今回のははっきり言って愚痴なんだけど
しかもリアルな
読んでもあんまり得るものはないよ 個人的な愚痴だから
でも本来ブログってのは日記なんだから
我ながらなまじかアーチスト気取りだからポエム的なのが多いけどさ(笑)
よくよく考えたら別に大した男じゃない
リアルなのもたまにはありだよな
いや、もう済んだことなんだけどね
去年あったムカつくことをふと思い出してさ
今更なんだけどね、去年は忙しくて 愚痴ってる暇もなかった 今年はちょっと暇できたから、愚痴言いたくなったんだけど、聞いてくれる人誰もいないからまたここに来ちゃった(笑)
去年の7月だったかな、俺が自主制作で映画作りたくなったのね
そのきっかけは、2年位前に、ある映画に出会ったから
「おじさまと私」という映画でね でも実はこれポルノ映画でさ たまたま時間潰しに入ったポルノ映画館で、たまたま見た映画なんだけど、何故か・・・感動したんだよね
そして、またみたいと思ったから、DVDを買おうと思って、制作会社に電話してみた
「DVDはいつ出ますかー?」てね そしたら、その電話に出たのが、その映画の監督さんだったんだ 「監督本人?」 後で知ったんだけど、その制作会社って監督の家だった(笑) DVDは出ないよって言われて でも、マスターは手元にあるから、よかったらダビングしてもいいよ て言ってくれた 次の映画にエキストラで出るのと交換条件に(笑)
そんなわけで、この監督との付き合いが始まった
そいつは個人情報上等な人だから、敢えて実名出しちゃうけど
その監督は友松直之
まあ、マイナーだから、知る人も少ないと思うけど
比較的日の目に出た作品を言うなら
「STASY」大槻ケンヂ原作・加藤夏希主演
「吸血少女対少女フランケン」内田春菊原作・川村ゆきえ主演
くらいかな
普段はもっぱらポルノで、生活もギリギリなくらい貧乏なんだって
しかし、その時の俺は、仮にも自分が感動した監督と知り合いになれたことで、ちょっとうかれてたかな できるだけ力になりたいと思っていた
エキストラにも協力したし、客の動員増やすために人数かき集めて見に行ったりもした
そして去年の夏、「おじさまと私」をポルノではなく、普通の映画にアレンジして、リメイクの話をもちかけた
もっとこの映画をたくさんの人に見てもらいたいと思ったから
友松直之は、俺が金を出すならやると言った
俺は主演に、駄目元で、加護亜衣にオファーをかけた
どうせ相手にされないと思ったら、意外にも加護亜衣の事務所からすぐに連絡が来て、思いのほか悪くない感触で、前向きに検討してくれるとの事だった ギャラと台本次第と言われ、ギャラは3~4日拘束で100万と提示した 後は台本
一応元々のオリジナルの台本はあるものの、それはポルノ用 友松に相談したら、自分が書き直すと言った その代わり、台本代50万よこせと言われた
このあたりから「ん?」と思った
俺はマイナーな友松の映画をメジャーにしたくて企画したのに、そんな俺からいきなり金とるわけ?こっちは赤字覚悟でやろうとしてんのに、自分だけギャラ抜こうてどういうこっちゃ?ただでさえ制作費きりつめなきゃならないのに・・・
自主制作映画なんて、最初からどうせ赤字覚悟 万一当たれば山分けでいいじゃん
そんなノリで二人で力を合わせてやれたら素晴らしいかったのだが、、こいつは俺をただの金づるとしか思っていない?
