たまたま、近所の公民館図書室で手にとった本です。
何気なく手にとったのですが、
読んでみて、今の私にまさにぴったりの内容でした。
この本の著者である、小野わこさんは、
北海道を拠点に、
「聞きあうグループ『親の時間』」という会を
開催されています。
しょこら、鬱症状が出るようになってから、
カウンセリングにも通いましたが、
結構お値段がはるのが痛いところ。
その点、お互いに、聞きあうのならば
費用的な負担が格段に軽くなります。
子育てって、思うようにならないことも多いし、
うまくいかないことが、どんどんおこってくると、
自信をなくしてしまったり、
自己肯定感が低くなってしまうこともあります。
そんな時、
「よくやってるよ」
「もう、十分にやっているから休んでもいいよ」
と言ってもらえたら、
どんなに楽になるでしょうか。
本の中で、小野さんは、
「親同士で、相手を肯定しながら話を聞きあうという方法を
学んでいくいちに、子どもの話もだんだん上手に
聞けるようになってきます。
そうすると、子供との関係がどんどん変わって、
子どもがどんどんかわいく思えるようになって、
関係が生き生きしてきます。」
と書いていますが、
これが本当だとしたら、
なんと素敵なことでしょう。
また、この本の中では、
一貫して、大人にも、子供にも
「泣いていいよ」
という姿勢が貫かれていますが、
こうした考え方については、
以前、紹介した、「ダダこね育ちのススメ」
(以前書いた記事については、こちら。
「保育園に行くたくない~5歳直前編~」
「最近、上手に泣けるようになってきたなぁ」
も、よかったら見てね。)
と共通する点ですが、
ダダをこねていても、その主張を無理に通したいわけではなく、
気持ちを聞いてほしいだけなのだということを
子ども自身が語っている場面が出てきます。
こんな感じです、
「まだ、ふたりが小さいとき、アメリカに行く仕事があって、
あまりにもふたりが「行かないで」と泣くので、
さすがの私もちょっとだけ罪悪感があって
「行くのをやめたほうがいい?」
と愛鈴に聞いてみました。
そうしたら、あきれたような顔をして
「ママ、愛鈴と梨梨杏は、ただ行かないで、
って不安な気持ちを聞いてほしいだけなの。
ママのやりたいことを止めたいわけじゃないから、
ママは、心配しないで、行かないでを聞いてて」
と言われ、「なんて、かしこい!」と
思ったことがあります。」
というのです。
同じように、
「ダダこね育ち」の中にも、
ダダをコネながらも、成長したい気持ちがあって、
これを大人が要求を飲んでしまうと、
かえって欲求不満がたまってしまうので、
ダダをしっかり聞いてあげると、ちゃんと我慢もできて、
成長したい気持ちが満たされる、というくだりがあります。
こうたんも、一昨日、癇癪をおこす場面がありました。
(というか、こうたん癇癪、最近おこしまくり。)
先日から導入している
「お小遣い労働報酬制」ですが、
自分の稼いだお金が、
使うと一瞬で消えてしまうことに気づいた こうたん。
最近貯金に目覚めてしまって、
こうたんのお小遣いで外食をもくろんでいた
しょこらとしては、
嬉しいような、さびしいような気持ちですが、
こうたん、頑として、
「稼いだお金は全て貯金する」
と譲りません。
「ママはお金がもったいないから、お茶があるときは、
ジュースは買わないし、できるだけお茶を持っていくから、
こうたんが、ジュースを飲みたいときに、財布にお金が
入ってなかったら買えないよ」
と言ってみましたが、
「ママ、お茶かお水、忘れんとってな」
という意気込み。
しかしながら、やはり、お友達が買ってもらって
飲んでいるのをみて、自分も飲みたくなったのですね~。
「ママ買ってぇよ~。」
とがんばりはじめました。
「いやいや。こうたん、ママ今日お茶もってるから、
お茶のみ。」
と、しょこら。
すると、そんなに強くはないものの、
しょこらを蹴ったり、床に転がって暴れてみたり、
「くそババア」と暴言をはいてみたり、
もう、周りの人が驚きを隠せないようでした。
しょこらも、結構疲れていたので、
あまり相手をできない感じだったので、
最後の方で、こうたん、もうそろそろママ限界かも、
と呟いてみたりする、へなちょこぶりでしたが、
それでも、がんばるこうたんとともに、
しょこらも、かなり頑張ってしまいました。
しかし、途中で、
「そんなに欲しいやったら、ちょっとルール違反やけど、
後で、こうたんの貯金箱からママにお金おろして
払うやったら、かしたげるよ。」
と言ってみましたが、
「嫌だ。ママのお金で買うのだ!」
「っていうか、買え!!」
というので、
「ああ、これは、やはりお金を使いたくない気持ちが
強いのだなぁ。
と解釈して、癇癪するに任せていました。
そうするうちに、ちょっとしたタイミングで、
また、にこにこと機嫌を直したので、
しんそこ、ほっとしました。
しかし、本当にこうたんの癇癪に付き合うのって
疲れます。
体力ありすぎなんですよね。
本では、10分か20分ぐらいで、
癇癪がおさまるような印象ですが、
こうたんの癇癪に付き合おうと思ったら、
本当に体力勝負。
体力・気力ともに不足ぎみ、
病み上がりで、よれよれのしょこらでは、
かなり役不足ですが、
できれば、癇癪にしっかり付き合ってあげて、
心を成長させてほしいという気持ちも強いので、
しょこら、もう少し頑張ってみようと思います。
(またまた、しょこら忍耐の限界への挑戦か!?)
