今日は隠岐の島町の災害地、大久、布施へ行ってきました。写真をクリックすると拡大します。
隠岐の島町大久地内です主要道路の橋(てらそらばし)が通行止めに成っていた。写真では流木等はきれいに取り除かれているが業者が応急工事に来たときは流木などが有り橋の下はほとんど水が流れる状態ではなかったそうだ。
行き場を無くした水は橋げたと道路の間を流れ徐々に道路をえぐり取ったようだ。
左の民家の土台のところまで激流が押し寄せていたようだ今では土嚢が積まれ一安心だ。
正面の土砂が崩れたところに駐車場が有ったが一台の乗用車が気が付いた時は斜めに傾き何も出来ないまま土砂と一緒に海へ流れこんだ。
隠岐の島町卯敷地内です。1時間降水量が120ミリを超えた地区だ。集落に入るまでにこの看板が目に入った楽しみにしていた子供たちのことを思うと辛いものがある。
この様な災害箇所は隠岐の島では数えきれない位ある、初めの頃は凄い壊れ方だと思ったがもう何も感じなくなった慣れることは恐ろしい。
卯敷地内ではここが被害が大きいようだ流木がひどくて土砂を取り除くに至らない。
このお宅のご主人に話を聞いた。水流の音が激しくなりやがて大きな石が地響きをたてたと言う。この時点で非難されたそうです。また大きな流石が壁を突き破って入ってこなかったのは奇跡だと話してくれた。
土砂崩れを予想して用壁を設置してあるが用壁も一緒に崩れている。
災害当時は土石流が家の後ろから前まで流れ幅10メートル位に積もったようだ。大損害にもかかわらず笑顔で接してくれたのが印象的だ。
布施の町営住宅である、住宅が数件あるが一番上流にあるこのお宅が床上浸水した。ほかの住宅はこのお宅が防波堤になり床下浸水に止まったと聞く。
堤防が決壊している。正面にそびえる立ち木は春日神社の黒松です。
この辺りの民家7・8戸が床上浸水したようだ。お年寄りの数人は地元の消防団員に救助されたと聞く。水位は腰の位置まであったそうせす。