このあたりから温度差を感じ初めてはいたが、友松があまりにも金に困ってるということもあって、一応20万だけ渡した しかし台本代として渡すのはどうしても納得いかなかったので、一応制作費の一部として預けると言った
どうせ生活費に消えるだろうとは思ったけど、せっかく走りはじめた企画、どうせならモメずに気分良くやりたい
俺は台本は自分が書くと提案した
台本を書くといっても、元々ある台本をちょっとアレンジするだけだ 俺は元々のストーリーが好きで初めたんだから、本筋は殆ど変える必要はない 逆にそれを変えてしまうなら俺にとってのリメイクの意味はない だから大した仕事じゃない
1週間で書き殴り、加護サイドに提出した
暫くして、加護サイドからお断りの返事が来た
主演の女は、私生児で、風俗嬢で、パニック障害で、リスカ癖があって、DVの彼氏がいて、集団レイプされて、義理の父親にもレイプされて・・・とまあ散々な目に遇うわけなんだけど・・
まず過激過ぎて大NG(笑) フルヌードまではいかなくてもセミヌードは免れない、それもNG まあ、今考えたら当たり前か・・・(笑)無謀だった(笑)
あとは、タイミングも悪かったみたい ちょうど俺らがオファーした直後にもっとデカイ仕事が入ったらしいし
というわけで、企画は敢えなくぽしゃった(笑)
他の女優にオファーしなおすことも考えたけど、もはやこの役は加護意外には考えられなかったし そもそも加護サイドから検討の余地があると言われてスタートしたんだから
で、当然のように預けた金も返ってはこなかった(笑)使っちまったってさ
その台本の権利をあげるから、その譲渡料として考えてくれてもいーよ、だって
バカバカしい 一気に醒めちまったよ
どのみち俺は受け取る気はなかったのにな(ていうか無いものは返しようがないし)
ただ誠意ある言葉がほしかっただけなのに
まあ、友松にも意地があたんだろうな にしてもやっちゃいかんことがある
金の切れ目は縁の切れ目か 怒りというより、悲しい
友松とは縁を切った
それ以来、「おじさまと私」は見ていない
まあ俺も調子に乗ってたな 反省だ
今思えば、こんな泥棒みたいな奴に何百万単位の制作費を預けようとしてたんだから恐ろしいよね 何に使われたか分かったもんじゃない 無理やりポジティブ→早めに気付いて良かった良かった(笑)
というわけで、メジャーを目指す監督さん募集中でーす(笑)ひとまずはノーギャラだけど、一緒に夢をみれる人、そして金に汚くない人(笑)
でもね、その台本だけは今も手元にある
我ながら、自信作だったんだよね 今でも、その台本は大好きだ
でも、これが映画になることは無い
もし、またやるなら、次は俺の色、一色でやってやる
そういう意味では、良い経験になった
友松直之、疎外されてきた人間の痛み、お前が一番語っていたじゃねえかよ
俺も相当屈折してるけどな、友達から金とったことだけはただの一度もない
で、俺が考えた格言(あいだみつを風に笑)
人が好きで
人と絡み
利害が生まれて
人を失う
友松直之よ、「おじさまと私」はどうやら奇跡だったようだ
しかもリアルな
読んでもあんまり得るものはないよ 個人的な愚痴だから
でも本来ブログってのは日記なんだから
我ながらなまじかアーチスト気取りだからポエム的なのが多いけどさ(笑)
よくよく考えたら別に大した男じゃない
リアルなのもたまにはありだよな
いや、もう済んだことなんだけどね
去年あったムカつくことをふと思い出してさ
今更なんだけどね、去年は忙しくて 愚痴ってる暇もなかった 今年はちょっと暇できたから、愚痴言いたくなったんだけど、聞いてくれる人誰もいないからまたここに来ちゃった(笑)
去年の7月だったかな、俺が自主制作で映画作りたくなったのね
そのきっかけは、2年位前に、ある映画に出会ったから
「おじさまと私」という映画でね でも実はこれポルノ映画でさ たまたま時間潰しに入ったポルノ映画館で、たまたま見た映画なんだけど、何故か・・・感動したんだよね
そして、またみたいと思ったから、DVDを買おうと思って、制作会社に電話してみた
「DVDはいつ出ますかー?」てね そしたら、その電話に出たのが、その映画の監督さんだったんだ 「監督本人?」 後で知ったんだけど、その制作会社って監督の家だった(笑) DVDは出ないよって言われて でも、マスターは手元にあるから、よかったらダビングしてもいいよ て言ってくれた 次の映画にエキストラで出るのと交換条件に(笑)
そんなわけで、この監督との付き合いが始まった
そいつは個人情報上等な人だから、敢えて実名出しちゃうけど
その監督は友松直之
まあ、マイナーだから、知る人も少ないと思うけど
比較的日の目に出た作品を言うなら
「STASY」大槻ケンヂ原作・加藤夏希主演
「吸血少女対少女フランケン」内田春菊原作・川村ゆきえ主演
くらいかな
普段はもっぱらポルノで、生活もギリギリなくらい貧乏なんだって
しかし、その時の俺は、仮にも自分が感動した監督と知り合いになれたことで、ちょっとうかれてたかな できるだけ力になりたいと思っていた
エキストラにも協力したし、客の動員増やすために人数かき集めて見に行ったりもした
そして去年の夏、「おじさまと私」をポルノではなく、普通の映画にアレンジして、リメイクの話をもちかけた
もっとこの映画をたくさんの人に見てもらいたいと思ったから
友松直之は、俺が金を出すならやると言った
俺は主演に、駄目元で、加護亜衣にオファーをかけた
どうせ相手にされないと思ったら、意外にも加護亜衣の事務所からすぐに連絡が来て、思いのほか悪くない感触で、前向きに検討してくれるとの事だった ギャラと台本次第と言われ、ギャラは3~4日拘束で100万と提示した 後は台本
一応元々のオリジナルの台本はあるものの、それはポルノ用 友松に相談したら、自分が書き直すと言った その代わり、台本代50万よこせと言われた
このあたりから「ん?」と思った
俺はマイナーな友松の映画をメジャーにしたくて企画したのに、そんな俺からいきなり金とるわけ?こっちは赤字覚悟でやろうとしてんのに、自分だけギャラ抜こうてどういうこっちゃ?ただでさえ制作費きりつめなきゃならないのに・・・
自主制作映画なんて、最初からどうせ赤字覚悟 万一当たれば山分けでいいじゃん
そんなノリで二人で力を合わせてやれたら素晴らしいかったのだが、、こいつは俺をただの金づるとしか思っていない?
