「僕がビルを買ったワケ」一也blog

2007年スタート 
「PTA会長blog」としてスタートし、その後「個人」「不動産投資」「新宿44支配人」として継続

おじさまと私

2011年01月12日 11時27分10秒 | 元会長
今回のははっきり言って愚痴なんだけど
しかもリアルな

読んでもあんまり得るものはないよ 個人的な愚痴だから

でも本来ブログってのは日記なんだから 
我ながらなまじかアーチスト気取りだからポエム的なのが多いけどさ(笑)
よくよく考えたら別に大した男じゃない
リアルなのもたまにはありだよな

いや、もう済んだことなんだけどね
去年あったムカつくことをふと思い出してさ
今更なんだけどね、去年は忙しくて 愚痴ってる暇もなかった 今年はちょっと暇できたから、愚痴言いたくなったんだけど、聞いてくれる人誰もいないからまたここに来ちゃった(笑)

去年の7月だったかな、俺が自主制作で映画作りたくなったのね
そのきっかけは、2年位前に、ある映画に出会ったから
「おじさまと私」という映画でね でも実はこれポルノ映画でさ たまたま時間潰しに入ったポルノ映画館で、たまたま見た映画なんだけど、何故か・・・感動したんだよね
そして、またみたいと思ったから、DVDを買おうと思って、制作会社に電話してみた
「DVDはいつ出ますかー?」てね そしたら、その電話に出たのが、その映画の監督さんだったんだ 「監督本人?」 後で知ったんだけど、その制作会社って監督の家だった(笑) DVDは出ないよって言われて でも、マスターは手元にあるから、よかったらダビングしてもいいよ て言ってくれた 次の映画にエキストラで出るのと交換条件に(笑)
そんなわけで、この監督との付き合いが始まった
そいつは個人情報上等な人だから、敢えて実名出しちゃうけど
その監督は友松直之
まあ、マイナーだから、知る人も少ないと思うけど
比較的日の目に出た作品を言うなら
「STASY」大槻ケンヂ原作・加藤夏希主演
「吸血少女対少女フランケン」内田春菊原作・川村ゆきえ主演
くらいかな
普段はもっぱらポルノで、生活もギリギリなくらい貧乏なんだって
しかし、その時の俺は、仮にも自分が感動した監督と知り合いになれたことで、ちょっとうかれてたかな できるだけ力になりたいと思っていた
エキストラにも協力したし、客の動員増やすために人数かき集めて見に行ったりもした

そして去年の夏、「おじさまと私」をポルノではなく、普通の映画にアレンジして、リメイクの話をもちかけた
もっとこの映画をたくさんの人に見てもらいたいと思ったから
友松直之は、俺が金を出すならやると言った
俺は主演に、駄目元で、加護亜衣にオファーをかけた
どうせ相手にされないと思ったら、意外にも加護亜衣の事務所からすぐに連絡が来て、思いのほか悪くない感触で、前向きに検討してくれるとの事だった ギャラと台本次第と言われ、ギャラは3~4日拘束で100万と提示した 後は台本
一応元々のオリジナルの台本はあるものの、それはポルノ用 友松に相談したら、自分が書き直すと言った その代わり、台本代50万よこせと言われた
このあたりから「ん?」と思った
俺はマイナーな友松の映画をメジャーにしたくて企画したのに、そんな俺からいきなり金とるわけ?こっちは赤字覚悟でやろうとしてんのに、自分だけギャラ抜こうてどういうこっちゃ?ただでさえ制作費きりつめなきゃならないのに・・・
自主制作映画なんて、最初からどうせ赤字覚悟 万一当たれば山分けでいいじゃん 
そんなノリで二人で力を合わせてやれたら素晴らしいかったのだが、、こいつは俺をただの金づるとしか思っていない? 
このあたりから温度差を感じ初めてはいたが、友松があまりにも金に困ってるということもあって、一応20万だけ渡した しかし台本代として渡すのはどうしても納得いかなかったので、一応制作費の一部として預けると言った
どうせ生活費に消えるだろうとは思ったけど、せっかく走りはじめた企画、どうせならモメずに気分良くやりたい
俺は台本は自分が書くと提案した
台本を書くといっても、元々ある台本をちょっとアレンジするだけだ 俺は元々のストーリーが好きで初めたんだから、本筋は殆ど変える必要はない 逆にそれを変えてしまうなら俺にとってのリメイクの意味はない  だから大した仕事じゃない
1週間で書き殴り、加護サイドに提出した
暫くして、加護サイドからお断りの返事が来た
主演の女は、私生児で、風俗嬢で、パニック障害で、リスカ癖があって、DVの彼氏がいて、集団レイプされて、義理の父親にもレイプされて・・・とまあ散々な目に遇うわけなんだけど・・
まず過激過ぎて大NG(笑) フルヌードまではいかなくてもセミヌードは免れない、それもNG まあ、今考えたら当たり前か・・・(笑)無謀だった(笑)
あとは、タイミングも悪かったみたい ちょうど俺らがオファーした直後にもっとデカイ仕事が入ったらしいし
というわけで、企画は敢えなくぽしゃった(笑)
他の女優にオファーしなおすことも考えたけど、もはやこの役は加護意外には考えられなかったし そもそも加護サイドから検討の余地があると言われてスタートしたんだから
で、当然のように預けた金も返ってはこなかった(笑)使っちまったってさ
その台本の権利をあげるから、その譲渡料として考えてくれてもいーよ、だって
バカバカしい 一気に醒めちまったよ
どのみち俺は受け取る気はなかったのにな(ていうか無いものは返しようがないし)
ただ誠意ある言葉がほしかっただけなのに
まあ、友松にも意地があたんだろうな にしてもやっちゃいかんことがある
金の切れ目は縁の切れ目か 怒りというより、悲しい
友松とは縁を切った
それ以来、「おじさまと私」は見ていない

