突然ですが、しょこら、実は勤務先では旧姓を名乗っていました。
これが、長く休む間に、戸籍上の名前しか使っていなかったので、
旧姓を名乗ったり、旧姓で署名することに違和感を感じるようになり、
また二つの名前を使いわけることに混乱して目がシロクロしたりするので、
復職するにあたっては、
「もう、名前を戸籍上の名前に統一したいな~。」
と思ったりしていました。
しかし、
「まだリハビリ中だし、きちんと復職を果たすまで、
頂いた仕事をこなし、勤務時間を延ばしていく以外の、
よけいな事は考えるべきじゃないだろうか」
「いやいや、リハビリ期間中に、
名前の方も、ぼちぼち戸籍名でならしていくべきだろうか」
「それにしても、切り出しにくいな」
「誰に相談しようか」
など、これまた悶々と悩んでいました。
それが、先日なんと総務の方から、
「ところで、前は旧姓使ってたと思うけど、
休んでる間、ずっと戸籍上の名前使ってたし、
転属する機会に、心機一転『戸籍上の名前』で働くことにしてはどうか」
とお話があり、そのタイミングのよさに、更にしょこらビックリしゃっくり。
「ええ。そうなんです。
実は、私としても復職するにあたっては、
戸籍上の名前で働きたいと思ってたところなんです。
それが、休職中の身分で切り出しにくいし、
誰にどのタイミングで相談しようか悩んでいたところだったので、
お話いただけて、すごく有難いです。」
とお話すると、ニコニコされてたお顔が、さらにニコニコされて、
「うん。そしたら本人の希望があったってことで、
話すすめさせてもらうわな。」
と言ってくださり、しょこら何もしなくても、
先方から持ってきていただいた書類に記入するだけで、
ずっと悶々と悩んでいたことが解決してしまったのでした。
思えば2年前。
頑張っても頑張っても、あっちもこっちも上手くいかず、
絶望感にさいなまれ、心も体もぼろぼろになった日々。
周囲からのサポートもあったのかなかったのか、
差し出されたサポートを既に受取ることができなくなっていたのか。
幸か不幸か、「自宅療養を要する」との診断書がいただけたこともあり、
「もう、これ以上頑張れません。」
という思いで、休職をお願いする決意を固めたわけですが、
1年半を経過して、復職に向けて進みはじめると、
急に自分が求める以上の援助の手が、あちらからもこちらからも差し出され、
現実のものとも思われない浮揚感があります。
その中で、しみじみと思うことは、
「やはり、世の中というのは、自分ひとりで動いているのではないのだなぁ。」
ということ。
そうは言っても、
やっぱり、自分が頑張らないと何ともならないこともあるのですが、
それでも、頑張ってもどうにもならないこともある。
逆に、周りが流れをつくってくださり、自分は最少の力で泳がせていただくだけで、
前に進んでいけることもある。
また、周りの方が、できればサポートしてあげたいと思ってくださっていたとしても、
その時の立場や事情、タイミングなどで、どうすることもできないということも
あるかもしれません。
休んでいる間、何度も考えました。
「あんなに頑張ってたのに、何故上手くいかなかったんだろう。。。」
「その答えがでるまでは、復職しても、またすぐに上手くいかなくなる。」
そう思いこんでいました。
しかし、「何故?」を考えることは、同時に、
「もっと上手く行動すれば、あるいは、もっと体力があれば、
何とかなったんじゃないか。あるいは、あるいは、、、」
と際限なく、自分の能力の至らなさを責めることです。
それが、さらに自分を苦しめることになるわけですが、
「頑張っても上手くいかないことがある。」
ということを受け入れることで、
「そうだ。自分ひとりでこの世の中動いてるわけじゃない。
こうたんも、オットも、勤務先の上司や同僚も、
それぞれの事情や気持ち、考えを持って、
それぞれに『自律』して動いてるんやから、
私にはどうしようもないこともある。」
「そうだ。あのときの自分は、充分頑張ったじゃないか。
文字通り、これ以上頑張れないぐらい頑張った。」
ということを認めてあげて、ねぎらってあげると、
びっくりするぐらい、心が軽くなりました。
そして、
「あの時は上手くいかなかったけど、
今回また同じ様な状況になったとして、
もしかしたら、また同じ様に上手くいかないこともあるかもしれないけど、
自分もあのときの自分とは同じではない。
こうたんも成長し、オットの環境もオット自身も変わった。
勤務先の人たちも、以前とは全く同じではない。
もしかしたら、前とは違う結果になるかもしれない。」
と思えるようになったのです。
そして今また、そうした気持ちで、リハビリ勤務を始めさせていただいて、
感謝しきれないほどのサポートをいただく中で、
「上手くいっても、いかなくても、自分の頑張りのおかげでもあるし、
また、周りの方のおかげでもある。」
「自分は、自分のできることを、誠意を持ってさせていただこう。」
「上手くいっても、いかなくても、頂いた助力や厚意に気づき、
感謝できる自分でありたい。」
と、心から思います。
