宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

アイリッシュ・ウィッシュ

2024-11-02 10:47:57 | 映画のこと

アイリッシュ・ウィッシュ | 日本語の予告編 | Netflix





 ネトフリで観た。
素敵な恋愛ファンタジー。
結婚相手がケネディー家というのは、かのケネディーを意識してのことだろうか?
ジョンFケネディの爺さんがアイルランド移民として米国に移ったのは有名なハナシ。

 ただ、それよりも琴線に触れるのは、アイルランドのその景色。
その海や湖の美しいこと。
この映画はそいつを眺めるためにストーリーがくっついてる、と言っても過言ではない。

 私は、この地や、ハイランド、マン島、アイラ島の景色が好きだ。
死ぬまでに一度訪れてみたいものだが・・・

は、ロトを買い忘れとる・・・




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ロストケア

2024-08-12 13:45:51 | 映画のこと





 プライムビデオでなんとなく観た。
重いテーマ。

【穴に落ちちゃったらどうしようもないんです】
分るんだけど、シンパシーは感じるんだけど、やっぱり、それを出来るのは神様以外にはいないんじゃないか。

 ネタバレになるので、この辺にしてと。
やっぱ、長澤まさみは綺麗。

 そして、この作品で強烈に印象に残ったのは、柄本 明の鬼気迫る演技。
認知症で呂律の回らないセリフは息を吞んだ。

 重いテーマが嫌な人にはオススメしない・・・






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ドーナツもり

2024-08-07 12:07:02 | 映画のこと





 定休日の昨日、ネトフリで観た。
特に刺激的な出来事が起こるわけでもなく、示唆に富んだ内容でもない。
いや、それは、単に私の感度が低いせいかも知れないが。
ただ淡々と日々が過ぎてゆく。
それは、小林聡美やもたいまさこが出る「カモメ食堂」や「パンとスープとネコ日和」を彷彿とさせる感じ。
上映時間が44分と短いのも変わってる。


 舞台は、【ドーナツもり】というドーナツ屋を中心に展開する。
神楽坂にあるとされるそれは、如何にも映画用に作りました的な、取ってつけ感が漂ってる。
お洒落だけど、こんなんでショーバイになるか
と醒めた目で眺めてたんだけど、主演の中澤梓佐が誰かに似てると思って調べてみて吃驚くりくりくりっくり。

 なんと、実際に存在するんだね、場所も店もそっくりそのまま。

 いやあ、二つの意味で、自分のセンスの無さに魂消たわ・・・





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ドーナツもり

2024-08-07 11:53:28 | 映画のこと





 定休日の昨日、ネトフリで観た。
特に刺激的な出来事が起こるわけでもなく、示唆に富んだ内容でもない。
ただ淡々と日々が過ぎてゆく。
ちょっと、小林聡美やもたいまさこが出る「カモメ食堂」や「パンとスープとネコ日和」を彷彿とさせる感じ。
上映時間が44分と短いのも変わってる。


 舞台は、ドーナツもりというドーナツ屋が中心に展開する。
神楽坂にあるとされるそれは、如何にも映画用に作りました的な、取ってつけ感が漂ってる。
お洒落だけど、こんなんでショーバイになるか
と醒めた目で眺めてたんだけど、主演の中澤梓佐が誰かに似てると思って調べてみて吃驚くりくりくりっくり。

 なんと、実際に存在するんだね、場所も店もそっくりそのまま。

 いやあ、自分のセンスの無さに魂消たわ・・・





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「ALWAYS 三丁目の夕日」と「DESTINY 鎌倉ものがたり」

2024-07-25 10:27:28 | 映画のこと





 ネトフリに新着として上がった「ALWAYS 三丁目の夕日」の連作3本を続けざまに観た。
勿論、どれも過日、観たことがある。
ただ、第一作が2005年と、19年も前にリリースされたもの。
従って、記憶が途切れ途切れになっていたので、その繋がりが見えて、とても良かった。














時代背景は、東京タワーが建設中の昭和33年。
昭和31年生まれの私には、ほぼストライク。
少し先輩に当たる一平に感情移入しながら、その世界に嵌まり込む。

貧しく倹(つま)しい戦後から、右肩上がりの成長経済を背景に生き抜く人たちの群像物語。
どうしたって、自己のその時代が脳内に蘇る。
若くて元気だった両親。
遊ぶことしか考えてなかった自分。

人は老い、世間は変わり、やがて世代交代。
繰り返されてきたそのリレーを思うに、郷愁や無常の思いに支配される。
ただそれは、決して嫌な感情ではない。
敢えて例えれば、『心の洗濯』か。

