わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

子猫が来た!

2014-06-21 | 犬と猫、たまに人間の息子

 LAから連れてくる予定だった三毛猫のミケさん、預かって頂いているお宅で、先住猫とっても仲が良くなってしまい、更にその家に小学生の女の子がいてすっかり情が移ったらしい。猫に長距離の移動はかわいそう、暖かい地方で生まれ育った猫なのに、冬の厳しい地方に連れて行くのはかわいそうという周囲の合唱もあって、私的にとっても不利な状況。そこに、同僚の家のガレージで野良猫が子猫を産んだので、里親募集の声。

 はい、一匹引き取ってきました。子猫たちは全部、雌の黒猫。すでに雌犬が居るのでオスの子猫が欲しかったのですが、全部メスなら仕方ない。最初に同僚が捕まえて抱っこさせてくれた子を貰って帰ってきました。だって、4匹居る中から、どの子か一匹だけなんて選べないし… 男の子ならアプロかノワローって名前にしたかったのですが、女の子なので名前に悩んでしまいました。クロはもういるし、チビクロだからサンボにちなんてサムというのも、考えたけど、なんかピンと来ない。結局、今のところは、エリオットさんの家から来たからエリか、呼びやすくエリーにしようかな、と、思っています。

 甘えん坊な犬のモカの反応が心配でしたが、元々、仔犬の頃から猫達と暮らしていたので、猫には抵抗がないみたい。ただ、仔猫が可愛くて仕方ないのか、ベロベロ舐めまわして、たまに「しつこいっ!」って猫パンチで怒られています。家の何処かで「ぴゃー」と声がすれば大急ぎで駆けつけるし、姿が見えない時は「エリーちゃん、どこ?」ってきいたら、ちゃんと「ここだよ」と連れて行ってくれる。我が家の初代黒猫、クロ(♀)はコロラドに住んでいる時に引き取ったのですが、ポインターのチョコレートチップ(♂)は、「お父さんは心配症」状態でした。一方、チビ犬のサイモン(♂)は、すっかり猫に舐められていました(^^;) クロは未だ、LAの家で女王様として君臨していますw モカ(♀)は、同じ保護者化していても、チップとは対応が違って、仔猫舐めまくりでお母さん化してるみたい。でも、たまにエリーにおっぱいを吸われると、流石に「うひゃ~」と、逃げています。ともあれ、モカがエリーをかわいがってくれてよかったv

     
           
はじめまして、Ellieです

深夜のドライブ

2014-04-24 | 犬と猫、たまに人間の息子
 いやはや参った!

 昨日も毎度のごとく定時で退社し、世にも適当な手抜き夕食を済まして、とっとと寝ようとしたのですが、愛犬モカの咳が止まらない。むせたようにケホケホと乾いた咳をしては、吐こうとするので、最初は慌てて食べ過ぎて気管に詰まらせたかと思ったのですが、数時間経っても咳は治まりません。当然、もう通常の獣医さんは閉まっていますから、大きな隣町のデイトンにある、24時間オープンの応急手当(Urgent Care)の獣医さんへ行くべく、丑三つ時に他に行き交う車も少ない夜の高速を東へすっ飛ばすこと小一時間。電話では、州道の35号線を使うように説明されたのですが、この道は危険だと警告されたことがあるので、遠回りして州間高速を使いました。暗い田舎道を慎重に運転するより、高速を飛ばすほうが性に合ってるし。

 検査と診察の結果は、犬伝染性気管気管支炎。大仰な病名ですが、アメリカでは「Kennel Cough」と呼ばれており、その名の通り、ケンネル等の犬がたくさん集まる場所で空気感染する、犬のインフルエンザのようなものなのだそうです。ですから、犬をケンネルに預ける前には必ず、ボルデテラ(Bordetella、敗血症菌)のワクチンを要求されるのですが、これは100%有効とは限らないのだとか。モカがお犬様リゾートでバケーションを楽しんだのは2週間前ですが、恐らく菌はずっと潜伏していて、木の王から急に冷え込んだのが引き金となって発症したのかも?と、獣医さんが説明してくれました。ワクチンを受けているので軽症で済むはずだけど、悪化すると肺炎を起こすこともあるので、念の為に構成物質と咳止めの薬を出して頂いて、お代は128ドルなり。痛いわ-、出費続きだわ-

Huntington Dog Beach

2014-01-05 | 犬と猫、たまに人間の息子
 ここ数日はまた、今何月だっけ?と悩むような夏日和。今日は久しぶりに、ハンティントンのドッグ・ビーチに行ってきました。サイモンが年を取って、ビーチやドッグランで張り切りすぎると、翌日、「あー、節々痛いわ。わし、もう動けんわ」状態になるので、波打ち際の散歩は交代制で、一組がサイモンと残り、もう一組がモカと散歩。帰ってきたら、居残り組と交代。二回の散歩に付き合わされて、さすがのモカも疲れたか、今夜は「遊ぼ!」攻撃もなく、ぐてーっと伸びていますw

