続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

今一度よ~く考えてみたい

2018-01-27 03:03:00 | インポート
今週はあえて金曜深夜の更新にしました。

たまには俗っぽいネタにて。

只今入試シーズン真っ只中。
寒い中、豪雪の中、受験生は大変です。
はてさて、
かの大学入試のシステムが、
2020年度から変わるというニュース。

いわゆる共通一次試験というものが廃止され、
2021年の入試よりマークシート式から、
かつてのような記述式に変更となるとのこと。
自分のコトバでキチンと書かないと×。

これからは脱丸暗記、
脱アカデミック教育だそうな。
よって今後は記憶力の優劣より奇抜な発想力が、
合否を分けることになる・・・か?

これもまぁ賛否両論あれど、
私、潮風太子は賛成派です実は。

推進派、反対派どちらも、もっともらしい理論で、
どちらも素晴らしい意見だと思います。

が、今の日本の現状、
いや惨状をみたら、
やはり変えた方がまだマシかなと。
ということで改革の方に賛成票を一票。

ただ、この新制度にいち速く迅速に対応し、
すでに教育カリキュラムを導入しているのが、
なんてこたぁナイ超メジャー進学塾を先頭とした、
超有名私立幼稚園、小学校、中学校というのは、
なんとも皮肉なハナシ(笑)

もうすでに教育格差は始まっている・・・

自分のアタマでしっかり考え判断し、
自分のコトバでハッキリと主張する!
群れない、媚びない、ブレない、
まともな善悪の判断ができるようにしておく。
人の主張に簡単に流されない。
そして騙されないように常にキチッと勉強しておく。

最低限、当たり前の常識感覚ぐらいは、
子供の頃からキチンと身につけておく。

そうしないとオトナになったとき、
ダメな第一、第二団塊世代のような、
情けない支離滅裂なオトナたちと同じになってしまうよ。
と・・・・

体罰は絶対に禁止だ!と言いながら、
星野仙一の体罰は愛、
アホなバカ教師の体罰は暴力だと、
平気な顔して言ってのける。

まず肩書で判断する。

ビートたけしや松本人志、坂上忍の言うことは正論で、
立川志らくやウーマンラッシュアワーの村本大輔は暴論だ。
と・・・

イジメはけしからんだとか、
やれカッコ悪いだの、
それを見てみぬふりしている周囲の輩もまた同罪だの。
と、したり顔で白々しく言ってのける。

才能は枯渇し、資産(著作権)は他人のモノとなり、
かつては歌姫の名を欲しいままにしていた妻と、
居候生活という状況までの屈辱の挙句、
その妻が病気となり介護状態。
死ぬにも死にきれず、
疲れ切った「男」が最後の癒しを求めたら、
それを不倫だと揶揄する。

引退なんて卑怯だの、
どうせまたカンバックするんだろうとか、
女房の話をする必要などあったのか?やら、

「常識的」観点から見たら、
どう見たって、金髪以外は無理くりな白塗りの厚化粧、
20年ほど昔の頃のような眼光の鋭さ目の輝きは失せ、
KO寸前のボクサーというか、
まるで生ける屍のような還暦目前の「初老」の男を、
みんなで寄ってたかって「イジメ」て笑い者にして、
ワイドショーやらエセ討論番組やらの中で、
誰一人「もういい加減可哀そうだからヤメよう!」
なんて言いやしない。

国民のほとんどにとっては、
どうでもいいような週刊誌が書いた、
他人の不倫ネタをテレビの地上波でブーストし、
無教養で完全な思考停止状態に陥っている民衆をたきつけ
一体何処で「炎上」しているのかわからない、
ネット炎上とやらを根拠に煽る。

それを多くの民衆は無条件に真に受けて、
そのイジメに加担する。
「町の声」とやらが信憑性を増幅させる。
本当に驚き呆れてしまう。
が、「そうなんだ」と簡単に同調する多くの民衆。

