渋いっ!僕らのTokyo Jazz Cruising♪~今夜も出航!~

Live cafe & bar 池袋Apple Jump(アップルジャンプ)店主の日誌

Apple Jump写真館:臼田道成、上田裕香、そして10月のボサノバ・ライブ

2009年09月30日 | Apple Jump ライブ報告&諸々
先週末は、ボサノバやブラジル音楽を中心としたライブがありました。


臼田道成は、ブラジルのリオを活動の拠点とする本格派ボサノバシンガーです。
美しい歌声はもちろん、ギターもとても素晴らしいです。フルート奏者で朋友小島のり子とのコンビも抜群で、とてもアットホームで和やかな素敵なライブでした。
この日のライブを最後に、また、リオに戻ってしまいますが、今度日本に戻ってきた時は、またライブをお願いしたいと思っております。



圧倒的な迫力で魅了する情熱シンガー上田裕香は、当店オープン月から定期的に出演頂いております。小畑 和彦(g)、森田英介(piano)とのトリオも既に3回目。
この日は、隣接する立教大学のセカンドステージという社会人向けの講座に通われている生徒さんたちが大勢ご来店頂きました。
“あれ、こんな近くにジャズのライブハウスがあるぞ、ちょっと入ってみよう!”という感じでしょうか。
私より年齢的には、大分先輩の方々ですが、恐らくご子息よりも遥かに年の若い、一般学生に混じって、大学に通われている、この知的好奇心の強い“学生さん”の行動力には感服いたしました。


さて、10月にも素晴らしいボサノバライブが企画されております。

10/9(金)山本のりこ(vo,g)、Steve Sax(sax,fl)、二村希一(p)
Music Charge 2500円


10/23(金)Karen(vo)、マツモニカ(hrm)、高橋佳作(pf)、吉田和雄(Dr)
Music Charge 2500円

2つとも、最高のメンバーとともに、出演して頂きます。
ボサノバのライブに関心のある方には、超オススメです。

ご来店お待ちしております。
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Apple Jump 写真館~浜崎航 ×片倉真由子~

2009年09月25日 | Apple Jump ライブ報告&諸々
水曜日は、楽しみにしていた、浜崎航(tenor sax)と片倉真由子(piano)のスペシャルDUOがありました。



シルバーウィーク最終日で、DUOというコアな編成、しかもデューク・エリントンナンバーしかやらないという、マニアックな内容にもかかわらず、沢山の方々にご来場いただき、満席となりました。あとで登場してくる著名ピアニストの言を借りれば“この2人が登場とあらば、来るしかないでしょ!”という感じでしょうか。
それから、嬉しいことに、当店の紹介とこの日のライブリポートの取材を兼ねて、雑誌「JAZZ LIFE」の編集者がお見えになりました。
11月号に掲載されるのでしょうか。今から楽しみです。



最近、帽子がトレードマークになっている浜崎航のショット。
オール・エリントン・プログラムといっても、「A列車で行こう」とか「インナセンチメンタルムード」とか、馴染みの曲は一切なし。
私の知らない曲で、いい曲が一杯ありました。
エリントンを極めることは、二人の共通のライフワークということで、このコンビは抜群に良かったです。
ワールドクラスのライブに慣れている、「JAZZ LIFE」の編集者も、凄い!と感嘆しておりました。


本日は、片倉真由子を高く評価している、ジャズピアニストの“教授”佐山雅弘さんがご来店されました。
アンコールで二人に招かれて、エリントンの「サテンドール」を3人で演奏されました。ピアノは連弾です。
片倉真由子&佐山雅弘の超レアなコラボが実現し、本日ご来場のお客様には、シルバーウィーク最終日に、予想外のプレゼントとなりました。

浜崎航は、次回は、11/11(水)に、堀秀彰(ピアノ)とDUOで出演していただきます。
片倉真由子は、10/28(水)に、岡 淳(テナーサックス)とDUOで出演していただきます。

それから、浜崎航×片倉真由子DUOの次回は、少し先ですが、2010,1/8(金)に決定しました。(しかし、この二人のスケジュールを合わせるのは、大変でした。)
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Apple Jump 写真館~manami morita trio 最終日~

2009年09月21日 | manami morita
manami morita trio 2daysの最終日の様子を、写真を中心にご紹介します。



はるばるボストンから来日されたこのトリオに、記念にApple JumpのスタッフTシャツをプレゼントしました。写真には写っておりませんが、manamiさんも女性スタッフ用のちょっとタイトなリブカラーTシャツを着て演奏されました。

この日は、当時、全く無名だったmanamiさんのCDをいち早く取り上げ、強力プッシュして記録的な売り上げを作った、タワーレコードのスタッフの方も熱心にご覧になっておりました。タワレコのスタッフの嗅覚と、そうか、それではとにかくやってみよう的精神には感服いたします。
私が2年前まで、長年お世話になったレコード会社でも、こういった風土は残っておりました。
誰かが、ある新人ミュージシャンに、惚れ込んで熱くなっていたりすると、“まあ、あいつがあそこまで熱を上げているんだから、取り合えず、みんなで協力しようぜ!”見たいな感じで、数々のプロジェクトが立ち上がりました。
CDの売り上げが、当時に比べ激減しているので、今では、こんな悠長なことは、どこのレコード会社でも、ほとんどあり得ないようです。トップダウンで決められたことを、こなすだけで精一杯という感じかな。
とても寂しい状況ですね。

2日目も、manami morita trioは、若さ溢れるエネルギッシュな演奏でした。
初日に演奏されなかった曲では、アートブレイキー&ジャズメッセンジャーズの演奏で有名な「モーニン」が印象的でした。1960年代のハードバップ期の代表チューンですね。
これがおよそ40年の時を経て、全く斬新なアレンジで、しかも、ピアノトリオというフォーマットで今、蘇りました。
名曲の持つ、エネルギーというものを強く感じた瞬間でした。