  
ハンティントン・ビーチはサーフィンのメッカでもあります

  
かわいい三匹組と、海岸沿いを走るモカとシェパード

  
左は往路、右は帰り道

 ビーチに行く前に、コスタ・メサの日系スーパーでお弁当を買い、私は同じモール内のBookOffで本を調達。砂浜に転がって本を読んで過ごす時間は最高に贅沢です。お弁当を食べてたら、急に大きなゴールデンがやってきて、いっぱい愛想を振り撒いてくれたのはいいけど、その後、たまにご飯にジョリジョリと砂が混じってたですよ(T▽T)



ミケさん対策

2013-11-18 | 犬と猫、たまに人間の息子
 今日こそは!と、長らく、やろうと思いながら実行していなかったことを少しだけ、遂にやり遂げました。一つは郵便局に日本行きの荷物を持っていくこと。箱に隙間があると、何かもっと詰めようとか思って、なかなか発送できません。うちの母が同じなので、親子って妙な所で似るようです。でも今日は、えいっ!と箱を閉じて、送ってきた!Kちゃん、毎年、遅くなってごめん。その帰り、ラジオ聴いてたら、フクシマで今日から新しい対処試みが行われるというニュースを、科学解説者の説明付きで10分ほど話していました。震災後2年を経ても福島の後処理は、アメリカでもちゃんと未だ注目されています。

 そうやってドタバタしているうちに、ペイのいい日雇い仕事を逃してしまったのですが、「そんなに急ぎならメールだけじゃなくて、電話してくれたらよかったのに!」って後からエージェントに文句言ったら、何度も電話したのに出なかった、だって。自分の電話履歴見たら、たしかに残ってた。すみません。つい先週、私との会話を忘れた上息子を、電話履歴を盾に文句言いまくってやったけど、その見返りが来たようで「因果応報」という言葉が重く頭上に伸し掛かる午後だった…orz

 そんな事情で、他にすることもないのでネットサーフィンしていると、猫が邪魔する、邪魔する。で、猫達が通りすがりに、Wi-Fiや音声をオフにしたり、いきなりPCそのものをオフにするのを防ぐため、キーボード上にプラスティック製のおろし器を載せてみました。トゲトゲした感触を嫌がって避けるだろうと画策したのですが…


このドヤ顔である(敷かれている白いおろし器に注目)


無理やり退かしたら、今度はキーボード上の手の上に座る!



仔猫たちと再会して懸念

2013-10-11 | 犬と猫、たまに人間の息子
 もう二ヶ月近くも前に、近所の野良猫が子猫を連れているのに遭遇しました。その時の記事はここなのですが、その後は母猫を単独で見るだけで、仔猫たちは見かけなかったので、すっかり保護されたものと思っていたのですが、今週にう入ってから、また成長した仔猫たちに会うようになりました。今まで、何処に隠れていたのか?!
  
二ヶ月前の写真と今の写真。随分と焦げた

  
左が多分父親の外クロ。野良ではなく外飼の猫らしい。右は妊娠中のシャムちゃん。かなり面白い顔


 私がシャムちゃんと呼んでいる母猫は、会うたびに話しかけ続けたせいか、この頃はスリスリして撫でさせてくれるようになりました。うちの先住姫様方が許しそうにないので私が保護することは無理でしょうが、保護して避妊手術を受けさせ、できれば過酷な野良猫生活に終止符が打てるよう里親を探したい。うちの姫君No.2、ミケは自分の意思で野良から家猫になった押しかけ女房ならぬ押しかけ猫なので、きっと猫にとっても、家猫暮らしのほうがいいんだろうと思う。ミケさんは、引越し時に車に飛び乗ってきて飼猫の座を獲得し、今も家のドアが大開きしてても、絶対、外に出たがらない。彼女に「お家猫のほうがいいよねぇ?」と訪ねても、勝手に喋ってろみャ、って態度だけど、家猫の暮らしを知ったら、野良なんかやってらんいみゃ、って思ってそうです。

 実は仔猫たちの中に一匹、真っ黒な子が居て、私はその子が特に心配なのです。今月はハローウィーンで、10月中は黒猫のアダプションはしませんという愛護団体や保護施設があるくらい、黒猫はターゲットにされやすい。クロ(←姫というより女王様)を引き取る前に、私がアダプトするなら黒猫にしようと思ったのも、黒猫は遺伝子的に強いのか数が多く、それなのに引取り手もないらしく、ASPCA(米国動物虐待防止協会)の子犬幼稚園に通っていた間、ずっと、飼い主を探す仔猫たちの檻にむやみと黒猫ばかりいたのを見ていたから。その黒猫が、妙に人気が出るのが10月で、その中には少なからず悪い意図の人もいるらしいのです。すばしこくなって、そう簡単には捕まらないと思うけど、チビクロのことが気にかかって仕方のないわにおばさんなのです…