わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

カリフォルニアガールは大胆不敵

2014-08-14 | アメリカの高校
 長~いアメリカの夏休みも、やっと終わりに近づき、若息子の高校からは、秋からの新学期に向けた注意書き等が毎日のようにメールされてきます。今日は校長先生から、服装規定の覚書が来ました。見せブラ、見せパンはだめ、スリッパはだめ、スケスケ服はちゃんと下にそれなりの服を着ること、へそ出しはダメ等々に加え、Skirts and shorts must be as long as your thumb finger when hands are placed to your side.(スカートや短パンは、気を付けの姿勢時で腕を体の横に付けた時の、親指より下じゃなきゃだめ)ってのが。これって、かなり短いんですけど。これより短かったら、見えパンどころじゃないような気が…

 確かに、6月の上息子の高校の卒業式のために、カリフォルニアに帰った時、いくら暑いからといっても、も~ホント、パンツぎりぎり線の超ミニスカに驚きました。海辺の町なので、ビキニのまんま歩いてる人もいるから、驚くには値しないようなもんなんだけど、ピチピチの若い娘っ子が超ミニというのは、ビキニより扇情的。おっさん視線で、デヘデヘしちゃいます。

 一方、ここオハイオ州の田舎の高校の規定は、スカート丈は太ももの真ん中より短ければNGなのだそう。これより短いと、ダッさいスパッツの着用を強要されるので、高速破りする子はいないんだって。なるほどw 

上息子の高校卒業

2014-06-13 | アメリカの高校

 13日の金曜日、しかも今夜は満月というステキな日に、上息子の高校で卒業式が開かれました。ちなみに次に満月と13日の金曜日が重なるのは2049年だそうです。アメリカ人には縁起をかついで、13日に金曜日は家から出ない、って人も多いそうなので、そういった迷信を一切配慮せず卒業式なんて晴れやかな式典をやっちゃうカリフォルニアの高校、流石はリベラルなカリフォルニアの都会だね!

 卒業生が545人もいるマンモス校だけに、卒業生たちが入場してきても、自分の息子が一体どこに要るのか全くわからないw 一応、1人づつ名前を呼ばれて、式段で教育委員会の会長さんだか何だかと握手して卒業証書を入れるケースを手渡されるのですが(実際の卒業証書は後から体育館で配布)、その都木、初めて息子が確認できたよ~

 この式に参加するために、東海岸から息子たちの祖父母、そして同じカリフォルニア州内に住む大叔母さん達が駆けつけてくれました。このメンバーに上息子のガールフレンド(彼女は隣の高校に通っているので、卒業式は来週末)も加わり、式の間中ほとんど「上息子どこ?」と探してました。苗字が「W」で始まるから、呼ばれるのが一番最後のグループだったし。夜は、上息子が気に入ってるイタリアンのファミリーレストランでお食事。他の卒業生の家族もいっぱい来ていましたよ。なにはともあれ、無事に高校を卒業してくれてよかった~(胸撫で下ろし)

   
男子はスクールカラーの赤、女子は白のガウンです。

   

恒例の帽子飛ばし。右はガールフレンドからのハグでお祝いしてもらう上息子v

 卒業式の式次と全卒業生の名前の載ったパンフレット(?)には、名前の横に成績が良い生徒を示す印がついていて、○3つはGPAが4.0以上、2つは3.7以上4.0未満、一つは3.5以上3.2未満。GPAとは、「Grade Point Averageとは、各科目の成績から特定の方式によって算出された学生の成績評価値のこと、あるいはその成績評価方式のことをいう。(Wiki先生より。もっと詳しい説明はそのページを見て下さい)。これに加え、カリフォルニアの州内一斉試験の点数が高いと、お星様が付いて、後で卒業証書に貼る金の星のステッカーが貰えます。上息子は、丸がないけど、星がついてる稀有な存在だった(本人曰く、オレ賢いんだけど示してないだけ)。むき~っ!!!  アメリカでは、高校を卒業したら、もう独立した大人という見方です。上息子、大人…、かな??


