宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

9/20 無私無我の生活

2024-09-20 09:15:27 | 宇宙の法則






 本日届いた天風メルマガ
天風師こう宣いました。

背骨に当たるところなので、ご披露


以下引用

現代のような物質偏重の時代であっても、
人生の根本哲理は、

自我を本位としない生活こそ
真の人間に与えられた最高至純の
合理的なものであるということに、
何の変わりもないのである。

いいかえれば、
人間は無私無我の生活を本位として
活きてこそ、

ほんとうの人間としての幸福
―健康と長寿とよき運命―
を求めなくても恵まれるというのが、

この世ある限りいささかも変わることのない、
人生に賦与されている宇宙真理なのである。

中村天風





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けふの天風先生の言葉

2024-09-02 09:49:45 | 宇宙の法則





 私淑する中村天風先生から、けふ届いたメルマガを貼り付けます。


中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

9/2 神仏というもの
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私は、神仏というものの存在を、
第二義的に人生を考える者には
必要かもしれないが、

自分自身を真理に沿って
正しく生かす者に対しては、
何ら顧みる必要のない存在だという
大きな確信のもとに生きております。

私も先祖は敬いますよ。

けれど、私は科学文化の先端に常に
自分の人生に対する理解を求めている者です。

したがって、
私の目には見えもしない抽象的な、
何だかわけのわからない
神なんてものや仏というものを
あてに生きておりません。

中村天風

--------------------------------





 私は、【自我】という厄介なものとの付き合い方について、理解し切れてない途上にあります。
まだその段階ですが、神仏に頼るということは、その前提に【自我】が存在するからだと考えています。


 道の途中ですが、現在の思いはこうです。
【自】も【他】もない。
この世は全てが一緒くたであって、時間も存在しない。
全てはパラレル・ワールドであって時系列で並んでる訳ではない。

 すなわち、全ては【幻】。


 あ、引きましたか?
こんな理解なので、現在一番しっくりとくるのは、【非二元】という理屈です。

ただ、これは飽くまで理屈であって、本当の理解は突然降りてくるんだと先人は宣(のたま)います。



 私にはそれがなかなかやってきません。
なので、もしかすると、このまま死ぬのかも知れません。


 まあ、俗物なんだからそれで当たり前と言えば当たり前なんですけど。
でも、俗物は俗物なりに、世俗の垢に塗れ乍らも、たまにはそっちのベクトルにも取り組みたいと考えています。

 その入り口は瞑想なのだと、諭す書物が多いので、さうしようと考えてはおりますが、これがなかなか・・・












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2021/12/20 潜勢力の現実発現

2021-12-20 14:33:14 | 宇宙の法則

 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。



□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/12/20 潜勢力の現実発現
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

人間に与えられた特権を、
確実に我がものにするために、
厳として遂行しなければならない
義務と責任とがある。

それは
「潜勢力の現実発現を期成する実際的手段と
手法とに対する
敬虔(けいけん)なる不断の実践」
すなわちこれである。

一心に潜勢力発現の手段と方法を
実践躬行(じっせんきゅうこう)することこそ、
その真諦(しんてい)なのである。

中村天風

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
▼誰もが持つ「潜勢力」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(以下、安武貞雄著『健康と幸福への道』
 第3章より引用抜粋)

あなたは自分のもつ命の力を
弱く、小さなものと
きめているのではありませんか?

自分のもつ生命力を低く評価している根拠は、
恐らく今まで自分の経験や、
知識の範囲でそうきめているだけだと
私はいいたい。

すなわちあなたは今まで
自分の強い生命力を出した経験がないか、
あるいは人間に強い力があることを知っても、

自分にはその力がないと諦めているか、
あるいはその力を出す方法を知らないために、
自分には無いと思い込んでいるか、
そのいずれかであるといいたい。

人間は、どんな人でも
自分のもつ本来の命の力をふやし、
その力をフルに発現できるのだ。

あなたは先ず自分の生命の奥に、
今まで自分の知らなかった、
あるいは出したことがなかった、

驚くべき巨大な力が潜在していることを
知って頂きたい。

--------------------------------

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2021/12/19 肉体は生きるための道具

2021-12-19 16:48:50 | 宇宙の法則


 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。


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■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/12/19 肉体は生きるための道具
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

