土曜日の夕方、船を新調した友人から電話が入る。
「明日この前の件をやろうと思うんやけど、都合はどう?」
「えらいまた急な話やな。」
「急に決まったんよ。」
そう、以前呑み友達の会で計画が持ち上がった
「船で島へ渡って酒盛り」の話しである。
連休最後の日曜日。
家人には申し訳ないが、行かせてもらうことにした。
ビールとワインをクーラーボックスに詰めて。
お祝いにドンペリニヨンをプレゼントすることにする。
やっぱこれも冷やしておいた方が親切だあね(笑)
10時に船着き場へ。
「酒好きの痛風持ち」の友人の連絡がつかないらしい。
携帯電話は呼び出し音が鳴るのに出ない。
何かあったのだろうか。
買い出しに出かけていた船主が出先で、家の回線に
電話をしたら、繋がったとのこと。
どうやら寝過ごしたらしい。
ポケーっと待っていた我々3人はその発想の転換が
出来ない。
どうにも情けない話である。
さらに待つこと10分余り。
来た来た。
4時過ぎまで呑んでいたらしい。
ホンマに通風を治す気あるんかな(笑)
10:40頃出港。
ガンガン飛ばす。
時速55キロ出ているらしい。
しまなみ海道の橋を眺めながらクルージング。
多々良大橋という斜張橋が綺麗だ。
折角だから橋の下のアングルやら何やら結構な
枚数の写真を撮る。
豊島という島に上陸。
スペアリブを焼いたり、チヌ、ホゴを塩焼きに
したり、チヌの刺身をいただいたり、サンセール
や、トレビアーノダブルッツォといった白ワイン
がそれらと良く合って美味い!
そしていよいよドンペリだ。
本来は最初の儀式だろうが、そこはそれ、プレゼント
したからにはもうそこで占有権は私から離れている
のだから、船主の意向が全てな訳だ(笑)
私が抜栓寸前までを段取りして、船主に渡す。
後は親指でクイっとやれば栓が飛ぶ。
見事な音がして栓は海を背景に綺麗な弧を描いて
飛んだ。
船に少しかけて、我々もご相伴にあずかる。
黄金のいい色だ。
う~ん 美味い。
屋外で飲むドンペリはもしかすると初めての
体験かも知れない。
5人で飲むからすぐに空く。
さて、いよいよ飲むものがなくなってきたと
ころで最後にoさんの持ってきた雪中梅。
糖類添加の酒なのにプレミアのつく変わった酒。
やはり甘い。
ただ、杯を重ねてもその甘さがくどくならない
ところがなかなかのものだ。
そうこうしているうちに日が落ちた。
ん?
5時間くらい飲み続けたわけだ。
さあ、帰ろう。
実はこのあたりから記憶がやや曖昧・・・
船の舳先のバーにつかまって、ガンガン
飛んでくる景色を楽しんだ。
途中で帽子、眼鏡、軍手が飛ぶ。
無くなったら無くなったで仕方ないか などと、
酒の力で気分が鷹揚になっている。
結局帰港するまで1時間程度?ずっと舳先で過ごした。
船が止まってからすぐに先の飛んだ物を探す。
ラッキーなことに帽子も眼鏡も風に巻き込まれて
船の中にとどまっていた。
さて、上陸、潮が引いているので、朝よりずっと下に
船がある。
先に降りた友人にクーラーボックスを渡すのに、船に
いる友人からリレーの形で私が間に入る。
自分の荷物を肩にかけたまま。
クーラーボックスが結構重いので下半身にも力が入る。
そのベクトルが梯子から船に移ったときにゆらりと
船が沖の方向に動いた。
足が開く。
「ん?嘘だろ?え?」
次の瞬間見たものは水中のあぶくだった。
笑えるくらい見事に落っこちた。
コントみたく落ちて、映画みたく水中で目を開けた。
どうやって上がったかはよく覚えていない。
私はどこに行くときも「七つ道具」のはいった
ショルダーバッグを携行する。
通帳、財布、釣り銭用財布、外販記録帳、名刺入れ、
文庫本(この日は葉隠れ入門という三島由紀夫の物)、
超整理手帳、印鑑、カッター、予備のペン、領収証、
携帯電話の予備バッテリー、アイポッドシャッフルetc.