高校でゲーム・トーナメント

2013-11-23 | アメリカの高校
 朝方は肌寒かったのですが、昼前にはすっかり温度も上がって素晴らしい天候になりました。ハイキングにでも行きたいけれど、息子は高校でゲームトーナメントがあるというので出掛けてしまった。入場料10ドルで、ゲームをトーナメント方式で対戦し、優勝者には景品も出るという資金集めのイベントです。若息子の友達が発起人で、付合いの為にも参加せねばならぬらしい。せねばならぬ、とか言ってた割には、口が耳まで裂けそうな笑顔だったが。若息子は、高校のチェスクラブの部長をしてたり、友達と一緒にオンラインゲーム・ファンクラブの代表してたり、なんか色々と手広くやっており、親の私も把握しきれていない。

 イベントは盛況だったそうですが、参加者は男の子ばかりで、女の子は一人もいなかったんだって。女の子にだってゲーム好きはいるでしょうに、と、思ったけど、そのゲームのチョイスを聞いて納得。アメフト・ゲームのマッデンNFL、シューティング・ゲームのCall of Duty:Ghostに、格ゲーの「大乱闘スマッシュブラザーズDX」だと聞いて納得。なにその、いかにもオタク男子向け選択?要は、オタク男子のオタク男子によるオタク男子のためのイベントなのね。若息子は、マッデンとコール・オブ・ギューティーは一回戦負けで、スマッシュブラザーズでいい所まで行ったけど、チャンピオンに負けたそうな。


 折角の週末なのに、何の予定もない私は、「蒼天航路」全巻読み返しという大事業(暴挙?)に。本当に丸一日かかりました。数年前にお友達のKちゃんが日本から全巻送ってくれたのですが、部分ごとは何度も読み返してるけど、全巻を通しで読み返すのは、これが二回目かな?このトシになると、文庫だと細かいところが見えにくいので、これこそ電子部書籍で揃えたい作品。



13日の金曜日v

2013-09-13 | アメリカの高校
『この人が殺りたい』とジェイソンが言ったから 13日金曜はホラー記念日(字余り)

 アメリカ人、13日の金曜日は不吉だから外に出たくない、って人も多いそうです。そんな迷信に生活を左右されるなんて m9(^Д^)プギャー とか思っちゃいますが、結構、真剣らしい。まぁ、仏滅みたいに、しょっちゅう来るわけじゃないから、いいのかな?13という数字が嫌われるのは、キリスト教の影響だけかと思っていたら、数字の「12」は完全な数だから、1つ余ってる13は良くないという意味もあるんだって。んな、理不尽な…13の気持ちも考えて見なさいよ、って、思うけど。日本では「4」や「9」が同じような差別に9る4んでいますが、こういった数字に対する恐れ(フォービア)にも、ちゃんと名前が付いていて、映画「オーメン」でお馴染みの獣の数字、「666」が怖いっ!ってのは「Hexakosioihexekontahexaphobia」というんだそうです。ヘクサコシオイセクセコンタヘクセフォービア?

 でも地元高校は今日、フットボールの試合で大勝し、レドンド・ビーチ市民にとっては縁起のいい日かも。ペナルティー続出だったにもかかわらず大差で勝ちましたし、選手が救急車で運ばれ、いきなり停電になっちゃた先週のゲームのようなアクシデントもなく、つつがなく試合終了しましたし。今日の対戦相手は、アンテロープ・バレー高校。遠距離にあるので、試合はいつもの7時からではなくて、午後4時開始。明るいうちにゲームを見られるのは嬉しい。あたし、フリーランスだから退社時間とか関係ないもん。

チアリーダーの豪快なジャンプ三連発
    


 ところで、黒猫が前を横切ると不吉というのは本当ですよ。うちのクロが私の目前を横切るたびに、画面に謎の言葉が打ち出されていたり、書きかけ途中のメールが送信されてしまったり、聞いていた音楽が突然鳴り止んだり、インターネットの接続が切れたりしますからね。ええ、本当ですとも…



