トウダイグサ
「みまわり隊」なる言葉を見聞きして思った。
・新聞・テレビ報道で『「大阪府と大阪市は、職員や民間への委託による「見回り隊」を作り、約4万軒の飲食店を対象に感染対策が徹底されているかを確認する取り組みを始めました。』
戦前・戦中の「灯火管制」の嫌な思い出が頭に浮かんでしまう。隣組の意地悪おじさんの国民服と戦闘帽を思い出す。裸電灯にかぶせた黒い布の下だけが明るかった家の中の情景を老人二人は思い出す。
わずかなその光だけでみんなで貧しい「食えるもの」を食った、お袋は縫物をした、子供たちはザラザラした紙に印刷された子供向けの本を読んだ。
すこしでも電灯の光が外へ漏れてると怒鳴られた、あかりが洩れてるぞ!、、
へそ曲がりの親父はうるせぇから通り過ぎるまで電気を消せ!、通り過ぎると電灯をつけた。タバコの火が敵の飛行機から見えるからと言って、夜もきをつけてタバコを吸えとまで言っていたのも思いだす。ばかばかしいと思うだろうが、ホントの話しだ、、、
「コロナ対策見回り隊」と聞くと、老人は、飲食のお店のご苦労を思いだしてしまう。お客が気お付けて飲食すれば良い、、店に責任を押し付けるな!、「後手後手政府・地方のくびちょう」は自分の失策を市民のせいにする、、、
にんげんのやることは、おなじようなこと、それしかやれないのだろうか、