 何度観てもいい映画だと思う。




 その側面で思い出したのが「DESTINY 鎌倉ものがたり」
映像の質感や、人の捉え方に共通するものを感じたのだ。











 調べてみれば、其れもその筈、原作者・西岸良平、山崎貴監督と、全く同じ布陣だった。
実は、こちらは3回ほど観た。


 やはり私は、ファンタジーが好きだ・・・















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手紙と線路と小さな奇跡

2024-07-17 12:19:12 | 映画のこと





 ネタバレになるので、ポイントのみ。
家族愛と恋愛が絡んだファンタジー。
途中のドンデンが肝。

 父親役が、私の一等好きな韓国俳優のイ・ソンミン。
前半は出番が少なかったが、後半に入って、本領発揮。


 私はやっぱり、ファンタジーが好きだ。
不条理だったり問題提起の映画も必要なのかも知れないが、シンドイ。


 こうしたタイプが少ない(ように思う)韓国映画の中では秀逸、オススメ・・・







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96時間

2024-07-17 12:11:36 | 映画のこと





 始まって10分くらい経った辺りで『あ、これ見覚えある』と思ったが、そのまま観続ける。
結果として、その80%は記憶の彼方に消えてたから、それで良かったのかと。

 しかし、主人公が強すぎる。
まあ、暴力シーンを愉しみたい向きにはいいだろう。

 同じく、圧倒的に強い主人公が出てくるアクション映画に、デンゼル・ワシントンのイコライザーがあるが、緊迫感という点では、そちらに軍配・・・





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夜、鳥たちが啼く

2024-07-17 12:08:09 | 映画のこと






 私は、こんな鬱屈した感覚は持ち合わせてないので、メンドクサかった。
観てて、しんどいのはどうもダメだ。

 ただ、松本まりかの声は、なんとなくセクシーで好き・・・




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映画『首』90秒予告編(大ヒット上映中)

2024-06-22 16:17:14 | 映画のこと





 ネトフリの新着映画の中にあったので、観てみた。
冒頭の数分で、観るのをやめようかと思ったが、思い直して最後まで観た。

 退廃的で異様な世界観。
気持ち悪くなった。

 オレには合わん・・・




映画『首』90秒予告編(大ヒット上映中)







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愛なのに

2024-04-05 12:32:30 | 映画のこと




「ヘタだから」

「え、オレって下手なの?」

「うん、ヘタ、それも群を抜いて」


うろ覚えのセリフ。
ここが肝だったように思う。



 恋愛と性愛と現実を綯い交ぜにして、気負うことなくフワっと描いた快作。
『不適切にもほどがある!』の河合優実と、『あなたがしてくれなくても』のさとうほなみの対比がグー。

オススメ



追記
オレは上手いのか?
それとも下手なのか?
はたまたフツー?
まいっか、引退した身だし・・・












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アウトフィット

2024-03-17 14:11:24 | 映画のこと







以下引用

THE OUTFIT (2022)
制作
2022年
米=英
作品解説
オスカー俳優マーク・ライランス主演。
英国人テーラーが営む仕立て屋を舞台に殺人ゲームが展開する、手に汗握る傑作スリラー。
『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー助演男優賞を受賞したマーク・ライランスが主演する、クライムスリラー。
英国出身の男が営むシカゴの訳ありの仕立て屋を舞台に、ギャングたちの欺き合いと殺人ゲームが繰り広げられる。
そんな中で巧妙に立ち回る店主の正体とは…!?
小さな店内というワンシチュエーションで、登場人物が入れ替わり立ち替わり長台詞で論戦するさまは見ごたえあり。


以上引用



 こういうのをシチュエーション・ドラマと呼ぶのではなかったか?
シカゴにある古いテーラーが舞台で、そこでのみ展開される物語。

その凝り方は、ちょっとコーキくんが作るドラマを思い出させる。
てか、コーキくんは、そうした先人の傑作をよく知っていて、そのエッセンスを上手く三谷幸喜というプリズムを通して、コメディーとしての別の傑作を編み出す名人。
だから、彼のエッセイには、そうした経緯(いきさつ)が垣間見える瞬間があって、とても興味深い。

ハナシが逸れた。
もとい、

 この映画、一言で言えば、渋い、見応えあり、オススメ・・・




追記

主演のマーク・ライランスに興味が湧いたので、調べてみれば、なんと私より四つ年下とな。
感じるんだなぁ、こういう時、自分がおじいになったこと・・・






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生きる

2024-01-18 12:13:41 | 映画のこと









 確かBS-NHKで先日放送された古い映画。
これまで何度か観たが、取り敢えず録画。
そしてこの前の定休日にゆっくり観た。

私が生まれる前のものなので、登場する俳優は恐らくもう誰も生きてはいないだろう。
自分で吃驚したのは、結構その名が頭に浮かぶこと。
志村喬、中村伸郎あたりは当然として、直ぐには浮かばなかったが、暫く考えて出てきたのが伊藤雄之助や千秋実。