肉体を本位とした人生を生きると、
命の生きる力が衰えてくる。

だから、まず何をおいても、
第一に肉体を自己と思うような間違いを
厳格に訂正しなきゃいけませんよ。

おなかが痛いときにだね、
第三者の人のおなかが痛いのと
同じような気分になってごらん。

「私が痛いんじゃない。
私が生きるために必要な道具のおなかが痛い」
と思えばいいんだよ。

客観的に考える余裕を
もたなきゃいけないのよ。

肉体は自分が生きるための道具だと
思いなさい。

中村天風




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
▼「自分の命の道具が損じている」と思う
 考え方
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(以下、『心を磨く』第1章より引用抜粋)

自分の命の道具が損じていると思う考え方は
客観的になるんですよ。
 
自分が病んでいる、
自分が苦しんでいるというのは
主観的なんですよ。
 
それを、考え方をひょいと変えてからに、
自分の生きる道具として与えられた
肉体が損じていると思って、
客観的になるんですよ。
 
つまり、隣のおばさんのお腹が痛い、
こっちのじいさまが心配している、
という考え方と同じ考え方になるんだよ。
 
客観的になると、
ただ、その考え方がチェンジされただけで、

もう、ぐーっと生命の中に生ずる、
道具の中に生ずるところの、
それを完全な状態にしていこうという力が
働き出す。

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2021/12/18 鋼鉄を鍛えるが如く

2021-12-18 16:44:21 | 宇宙の法則

 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。



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■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/12/18 鋼鉄を鍛えるが如く
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

自己陶冶(とうや)とは
自己の人格を向上させることで、
あたかも鋼鉄を鍛えるのに等しい。

鋼鉄は鍛えれば鍛えるほど
その質を良好にする。

人間も自己を陶冶すればするほど
その人格は向上する。

自己陶冶を等閑視(とうかんし)すると
人間を向下(こうげ)せしめるような
消極的の暗示や価値のない誘惑に
われわれの精神が感応しやすくなり、

反対に自己の向上に必要な
積極的の暗示や、
または正しい自覚を促す真理に
感応しなくなる。

その結果、人生苦のみを多分に
味わうことになるのである。

中村天風

注1)陶冶… 生まれついた性質や才能を
鍛えて練り上げること
注2)等閑視…いいかげんに扱って
放っておくこと。
なおざりにすること。




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
▼正しい自己陶冶は、本能心を整理する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(以下、機関誌『志るべ』に掲載された
『研心抄』第7章現代語表記版より引用抜粋)

なぜ自己陶治が正しくなされないと、
消極的な暗示や価値のない低級な誘惑に
吾々の精神が感応し易くなるかというと、

本能心というものが
完全に整理されていないため、

その中に存在する
低級な動物的な情念や欲念が
常に心の表面に発動してきて、

その結果やたらに人を羨やんだり
または怨(うら)んだり、

あるいは嫉妬、猜疑(さいぎ)、復讐
というような低劣な感情、情念や所有欲、
自己本位な慾情がやたらと発動し、

それが直接の原因となって精神感応性を
極度に消極化してしまうためである。

ところが自己陶冶が正しくなされると、
本能心が整理されるために、

動物的欲求心や感情念の発動が著しく減少し、
これまで感じた煩悶や苦労も
また目立って減少してくるのである。

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2021/12/17 官能の啓発

2021-12-17 10:59:38 | 宇宙の法則


 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。


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■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/12/17 官能の啓発
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