挙句、
集団リンチ状態が形成されていく。

まさにイジメの構図そのものだろう。

非常にわかりやすい「道徳教材」。

イジメはダメだ!とアタマでは理解していながら、
このザマ。

と同時にプロパガンダに簡単にハマってしまう、
この国の民衆の危うさも見え隠れする・・・・

こういう多くのバカどもが「立派なオトナ」として、
我が国の先頭を突っ走っているのは、
やはり大問題だし極めて異常なコト。

西部邁のコトバをソックリ頂戴して書くと、
「これが戦後レジームの産物」ということか。
戦後教育の誤りがあれば、それは正さなければ。
もう潮風太子の世代ではムリ。
アタマが固くなりすぎた。

ならば次世代。

もうちょっと、まともな思考回路を持った、
「日本人」がこの先数多く誕生してくれれば、
今よりは、もうちょっとまともな国になる・・・ハズ。

こういうバカも減ることだろう。
ちなみに、この男に「保守」を名乗る資格はナイ。
言論の自由以前の問題。

本来の保守とは泰然自若、受けて立つが基本。
自分から負け戦を無策に仕掛けるような愚か者は、
間違っても保守論者でもなんでもない。
戦前の軍部の大馬鹿どもと同じ。

とりあえずなんでも批判。
すれば賢そうに見られる・・・・
という薄気味悪い功名心の塊のような輩が、
保守を名乗るとは、
なんとも情けないハナシ。

むしろ、それはサヨク的思考だろう。

言論がむなしい。。。
というコトバを残して自ら命を絶った、
西部邁は正統派「保守論者」だった。
下品なネトウヨとは一線を画した、
まともな保守論を展開していた。

MXテレビの西部邁ゼミナール、
地味に面白かったので観ていたのに残念。
合掌。

教育改革の結果が出るのは、
この先70年後くらいか・・・・・
戦後レジームの結果からみて。

あとは第一団塊世代、第二団塊世代の我々が、
今一度、胸に手を当てて、
なにが正しい事なのか?間違いなのか?
改めてよ~く考えなければ・・・・

オトナを名乗るなら、
最低限の「子供たちの手本」にはなっておきたい。
ではまた。


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2 コメント

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Unknown (だいすけ)
2018-02-02 19:13:45
受験戦争と言ったのは、今は昔
と思ったけれど、自身の子供たちの
不甲斐ない成績に無力感しか
沸きません。
僕らみたいに2百万人の同級生
ではなく、その半分くらいしか
いないのだから、もう少しなんとか
なるんじゃないの?
なんて言ったところで現実は
残酷。もちろんそれが全てでは
ない事くらい、半世紀近く
生きていれば分かるけれど、
それが大事ってのも、リアルに
感じるので尚、頑張って欲しいと
痛切に感じます。
不倫ネタなんて誰も食傷気味
じゃないですか?
自戒の念を込めて、もう一度
自分の足元を見つめ直そう
そんな気分です。
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Unknown (潮風太子)
2018-02-03 02:05:35
Re:だいすけ様

我々世代に対しあえて、
少し自虐的に書いたんですが、
実際のホンネをここで書くと、
新しい教育制度に期待しつつも、
だいすけ先生の仰る通り、
最近の「こども」というか、
次世代の競争意識低下。
これホント大問題なんですよ。
実はココなんです。

この国にとって本当に深刻な問題だと思います。
ウチの愚息も、
お恥ずかしながらホント競争意識低いです。
でもなんとかなっちゃってるんですよね。
それでイイってんですから・・・
我々世代より輪をかけて、
初めからの思考停止状態の子が、
まぁなんと増殖を続けているワケで。

ゆとりの弊害というか・・・
我々世代の「当たり前」、
万事競争必至、記憶力勝負、
そして準備力(段取り)命、
この3つがあってこその、
斬新な発想ということなんですがねぇ。
かつての「ロッテ」的発想というか。
まぁちょっとくだらないニュースばかりで、
浮かれている昨今を皮肉って書いてみた次第です。
次回はちょっと深刻ネタなどを予定しております。
ではまた。




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