続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

付和雷同で一安心

2018-12-21 14:40:51 | インポート
忘年会シーズン真っ只中。

とはいっても最近は、
かつての様な「職場全員強制参加」は、
パワハラに当たるというので、
コンプライアンスとやらのお達しにより、
今やご法度!である。
よってセンパイからの「強制招集」というハナシは、
今ではトンと聞かないし、
我々も「全員参加だからな・・・OK?」とか、
「今年の幹事は〇〇な」なんてことも言わない。

ところが、これが最近では意外な方向へ・・・

かつての主流派の面々が定年退職やら、
転勤やら配置転換などで減少し、
「弱体化」していった結果。
新たな新興勢力の「次期主流派」が形成されていくこととなり、
今度は、
この次期主流派の忘年会に招待されないと、
不安に思う面々が相当な数いるという。
あれだけ強制参加の強要は犯罪だ!とか、
忘年会も仕事の一つだ!とか言っていたのに、
いざ個々自己責任の自由参加で・・・となると、
どの船に乗るかが「死活問題」に関わると言い放つ。
いつどこで幹事は誰?の情報戦が飛び交う。
結局、次期主流派主催と思しき「忘年会」の規模は、
年々大きくなっていく・・・
お声がかかれば一安心とあらば、
本末転倒ナリだろうに。
寄らば大樹のなんとやらか。
でも、これが人のココロというものだろう(笑)

相変わらず超多忙なので、
ちょいちょいネットニュースを見て日々の情報を得ている。

すると、ネットニュースならではというか、
こういう支離滅裂な画面に出くわして、
笑ってしまったりする・・・
宣伝なのかアンチなのか?意図がよく分からない。
これだけ見ると危険なファーウェイ製品に対する、
注意喚起とも読めるし、
それとは真逆に、
安すぎるのに超高性能すぎるファーウェイ製品が、
ことさら強調されてしまう印象にもなる。
しかし結果としてHUAWEIってファーウェイって読む。
ってコトを多くの日本人が知ることができた。

しばらくしたら、今度はこういうニュースが登場。
どうやらアメリカは本当にHUAWEIを危険分子と判断し、
いよいよ本気でつぶしにかかろうというコトらしい。

当然こういう誹謗中傷に対しHUAWEIも黙っちゃいない。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの新興中国企業だ。

それにしても、このところ急激にHUAWEI(ファーウェイ)という
中国の企業のニュースが多くなった。
実は、ここの携帯電話に機種変更をしようかと、
思っていたところでもあったので、
ちょっと驚いた。

更に驚いたのはテレビのニュースで、
このHUAWEIの会社が日本にもあって、
船橋に大きな工場があるという報道でビックリ(◎_◎;)!

はて、どこかいな?と思っていたら、
なんてこたぁナイ、ウチのすぐ近所じゃないかと・・・

9月まで関西の日本最大規模の工作機械メーカー、
森精機の船橋工場だったところに、
居抜きで買い取ったようだが、
地元の人間はほとんど知らなかった。
いや地元の認知率3%程度だったのではないかと。

表玄関にはこんな中国系企業名の看板に付け替えられていた。
(一応、撮影画像は自粛=スパイ容疑で逮捕されそうなので)

現在Googleアースによる画像では、、
上記の画像のように正面玄関にあったハズの、
元のMORI SEIKIの社名の部分には、
ボカシが入っている。

聞けばここはラボ(研究所)らしく、
日本企業の工場のような、
主婦パート募集なんて張り紙もなければ、
パート募集の告知も一切なかったので、、
なんの会社なのか最近までわからなかった。

最近ちょいちょい、
こういうカンジで、
いつの間にか中国系企業に、
コッソリ入れ替わっているケースが見受けられる。
有名な例でいうと大連アルビングループなどがそう。
私立の学校の合宿施設が買い取られて、
スポーツパークになっていたりと、
え!ココ中国系企業の経営なの?と、
驚いたりする。
いかにも中国風なやり方だ。
いつの間にか身近なところに中国が浸透していると・・・

そう言えば確かにHUAWEIの携帯電話を使用している人も増えた。
ゲーマーにしてヘヴィーユーザーの後輩Kも、
この価格帯でもHUAWEI全然サクサクっす!と太鼓判。
スパイ機能アリでも今更何を・・・ってなカンジだし。
HUAWEIの快進撃は当面続く気配。
怪しいと思いつつ自身もHUAWEI派に、
鞍替えを意識せざるを得ないところ。

ふとアジア周辺を見渡すと、
あのフィリピンですらアメリカ軍基地を撤退させたら、
東シナ海に中国が侵入してきてひと悶着あったものの、
最近ではドゥテルテ大統領も親中政策にシフトし、
別に東シナ海は、
中国にお使いいただいてもかまいませんよ的な、
発言が目に付くようになってきた。
そしてアジア周辺各国も次世代のリーダー国と思しき、
中国への親中、アンチ・トランプの嫌米の方向へシフトし始めている。
が、さてどうだろう?

あまり中国を頼りにし過ぎるのはいかがなものか?

乗る船を・・・のハナシじゃないけれど、
実は乗った船が・・・なんてことにならなきゃイイが・・・
しかし、
この流れは当分ウネリを上げていきそうな気配。
長いものに巻かれろみたいな。
これもまた「人のココロ」なのかもしれない。

「忘年会狂騒曲」の一件とこれらの一件が、
師走の景色に重ねてダブってみえるのは気のせいか?
また来週。


コメント
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