官能の啓発とは、
五官の感覚機能を正確に作用せしめるように
訓練することである。

われら人間は五官を通じて
外界に存在する事物事象を
わが心に受容している。

したがってこの五官の働きが不完全だと、
完全に外界の消息をわが心に
受け入れられなくなる。

すると心の知覚の作用というものが
また完全に働かなくなり、
ひいては認識の内容も貧弱になる。

認識力の養成にはどうしても
この五官の感覚機関のもつ各種の作用を
完全にしなければならない。

中村天風

注)官能(かんのう)…
生物の諸器官、特に感覚器官の働き



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
▼五官は人生に重大なもの
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(以下、機関誌『志るべ』に掲載された
『研心抄』現代語表記版第4章より引用抜粋)

五官という感覚機関が
吾々に与えられていなければ、
外界に存在する各種の事物事象の大部分は
吾々の心に印象されないということになる。

そうなれば、心あっても無きに等しく、
その働きは著しく減退するのは
明白なことである。

したがってこの点から考えても、
五官の感覚機関=官能というものは
人生に対し非常に重大なものだといえる。

まして外界に存在する
一切の事物事象というものは、

心の発達を現実に助けるいわば原料であり
また資材であることを考えれば
なお更のことといわなければならない。

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2021/12/16 明鏡止水の心境

2021-12-16 10:55:13 | 宇宙の法則

 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。



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■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/12/16 明鏡止水の心境
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

意志の力の現実発現については、
昔からいろいろの手段や方法が
識者によって提唱されているが、

なかでも、
精神を統一して意志を集中させることが
その最も合理的な近道である。

というのは、精神がいったん統一されると
雑念妄念が完全によく排除され、

その精神領域は
いわゆる明鏡止水の状態になるため、

自ずから意志集中ということが
極めて自然的に行われるように
なるがためである。

中村天風

注)明鏡止水…邪念が無く、静かに
       落ち着いているような、
       澄みきった心の状態のこと

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
▼精神統一とは
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(以下、尾身幸次著『成功への実践』第4章
 より引用抜粋)

多くの人が精神統一とは、何か一つのことに
一心不乱に心が注がれている状態を
いうのだと考えているようであるが、
それは大きな間違いである。

そのような状態は、
一つの物事にとらわれている「傾注」であり
「執着」という状態にすぎない。

「傾注」とは、
何か非常に興味のあることに惹かれたり、
面白いことに遭遇したりして、

あえて意識的に集中しようとせずとも、
自然に心がそこに注がれることをいう。

物事に集中するということは、
けっして心を対応するものに
とらえてしまうことはない。

反対に、心がその対象物を完全に
補足することなのである。

ようするに、
傾注と集中はまったく正反対であり、
このことをわれわれは混同しがちである。

「傾注」は、写真を撮るときに
ある対象物に焦点を合わせると、
どうしても他のピントが
甘くなってしまうようなものである。

これに比べて、「集中」とは、
対象物が磨き上げた鏡に映るように、
そこに映っているものはすみずみまで
明瞭に把握できることなのである。

したがって、本当に集中ができていれば、
心の前に現れたいっさいを
完全に把握することができるので、

心の働きが非常に高度になり、
どんなこともミスなくやりおおせる。

しかし、
一点にばかり心が向かっている傾注では、

思わぬ心の隙から、
せっかく努力したことが最後の土壇場で
無駄に終わるというようなことにも
なりかねない。

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2021/12/15 恐怖のない人生

2021-12-15 10:51:29 | 宇宙の法則

 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。



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■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/12/15 恐怖のない人生
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

人間がいろいろのことを恐怖するのは、
その心の使い方が肉体本位に
偏っているからである。

真我を本位として考える時、
それが何ものにも犯されない
絶対的のものだから、
いささかの恐怖感も感ぜぬことになる。

われわれがこの荘厳な消息を
正しく信念するならば、

今まで心に感じていた「恐怖」は消え去り、
かわりに勃々(ぼつぼつ)たる勇気が
心にみなぎってくるのは必然である。

西哲も「恐怖を感ぜざる人生は
神の世界に生きるに等しい」といっている。

中村天風

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
▼肉体を「我」と思うと安心できない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(以下、『心を磨く』第1章より引用抜粋)

