11月18日から20日の夜行一泊の日程で三宅島へ友好交流視察へ行ってまいりました。
三宅村と小金井市では昭和53年に友好都市盟約を結び友好都市の関係で、毎年交流視察を行なっておりましたがコロナ禍のため3年ぶりの視察で私は初めての参加でした。
この時期三宅村では産業祭が開催されており小金井市も友好都市として参加しております。三宅村においても本格的な産業祭は3年ぶりの開催とのことでいつも以上に島内が熱気に包まれていました。
開会式では小金井市からも小澤市長職務代理と鈴木議長が挨拶をさせていただきました。島内産農産物の品評会も行われており私たちも拝見いたしました。
▼小金井三宅島友好協会の福平副会長
外では三宅村産品の出店されており販売開始前に長蛇の列が散見されました。
ここで気になったのは産業祭の出店ブースについてです。同じく三宅村と友好都市の関係である群馬県みなかみ町と長野県伊那市はそれぞれ出店して名産のリンゴを販売していました。みなかみ町は町長や町議の皆さん自らが接客販売をしていました。
▼右から、みなかみ町の阿部町長と茂木町議会議員
▼同じく販売する江口町議会議員
これはとてもいい刺激になりました。小金井市でも小金井産物を販売して小金井をもっとPRすべきだと思いましたし、私たち議員も率先して小金井をPRしたいとも思いました。提案していこうと思います。
到着した日の午後と翌午前中は三宅村議会議員の皆さんに島内をご案内いただきました。小金井の名主関家の次男関小次郎が1856年に喧嘩賭博の罪で三宅島に流刑になった際に水に悩む島民のためにつくった井戸(小金井小次郎の井戸)や雄山や周辺の伊豆七島を見渡せる七島展望台などへ行ってきました。小金井小次郎の墓は今も市内中町の西念寺境内にあります。
▼小金井小次郎井戸
▼七島展望台
皆さんの髪を見れば風の強さがお分かりになるかと、、
▼雄山をバックに
▼1983年の噴火で壊滅的被害を受けた阿古地区の火山体験遊歩道。旧阿古小学校と中学校が溶岩で埋まっている
また、今回の視察では三宅村の商工会青年部の皆さんとも交流を深めることができました。小金井市商工会青年部の皆さんと懇意にしているとのことですので、これを機会に親交を深められればとも思います。
最終日、村議会の皆さん、職員の皆さん、商工会青年部の皆さんが空港まで見送りに来てくださいました。飛行機が離陸するまで見送ってくださり、この感謝はいつかお返しいたします。
今回の産業祭のタイミングに合わせて小金井三宅島友好協会主催のツアーも開催し、友好協会の皆さんとツアー参加者との交流も深めました。私も議員になる前は理事を務めており、これからもより一層三宅島の良さを小金井はじめ多くの人に広めていきたいと思います。
▼2018年に行った際にお世話になった須永ドライバー
〈がくのひと言〉
11月20日が市長選と市議補選の告示日ということで選挙ということで、今後の市政に影響する選挙の最中に視察に行くことを市民にどう説明するのかという理由で視察に参加しない会派もありましたが、私たちは選挙前であってもしっかりと職務を遂行してきました。
▪️視察参加者
議員団8名
鈴木成夫議長、五十嵐京子、宮下まこと、村山ひでき、坂井えつ子、沖浦あつし、古畑俊夫、清水がく
議会事務局2名、市長職務代理、広報秘書課長
▪️旅費(一人あたり)
航路運賃 20,130円
空路運賃 18,600円
宿 泊 費 9,500円