まあ俺も調子に乗ってたな 反省だ
今思えば、こんな泥棒みたいな奴に何百万単位の制作費を預けようとしてたんだから恐ろしいよね 何に使われたか分かったもんじゃない 無理やりポジティブ→早めに気付いて良かった良かった(笑)
というわけで、メジャーを目指す監督さん募集中でーす(笑)ひとまずはノーギャラだけど、一緒に夢をみれる人、そして金に汚くない人(笑)

でもね、その台本だけは今も手元にある
我ながら、自信作だったんだよね 今でも、その台本は大好きだ
でも、これが映画になることは無い
もし、またやるなら、次は俺の色、一色でやってやる
そういう意味では、良い経験になった

友松直之、疎外されてきた人間の痛み、お前が一番語っていたじゃねえかよ
俺も相当屈折してるけどな、友達から金とったことだけはただの一度もない

で、俺が考えた格言(あいだみつを風に笑)

人が好きで 
人と絡み 
利害が生まれて 
人を失う

友松直之よ、「おじさまと私」はどうやら奇跡だったようだ






Poker Game

2011年01月10日 18時03分58秒 | 元会長
今更ですが(笑)
ふと思い立って、俺がやってたバンドの曲をユーチューブとやらにUPしてみたんです
フィッツというバンドでしてね フィッツ ライブで頭に出てきます 暇があったら覗いてみてください

そんで、またまたふと思い出したことがありましてね
去年の夏、ある後輩に怒鳴り散らしたことがありまして
原因は、まあ、一言で言えば妬みですわ 我ながら最低だったんですけどね
そいつは、俺とは生まれた時から真逆な人生を歩んでるように見えたもんだから
酒のせいもあって、つい大人げないことやっちまった
この歳になればね、人は人、自分は自分てしっかり割り切っていた筈なのに・・
割り切って生きること、それが大人になることなんだよな
俺は、まだまだ割り切れない、子供なんだよなぁ・・
色々なことをつい自分と比較してしまう
他人なんか関係ねーって、生きていかなきゃいけないのにね

そのバンドの活動は、もう止めてましてね 最後のライブの最後の曲をなんとなくアップしたんだけど
その曲が Poker Game
ポーーカーゲームって人生に似てる
元々良いカードの奴もいる 元々悪いカードの奴もいる
でも、一度配られたカードは、配りなおしは出来ないんですよ
だから、悪いカードなら悪いカードなりに戦うしかない
まあ、そんな曲です

この場を借りて、その後輩に謝ろう
すまん 悪気はなかった 素直に羨ましかっただけ 
でも、お前にはお前の悩みがきっとあるだろう
聞いてやれなくてごめんな 
これからは、俺も割り切るように努力する 大人になれるように
これからも、割り切った大人の付き合いよろしくな

いつまでも子供な俺だけど、少なくとも人に迷惑はかけちゃいかんよな 反省

じゃ自己満足で

Poker Game (Words:kazuya Music:Takeshinakane/kazuya)

chance only one PokerGame lost chance PokerGame 
今でもなにかを信じてる二人
chance only one PokerGame lost chance PokerGame 
今でもなにかを夢みてる二人

