佐倉に引っ越してまもない頃、城址公園を散歩していると、
枯れた木にキクラゲのようなものがたくさん出ていた。
中華料理の炒め物に入っているキクラゲによく似ている。
持ち帰って図鑑で調べてみるとやはりそうだった。
生の食べ方がわからないので、味噌汁に入れて食べてみた。
中華のキクラゲと同じで味らしきものはなく、こりこりした
食感がつよい。
その後、少しレパートリーが増え、炒め物に入れる他、
佃煮もうまい。 キクラゲを細く切り、フライパンで
軽く炒めたあと、醤油、みりん、酒、砂糖を入れて
煮汁がなくなるまで煮る。
写真は少し乾燥したキクラゲだが、雨降りのあとのキクラゲは
少し透明がかり、ぷくぷくした褐色の耳たぶみたいだ。
きっとそれで、「木耳」 と書くのだろう。
乾燥したキクラゲをもどしたものより厚みがある。
このキノコ、雨の少し多いときなら、冬以外よく出る。
木の幹や枝に不規則に並んでいることも多い。
キクラゲを探して歩くと、どうしても上を見る。
多くのキノコを探すときは、下を見ながら歩くのとは大違いだ。
枯れて間もないニワトコの枝によく出る。
養分がなくなるからか、枯れた木が古いと出ていることは少ない。
からだの形は、生命の器
形之医学・しんそう療方 東京小石川
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