日当たりのよいバス停への道端の「さつき」に「戻り花」が咲いていた。長く並んで植えてあるのに毎年秋になって「戻り花」をつけるのは決まったこの株だけ、なんか不思議な気がするが、理由はわからない。別名「戻り花」「帰り花」「忘れ花」「二度咲」また「狂い咲」というそうだ。昔の人は花の気が狂って春の花が秋に咲いた、そうは見たのだろうか、いまは禁句です。
「あたら日のついと入りけり帰り花 ・一茶」
「返り咲くつつじ一輪の佃島 ・山口青邨」
・きのう、少し外を歩いたが比較的青空が点々と見えすこし暖かい風が吹いていたが、あれが今年の「木枯らし一号」が吹いたということなんだと報道で知った。そして、富士山の初冠雪の話題を昨日取り上げたけど『木枯らし1号が発表された年、同じ日に富士山の初冠雪が観測されるのは初めてです』ださそうだ。 これも自然の悪戯か、今年の冬の自然のご機嫌が気になる。
「木枯やたけにかくれてしづまりぬ ・芭蕉」
小菊も咲きだした