昨日から始まりました小金井市議会6月定例会。この議会では主に新型コロナウイルス対応の補正予算審議がメインとなり、また影響のある方々へすぐ助成金や支援が届くように議会冒頭での採決とするため、初日から補正予算審議が行われました。
そして本日新型コロナ対策に充てられる、総額は10億6326万円の補正予算が賛成22、反対1の賛成多数で可決、成立しました!
内容はもちろんのことスピード重視の各種施策です、あとは職員の皆さんにご準備いただき改めて広報することとなります。
【主な施策】
①「事業継続支援給付金」
令和2年2月から5月の任意月の売上高が前年同月比15%以上減少で事業用に建物を賃借する市内の事業所、20万円/事業所を支給
②「児童扶養手当受給者支援給付金」
児童扶養手当の受給者、令和2年7月支給分(5月・6月分)と同額を給付
③「高齢者世帯冷房器購入費等助成金」
小金井市に住民登録があり、高齢者65歳以上のみの世帯、自宅にエアコンが設置されていない世帯。上限5万円、1回/世帯のみ。
対象購入期間 6/1〜7/31
④「小金井GIGAスクール構想」
生徒1人に端末1台を完備。令和2年8月下旬に設置完了予定。
⑤「図書消毒機購入」
2機、利用者が自ら操作でき、図書内部まで消毒可能。
可決されてよかったこれらの議案ですが、私としては6月よりも前にもっと早く臨時議会を市長が招集し新型コロナ対策の対応や支援策を審議するべきだったということを市長に意見しました。そうすれば今回よりも早く困っておられる市民はの支援が早く行えたはずです。
また今回の議会では三密を防ぐ観点から、議場の窓は開け、議場においては議長席と市長席には飛沫防止シートが設置され、質問をする際は立つことなく着座で行うこととなりました。
そして議員と答弁者についても密にならないよう議場に入る人数を減らし、議員は採決時を除き定足数を満たすように半分が議席へ、半分は自室にて発言を聞くという形式が議会運営委員会で決まりました。
明日は休会で、明後日から4日間は一般質問が行われます。私は6/5(金)午後の質問となります。内容はコロナ対策で困っておられる市内事業者さん、商店会、家族介護者に焦点を絞り質問いたします。
〈がくの一言〉
議員は議場への入室を半分にし質問や議案説明や受けました。そして採決する際は議員全員が入室する対応を取るため、自室で議会の流れを確認しながら、採決時は議場へ向かうというバタバタした対応でした。
バタバタしてるため息が切れ、余計に心配になる場面も多々ありました。
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