これなんざ、自分を褒めてやったね。
まだまだイケるぜ、オイラ。

生きる目的、価値は那辺に在りや。
清く正しく美しく。
なかなかその境地には立てないが。

 意外だったのは、ゴンドラの唄を歌いながらブランコをこぐシーンでジエンドだと思い込んでいたのが、間違いだったこと。
そりゃそうだ。
色んなシーンのほとんどが記憶の彼方だもの。
勿論、テーマやそれに沿った粗筋は覚えているが。



 そも、この映画を初めて観たのは大学1年、19歳の頃。
当時の私は、朝日奨学生として朝日新聞中村橋販売店の住み込み店員だった。
マッチ箱のような古い4階建てのビルに学生ばかりが6名、文字通り、同じ釜の飯を食っていた。
中でも、拓大の4年生、首藤さんが事あるごとに私を引っ張ってくれた。

そんな或る日「河端、映画でも観に行こうか」と誘ってくれた。
場所は池袋駅から直ぐの処にあった名画座、当時は盛りを過ぎた映画を二本立て300円で観られた。
そこで観たのがこの映画だった。

首藤さん、元気ですか?
私が67歳ですから、あなたは70歳になるんですね。
東京在住ですか?
それとも郷里の秋田ですか?

もう会うことは叶いませんが、どうか、お元気で。
私は、あなたに出会えてラッキーでした・・・




映画の名場面を彩る音楽 映画『生きる』(1952)より「ゴンドラの唄」






『生きる』(いきる)は、1952年に公開された日本映画である。
監督は黒澤明、主演は志村喬。
モノクロ、スタンダード、143分。
東宝創立20周年記念映画。
無為に日々を過ごしていた市役所の課長が、胃癌で余命幾ばくもないことを知り、己の「生きる」意味を求め、市民公園の整備に注ぐ姿が描かれている。

黒澤作品の中でもそのヒューマニズムが頂点に達したと評価される作品で、題名通り「生きる」という普遍的なテーマを描くとともに、お役所仕事に代表される官僚主義を批判した。
劇中で志村演じる主人公が『ゴンドラの唄』を口ずさみながらブランコをこぐシーンが有名である。
国内ではヒットし、第26回キネマ旬報ベスト・テンで1位に選ばれた。
海外でも黒澤の代表作の一つとして高く評価されており、第4回ベルリン国際映画祭でベルリン市政府特別賞[注釈 1]を受賞した[





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眠りの地

2023-12-01 16:44:33 | 映画のこと







 ここだけのハナシ、プライムビデオは観たいものが無い。
いや、探せばあるのかもしれないが、何も持ち合わせてないときは、極めて不作。
なので、きっかけがあれば、ついネトフリなんぞに再加入してしまう。

 そんな中、久しぶりに出会ったのが眠りの地というハリウッド映画。
根底にある人種差別と非道な儲け主義の企業との戦いを描いた法廷ドラマ。

 勇気とやる気を与えてくれる、久しぶりに見応えのある映画だった。




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U-NEXT

2023-10-11 13:43:17 | 映画のこと

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 無料期間中にいっぱい観ようと今、U-NEXTばかりを観ている。

 きっかけは、オーディブルで聴いた倉本聰の脚本力 (幻冬舎新書)という本の中で、高倉健が出演した数少ないTVドラマで【あにき】というのがあって、そいつは、高倉健から倉本聰へのオファーが始まりだったとか。
で、観たい!と探して行き当たったのがU-NEXTだった。


 ずっとそこばかり利用してると、その得意分野みたいなものが見えてくる。
そこんとこをざっと言うと、TBS、WOWOW、そして東映。
で、今頃になって、その素性を調べてみた。

 すると、大元は有線なんだね。
2007年にサービスを始めて、2023年にはTBSと資本業務提携を結んだらしい。

 私は、東映の古い映画や、wowowの企業ドラマが観られるのが嬉しい・・・





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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ

2023-10-10 12:45:51 | 映画のこと






 プライムビデオのトップに上がっている オットーという男 を観ようとクリック、てか、firetvなので、押下というべきか。
トム・ハンクスの作品が好きだ。

 でも、その下に展開されている関連動画に気になるものがあった。
そいつが【ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ】という映画だった。
指定してみると、U-NEXTで観られるという。
『お、幸いまだ無料期間内』だと、観始める。

 1920年代という昔の風情がよく醸し出されていて、好きなタッチ。
お、こいつはジュード・ロウじゃないか、久しぶり。
で、次に出てきたのが、ニコール・キッドマンときたもんだ。

その割に2015年の作品と、さほど古いそれではない。
ニコール・キッドマンの美貌は、その辺りがグー。

 いいんじゃないすか


 時間がなくて、まだ観始めなんだけど、楽しみな映画ではある。







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