へんくっつじじいの日常

お役には立ちません。

本日の散歩

2011年01月15日 23時01分22秒 | 日記・エッセイ・コラム

大崎駅から歩き始める。
駅前のビルの1階の商店街を通り抜けたら居木神社の参道の入口が見える。
飲み屋街の入口のような風景。ローマ字表記は“irugi”。
でも石段を登った居木神社は気分のいい境内に強い視線の狛犬がうれしい。
観音寺に寄り、蜂原通りから百反通りへ出て戸越銀座へ坂を下り、
八幡坂を登って戸越八幡神社へ。ここの先代の江戸狛犬がすばらしい表情で見飽きない。
廃墟のような、帝国陸軍の毒ガス研究所のような国文学研究資料館の横の道を
ずっと南へ下り何線だかわからない線路を越える。公園を過ぎ交番の角をエイっと曲がると
大原不動堂へ到着。香の匂いや打ち水や花の感じで、ていねいに手入れされていることが
よくわかる。でもなぜ“大原”なのだろう。
南へ下って丸山寺の横を抜け、上神明天祖神社へ着く。参道が長い。
ここも先代の狛犬がきれいに残っている。
三間通りを西に向かい第2京浜を渡るとパスタ屋さんあり。入ってしまう。
今日のランチは3種類。ニンジンパスタ・大根パスタ・金時芋ペンネ。
スープをつい吹いちゃう。冷製なのに。
コーヒーもその都度豆挽いて入れてくれてるし、また寄りたいお店です。
食後、三間通りをまた西へ。
源氏前小学校の“源氏前”ってなんだろう。
また何線だかわからない荏原町駅を越え法蓮寺へ。
桜並木を歩いて旗ヶ岡八幡神社へ。石段登って真っ赤な鳥居をくぐったあたりでふり返ると
でっかい先代の狛犬がいた。全然目に入らなかった。いい顔ですよ。
また線路を越え、中原街道を渡ると木霊稲荷。桜並木の立会道路を西へ歩き、葛原神社へ。
ここの狛犬は胴がスリムで動きのあるポーズ。“くずはら”ではなく“かつはら”らしい。
立会道路に戻りまた八幡坂を登る。
小山の頂上が小山八幡神社。ここも裏門の方に先代狛犬がいた。「哲学の小道と名づける」と書かれた
近道っぽい路地を下ると摩耶寺の裏門。梅が上品に咲いている。
今度は東向きに歩く。昭和大学病院の脇を通り、旗の台の駅を越え、三間通りをさっきと逆向きに歩く。
途中四間道路というのもあった気がする。
第2京浜を越え、養玉院へ。
ここの大きなお堂の如来様は「来てよかった」という気持ちにさせてくれます。
新幹線の線路を越え、また三間通りに戻る。交差点で左の向こうに大谷石の石垣と森が見える。
下神明天祖神社だった。ここにもまた先代のりりしい狛犬が残っている。
参道を出て、三間通りを越えるとすぐ東光寺。
お堂の方へ歩いていくと「トイレ使いますか?」と尋ねられる。
なんのことかわからなかったけど「はい」と答える。
トイレは実は烏瑟沙摩大明王のお堂だった。難しい漢字は“うすさま”。
また三間通りを東に向かい、大井町駅のそばのビルの裏の蔵王権現神社へたどり着く。
もうあたりはすっかり真っ暗だ。

コメント
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