感謝とともに。
合掌。
これが、長く休む間に、戸籍上の名前しか使っていなかったので、
旧姓を名乗ったり、旧姓で署名することに違和感を感じるようになり、
また二つの名前を使いわけることに混乱して目がシロクロしたりするので、
復職するにあたっては、
「もう、名前を戸籍上の名前に統一したいな~。」
と思ったりしていました。
しかし、
「まだリハビリ中だし、きちんと復職を果たすまで、
頂いた仕事をこなし、勤務時間を延ばしていく以外の、
よけいな事は考えるべきじゃないだろうか」
「いやいや、リハビリ期間中に、
名前の方も、ぼちぼち戸籍名でならしていくべきだろうか」
「それにしても、切り出しにくいな」
「誰に相談しようか」
など、これまた悶々と悩んでいました。
それが、先日なんと総務の方から、
「ところで、前は旧姓使ってたと思うけど、
休んでる間、ずっと戸籍上の名前使ってたし、
転属する機会に、心機一転『戸籍上の名前』で働くことにしてはどうか」
とお話があり、そのタイミングのよさに、更にしょこらビックリしゃっくり。
「ええ。そうなんです。
実は、私としても復職するにあたっては、
戸籍上の名前で働きたいと思ってたところなんです。
それが、休職中の身分で切り出しにくいし、
誰にどのタイミングで相談しようか悩んでいたところだったので、
お話いただけて、すごく有難いです。」
とお話すると、ニコニコされてたお顔が、さらにニコニコされて、
「うん。そしたら本人の希望があったってことで、
話すすめさせてもらうわな。」
と言ってくださり、しょこら何もしなくても、
先方から持ってきていただいた書類に記入するだけで、
ずっと悶々と悩んでいたことが解決してしまったのでした。
思えば2年前。
頑張っても頑張っても、あっちもこっちも上手くいかず、
絶望感にさいなまれ、心も体もぼろぼろになった日々。
周囲からのサポートもあったのかなかったのか、
差し出されたサポートを既に受取ることができなくなっていたのか。
幸か不幸か、「自宅療養を要する」との診断書がいただけたこともあり、
「もう、これ以上頑張れません。」
という思いで、休職をお願いする決意を固めたわけですが、
1年半を経過して、復職に向けて進みはじめると、
急に自分が求める以上の援助の手が、あちらからもこちらからも差し出され、
現実のものとも思われない浮揚感があります。
その中で、しみじみと思うことは、
「やはり、世の中というのは、自分ひとりで動いているのではないのだなぁ。」
ということ。
そうは言っても、
やっぱり、自分が頑張らないと何ともならないこともあるのですが、
それでも、頑張ってもどうにもならないこともある。
逆に、周りが流れをつくってくださり、自分は最少の力で泳がせていただくだけで、
前に進んでいけることもある。
また、周りの方が、できればサポートしてあげたいと思ってくださっていたとしても、
その時の立場や事情、タイミングなどで、どうすることもできないということも
あるかもしれません。
休んでいる間、何度も考えました。
「あんなに頑張ってたのに、何故上手くいかなかったんだろう。。。」
「その答えがでるまでは、復職しても、またすぐに上手くいかなくなる。」
そう思いこんでいました。
しかし、「何故?」を考えることは、同時に、
「もっと上手く行動すれば、あるいは、もっと体力があれば、
何とかなったんじゃないか。あるいは、あるいは、、、」
と際限なく、自分の能力の至らなさを責めることです。
それが、さらに自分を苦しめることになるわけですが、
「頑張っても上手くいかないことがある。」
ということを受け入れることで、
「そうだ。自分ひとりでこの世の中動いてるわけじゃない。
こうたんも、オットも、勤務先の上司や同僚も、
それぞれの事情や気持ち、考えを持って、
それぞれに『自律』して動いてるんやから、
私にはどうしようもないこともある。」
「そうだ。あのときの自分は、充分頑張ったじゃないか。
文字通り、これ以上頑張れないぐらい頑張った。」
ということを認めてあげて、ねぎらってあげると、
びっくりするぐらい、心が軽くなりました。
そして、
「あの時は上手くいかなかったけど、
今回また同じ様な状況になったとして、
もしかしたら、また同じ様に上手くいかないこともあるかもしれないけど、
自分もあのときの自分とは同じではない。
こうたんも成長し、オットの環境もオット自身も変わった。
勤務先の人たちも、以前とは全く同じではない。
もしかしたら、前とは違う結果になるかもしれない。」
と思えるようになったのです。
そして今また、そうした気持ちで、リハビリ勤務を始めさせていただいて、
感謝しきれないほどのサポートをいただく中で、
「上手くいっても、いかなくても、自分の頑張りのおかげでもあるし、
また、周りの方のおかげでもある。」
「自分は、自分のできることを、誠意を持ってさせていただこう。」
「上手くいっても、いかなくても、頂いた助力や厚意に気づき、
感謝できる自分でありたい。」
と、心から思います。
感謝とともに。
合掌。