消費税の税抜方式の仕訳の具体例を見ていきましょう!
X1年3月15日
A社はB社に対して商品1,100円(うち消費税100円)を現金で販売しました。
A社の仕訳
(借方)現金1,100 (貸方)売 上1,000
仮受消費税等100
B社の仕訳
(借方)仕 入1,000 (貸方)現金1,100
仮払消費税等100
仮受消費税等及び仮払消費税等が消費税の勘定科目になります。
頭に仮受や仮払が付いてあるのは、消費税は間接税であるため、つまり、消費者が支払った税金を一時的に預かった後に国に納めるためです。もっと簡単に言えば預かり金です😶
X1年3月25日
X1年3月15日に販売した商品の一部550円(うち消費税50円)について返品があった。
A社の仕訳
(借方)売 上500 (貸方)現金550
仮受消費税等50
B社の仕訳
(借方)現金550 (貸方)仕 入500
仮払消費税等50
返品の仕訳はとても簡単です。貸借逆の仕訳を切るだけです😆
決算時にも、消費税の決算整理仕訳を必要としますが、長くなるので次回のブログに書いていきます。