あまり、負担にならずに、癇癪に付き合えるように
なればいいな~と思ってはいるのですが。
それでは、今日もここまで読んでくださった方へ、
プレゼントの意味も込めて、
もう一度、
「子育て 泣きたいときは泣いちゃおう!」
から、オススメの文章を紹介して、終わりたいと思います。
読んでくれて、ありがとう。
Have a nice day!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あなたはよい親です。
まわりの理解がなかったり、家事や仕事に追われ、
気持ちに余裕がなくなり、
子どもにじゅうぶん注目してあげることができなかったり、
感情的に怒りを爆発させてしまうときが
あるかもしれませんが、
それでも、あなたはよい親です。
親は子どもを愛していますし、
子どもにもとても愛されています。
そして、親は自分が子供のとき、
自分の親にされた以上に、
もっと愛情深く子どもに接したいと思っています。
自分の親が犯したあやまちは繰り返すまいと
こころに決めているやさしい人たちです。
あなたは本当によく生きてきました。
そしていま、「子育て」という社会的にも、
とても価値のある大切な仕事の中で、
ベストをつくして子供の人生をサポートしています。
わたしは、あなたたちひとりひとりに、
「ごくろうさま、ありがとう」
と心から伝えたいと思います。
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子育て 泣きたいときは泣いちゃおう!―親子が最高に仲良くなるシンプルな方法小野 わこ学陽書房このアイテムの詳細を見る |
何気なく手にとったのですが、
読んでみて、今の私にまさにぴったりの内容でした。
この本の著者である、小野わこさんは、
北海道を拠点に、
「聞きあうグループ『親の時間』」という会を
開催されています。
しょこら、鬱症状が出るようになってから、
カウンセリングにも通いましたが、
結構お値段がはるのが痛いところ。
その点、お互いに、聞きあうのならば
費用的な負担が格段に軽くなります。
子育てって、思うようにならないことも多いし、
うまくいかないことが、どんどんおこってくると、
自信をなくしてしまったり、
自己肯定感が低くなってしまうこともあります。
そんな時、
「よくやってるよ」
「もう、十分にやっているから休んでもいいよ」
と言ってもらえたら、
どんなに楽になるでしょうか。
本の中で、小野さんは、
「親同士で、相手を肯定しながら話を聞きあうという方法を
学んでいくいちに、子どもの話もだんだん上手に
聞けるようになってきます。
そうすると、子供との関係がどんどん変わって、
子どもがどんどんかわいく思えるようになって、
関係が生き生きしてきます。」
と書いていますが、
これが本当だとしたら、
なんと素敵なことでしょう。
また、この本の中では、
一貫して、大人にも、子供にも
「泣いていいよ」
という姿勢が貫かれていますが、
こうした考え方については、
以前、紹介した、「ダダこね育ちのススメ」
(以前書いた記事については、こちら。
「保育園に行くたくない~5歳直前編~」
「最近、上手に泣けるようになってきたなぁ」
も、よかったら見てね。)
ダダこね育ちのすすめ阿部 秀雄中央法規出版このアイテムの詳細を見る |
と共通する点ですが、
ダダをこねていても、その主張を無理に通したいわけではなく、
気持ちを聞いてほしいだけなのだということを
子ども自身が語っている場面が出てきます。
こんな感じです、
「まだ、ふたりが小さいとき、アメリカに行く仕事があって、
あまりにもふたりが「行かないで」と泣くので、
さすがの私もちょっとだけ罪悪感があって
「行くのをやめたほうがいい?」
と愛鈴に聞いてみました。
そうしたら、あきれたような顔をして
「ママ、愛鈴と梨梨杏は、ただ行かないで、
って不安な気持ちを聞いてほしいだけなの。
ママのやりたいことを止めたいわけじゃないから、
ママは、心配しないで、行かないでを聞いてて」
と言われ、「なんて、かしこい!」と
思ったことがあります。」
というのです。
同じように、
「ダダこね育ち」の中にも、
ダダをコネながらも、成長したい気持ちがあって、
これを大人が要求を飲んでしまうと、
かえって欲求不満がたまってしまうので、