「我とは、心でもなく肉体でもなく、
生命エネルギーの中枢を把握する
尊厳なる気なり」
と断定しなきゃいけないんだよ。
 
これが一番自分を安心して人生に生かす
秘訣です。
 
どんな場合にもそういう
気持ちで生きられると、
虚心平気、安心立命、

病が出ようが、
人生の事柄に変化が出ようが、
心まことに何らの波風立たないという状態に
なりうるんです。
 
肉体を我なりと思えば、
常に肉体の変化が心に絡まって、
ちょいとでも安心できません。

恐怖の大部分は、
肉体を考えるために生ずるんですよ。
 
昔の禅のほうでもこういう歌があるね。
「身を思う心ぞ心苦しめん 
身を思わねば命安けり」
 
それは確かにそうだよ。
体を思うからこそ、
心がいろんなことを心配するんだろ?
 
体を忘れているときには、
体がどう悪かろうと、
心は決して体を考えていないんですから、
命の全体は安らか。

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2021/12/14 菩薩の気持ち

2021-12-14 10:47:38 | 宇宙の法則


 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。


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■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/12/14 菩薩の気持ち
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

お互いみんな世の中は助け合い。

だから、かりそめにも自分の気持ちのなかに、
あの人が憎いとか、
あの人が気に入らないとか
思っている人がいたら、その人は悪魔ですぜ。

人間の世界に憎む相手はいないはずなんです。

すべてが自分と同じ人だと思って、
生きている命に対して尊敬をはらって、

たとえむこうがどう出てこようと、
こっちはあくまでも菩薩観音の気持ちで
人生に生きなければ嘘よ。

中村天風


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
▼心は自分の命を守っている
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(以下、『成功の実現』第4章より引用抜粋)

自分の気持ちのなかを
すさびたものにしてはいけない。

自分の気持ちというものは
自分の命を守ってくれる心のなかから
出ているということを考えてみたら、
その心を大事にしなければ。

この世の中に自分を守ってくれる人間に
足蹴(げ)をしたり、
唾をひっかける者はいないだろう。

心が自分の命を守っているんだ。
尊いものなんだ。

だから、常にできるだけ
にこやかな人生に生きて、
何ごとに対しても感謝を先にして、
そして喜びの人生に生きなさい。

そうすると、この世の中、
変わっちまうんですよ。

何という、
ほんとうに明るいうれしい、
光明の輝く世の中だろうというふうに。

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2021/12/13 尊く、強く、正しく、清く

2021-12-13 14:42:35 | 宇宙の法則

 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。




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■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/12/13 尊く、強く、正しく、清く
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

どうすれば生命の生存を
確保できるかというと、

心と体が打って一丸とされたものが
生命である以上、

心と体の両方を、自然法則に
絶対にそむかせないようにすることです。

自然法則にそむかないようにするには
一体どうすればいいかというと、

第一に「心」の態度を
終始一貫いかなる場合があろうとも
積極的であらしめることです。

積極的であらしめるということは、
尊く、強く、正しく、清く生きること
なんであります。

およそこのことぐらい
人生および生命に対して
大事なことはないのであります。

中村天風




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
▼「消極的思考」を「積極的思考」に
 切り替える
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(以下、中村天風講演録より引用抜粋)

消極的な思考の発生したことを
徒(いたず)らに悶えることをしないで、

言い換えると、
断然そんなことに関わり合いをつけない。

そして、反対にただ一心に積極的思考のみを
心の中に持ち込む努力をするんだ。

気が落っこちてたら、
反対のことを考えりゃいいだけだ。

そうすると、その反対のことを考えた、
いわゆる消極的に対する反対は積極的だから、

積極的なことを考えただけで、
その心の中に燦然(さんぜん)たる光が
出てくる。





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2021/12/12 沈着な心

2021-12-12 14:30:54 | 宇宙の法則

 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。



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■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/12/12 沈着な心
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