二度と配りなおしできない 
彼女が不安そうにみてる
悪いカードなら悪いカードなりに戦うしかない this is PokerGame

chance only one PokerGame lost chance PokerGame 
今最後に未来を賭ける二人
今最後にすべてをかける二人

彼女にガッツポーズするけど
実は最悪 足は震えて
元々良いカードを持ってる 隣の奴が羨ましいけど this is PokerGame

二度と配りなおしできない 
彼女が不安そうにみてる
悪いカードなら悪いカードなりに戦うしかない this is PokerGame






kamisama

2011年01月06日 16時34分04秒 | 元会長
新年、明けましておめでとうございます。本年もよろ・・・
えーい、やめたやめた!(笑)こんなありきたりな挨拶、そもそも何がめでたいのかさっぱり分からんし とまあ、今回はかなり屈折したスタートですが(笑)
一応、毎年のことですが、初詣?とやらに付き合いで行ってきましたよ
ていうか、普段お参りなんかしないんだから(笑)どっちみち年に一回、正月が最初で最後なんだから、初もへったくれもない ただの「詣で」ですよ(笑) 
そう、詣でにいってきたんです 
でね、毎年ひとつの「矛盾」にぶちあたる
私、自分で言うのもなんですが、日頃、特に人の為になるようなこととか、人助けとか、ボランティアとか、特にしてるつもりないんですよ 
特にいいことなんてなにもしてない
なのに、正月だけ、「神様、どうか幸せにしてください」なんて神頼みするのは虫がよすぎるんじゃないか、と毎年思うんです
だから、私は神様にお願いするのではなく、どちらかと言えば神様に懺悔します。
神様にこう言います
「神様、私は決して良い人間ではありません。自分中心で、いつも自分の幸せばかり願う人間です。なので、幸せにしてくださいなんて虫のよいことは言いません。
ただ、神様が私に与えた、私の道を精一杯頑張ってまっとうしますので、どうか見守ってください 神が与えた道をもし私が外れたら罰を 外れなければ応援を
どうか、宜しくお願いします」

えーっと、つまりなにがいいたいかというと・・
よく「向き不向きがある」なんていうじゃないですか それと「運が良い悪い」とも
最近私は、この二つを、こうリンクさせて考えます
まず、「運が良い悪い」
運が良かった時は、それは神様からのご褒美であって、運が悪かった時は、それは神様からの罰である
「向き不向き」は
向いている事というのは、神が与えてくれた「私の生きる道・使命」である
逆に向いてない事というのは、神が「貴方がやるべきことではない」と、私に与えた「禁じられた道」である
で、この二つをリンクするとこうなる
神が与えた私の進むべき道に精進していれば、神は応援してくれる 守ってくれる
つまり幸運が訪れ
逆に、神が与えた禁じられた道に進んでしまったら、神は罰を与え、間違いに気付かせる為に
不運が訪れる

えっと、私は別に宗教家ではないですし、偽善者でもない 
別に、「向いてること」とは、「善行」とか「良い行い」のことを言ってるわけでもない
極端なことを言えば、たとえば「盗人」とかの「罪人」でも、「神が与えた進むべき道」であるならば、神は守ってくれるということだ
そう、問題はその行いの内容ではない 
その人にとっての、真実の道であるかどうか 
そう思う
だから、もしも私が気まぐれにボランティア活動や、募金活動なんかした日にゃ、一般的には「良い行い」かもしれないけど、もしも私にとっての進むべき道でなかった場合、その行い自体はたとえ「よい行い」だったとしても、罰は下るのだ
私にとって、向いてないことはすべきではない 向いていることをするんだ

でもね、またまた誤解してほしくないのは、べつに好き勝手に生きるということではなくて・・
「やりたいこと」と「やれること」が違うように、「向いてること」と「したいこと」は違う 皮肉なことに「最もやりたくないこと」が、「最も向いている」ということもある
恐らくごく少数だと思うけど、「やりたいこと・好きなこと」と「向いていること」がピッタリマッチしてる人は本当に幸運だ 
「向いている」でも「本当はしたくない」でも「向いている」
おそらく、こういう人が圧倒的に多いと思う 神様はそんなに甘くは無い
さっきの際どい例をまたひっぱり出してくるけど、誰が好き好んで「盗人」なんかするか 誰も好きでやってるわけではない その人には「その道しかないから」、いた仕方なくやっているのだ

神が一人ひとりに与えた「向いていること」「出来ること」
神が一人ひとりに与えた「向いてない道」「出来ないこと」
なまじか、出来ないことのほうが魅力的だったたりするんだよね~(笑)
新しいことには常に副業としてチャレンジするけど、今だに懲りずにたまに罰をくらう俺(笑) 
でも、チャレンジだけは止められない いつか、「向いている」と認められた時、罰は幸運に変わる いつかきっと 

これまで自分なりに様々なことにチャレンジして、大なり小なりことごとく罰を受けてきた俺だけど
不思議なもんで、唯一、10年以上ずっと続けてる本業だけは、ずっと安定してる 
どうやらこれだけは守ってくれてるらしい
でも、うまくいかないもんで、その本業はあまり好きではない(泣)
でもさ、どうやらそれが、神が与えた“とりあえずの”俺の道らしい

神様、私は「幸せにしてください」とは言いません ただ、「向いていること」をしますから
どうか、今年も見守ってください