宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

キャンドルホルダー

2006-10-14 14:30:29 | ガーデニングのこと
夜の庭に灯りをともしてみたい願望を本格的に実現するには、業務の都合で大部先の話になりそうだとは思っていたが、ひょんなことからその真似事を試してみようと思い立った。

というのも、ホームセンターに行ったついでに眺めていたガーデニング用品のコーナーで妙な物を見つけたからである。

それを説明するには、実物を載せるのがよかろうと、探した探した。
検索ワードを駆使してようやくそれがミニガーデン作り♪テラリウムプランタークレストLテラリウムというものだと判った。
私は最初てっきりキャンドルホルダーだと思ってそれを手にした。
しかし、よく見ると、空気穴が無い。
それでは酸欠で火が消えるだろう。

そこでようやく理解した。
ああ、要はごくちっちゃな温室なんだ。

そこからが肝心。
ハタと気づいてしまったのである。

そうか、キャンドルホルダーから始めればいいんだ。
それには穴の空いたテラリウムを作ればいいんだ。

その日はその思いつきを胸に秘めて帰宅。
さて、どうやって穴の空いたガラスの空間を作ろうか?



・・・あるやん。
うち、酒屋やん。

瓶の底を切り取れば、そこから蝋燭を入れて、瓶口という穴の開いたガラスの空間が出来る。

またまたネット検索。
「ガラス カッター 切断」
ありました。
ガラスカッターが数種類。
仕上げはダイヤモンドやすり。


基本的な予備知識を頭に入れて、後日またもやホームセンターに。
一番用途に向いていると思われるガラスカッターは3千円もする。
ま、いいか、死ぬまで使えるだろう。
やすりは1000円もしない。
それと、蝋燭と、念のために蝋燭立てを2個。

後は実際にやってみるだけ。
試行錯誤するうちにそのコツもいずれ判ってくるだろう。


ガラスの切断の様子、段取りは、追って別に掲載したいと思う。
今日は初めての試みの結果のみを。

正直言うと、ただただ早く庭にそれを置いてみたくて、写真撮影どころじゃなかったのである。



空瓶置き場から、焼酎の透明な一升瓶を引っ張り出してきて、まずそれから切ってみる。
簡単ではないが、難しいというほどでもない。

色つきの瓶ならどうだろう。
そこで、自分が飲んで瓶捨て場に転がっていたワインの空き瓶も持ってくる。

なんと、ワインの瓶の方が肉が薄いんだ。
なんとなく一升瓶の方が割れやすいから、薄いんだと思っていたのだが、やはりそれは体積に比例するようである。







かくして、ワインボトル2種を切断する。





ノーフラッシュの場合←クリック


クリアワインボトルに蝋燭を入れて見る。
受け皿は一升瓶の底。





実際には?←クリック


これは、ボルドータイプのグリーンワインボトル。





副産物をみますか?←クリック


最後は一升瓶。
受け皿は、今度は逆にワインボトルの底。


この3種類で気づいたこと。
色つきボトルの方が優しい灯りになるのではないかと、頭では想像していたが、結局、中の炎は瓶が透明だろうが色つきだろが見えるので、どうせなら透明な方がいいかも知れない。

それと、やはり庭というある程度のスペースに置いてみると、一升瓶くらい大きさが在る方が存在感がある。





キャンドルだとこんな風←クリック


そんな訳で、部屋の中にクリアワインボトルを持ち込んでみた。
結構いいかも知れない。






ワインボトル←クリック


そして、最後は、普段の保管状態。
どちらも中の蝋燭はそのままにしておいて、瓶の栓をする。
これなら雨が降っても大丈夫。

そして、気が向いたときに栓を取って、蝋燭に火をつければ和みの灯りを楽しむことが出来る。


さて、次は、実際にガラスを切る、磨く、についての方法をアップしようと思いますが、飽きっぽい性格ゆえ、ずっと忘れたフリをするかも知れませぬ・・・



追記
久しぶりに鼻をつけて嗅ぐ蝋燭は、餓鬼の頃のクリスマスの匂いがした。





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ガーデニング?

2006-10-12 07:33:28 | ガーデニングのこと
何の手入れもしない庭の草引きを久しぶりにして、




仕舞い込んであったベンチを引っ張り出して、




ガラス越しに眺めるだけだったガラス戸から出入りするようになった今、結構庭を楽しんでいる。

それは、今の時期の月を愛でるという行為も手伝ってのことかも知れない。
また、虫の音が心を癒してくれるからかも知れない。

庭に下りて過ごすことが、ごく当たり前の日常になった。

すると、もう少し手を入れてみたい願望が湧いてきた。
なんと、この歳になって初めての兆候である。
それまでは、およそ庭の景色には興味がなかった。
というよりも、その余裕がなかったというべきか。
すべきことがありすぎて、それに費やす時間が勿体ないとも思っていた。

それが、ある日ふっと、灯りを置いてみたいと思った。
昔ホームセンターで見かけた、テラコッタのオーナメントの中に照明を組み込むタイプのあれ、あれが庭の隅っこにあると和む気がする。








ただ、私の場合は、それにDIYの精神をくっつけたいのである。
金銭的余裕がないというのも、その要因のひとつではある(笑)。

そのつもりで見ると、使えそうなものが二つ、既に庭に転がっている。
一つは、薦被りの酒斗樽を模した商品に使われていた陶製の樽型容器。
昔はこの手の商品がそこそこ需要があった。
それが庭の隅っこに転がっている。





もう一つは、「チュー太郎」で使っていたでっかい湯沸かしポット。
ステンレス製のそれをうっかり空焚きした挙げ句に、あろうことかすぐに水を入れてしまった為に、底に亀裂が出来てしまったもの。
もう20年近く前のこと。
処分するつもりで、ゴミ置き場に出しておいたら、父が勿体ないと言って、持っていった。
勿体なくても、もうポットしては使えない。
どうするのかと思ってたら、なんと庭のオブジェになっていた(笑)






この二つを加工して庭のアクセントに出来ないものか。
まず陶器に穴を開けてみよう。
どうやって?
ドリルは持っている。
その刃先を変えればいいのかな?

困ったときのネット検索。
あったあった、コンクリート用のそれを買ってくればいいんだ。

次の休みにトライしてみようと思う。
但し、それは何週間か先のこと。
次週は秋祭りなので店を開ける。
どうせ配達があるんだし。

その次の週はチラシ配りのアルバイト。
その次は月末・・・

まあ、気長に行こう。

現在、池、水の流れ、煉瓦塀、果ては露天風呂までその妄想は膨らんでいる。
朝起きて、歯を磨きながら、その後ブラックコーヒーを飲みながら、庭を徘徊しつつ、その妄想遊びにふける時間が妙に楽しい。








ここに何年も枯れ枝を積み上げてあった。






素人でもなんとかなりそうな会所(排水溝)。







ここに露天風呂。
薪で焚くことも出来る灯油タイプの風呂釜を。







目隠しの為に、角の立木を伐採して、煉瓦塀を。
ポストも埋め込む。
表札のデザインはじっくり検討。






取り敢えずは立木で目隠しにはなるが、いずれは煉瓦塀にしたいなあ。
アンティーク調のそれで。







やっぱ、こっちのラインも同じく煉瓦塀に。
高くなくていい。
せいぜい1m程度。
まあ、何年も先のことではある。



こういう妄想が結構楽しかったりする。





え?今?
ただの空き地に統一性のない立木があるだけの場所です・・・






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