ダダをしっかり聞いてあげると、ちゃんと我慢もできて、
成長したい気持ちが満たされる、というくだりがあります。
こうたんも、一昨日、癇癪をおこす場面がありました。
(というか、こうたん癇癪、最近おこしまくり。)
先日から導入している
「お小遣い労働報酬制」ですが、
自分の稼いだお金が、
使うと一瞬で消えてしまうことに気づいた こうたん。
最近貯金に目覚めてしまって、
こうたんのお小遣いで外食をもくろんでいた
しょこらとしては、
嬉しいような、さびしいような気持ちですが、
こうたん、頑として、
「稼いだお金は全て貯金する」
と譲りません。
「ママはお金がもったいないから、お茶があるときは、
ジュースは買わないし、できるだけお茶を持っていくから、
こうたんが、ジュースを飲みたいときに、財布にお金が
入ってなかったら買えないよ」
と言ってみましたが、
「ママ、お茶かお水、忘れんとってな」
という意気込み。
しかしながら、やはり、お友達が買ってもらって
飲んでいるのをみて、自分も飲みたくなったのですね~。
「ママ買ってぇよ~。」
とがんばりはじめました。
「いやいや。こうたん、ママ今日お茶もってるから、
お茶のみ。」
と、しょこら。
すると、そんなに強くはないものの、
しょこらを蹴ったり、床に転がって暴れてみたり、
「くそババア」と暴言をはいてみたり、
もう、周りの人が驚きを隠せないようでした。
しょこらも、結構疲れていたので、
あまり相手をできない感じだったので、
最後の方で、こうたん、もうそろそろママ限界かも、
と呟いてみたりする、へなちょこぶりでしたが、
それでも、がんばるこうたんとともに、
しょこらも、かなり頑張ってしまいました。
しかし、途中で、
「そんなに欲しいやったら、ちょっとルール違反やけど、
後で、こうたんの貯金箱からママにお金おろして
払うやったら、かしたげるよ。」
と言ってみましたが、
「嫌だ。ママのお金で買うのだ!」
「っていうか、買え!!」
というので、
「ああ、これは、やはりお金を使いたくない気持ちが
強いのだなぁ。
と解釈して、癇癪するに任せていました。
そうするうちに、ちょっとしたタイミングで、
また、にこにこと機嫌を直したので、
しんそこ、ほっとしました。
しかし、本当にこうたんの癇癪に付き合うのって
疲れます。
体力ありすぎなんですよね。
本では、10分か20分ぐらいで、
癇癪がおさまるような印象ですが、
こうたんの癇癪に付き合おうと思ったら、
本当に体力勝負。
体力・気力ともに不足ぎみ、
病み上がりで、よれよれのしょこらでは、
かなり役不足ですが、
できれば、癇癪にしっかり付き合ってあげて、
心を成長させてほしいという気持ちも強いので、
しょこら、もう少し頑張ってみようと思います。
(またまた、しょこら忍耐の限界への挑戦か!?)
あまり、負担にならずに、癇癪に付き合えるように
なればいいな~と思ってはいるのですが。
それでは、今日もここまで読んでくださった方へ、
プレゼントの意味も込めて、
もう一度、
「子育て 泣きたいときは泣いちゃおう!」
から、オススメの文章を紹介して、終わりたいと思います。
読んでくれて、ありがとう。
Have a nice day!
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あなたはよい親です。
まわりの理解がなかったり、家事や仕事に追われ、
気持ちに余裕がなくなり、
子どもにじゅうぶん注目してあげることができなかったり、
感情的に怒りを爆発させてしまうときが
あるかもしれませんが、
それでも、あなたはよい親です。
親は子どもを愛していますし、
子どもにもとても愛されています。
そして、親は自分が子供のとき、
自分の親にされた以上に、
もっと愛情深く子どもに接したいと思っています。
自分の親が犯したあやまちは繰り返すまいと
こころに決めているやさしい人たちです。
あなたは本当によく生きてきました。
そしていま、「子育て」という社会的にも、
とても価値のある大切な仕事の中で、
ベストをつくして子供の人生をサポートしています。
わたしは、あなたたちひとりひとりに、
「ごくろうさま、ありがとう」
と心から伝えたいと思います。
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