「秋葉原の事件」後、
ワーキングマザーのサイト「ムギ畑」で、
「どうしたら同種の事件をなくすことができるのか」
という話題で多くの人が書き込みをされていました。
そうした中でしょこらも、
「一人の親として」、子どもを育てる上での参考になればと
書籍紹介をさせていただいたのが、
ずばり↓この本。
投稿した後、多くの方が購入を検討してくださったようですが、
なんと絶版になっており、しかも中古で1万円以上の値がついていた
そうで、びっくりしゃっくりです。
図書館で購入されているところもあると思いますし、
自館になくても、他市町村に貸し出しをお願いしてくださることがあるので、
図書館に問い合わせてみてください。
また、その時、ネットで検索してくださった方が、
この著者 中尾英司さんのブログのリンクを貼ってくださって、
今回の「秋葉原の事件」についても分析されていることを
教えてくださいました。
さっそく、しょこらも見てみましたが、
モラハラ(モラルハラスメント、権力構造の中で精神的暴力があること)
ハワパラや、家族関係についての記事も充実していて読み応えありです。
それにしても、中尾さんの文章は、愛ある優しい文章で、
読んでいて嫌な気持ちになりません。
書籍が手に入りにくい方は、ブログの気になる記事を読まれる
ところから入られてもいいかもですね。
閑話休題。
そんな訳で、以前に書いたことと重複する部分や、
「ムギ畑」に投稿した内容と重複する部分もありますが、
もう一度あらためで考えたことを書かせていただきますね。
「我が子を加害者にしない自信、ありますか?」
という記事の中でも書いたことありますが、
しょこら2年ほど前、当時3歳のこうたんと暴言暴力と
こうたんとオットとの親子関係の不和にすごく悩んでいた時期があり、
その頃、子どもが親を殺す事件が相次ぎ、
「ああ、私も何年かたったら、こういう死に方をするのかもしれない。。。」
と気に病む時期がありました。
その頃、たまたま行った喫茶店に、
↑この本がおいてあり、読んでみると、
そんなに間違った育て方をしてきたような印象受けず、
ますます、悲観的な気分に陥ってしまいました。
しかし、それからしばらく経ったころ出会った
「あなたの子どもを加害者にしないために」では、
この両親の手記の文章を分析し、この両親の育て方の何が間違っていたのかを、
指摘してくれていて、なるほどと納得する部分がありました。
そして、自分が「『少年A』・・・」の両親の手記に、
違和感を感じなかったことを、すごく怖いことだと思いました。
命の問題、子どもが問題を起こしたときの謝罪の意味、
支配する親にならない、子どもをありのまま受け入れるということなど、
難しいポイントがたくさん含まれていると思います。
しょこら、特に、「少年A」の父親が(命の問題より)騙すことを
何より問題だという価値観を少年に植え付けたとする部分と、
母親が、「少年A」が誰かを怪我させたとき、相手が怖がっているのに、
無理やり押しかけて、いいわけばかりしていたことが、
被害者の心の寄り添わず、理由があったら(相手を傷つけても)許されるとする
態度を示し続けたとしている箇所に、「むむ~」とうなってしまいました。
「少年A」については、瞬間的に記憶する能力が非常に優れていたらしく、
先天性異常によるものという見方をする人もいるようですが、
この著者は、あくまでも
「両親との関係の中であの独特の世界観を構築した」
としています。
この本については、以前レビューも書いているので、
よかったらそちらも参照してください。
今回の犯人については、まだ断片的にしか報道されていませんが、
親に対する不満も語っているようですし、
今後こういう事件をなくしていくために、
子を持つ親が一人ひとり、自身の育て方を振り返ってみるのも
いいかもしれません。
なんて、子どものことでは、まだまだ悩んでばかりの私が、
えらそうに言うのは、くちはばったいですが。。。
長くなって、すみません。
読んでくださって、ありがとうございました。
ワーキングマザーのサイト「ムギ畑」で、
「どうしたら同種の事件をなくすことができるのか」
という話題で多くの人が書き込みをされていました。