高校フットボール第二戦

2013-09-06 | アメリカの高校
 波乱含みの第二戦、相手はサンタ・モニカ高校、通称サモハイ。ショーン・ペンやらロブ・ロウ、ロバート・ダウニーJr.などなど,、有名な役者さんも多く輩出している、セレブな高校です。そのせいかどうかは知らんが、チアリーダーがむやみと大所帯でした。対する息子たちの高校、レドンド・ユニオン高校、通称RU High。アー・ユー・ハイ(ハイになってる?)という素適なニックネームを持つ学校。まずはハーフタイム直前のプレーで選手が負傷し、救急車の到着を待たねばないらない事態になりました。ハーフタイムショーの準備でフィールで待機していた息子によると、その選手は全く動かない状態だったそうで、脳震盪を起こしたらしい。フットボール選手の脳震盪は、プロフットボールの世界でも今、大問題になっている最中です。軽い脳震盪で済んでいればよいのですが、後遺症も残る事が多いそうなので心配…

 そして後半では、試合の最中にいきなり停電。私はちょうど、ハンバーガーを買って、受け取ったばかりで停電になってしまい、暗闇で中に挟むトマトを掴んだり、ケチャップかけたりするのは難しかったw フットボールの試合中、バーベキューでグリルしたハンバーガーやホットドッグを買うことができ、レタスやトマト等は自分で好きな様に挟むことが出来るのです。他にも、かき氷やケトルコーンを売っています。買い食いしたり、途中で日系スーパーによってお弁当買って持って行ったり、食べながら試合観戦するのも大きな楽しみなのです。

 居合の最中に停電なんて、今年のスーパーボウルのようですが、再び電気が点くまで、半時間を要してしまいました。既に、選手の負傷で20分、試合が遅れていますから、今夜の試合は長引きそうな悪寒。私は暗闇でぼそぼそハンバーガー食べてましたが、応援席の高校生たちは、ライトスティックよろしく携帯電話かざして、ダンスしたり、まるでパーティーのノリで楽しそうでしたよ。
選手たちの入場ですスタジアムに救急車が…
チアリーダーの華麗な応援中の人などいない!

 試合そのものもエキサイティングで、残り一分を切って、得点差は4点というところで、QBが70ヤードの大遠投。これを見事にレシーブし、エンドゾーンに転がりこんだ!には、相手側選手。これ、味方が取ってたら、奇跡の逆転劇だったんですけどね。最終結果は、14-17でしたが、シーソーゲームで見応えありました。先週の試合は圧勝したけど、点差がつきすぎて、あー、はいはい、またタッチダウンね、って感じでしたから。来週もまたホームゲームです。夜も暖かいうちに、ホームゲームが重なってるのは嬉しいわ。



新学期が始まって

2013-09-04 | アメリカの高校
 ここ暫く、仕事が立て込んでるんだけど、つい夜中のワインとコーヒーの摂取量が増えてしまって、朝起きると顔がむくんでます。私のごとき貧乏人は、財政上の健康を保つには、身体的な健康が犠牲になってしまうわ…orz

 今週は、月曜日が祭日で学校がお休みでしたが、明日の木曜日はユダヤ教の信念を祝う日なので、「地元の祭日」なんて理由を付けてまた休み。一応は、宗教に関連した祝日であることは伏せてあるのです。学期が始まったばかりなのに、なんとも面倒くさい。アメリカの高校は、日本の高校のようにクラスの全生徒の時間割が同じというシステムではなく、大学みたいに各生徒毎に、好みや成績によって取るクラスが違います。だから、新入生と最上級生が同じクラスを取っていたり、学年始めには、クラス替えを望む生徒がカウンセラーの部屋に押しかけ色々とシャッフルするので、昨日、クラスにいた子が今日はいなかったり、代わりに違う子がいたり。うちの息子達の時間割もコロコロ替わって、私はフォローしきれんw

