今まで、狐のボタンの「ボタン」は、服のボタンのことだとばかり
思っていた。 とくに理由はなく、お菓子の金平糖(こんぺいとう)
のような実が、狐のボタンというイメージにぴったりだなと思っていた。
ボタンにしては丸い実だが、昔の人がおもしろがって、狐のボタンと
つけたのだろうと。
ところが調べてみたら、葉が牡丹の葉に似ているからつけられたらしい。
なので「狐の牡丹」が正しいようだが、どうも腑に落ちない。
牡丹の葉に似ているだけで、牡丹とつけるかな?
葉にはキンポウゲ科特有の切れ込みが入っていて、見慣れると、
これは毒草の多いキンポウゲ科じゃないかなと見当がつく。
だが毒草は同時に薬草になっているものも多い。
毒と薬は使い方によって表裏一体だ。
キツネノボタンは湿地や田の畦などによく見かける野草で、水気の
多いところを好む多年草。 毒草で、草汁が皮膚につくとかぶれる。
またセリが出るところと同じようなところに生えるので、間違って採り、
誤食して口内や胃に炎症を起こす例もあるようだ。
形之医学・しんそう療方 東京小石川
http://www.shinso-tokyo-koisikawa.com/
[ 警告 ]当ブログ内に掲載されているすべての文章の無断転載、転用を禁止します。すべての文章は日本の著作権及び国際条約によって保護を受けています。Copyright shinso koisikawa. All rights reserved. Never reproduce or replicate without written permission.
思っていた。 とくに理由はなく、お菓子の金平糖(こんぺいとう)
のような実が、狐のボタンというイメージにぴったりだなと思っていた。
ボタンにしては丸い実だが、昔の人がおもしろがって、狐のボタンと
つけたのだろうと。
ところが調べてみたら、葉が牡丹の葉に似ているからつけられたらしい。
なので「狐の牡丹」が正しいようだが、どうも腑に落ちない。
牡丹の葉に似ているだけで、牡丹とつけるかな?
葉にはキンポウゲ科特有の切れ込みが入っていて、見慣れると、
これは毒草の多いキンポウゲ科じゃないかなと見当がつく。
だが毒草は同時に薬草になっているものも多い。
毒と薬は使い方によって表裏一体だ。
キツネノボタンは湿地や田の畦などによく見かける野草で、水気の
多いところを好む多年草。 毒草で、草汁が皮膚につくとかぶれる。
またセリが出るところと同じようなところに生えるので、間違って採り、
誤食して口内や胃に炎症を起こす例もあるようだ。
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