隠岐の島散歩

島根県隠岐の島をぶらり歩いて写真を交え紹介出来たらと思っています。 写真無断使用厳禁

豪雨災害(Ⅴ)溝口島根知事隠岐豪雨災害地を視察 隠岐の島町

2007-09-06 | 写真

今日は溝口島根県知事が豪雨災害地を視察の為隠岐の島町を訪れた。当初は出雲から県の防災ヘリコプターで来島の予定であったが隠岐病院より緊急輸送の依頼があり防災ヘリが使えず出雲からの飛行機便になったようだ。

Dscf3512大津久地区を視察する溝口県知事。

Dscf3570 大津久住民を見舞う知事、手元には災害当時に住民が撮った写真がある。

Dscf3594那久地区で崩落した(はまばし)を視察。

Dscf3611那久住民を見舞う知事。

Dscf3705油井地区で災害をうけた民家、床上1メートル以上浸水している。畳、床板などは取り除かれている。

Dscf3652_1油井住民から災害時の話を聞く知事。

Dscf3712_1ここも川道に土砂があふれていたとこ事だ。

Dscf3710この橋に流木が詰まり災害がひどくなったようだ。畦がえぐり取られ田んぼがむき出しに成っている。

Dscf3696ちなみにこの家は築数ヶ月だが水は押し寄せてきたが水は入らなかったと言う設計施工は井出脇工務店。

Dscf3714中条デイサービスセンターで中条地区の住民を見舞う知事。

Dscf3713中条デイサービスセンターで。

Dscf3742隠岐の島町でのスケジュールを終え県の防災ヘリで西ノ島町・海士町へ向かう知事。

隠岐の島散歩では隠岐の島豪雨災害の様子をアップしたところ日々皆様からのサクセス数が多くなり取材にも力が入り散歩どころか駆け足になりましたが災害記事はこのあたりでひとまず終わりますが復旧状況など気付いた事があればその都度アップしたいと思います、今後も隠岐の島散歩を宜しくお願いします。


豪雨災害Ⅳ 隠岐の島町 大久 布施

2007-09-04 | 写真

今日は隠岐の島町の災害地、大久、布施へ行ってきました。写真をクリックすると拡大します。

Dscf3451隠岐の島町大久地内です主要道路の橋(てらそらばし)が通行止めに成っていた。写真では流木等はきれいに取り除かれているが業者が応急工事に来たときは流木などが有り橋の下はほとんど水が流れる状態ではなかったそうだ。

Dscf3456行き場を無くした水は橋げたと道路の間を流れ徐々に道路をえぐり取ったようだ。

Dscf3459左の民家の土台のところまで激流が押し寄せていたようだ今では土嚢が積まれ一安心だ。

Dscf3461正面の土砂が崩れたところに駐車場が有ったが一台の乗用車が気が付いた時は斜めに傾き何も出来ないまま土砂と一緒に海へ流れこんだ。

Dscf3464激流に流された自動車だ昨日海から引き上げられたと聞く。

Dscf3469隠岐の島町卯敷地内です。1時間降水量が120ミリを超えた地区だ。集落に入るまでにこの看板が目に入った楽しみにしていた子供たちのことを思うと辛いものがある。

Dscf3471この様な災害箇所は隠岐の島では数えきれない位ある、初めの頃は凄い壊れ方だと思ったがもう何も感じなくなった慣れることは恐ろしい。

Dscf3473 卯敷地内ではここが被害が大きいようだ流木がひどくて土砂を取り除くに至らない。

Dscf3475 このお宅のご主人に話を聞いた。水流の音が激しくなりやがて大きな石が地響きをたてたと言う。この時点で非難されたそうです。また大きな流石が壁を突き破って入ってこなかったのは奇跡だと話してくれた。

Dscf3476至る所にこの様な土石流が邪魔をする。

Dscf3479普段は綺麗な砂浜だが流木が打ち寄せている。

Dscf3480布施地内です。このお宅は裏山が崩れかなりの被害を受けた。

Dscf3482土砂崩れを予想して用壁を設置してあるが用壁も一緒に崩れている。

Dscf3490災害当時は土石流が家の後ろから前まで流れ幅10メートル位に積もったようだ。大損害にもかかわらず笑顔で接してくれたのが印象的だ。

Dscf3491布施の町営住宅である、住宅が数件あるが一番上流にあるこのお宅が床上浸水した。ほかの住宅はこのお宅が防波堤になり床下浸水に止まったと聞く。

Dscf3497 堤防が決壊している。正面にそびえる立ち木は春日神社の黒松です。

Dscf3499この辺りの民家7・8戸が床上浸水したようだ。お年寄りの数人は地元の消防団員に救助されたと聞く。水位は腰の位置まであったそうせす。

Dscf3501この辺りは堤防より1メートル以上低い地形のようだ。         《隠岐古典相撲大会は予定どおり9月15日に行われます》


豪雨災害Ⅲ 隠岐の島町全域

2007-09-03 | 写真

通行止めになっていた加茂地内の唐尾トンネルが開通したので様子を見ながら都万、皆市へ行きました。(昨日2日撮影です)