 今日の2時間目にさー、とかって言っても、4時間目が何の授業かわからない。「2時間目は公民に決まってる」なんぞ言っても、先週は外国語やったやん!と、突っ込みたくなる。全くワケが判らない。来週辺りには決定するはずなんですが、それまでは混乱の日々が続きます。クラス替えのたびに親はサインした承諾書を持たせなきゃなんないし、正直、早く落ち着いて欲しいわ。 



フットボール第一戦

2013-08-30 | アメリカの高校
 新学年が始まったばかりだというのに、というか、隣の学校区はまだ始まってもいないのに、高校のフットボール・シーズンは既に始まりました。レドンドユニオン高校の第一戦はホームゲームで、相手はトーランス・ノース高校。ここ数日は暑い日が続いているので、海辺に近いスタジアムでのフットボール観戦は、潮風が気持ちよくて夕涼み気分。試合はレドンドが圧勝して、幸先の良いシーズン開幕戦でした。

   
タッチダウンの瞬間と、追加得点が決まる直前(ボール、判る?)

   
可愛い子揃いのダンスガードとチアリーダーたち


 マーチングバンドによる、ハーフタイムショー「カルメン」は、4楽部のうち、まだ最初の1部分だけしか完成していないし、ダンスガードの振付が終わっていないのでダンス部分もなく、「えっ?もう終わり?」状態でしたが、シーズンが進むにつれて、少しづつショーも増えていくのも、また楽しみです。4つのパートを、兵士、闘牛士、そしてナレーターの役割で、3人の異なるドラム・メージャー(楽隊長)が指揮するという斬新な演出も面白く、全編のパフォーマンスがとっても楽しみ。いくらカルメンだからって、えらい早いテンポで演奏するのね、って、思ってたら、初舞台の楽隊長がテンパって早くなっちゃったらしい。息子らが後で「おいコラ、ちょっと落ち着け、って思った」と言ってましたw おなじみのタンタカ、タカタカ、タンタカ、タカタカ、ターン♪が、超高速だった。

 開幕戦とあって、ホームチーム側のスタンドはほぼ満員。アメリカの地元高校フットボールチームへの入れ込みようは、ドラマ「フライデイ・ナイト・ライト」でもお馴染みですが、別にフットボール・ファンでもない私でも、プレイに一喜一憂、わーわーきゃーきゃー騒いで、良いストレス解消になります。今年からは、若息子の親友が、フットボールの選手なので、その子の活躍に注目という楽しみも増えました。オタクっぽく、ひょろんとした若息子と、ぐわーっと大きく、いかにもスポーツ選手風のその子の凸凹コンビは、一見すると、かなり面白いんですけどw

 なんで仲良し?と、思うような二人組ですが、共通点は実は同じゲームが好きな事。兄貴の方は、一年生の時から、ガールフレンドと何時間も電話で喋っていましたが、その兄を見てきた弟は「Girlfriends are too much work.(彼女なんて面倒くさすぎ)」だそうで、夜中まで、ムキムキ・フットボール選手の友人と、オンランゲームしながらスカイプで喋ってキャッキャウフフ。母的には、どっちも、どっちだねぇ…orz



アメリカの高校のイヤーブック

2013-08-27 | アメリカの高校
 なんだか急に暑いです。8月も末のこの期に及んで、水道から出てくる水が温湯温度なんだもん、笑っちゃうよ。冷房かけて寝ているせいか、なんだか身体がダルくて、疲れが取れない感じ。でも、窓開けても風も入らないし、お家がサウナ状態だし、汗かいてデトックスな気分だけど、寝る時はさすがに快適にしたいし… 前のアパートにはクーラーなんて無かったけど、扇風機だけでなんとか生き延びてたのに、今の部屋はクーラーがついてるのでつい頼っちゃう。人間、甘やかされたら直ぐになまるものですね。人間だけじゃなくて、犬や猫までもが、お腹出して伸びてますよ。しっかし、こんなにクーラー使ってちゃ、電気代がコワイですよ…orz