そして、腰のサックには携帯電話。
それらもろともザンブとやったわけである。
折角拾った帽子は今度は確実に海の中へ。
まあ、見事に全部アウト。
携帯、アイポッドの損害が痛い。
だからあんなにいっぱい撮った写真もアップ出来ない。
今日は鞄の中味を全部出して陰干し。
なんだか臀部と腰が痛い。
あ~
舳先で座ってた1時間程、ずっと船体が上下するたびに
打ち付けられていたからだ。
これまで幾度となくこうした失敗を繰り返しながら
一向に懲りない性分はどうしたものだろう・・・
「明日この前の件をやろうと思うんやけど、都合はどう?」
「えらいまた急な話やな。」
「急に決まったんよ。」
そう、以前呑み友達の会で計画が持ち上がった
「船で島へ渡って酒盛り」の話しである。
連休最後の日曜日。
家人には申し訳ないが、行かせてもらうことにした。
ビールとワインをクーラーボックスに詰めて。
お祝いにドンペリニヨンをプレゼントすることにする。
やっぱこれも冷やしておいた方が親切だあね(笑)
10時に船着き場へ。
「酒好きの痛風持ち」の友人の連絡がつかないらしい。
携帯電話は呼び出し音が鳴るのに出ない。
何かあったのだろうか。
買い出しに出かけていた船主が出先で、家の回線に
電話をしたら、繋がったとのこと。
どうやら寝過ごしたらしい。
ポケーっと待っていた我々3人はその発想の転換が
出来ない。
どうにも情けない話である。
さらに待つこと10分余り。
来た来た。
4時過ぎまで呑んでいたらしい。
ホンマに通風を治す気あるんかな(笑)
10:40頃出港。
ガンガン飛ばす。
時速55キロ出ているらしい。
しまなみ海道の橋を眺めながらクルージング。
多々良大橋という斜張橋が綺麗だ。
折角だから橋の下のアングルやら何やら結構な
枚数の写真を撮る。
豊島という島に上陸。
スペアリブを焼いたり、チヌ、ホゴを塩焼きに
したり、チヌの刺身をいただいたり、サンセール
や、トレビアーノダブルッツォといった白ワイン
がそれらと良く合って美味い!
そしていよいよドンペリだ。
本来は最初の儀式だろうが、そこはそれ、プレゼント
したからにはもうそこで占有権は私から離れている
のだから、船主の意向が全てな訳だ(笑)
私が抜栓寸前までを段取りして、船主に渡す。
後は親指でクイっとやれば栓が飛ぶ。
見事な音がして栓は海を背景に綺麗な弧を描いて
飛んだ。
船に少しかけて、我々もご相伴にあずかる。
黄金のいい色だ。
う~ん 美味い。
屋外で飲むドンペリはもしかすると初めての
体験かも知れない。
5人で飲むからすぐに空く。
さて、いよいよ飲むものがなくなってきたと
ころで最後にoさんの持ってきた雪中梅。
糖類添加の酒なのにプレミアのつく変わった酒。
やはり甘い。
ただ、杯を重ねてもその甘さがくどくならない
ところがなかなかのものだ。
そうこうしているうちに日が落ちた。
ん?
5時間くらい飲み続けたわけだ。
さあ、帰ろう。
実はこのあたりから記憶がやや曖昧・・・
船の舳先のバーにつかまって、ガンガン
飛んでくる景色を楽しんだ。
途中で帽子、眼鏡、軍手が飛ぶ。
無くなったら無くなったで仕方ないか などと、
酒の力で気分が鷹揚になっている。
結局帰港するまで1時間程度?ずっと舳先で過ごした。
船が止まってからすぐに先の飛んだ物を探す。
ラッキーなことに帽子も眼鏡も風に巻き込まれて
船の中にとどまっていた。
さて、上陸、潮が引いているので、朝よりずっと下に
船がある。
先に降りた友人にクーラーボックスを渡すのに、船に
いる友人からリレーの形で私が間に入る。
自分の荷物を肩にかけたまま。
クーラーボックスが結構重いので下半身にも力が入る。
そのベクトルが梯子から船に移ったときにゆらりと
船が沖の方向に動いた。
足が開く。
「ん?嘘だろ?え?」
次の瞬間見たものは水中のあぶくだった。
笑えるくらい見事に落っこちた。
コントみたく落ちて、映画みたく水中で目を開けた。
どうやって上がったかはよく覚えていない。
私はどこに行くときも「七つ道具」のはいった
ショルダーバッグを携行する。
通帳、財布、釣り銭用財布、外販記録帳、名刺入れ、
文庫本(この日は葉隠れ入門という三島由紀夫の物)、
超整理手帳、印鑑、カッター、予備のペン、領収証、
携帯電話の予備バッテリー、アイポッドシャッフルetc.
そして、腰のサックには携帯電話。
それらもろともザンブとやったわけである。
折角拾った帽子は今度は確実に海の中へ。
まあ、見事に全部アウト。
携帯、アイポッドの損害が痛い。
だからあんなにいっぱい撮った写真もアップ出来ない。
今日は鞄の中味を全部出して陰干し。
なんだか臀部と腰が痛い。
あ~
舳先で座ってた1時間程、ずっと船体が上下するたびに
打ち付けられていたからだ。
これまで幾度となくこうした失敗を繰り返しながら
一向に懲りない性分はどうしたものだろう・・・
笑っちゃマズイと思いつつ…笑わせていただいております。
とにかく、念願?叶ったね。
にしても、写真は残念!
観たかったぁ~こけたところ、いやいや、写真!写真!
まさか自分が海に落っこちるなんて想像だに
してなかったもんね。
携帯が痛い。
でも、白よりチョコかなあと思っていたので、
ビターチョコ色になったのは少し嬉しい・・・
って、こういうところがガキっぽいんだなあ(笑)