奏のあとに、白けないかな、と心配しましたけど、全くの杞憂でした。
ジャコ・パストリウスの演奏で有名な「The Chiken」でこれまた、大盛り上がり大会で本日の幕を閉じました。
今夜は、豪華絢爛ジャズ・エンターテインメントを堪能しました!
(しかもチャージ無料で!)
ところで、浜崎さんは名古屋市立大学医学部を卒業されて、医師免許も持っているそうです。それが、薄給のジャズ・ミュージシャンの道を選んでいる。
凄いですね。医師になるか、ジャズ・ミュージシャンになるか、凡人には理解できない、究極の葛藤があったのでしょうか。ジャズファンとしては嬉しい限りです。
私だったら、きっと、、、、、、、
(追記)
今回の内容とはリンクしませんが、以前ご紹介した、トランペッターの市原ひかりさん。NHKのトップランナーへの出演が決定したそうです!(放映は12月ぐらいか。)楽しみですね。やはりジャズのような小さな世界の場合、スターの出現は大賛成ですね。燦燦と輝く太陽があって、初めて燻し銀アーティストたちに渋い光が降り注ぐ訳ですからね!
メインアーティスト)井上陽介(b),堀秀彰(p),小山太郎(ds),浜崎航(ts),荻原亮(g),
SUITE VOICE(chorus group),Bobby Ricketts(ts)
先週、信頼おけるある情報筋から、嬉しいニュースが飛び込んできました。
「来週の10/27,28の2日間、渋谷のJZ Bratで井上陽介さんの無料ライブが突然決まったらしい。」という内容でした。井上さんは、スウィングジャーナル人気投票のベース部門で2年連続No.1となった、名実共にNo.1ジャズ・ベーシストです。
この知らせを聞いて、あわててJZ Bratのホームページで確認しました。
事の経緯はこういうことです。
実は、この2日間は、アマンダ・ブレッカーのライブが予定されてました。
アマンダさんはランディ・ブレッカー&イリアーヌ夫妻の娘で、この夏にCDデビューをした話題のシンガーです。
それが、健康上の理由ということで、公演が中止となりました。
直前だった為、他のライブを入れる時間の余裕はありません。それでは、折角集めたこの共演ミュージシャン達でライブをやりましょう、ということで、井上さんをリーダーとしたミュージック・チャージ無料のライブが実現した次第です。
そして、数日前にここでライブを行ったボーカルグループにも声が掛かり、さらにその時の共演者のデンマークのサックス奏者も合わせて参加することになり、なんとも豪華な無料ライブとなりました。
このライブ、普通に編成されていたら、チャージ5,000円クラスですね。
うちの情報部員も、なかなかやるなあ!
さて、久しぶりのJZ Bratです。ここは、セルリアンタワー東急ホテルの2階にあって、店内はなかなか豪華です。キャパは100人ぐらいでしょうか。天井が高く、音響もとても良いです。
1stは、「Milesetone」「When Lights Are Low」と2曲インストで始まりました。
そして女性4人のコーラス・グループ、「SUITE VOICE」とサックスのBobbyさんが加わって、ボーイズ・タウン・ギャングの「君の瞳に恋してる」やスタンダード・ナンバーが演奏されていきます。
そして、最後は又インストに戻って、ハンク・モブレーでお馴染みの「リメンバー」をサンバ・バージョンで盛り上げて、1部は終了となりました。
予想通り、なんとも豪華なステージでした。
そして、本日の大収穫はなんと言っても浜崎 航(はまさき わたる)さんですね。
この5人のメンバー、売れっ子揃いで、様々な組み合わせで何度も聞いてますが、浜崎さんだけ、初めてでした。期待の若手サックスプレーヤーということで、1度ライブを聞いてみたいミュージシャンとしてずいぶん前からリストアップしていたんだけど、何故か、今日まで実現しませんでした。
まあ、期待の若手ミュージシャンというのは、実にたくさん居て、フォローし切れないというのが現状です。
なので、本日のような予定外のライブで首尾よく発見!といった感じでしょうか。
突然のキャンセルから発生した、みごとな駿馬の登場に喜び勇んで“ドタキャンから駒”と題した次第です。
(注)浜崎さんは確か30歳ぐらいです。若手と呼ぶには微妙な感じですが、ジョージ・ベンソンが昔言ってた“この世界では、40代になってやっとジャズ・ミュージシャンと認められるようになるんだ!”という定義をここでは踏襲しています。30代までは、サッカーで言えば、ユース世代ですね。みんなU40か。ずいぶんと長いユース期間だなぁ、、、
浜崎さんのサックス、まず、なんと言っても音が良いです。特に高音が素晴らしい。テナーサックスの場合、高音が美しいと、この楽器の最大の武器である低音のサブトーンがとても効きます。
そして、フレーズのセンスも抜群です。私の印象では、敬愛する三木俊雄さんのイメージとダブります。以前、テナーサックスの重鎮、尾田 悟さんが、三木さんを評して、彼のアドリブには、“インテリジェンスとペーソスを感じる”と評してましたが、まさに浜崎さんにもそれが当てはまります。
本日のピアニスト堀秀彰さんとのコンビも抜群で、評判の「堀秀彰&浜崎航双頭バンド」のリーダーライブも是非今度聞きに行きたいですね。
2部は、再び5人のインストで、ミディアムテンポにアレンジされた、スタンダードの「My One and Only Love」からスタート。続いて、井上さんの神業的なベースソロをフィーチャーした、「Alone Together」。今日は、井上さんのリーダーライブということで、普段のサポートライブでは聞く機会があまりない、超絶テクニックてんこ盛りで、もう釘付け状態です。
そして、SUITE VOICEも加わって、もう豪華お祭り状態です。
最後は、また5人のインストに戻りました。コーラス入りのド派手な10人の演奏のあとに、白けないかな、と心配しましたけど、全くの杞憂でした。
ジャコ・パストリウスの演奏で有名な「The Chiken」でこれまた、大盛り上がり大会で本日の幕を閉じました。
今夜は、豪華絢爛ジャズ・エンターテインメントを堪能しました!
(しかもチャージ無料で!)
ところで、浜崎さんは名古屋市立大学医学部を卒業されて、医師免許も持っているそうです。それが、薄給のジャズ・ミュージシャンの道を選んでいる。
凄いですね。医師になるか、ジャズ・ミュージシャンになるか、凡人には理解できない、究極の葛藤があったのでしょうか。ジャズファンとしては嬉しい限りです。
私だったら、きっと、、、、、、、
(追記)
今回の内容とはリンクしませんが、以前ご紹介した、トランペッターの市原ひかりさん。NHKのトップランナーへの出演が決定したそうです!(放映は12月ぐらいか。)楽しみですね。やはりジャズのような小さな世界の場合、スターの出現は大賛成ですね。燦燦と輝く太陽があって、初めて燻し銀アーティストたちに渋い光が降り注ぐ訳ですからね!