犬も伸びてます

 はてさて、息子たちは今日から新学期です。上息子は高校の最上級生で、今夜は早速、イヤーブックに載せる個人写真の撮影がありました。女の子はドレス、男の子はタキシードにちゃんと着替えて撮影します。よく、スターの『あの頃の写真!』として、晒されてるのが、この、高校のイヤーブックに掲載されている写真。高校生の頃からハンサム、美人だったらいいけど、とんでもないイモねえちゃんだったり、今の顔とは似ても似つかない整形前だったりと、なかなかに有名人にとっては鬼門の存在です。

 日本の卒業アルバムとの違いは、卒業生だけじゃなくて、全学年が参加するところ。卒業生(最上級生)の写真が多くなりがちなではありますが、生徒全員お個人写真が載るし、その一年の学校行事全体がテーマです。だから、毎年買ってると、高校卒業時には、かなりの量になる。うちは、小学校と中学校では、最上級生の都市だけ購入し、高校では毎年、療法の息子たちに一冊づつ買っていますが、一冊80ドルと、結構なお値段なんだよね~。その分、どーん!と分厚いし、記念として何年も保存できるように神も上質なものが使われています。学年の終わりには、余白ページに友達同士でメッセージを書き込んだります。私も、c小学校、中学校の頃のサイン帳、実家にとってあるわ。でも、重さ1キロ以上あるようなイヤーブックを、メッセージを書き込むために、教室移動のたびに持ち歩いてるのって大変そうw

 今にイヤーブックも電子ブック化されて、メッセージはソーシャルメディア経由、内容もいろんなオプションが付くようになったりするのかも?そしたら、本箱の一番下の棚にデカいイヤーブックが鎮座なさるって状況からは脱出できるね。近い将来のうちに、教科書も電子書籍になって、鞄の中にはタブレット・コンピューターだけが入っていればいいという時代になるのでしょうが、それを先取りして、全生徒にiPadを配布している学校区も出てきました。お隣のマンハッタン・ビーチ市も、そんな試みの最中ですが、ここはお金持ちエリアだから、なんか納得。

 でも、新聞によりますと、ロサンゼルス総合学校区も、2つの小学校がテストケースとして選ばれ、全生徒にiPadが配られました。WiFiもなければ、PCが数台あるだけの学校が、いきなり最先端テクノロジーの学校になっちゃった。面白い試みだとは思うけど、とんでもない予算不足問題を抱えて、先生の数や課外授業を切り詰め、老朽化した施設の修復や、付属品にも困窮してる学校区が何をやってんだ?まずは教員数でも増やせよ、って気がしないでもない…

早起きしたら午前中が長かった

2013-08-24 | アメリカの高校
 今朝は早起きした!朝の5時に起きた!これは私的には、ビックリマークをたくさん付けていい快挙なのです。夜明けだ、そろそろ寝るか…って日は頻繁にあるけど、夜明け前に起き出すなんて、年に数回あるかなしかって生活してるだけに、起きてから何時間も経っても、まだ昼頃という事実に随分と得した気になっちゃいました。おー、一日とはかくも長いのか!なんて。いや、自分でも、これはいかんとは思ってるんですけど。

 早起きの理由は、今週中ずっと細々と準備してきた、バンドの資金集めのためのヤードセールです。朝から小型トラックで街中を回って目ぼしいものを買い込み、メキシコへ運びこんで売る、プロの「ヤードセルス・バイヤー」達は、朝一番に大物を買いに来るので、関係者は6時集合。途中のマクドナルドでブレックファースト・サンドイッチとコーヒーを買い込み、朝マックなんて超久しぶり~、と、エッグ・マクマフィンを味わいました。たまに食べると美味しいね。普段、朝マック出来る時間に出掛けることなんて無いから~(やっぱ、人間として自分は何か間違ってるような気が、ひしひしとしてきた)


家具、電化製品、衣類、本等々、なんでもあり

  
商品の性能を確かめるため(?)実際に遊んでみたり座り心地をチェック(??)

