アクセス履歴の中にあった、3年前に書いた小説気取りの作文。
それ以前にこんなことも書いてある。
時系列をない交ぜにし、40年という歳月の隔たりや、視線の違いを表現するのに、三人称と一人称を混在させたのが、工夫と言えば工夫です。
勿論、他人様に自慢できるような代物でないことは承知しております。
が、『趣味として取り組むにはオモロイ』とも思っているのです。
頭を使ってれば、ボケ . . . 本文を読む
或る日、或る人に、軽い気持ちで構想中のプロットを話したことがあります。
すると、「それ読んでみたい」と。
これは困ったぞ、軽口をきいた為に、宿題が出来てしまった。
実はワタクシメ、本好きが高じて、自分でも何か書けるんじゃないかと、50歳を越えた辺りから、密かに小説「のようなもの」を書き始めていたのですが、まだ一度も仕上げたことがなく、一度、短編でもいいから書き上げてみなければと思ってきた . . . 本文を読む
3回に分けて投稿した実験的創作文章を加筆訂正して、1本の短編として仕上げました。
【東京から尾道へ】
昭和51(1976)年11月の早朝、楠俊輔(しゅんすけ)はズタ袋を肩に葵荘を後にした。
頬をなでる風は、冬の訪れを実感させる。
ただ、それはまだ余裕のある寒さで、考えようによっては季節を愉しむレベルだ。
特段どうというイベントのない、季節の変わり目の月。
晩秋から初冬へ . . . 本文を読む
尾道大橋2 平成28(2016)年11月。私は60歳になっていた。
東京で大学を卒業後、何年か会社員として働いた後、故郷へ帰り、家業を継いだ。生涯現役がモットーの自営業者である。それについてはまあ、必要に迫られてという情けない事情もあるにはあるが。 或る日、ふと、「尾道に行ってみよう」と思った。それなら、折角ある、しまなみ海道の自転車道で行けないか?ネットでシュミレーションしてみると、普通の自転 . . . 本文を読む
尾道大橋 1 - 宝島のチュー太郎
ついに列車は尾道駅に着いた。改札口に近づくにつれ潮の匂いがした。故郷と同じ瀬戸内の海の香り。ただ、こちらは本州、それも全国的に知名度の高い尾道。一度訪れてみたかった、未来の住む街。ようやくそこに立った。それだけで俊輔は旅に出た喜びを噛み締める。 改札口の向こうに少し髪が伸びて、ツィードのコートを . . . 本文を読む
昭和51(1976)年11月の早朝、楠俊輔(しゅんすけ)はズタ袋を肩に葵荘を後にした。頬をなでる風は、冬の訪れを実感させる。ただ、それはまだ余裕のある寒さで、考えようによっては季節を愉しむレベルだ。特段どうというイベントのない、季節の変わり目の月。晩秋から初冬への踊り場。日の当たる場所はまだ暖かいが、日陰は身の引き締まる寒さ。そんな中途半端さが好ましいのだ。だから、俊輔は11月の風に吹かれるのが . . . 本文を読む
実は!
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★宝地図(真ん中が当店です)
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