真に沈着な心こそが、
明澄(めいちょう)なる意識を生み出し、

明澄なる意識こそが
その行動を截然(せつぜん)として遅速緩急
まことによくこれを統御するものである。

すなわち武道の極意を把握するものや、
その他技神(ぎしん)に入るような
堪能精錬(たんのうせいれん)の人は、
皆この真理にしたがっているからである。

これあるがゆえに、
われらはこの真理を深く尊重し、
心に銘記して、

どんなときでも平素の言動をできるだけ
落ちついて行うように心がけよう。

中村天風

注)截然…ものごとの区別が
     はっきりとしているさま




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
▼一つひとつ落ち着いて物事に向き合う
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(以下、『心を磨く』第3章より引用抜粋)

昔の話ですが、柳生但馬守があるとき、
禅の坊さんで有名な沢庵禅師に、
こういうことを聞いた。

「一本の刃が目の前に現れたときは、
日頃会得しました剣の道で
あしらうことができます。

なれど、三本、四本、五本と数多くの剣が
目の前へ一時に出てきますと、
いかにともあしらいかねるような
気持ちになります。 

一体かような場合に、
いかなる心構えが必要でございましょうや」
 
その質問を受けたときに沢庵禅師が、
「いとたやすいそれはお訊ねじゃ。 

一本も数本も同じこと。 
一本、一本あしらいなされ」
と、こう言ったっていうんだ。
 
つまり、沢庵禅師の言った言葉は、
一本出たって、五本出たって、
あしらうのは一本一本だから、

一本をあしらっているときと同じように、
一本一本をはっきりあしらえば
いいじゃないかと、こういう言葉なんです。
 
その心得がありゃ、
どんな場合にも、急ぎもあわてもしないで、

そして傍から見たらば、よくまああれだけの
忙しい仕事をやってるなと思うような、
用の多い仕事をするときでも、

どうにもしょうがない、なんていうことは、
決してそういう人間は心の中に
感じませんわね。

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2021/12/11 信念の力

2021-12-11 14:23:48 | 宇宙の法則

 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。


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■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/12/11 信念の力
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

現代の人間は、良いことを聞いても、

良いなあと思って感激はしても、
それが、本当に自分の心のものに
ならないのは、

心の中に大事な信念というものが、
知らず知らずのうちに、
欠如しているからなのである。

欠如しているというより、
むしろ下積みになっているといおう。

ともあれ、
信念の力というものは、
実に諸事万事を完全にする
根本的な要素なのである。

中村天風




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
▼信念の煥発に必要なこと
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(以下、『信念の奇跡』第10章より引用抜粋)

信念の煥発に必要なこと、
それは「暗示の分析」と「内省検討」を
真剣にやらなきゃ駄目だぜ。

このマスコミ時代に生きる場合に、
これが一番大事なんだから。

のべつ年中くだらねえ暗示が
自分を襲ってることに気がつかなきゃ
いけないの。

そして、しょっちゅう自分の心の中を
自分が検査しなきゃ駄目だよ。

朝、目が覚めたら床の中で、
ほんの一分間でいいから、

きょうの新しい甦りに出発する自分の心は、
どんな状態かということを検査して、

チョイとでも、
忌まわしきものや濁りがあったら、
取っちまわなきゃ駄目だよ。

取るっていうのは、
考えなきゃいいんだ。

考えなきゃ取れるもんだ。

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2021/12/10 中途半端な理性の弊害

2021-12-10 10:33:07 | 宇宙の法則

 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。



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■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/12/10 中途半端な理性の弊害
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

文化民族の一番いけないことは、
理性がなまじっか中途半端で
発達しているから、

ときには肉体が自分だと思ったり、
ときには心が自分だと思ったりして、

鳥かごの中のカナリアと同じで、
あっちに飛んだり、こっちに飛んだりして、

両方から来る複雑な、
言い知れない煩悶や苦しみで、

一日一分といえども
安心した人生を生きられない
哀れな人間ができてしまう。

中村天風



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
▼自分の正体を知ると
 毎日の人生に安心感を感じるようになる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(以下、中村天風講演録より引用抜粋)