終演後、入り口で今回のCDの即売会が行われました。
沢山の方が並ばれて、購入しておりました。


最後に、メンバーと記念撮影です。
左から、Zak Croxall、私、Thomas Hartman、Manamiさん。私も含めて、皆さん、緊張感から解放されて、とても充実した、穏やかな表情です。

あと2つほどライブをして、又ボストンに帰ってしまいます。
Apple Jumpでmanami morita trioのライブが再び実現するかどうかは、全くわかりません。
今はボストンでの活躍にエールを送ることしか出来ませんが、さらに進化したmanami morita trioのライブをいつか再び実現出来るよう、願うばかりです。
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速報!manami morita trio Live at Apple Jump 初日

2009年09月17日 | manami morita
本日(9/16)は、楽しみにしていた、manami moritaのライブがありました。
池袋Apple Jump 2daysの初日です。 


今回のライブは、非常に多くの方の来場希望があったため、少し、テーブルを外へ出して、全員がステージを向いて座れるようにセッティングしました。
幸運にも予約が取れた30名の熱心なファンの方が、目と鼻の先で、この若き才能溢れるピアニストの演奏を観る事が出来ました。


ボストンで活動するmanamiさんとは、メールでやり取りするだけで、今回初めてお会いしました。この機関銃のようなMCを聞いた方はわかるとおり、本人の人柄も、演奏もエネルギーの塊のような感じでした。


2部で演奏した、エリントン・ナンバーの「キャラバン」、スタンダードの「MY FAVARITE THINGS」,オリジナルの「JUNGLE BOOK」。一体どこから、このような斬新なアイデアが出てきたのでしょうか。新世代の、そして異次元のピアノトリオを堪能させて頂きました。

さて、取り急ぎのご報告はこの辺にして、2日目の準備に取り掛かります。
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Apple Jump 写真館~西山瞳×馬場孝喜、maiko×井上ゆかり~

2009年09月14日 | Apple Jump ライブ報告&諸々
週末のライブ報告として、好評(たぶん)のApple Jump 写真館をお送りします。


まずは、西山瞳(piano)、馬場孝喜(guitar)。

西山瞳の最新アルバムでも馬場孝喜のギターがフィーチャーされている、代表作の「Changing」からスタート。ギタリストの馬場孝喜は当店初出演です。
当店で常備しているギターアンプの「Polytone mini brute」は、自身が普段使用しているのもと全く同じアンプということで、ストレスなく弾いて頂けたと思っております。
多くのジャズギタリストが使っている、ギブソン製フルアコースティックギター、ES-175というモデルを、馬場さんも、使っています。これに、この小型のポリトーンは、良く似合います。
基本的にはエフェクターを通さずに、いわゆるクリアトーンで演奏されていました。

今日は西山瞳のオリジナルで全曲行くのかなと想像してましたが、意に反して「ALL THE THINGS YOU ARE」や「I HEAR RHAPSODY」といったビバップ系ミュージシャンが好んで取り上げるナンバーも演奏されました。
但し二人の演奏にビバップ系のいわゆるリック(定番フレーズ)は一切なしで、アイデア溢れるなんとも斬新でコンテンポラリーなサウンドの演奏でした。



西山瞳は、次回は10/22、ジャズサックスの巨匠・井上淑彦とのDUOが組まれております。これ、オススメですよ!




続いて、人気コンビの、maiko(violin)井上ゆかり(piano)のDUOです。

お二方とも前日、スイートベイジルでスウェーデンのピアニスト、ラーシュ・ヤンソンのライブを見てきたそうです。
特に井上さんは、この北欧のピアノの詩人がとてもお気に入りのようです。

今回のライブでは、ビル・エバンスの名演で知られる「マイ・フーリッシュ・ハート」が印象的でした。
バイオリンという楽器の特性上、トランペットやサックスのような音圧の強い楽器で演奏されることで生かされるビバップ系の楽曲よりも、リリカルな響きを特色とするピアニストが好んで取り上げる楽曲は、一際映えるように感じます。
なので北欧系のピアニストを好む井上さんのようなミュージシャンとの相性が抜群なのは、とてもよく解ります。

一方、ピアソラの「リベルタンゴ」のような、激しく、情熱的な演奏も又素晴らしかったです。拍手がしばらく鳴り止まなかったですね。
当店の女性スタッフも“鳥肌ものでした!今度いつ着ていただけるんですか!”と帰り際に語ってました。
それにしてもmaikoさんのオリジナル「MOTION BLUE」は名曲ですね。



maikoの次回の出演は、11/5。2人のギタリスト(天野清継、寺屋ナオ)とのトリオとなります。名付けて“スーパー弦トリオ”。
これは又楽しみな編成を組んで頂きました。
これ、必見ですよ!
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Apple Jump 10月ライブ・スケジュールをアップしました。

2009年09月03日 | Apple Jump ライブスケジュール
Apple Jump 10月ライブ・スケジュールをアップしました。

3月にオープンした池袋Apple Jump。芸術の秋に相応しい、充実したライブ編成になったと自負しております。

人気ピアニストの松本茜、ハクエイ・キム、個性溢れる実力派ユニット"vice versa"のボーカリスト石塚 明由子、クラシックで培った伸びやかでソウルフルな歌声を持つ北浪良佳、ジャズ・フルートの新星Miya等々

魅力溢れるミュージシャンが大勢初登場します。
じっくりとスケジュールをご覧いただき、ご予定に加えて頂ければと幸いです。

Apple Jump 10月ライブ・スケジュール
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池袋Apple Jumpホームページ

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