万葉の歌碑を訪ねて
歌碑の設置場所/福岡県太宰府市役所前庭
万葉集/巻5-818 作者/山上憶良(やまのうえのおくら)
春されば まづ咲くやどの 梅の花
ひとり見つつや 春日(はるひ)暮らさむ
【意味】春になったらまっ先に咲く 敷地の庭の梅の花
たったひとりでずっと見続け 春の日暮れを待つのかな
※「やど」家の敷地。庭先。
写真下 歌碑が置かれている大宰府市役所の玄関
写真下 歌碑の全景。
写真下 歌碑の説明文
万葉の歌碑とは
万葉集の歌を刻みつけた碑が「万葉歌碑」です。 多くの人々に親しまれた万葉の歌を石に刻み、その歌を作った歌人を讃(たた)え、その歌が後の世に残ることを願っているのです。
現在全国各地に設置されている万葉歌碑は2,000基を越えていると言われています。
歌碑の過半数が実際に歌碑が詠まれた場所、または歌碑に関連する場所に設置されており、「歌碑を訪ねる」=「実際に万葉の故地や史跡を訪ねる」ことになります。
私の地元「福岡県」は、大宰府政庁に関係する歌や防人の歌があり、万葉の歌碑も多くあります。
万葉歌碑から万葉の時代にタイムスリップし、万葉人に会える旅へ出かけてみましょう。!
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