Dscf3394 県道44号線加茂地内災害時この道路は写真の右方向から左方向へ水が横断しこのあたりは湖化していたようだ。

Dscf3387_1加茂地内納屋が土砂で埋まっている。

Dscf3390_1反対側からの写真だがこの電柱もなかなかの 根性を持っているようだ。折れたら停電である。

Dscf3339かなりの土砂流木があったに違いない、手前の残骸は路肩に設置されていた公衆電話ボックスである。ここで都万の森里も災害が出ていると聞き行く。

Dscf3358 都万森里地区、道路の土砂などは取り除かれ民家の庭へ入り込んだ土砂を取る作業中であった。

Dscf3360このお宅は床下浸水にとどまったが飛沫が入ったそうだ。

Dscf3352車が水に押し流されて川をふさぎ被害が大きくなったようだ。どの災害現場でも言える事だが想像を超える水量、水流なのだ。

Dscf3362 大津久地区です、ここも凄いと言うかここは凄い一瞬の鉄砲水だったと聞く。

Dscf3366道路と川が有った場所だがすべて土砂で覆われている。二次災害を避けるためにも復旧工事が急がれる。

Dscf3368流木の撤去作業に追われ土砂を取り除くまでには至らず橋に埋まった土砂だけは取ってあった。

Dscf3371白壁の色を見れば分かるように、このお宅は1メートル以上浸水している、深夜暗い中よく非難出来たと思う。

Dscf3372 同じお宅の玄関である、水を流し掃除の最中であったが顔を背けそうに成った。

Dscf3374 大津久の船つけ場付近も崖崩れが有った。

Dscf3406ここからは隠岐の島町皆市地区の紹介です。川沿いに建つこのお宅も床の間の壁で分かるように床上浸水である。

Dscf3407 みなさん一生懸命で復旧作業中でした。

Dscf3424同じく皆市地区です私が行った時家の前は車が入っていましたが当時は家の前全部が土砂に覆われていたようです。写真の左方向から土砂が流れ込んでいました。

Dscf3441 上西地区です。上流約500メートルから流れ落ちたようだ。

Dscf3445皆市地区の橋です。隠岐の島ほとんどの橋がこの様な姿になっています。

Dscf3446車が転落した付近の橋です写真で分かると思いますがガードレールの高さそれ以上に水位があったようです。

Dscf3448車両の撤去作業をしていた橋です。ここにどれだけの水流が有ったのか想像もつきません。(今後も災害地の紹介が出来たらと思っています)


豪雨災害Ⅱ  隠岐の島町 那久

2007-09-02 | 写真

今日は1時間降水量131ミリを観測した隠岐の島町那久地区へ行ってきました。那久は山林の奥が深く普段から河川の水量は多い、その為地区を縦断する川幅は大きい、今回災害が起きた上那久の場所は普段水量は少なく幅も3メートル位の川だった。上那久から油井地区へ行こうと浜那久を移動中人が沢山居るのが見えるよく見ると橋が無いのだ。

Dscf3310 上那久の災害現場です、土砂はかなり取り除かれているが災害時はフェンスのところまで土砂が溜まっていたらしい。重機後ろの橋が土砂でふさがり行き場をなくした土砂は橋を越え道路、畑へと流れ込んだようだ。

Dscf3324橋左方向の住宅です道路の土砂は取り除かれているが横には1メートル位積もっている。

Dscf3314 橋から20メートル位はなれた所です地面より数10センチ基礎を上げて建ててある納屋だがこんなに土砂が積もっているビニールハウスがあるあたりはそれ以上あるようだ。

Dscf3329浜那久の〔はまばし〕です。ここから50メートルほど上流の〔しんはまばし〕が出来るまでは隠岐一周するにはこの橋のお世話になっていました。

Dscf3334上流からの流れ物がひっかかり圧力に耐えられなかったのでしょうか。ここから油井地区へ向かいましたが地滑り、倒木などで行き止まりでした。地区の復旧作業に勤めている皆さんお疲れさまです。(また他の災害地も紹介出来たらと思っています)