このところ、天候も安定し順調に農作業ができるようになりました。ようやく、今月11日に南郷アメダスの積雪は0になりましたが、当地は水田にもまだ少し雪があります。こんなに雪解けが遅いのは記録的だと思います。降雪量の割に低温の日が多い冬だったということでしょうか。昨日、今日で水稲育苗ハウス3棟とトマト育苗ハウス1棟の側ビニール、屋根ビニール掛けを行いました。従業員と2人で出来たのは、屋根ビを棟木に上げて越冬したお蔭と思います。多少風があっても張ったままのマイカ線が押さえてくれます。結束紐を解いて展張し、張り具合を調整しながらパッカーで留めていきます。水稲種籾の浸種は6日から行っていますが水を循環させたり、空気を送ったりして酸欠を防いでいます。種蒔き予定日の前日に予措(30℃位の加温)し、洗濯機で脱水して播種します。苗箱への培土入れは13日に終了(700枚)しました。この他500枚は購入します。かつて苗は10アール当たり20箱が標準とされてきましたが、37株植え疎植で11箱、50株植えで15箱で間に合います。コメの収穫量はほぼ差がないと思いますので、1ヶ月に亘る育苗や苗運び合理化・省力化が図られます。
昨日の午後に水稲ハウス、今日午前中にトマト育苗ハウスの除雪を行いました。35PSの除雪機を貸してもらったものです。馬力が大きい除雪機ですので投雪量も多く捗りました。午後は友人のパイプハウス片付けの手伝いに行って来ました。雪の重みで倒壊したものです。明日から2日間はトマト生産組合の育苗ハウス設営作業の出役です。
バイエルクロップサイエンス社の伊藤博士による研修会に参加してきました。近年、SU抵抗性雑草(難防除)の進入・増殖が見られ、イボクサなどはコンバイン内の扱き銅の網目を潰したり、クサネムの実は玄米製品にも入り込み落等の原因になります。(色選導入で解決できていますが・・)
ちょっと掲載するのがタイムリーではない話題ですが・・ 昨秋、売店でお土産品として取り扱って頂きました。トマトおよそ500gで一袋税込300円で好評をいただきました。今シーズンもぜひ提供させていただきたいと思っています。皆さんも行かれる機会があれば覗いてみてください。商談?はこれからですので確定的なことは言えない段階ですが・・ 7/20過ぎから11月始めまで出来ればと思っています。
昨秋、太陽光発電9.9kw(シャープ製パネル50枚とパワーコンディショナー2台)と屋根雪落雪システムを設置しました。太陽光は母屋に、落雪SYは母屋・玄関・車庫の屋根3ヶ所に取り付けてもらいました。雪が降り始めたらスイッチを入れると(実際の運用は20~30cm位積もってから入れています)落ちてくれます。新雪のうちに落ちてくれると荷重の負担も少なくパネルにも良いと思います。屋根の上に長く溜まった雪は比重も増し一気に落下すると大変危険です。新雪の内に落とすことが出来れば余程危険は軽減されますが、雪が落ちないうちは屋根の下には近づかないようにしなければいけません。また、道路に面した建物(屋根)は片屋根にして道路側の屋根坪を少なくするなどの工夫が必要だと思います。(最も安全なのは、雪止めを設置して従来通り雪下しをすることでしょうが)12月から発電を始めましたが、冬でもパネルの雪が落ちれば発電しています。周りのトタン部分が落ちても、パネルは冷えているからでしょうか最後に落ちます。ちなみに施工会社は「テクノ会津」です。伊南に本社、只見に支店があるアドベンチャー企業です。皆さんも関心があったら是非お問い合わせください。費用対効果の点からも落雪システムは特にお薦めです。
アメダス南郷でまだ128cmの積雪があります。育苗ハウス周辺は140cmはあると思います。晴天で固雪の上を歩いて籾殻燻炭を撒きました。背負い手動式の肥料散布に使う道具が便利です。この時期の積雪としては多いですね。倉庫前の雪片づけを友人にしてもらい(ローダーであっという間でした)ダンプトラックを車検に出しました。
今日は、晴れて気温が上がり11日(2:00)165cmから20cmほど減りました。この時期の積雪量としては多いようです。気温の低い冬で雪解けが遅れています。田は自然に融けて農作業には間に合うでしょうが(乾かないと作業効率は悪いです・・)トマトハウスは籾殻燻炭を撒いたり、育苗ハウスは除雪機で飛ばさないといけません。(毎年やっています)久しぶりに会津若松まで出かけ買い物などいろいろと用事を済ませてきました。
土曜日からの大雪で当地方もかなりの降雪がありました。17、18日と蔵屋根の雪下しをしました。昨夏にペンキを塗ってもらった屋根で非常に滑りやすく暮れの雪下ろし時も危険の予兆はありました。17日、十分気を付けていたつもりでしたが南東の角で屋根雪が部分的に滑落しその上に乗っていたため一緒に落ちてしまいました。幸い新雪が十分に深い所だったので怪我はありませんでした。スコップが体に当たると危険だと思い持ったまま手を伸ばしました。そこから数メートル先の町道へ出るまで雪が深くて結構大変でした。気を付けなくては・・