そうした中でしょこらも、
「一人の親として」、子どもを育てる上での参考になればと
書籍紹介をさせていただいたのが、
ずばり↓この本。
あなたの子どもを加害者にしないために―思いやりと共感力を育てる17の法則―中尾 英司生活情報センターこのアイテムの詳細を見る |
投稿した後、多くの方が購入を検討してくださったようですが、
なんと絶版になっており、しかも中古で1万円以上の値がついていた
そうで、びっくりしゃっくりです。
図書館で購入されているところもあると思いますし、
自館になくても、他市町村に貸し出しをお願いしてくださることがあるので、
図書館に問い合わせてみてください。
また、その時、ネットで検索してくださった方が、
この著者 中尾英司さんのブログのリンクを貼ってくださって、
今回の「秋葉原の事件」についても分析されていることを
教えてくださいました。
さっそく、しょこらも見てみましたが、
モラハラ(モラルハラスメント、権力構造の中で精神的暴力があること)
ハワパラや、家族関係についての記事も充実していて読み応えありです。
それにしても、中尾さんの文章は、愛ある優しい文章で、
読んでいて嫌な気持ちになりません。
書籍が手に入りにくい方は、ブログの気になる記事を読まれる
ところから入られてもいいかもですね。
閑話休題。
そんな訳で、以前に書いたことと重複する部分や、
「ムギ畑」に投稿した内容と重複する部分もありますが、
もう一度あらためで考えたことを書かせていただきますね。
「我が子を加害者にしない自信、ありますか?」
という記事の中でも書いたことありますが、
しょこら2年ほど前、当時3歳のこうたんと暴言暴力と
こうたんとオットとの親子関係の不和にすごく悩んでいた時期があり、
その頃、子どもが親を殺す事件が相次ぎ、
「ああ、私も何年かたったら、こういう死に方をするのかもしれない。。。」
と気に病む時期がありました。
その頃、たまたま行った喫茶店に、
「少年A」この子を生んで…―悔恨の手記「少年A」の父母文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
↑この本がおいてあり、読んでみると、
そんなに間違った育て方をしてきたような印象受けず、
ますます、悲観的な気分に陥ってしまいました。
しかし、それからしばらく経ったころ出会った
「あなたの子どもを加害者にしないために」では、
この両親の手記の文章を分析し、この両親の育て方の何が間違っていたのかを、
指摘してくれていて、なるほどと納得する部分がありました。
そして、自分が「『少年A』・・・」の両親の手記に、
違和感を感じなかったことを、すごく怖いことだと思いました。
命の問題、子どもが問題を起こしたときの謝罪の意味、
支配する親にならない、子どもをありのまま受け入れるということなど、
難しいポイントがたくさん含まれていると思います。
しょこら、特に、「少年A」の父親が(命の問題より)騙すことを
何より問題だという価値観を少年に植え付けたとする部分と、
母親が、「少年A」が誰かを怪我させたとき、相手が怖がっているのに、
無理やり押しかけて、いいわけばかりしていたことが、
被害者の心の寄り添わず、理由があったら(相手を傷つけても)許されるとする
態度を示し続けたとしている箇所に、「むむ~」とうなってしまいました。
「少年A」については、瞬間的に記憶する能力が非常に優れていたらしく、
先天性異常によるものという見方をする人もいるようですが、
この著者は、あくまでも
「両親との関係の中であの独特の世界観を構築した」
としています。
この本については、以前レビューも書いているので、
よかったらそちらも参照してください。
今回の犯人については、まだ断片的にしか報道されていませんが、
親に対する不満も語っているようですし、
今後こういう事件をなくしていくために、
子を持つ親が一人ひとり、自身の育て方を振り返ってみるのも
いいかもしれません。
なんて、子どものことでは、まだまだ悩んでばかりの私が、
えらそうに言うのは、くちはばったいですが。。。
長くなって、すみません。
読んでくださって、ありがとうございました。