このあたりから温度差を感じ初めてはいたが、友松があまりにも金に困ってるということもあって、一応20万だけ渡した しかし台本代として渡すのはどうしても納得いかなかったので、一応制作費の一部として預けると言った
どうせ生活費に消えるだろうとは思ったけど、せっかく走りはじめた企画、どうせならモメずに気分良くやりたい
俺は台本は自分が書くと提案した
台本を書くといっても、元々ある台本をちょっとアレンジするだけだ 俺は元々のストーリーが好きで初めたんだから、本筋は殆ど変える必要はない 逆にそれを変えてしまうなら俺にとってのリメイクの意味はない だから大した仕事じゃない
1週間で書き殴り、加護サイドに提出した
暫くして、加護サイドからお断りの返事が来た
主演の女は、私生児で、風俗嬢で、パニック障害で、リスカ癖があって、DVの彼氏がいて、集団レイプされて、義理の父親にもレイプされて・・・とまあ散々な目に遇うわけなんだけど・・
まず過激過ぎて大NG(笑) フルヌードまではいかなくてもセミヌードは免れない、それもNG まあ、今考えたら当たり前か・・・(笑)無謀だった(笑)
あとは、タイミングも悪かったみたい ちょうど俺らがオファーした直後にもっとデカイ仕事が入ったらしいし
というわけで、企画は敢えなくぽしゃった(笑)
他の女優にオファーしなおすことも考えたけど、もはやこの役は加護意外には考えられなかったし そもそも加護サイドから検討の余地があると言われてスタートしたんだから
で、当然のように預けた金も返ってはこなかった(笑)使っちまったってさ
その台本の権利をあげるから、その譲渡料として考えてくれてもいーよ、だって
バカバカしい 一気に醒めちまったよ
どのみち俺は受け取る気はなかったのにな(ていうか無いものは返しようがないし)
ただ誠意ある言葉がほしかっただけなのに
まあ、友松にも意地があたんだろうな にしてもやっちゃいかんことがある
金の切れ目は縁の切れ目か 怒りというより、悲しい
友松とは縁を切った
それ以来、「おじさまと私」は見ていない
まあ俺も調子に乗ってたな 反省だ
今思えば、こんな泥棒みたいな奴に何百万単位の制作費を預けようとしてたんだから恐ろしいよね 何に使われたか分かったもんじゃない 無理やりポジティブ→早めに気付いて良かった良かった(笑)
というわけで、メジャーを目指す監督さん募集中でーす(笑)ひとまずはノーギャラだけど、一緒に夢をみれる人、そして金に汚くない人(笑)
でもね、その台本だけは今も手元にある
我ながら、自信作だったんだよね 今でも、その台本は大好きだ
でも、これが映画になることは無い
もし、またやるなら、次は俺の色、一色でやってやる
そういう意味では、良い経験になった
友松直之、疎外されてきた人間の痛み、お前が一番語っていたじゃねえかよ
俺も相当屈折してるけどな、友達から金とったことだけはただの一度もない
で、俺が考えた格言(あいだみつを風に笑)
人が好きで
人と絡み
利害が生まれて
人を失う
友松直之よ、「おじさまと私」はどうやら奇跡だったようだ