 本日の売上は、3,000ドルを超えました。うち、570ドルは、隣の駐車場での洗車サービスの儲けです。これは今日ボランティア参加した生徒たちに分割されて、毎年、春休み中に行われるグループ旅行の資金へと積み立てられます。去年のセールの売上は2,000ドルちょっとでしたから、今年は、この売上だけでも去年を上回りました。こちらは、楽器の購入や修理のために使われます。保護者の金銭的負担を少しでも減らしていくと同時に、生徒たちには働くことの重要さを教える機会を提供しようってココロ。私が高校生の頃は、甲子園球場で売り子のバイトなんかしてたけど、息子たちはバンド活動が忙しくて、なかなかバイトは出来ません。だから、こういう機会を通じて、お金の大事さを分かってくれたらいいなと思います。お金を儲けるのって、とっても大変なんだぞ―!!



キャンプ終了

2013-08-22 | アメリカの高校
昨日、一昨日はかなり根を詰めて働いていてたので、うっかりブルームーンも逃してしまった…orz

 正午の納期には間に合わせることができたので、少し午睡してから、息子たちの通う高校へ行きました。今日は息子たちのバンドキャンプの最終日。 毎年、新学年が始まる前の3週間、行われるこのキャンプでは、1時から9時まで、びっしりと練習が行われます。キャンプといっても、テントを張って野外生活する方のキャンプじゃなくて、集中特訓の方。なにしろ、学期が始まって直ぐにフットボールのシーズンが始まりますし、バンドはその応援演奏+ハーフタイムショーでの演技に間に合わさなければならないので、この3週間、徹底的に練習するのです。今年が最高学年シニアである上息子にとっては、4年目、最後のキャンプでした。


 父兄理事会メンバー(喋っている、どっかで見たようなおじさんは会長)と足の踏み場もないバンドルーム


 今日はその仕上げとして、フットボール場で行われる練習の様子を公開して、この3週間の成果を見せてくれます見学。今年の演目はカルメン。とてもドラマティックなショーでした。先立っては、主に新郵政の保護者を対象とした父兄説明会がありました。私は、今週土曜日の毎年恒例のバンド資金集めのためのヤードセールの品物整理をお手伝い。今年もいろいろなグッズがバンドルームいっぱいに集まりました。なにしろ、120人いるバンドメンバーの家族が、ここぞとばかり家中の不要品をかき集めて出品するので凄い量になります。やはり一番多いのは衣類。なにしろ、100を超える、育ち盛りを抱えた家庭が出品してますからね。テレビや家具、オリジナルの絵画、自転車といった大物から、アクセサリ等の細々した物、何百ドルもしそうな物から、いくら不要品を寄付とは言ってもこれはないだろう…な、くたびれた衣類や靴まで、実に様々。売上は、新しい楽器の購入や、今ある楽器の修理に使われます。なにしろ開校から100年を超える高校の創立時代から存続してきた歴史のあるバンドですから、「歴史がある」楽器も多く、80年ものなんてアンティークも(でも現役よ)。

 土曜日には、同時に洗車サービスも行います。ヤードセールではいつも、車を停める場所が問題になるので、品物を見て回っている間に車をきれいにして、駐車禁止の切符の心配もなく一石二鳥でしょ?と、お客様にも便利、バンド的には二度儲ける機会というWin-Winな攻略です。このヤードセールでな、毎年侮れない金額を集めることが出来ますし、戦車の方も、先月は実に800ドルを超える収益を上げることが出来たので、かなり期待が持てそうです。土曜は私も、朝5次の準備からお手伝いに行きますよ!起きられるかしら…