・私達二人の「永久の棲家」はこの「壺」です。大きさは12センチ備前焼です。いずれこの中で過ごすために二つ造っておいてあります。「終活」で用意したのは、始末する費用とこの「骨壺」以外はなにもしてません。子供がどうにもならない状況になったら海へドボンでいい大きさ。
人間所詮なるようにしかならない、死んでしまえば痛くもかゆくもない、どうなろうと自分では分からない、後の人が何とかしてくれるだろう。だから、テレビで〝いい墓地です“といったCMを視ると、墓なんて無くてもいい。この日本も温暖化で海水面上昇し狭くなる、かも、明日のことは誰にも分からない。子供達だけで始末できる方法を考えてやることだと思う。
・昨日元首相安倍晋三氏の国葬を報道で見て思った。位人臣を極め権力を思いのままに振るった人でも「永久の棲家」は「壷の中」。
いま集合住宅の「終の棲家」で二人で静かに、他人様のお世話にならずに暮らせている。こんな幸せがいつまで続くか分からない、後の人がなんとかできるように出来るだけの事だけはしておいたつもり。
元気で居れば元気に逝ける、エリザベス女王は数日前まで仕事をなさっていられた、理想はあの姿。そのために食事・睡眠・運動を考えながらすごすことをわすれない。
今からテレビ体操をやろう、きょうも一日むりなく生きるために。