自分というものの正体は、
肉体でもなければ、心でもない。
気体が私だと思っている。

この厳粛な事実を、
今日から、改めて自分の人生観の根底に
置き換えてごらん。

そうすると、今までと全然違った、
想像以上の安心感が、毎日の人生に、
これはこう思おうと思わなくても、思える。

肉体が自分だと思ったら、
何もできやしないね。

できるはずがない。
その勇気が出てこないもの、
肉体が自分だと思えば。

私は片一方の肺しか
役に立つ肺を持っていない。

全然価値のない、できそこないみたいな体。
しかも一番体に障るのは声を出すこと。

その体に障ることを
何とも思わずにやっているんだ。

私は体で生きていないからです。

私は、私の見えない気体で、
私の命の全体を掌握している。

そして、体は根本となっている気体が
支配している。



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地球は仮住まいというマボロシ

2021-12-09 14:28:05 | 宇宙の法則



 今日も九州近海で地震がありました。


12月9日(木)11時05分頃、鹿児島県で最大震度5強を観測する地震がありました。
震源地:トカラ列島近海
マグニチュード:6.0
震源の深さ:約20km



 いわゆる群発地震です。
それ以前は、東北、山梨、伊豆、和歌山と、太平洋側の遠隔地に連続して震度5程度の地震が連続しています。
こうなると、どうしても【南海トラフ】を思い出します。

『いよいよか』
そんな気にもなりますが、防御の手立てはありません。


 そういう時は、地球そのものを思います。
46億年という途方もない時間を経て、今の地球があります。
そして、それはこれからも着実に変化してゆくことでしょう。

 人類の誕生は、猿人からとしても、せいぜい400万年前だと言われています。
それからすれば、46億年は別次元の時間です。

 とすれば、日本沈没どころか、ユーラシア大陸分裂だって必ず起きるでしょう。
また氷河期が来るかも知れないし、逆に生命体の存在出来ない、マグマに覆われた灼熱地獄になることだってあるでしょう。
そして、やがて太陽に吸収されて消滅することだってあるかも知れません。
一説によれば、それは50億年後とも言われています。

 要するに、人間の歴史なんて、地球からすれば、瞬きにもならない存在です。
ただひと時、住まわせて貰ってるだけで、今あるものは全て崩壊する幻なのです。


 となれば、地震はあって当たり前。
たまたまそこにぶち当たらなければラッキー!
そんなものでしょう。

 だからこう思うんです。
『なるようにしかならん』
全てはオーライ、『これでいいのだ』なんであります。



 私は時々、そんな地球の生い立ちを眺めることで、忘れがちな思いを思い出すようにしています。
お時間あれば、御覧くださいまし・・・


地球45億年物語






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2021/12/9 精神が肉体を支配する

2021-12-09 11:15:22 | 宇宙の法則

 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。



□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/12/9 精神が肉体を支配する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

真理はまことに厳粛で、

人間がどう勝手に理屈を脚色しても、
すべての神経系統は、
肉体の支配を受けているものではなく、

精神=心の支配を直接に享受して、
生命維持の運営作用を行っているのである。

中村天風




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
▼積極心が「健康」への鍵
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(以下、機関誌『志るべ』に掲載された
「新箴言註釈5」現代語表記版より引用抜粋)
※『真理のひびき』箴言5に該当。

いくらよい薬を用い、
栄養を豊富に摂取し、
その他の肉体的の方法を実行しても、

心が消極的である限りは
健康一つでさえ思うようにできず、
ましてや運命を拓く力などは
思いもよらないが、

これに反して、心がその病に負けず
また運命に脅かされないという
積極的態度を堅持することができれば、

様々な肉体的手段や方法を
特に採用しなくても、
正しく健康や運命を
確保することができるのである。

いずれにしても、
心の態度が人生に与える直接的影響は、
多言する必要のないほど
切実なものであるので、

一瞬の間といえども油断することなく、
その態度の積極化に努力すべきである。

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