「読書で成功 お片付け♪【その1】【その2】【その3】」の最終章です。
この本は、タイトルから判断されるとおり、
全くの「お片付け本」ではありません。
どちらかというと、引き寄せの法則に似たような事が書かれていると思います。
(こちらは、脳科学的な観点から書かれているわけですが)
しかし、たまたま、同時期に図書館で手にして、
読んでみて、「なるほど~」とお片付けにも使えると思った箇所がありました。
すなわち、「アファメーション」に関する記述ですが、
その一つ。
アファメーションの心得のその2。
以下、143ページより引用
********************
その2:「否定形」を使わない
「こうしたくない、こうしない」ではなくて、
常に「こうしたい、こうありたい」と考えること。
何かから、「離れていく」というのではなく、
常に目標に「向かっていく」というポジティブ、
積極的なイメージを持つことが重要です。
********************
「散らかさない」
「片付ける(散らかした状態から遠ざかる)」
のではなく、
「【自分にとって】居心地のいい空間に向かって進んでいく」
と考える。
まさに、しょこら、この考え方で、
若干ですが、しかし、キッチンのテーブルからものをなくし、
机のレイアウトをかえ、別の部屋から椅子を持ってくる、
などという、普段のしょこらからしたら、
かなり気合の入った行動を完了させることができました。
また、次の部分も、実感として
「そういうことも、あるのだろうなぁ」
と感じた部分でした。
ちょっと長いですが、再度引用。133ページより。
*********************
まず、スタート地点。
目標を設定するところです。
今の自分が
「3年後、5年後、10年後・・・・
こうなったらうれしい」
といったイメージをふくらませていきます。
次に、自分はなぜ、そうなったらうれしい、
好ましいと思うのか、その理由を徹底的に書き出してみます。
(中略)
「好ましい」と思う理由を書き出すのは、
その目標に対するモチベーションを高めるためですが、
機能脳科学的に言えば、みなさんの脳に、
「プライミング」という現象を引き起こすためです。
プライミングとは何か?
簡単にいうと、
「それをすると、気持ちいい」
と考えたとき、実際にするよりも先に脳内に
ドーパミン(快楽性をともなう神経伝達物質)が流れ、
その行動に向かわせるメカニズムのことです。
(中略)
じつは、プライミングは、種の保存という本能的な欲求を支える
メカニズムで、人間に限らず、他の動物にもあります。
男の子が女の子を口説くために、なぜ努力をするのか。
端的にいえば、その努力そのものが気持ちいいからです。
ですから、他人が見れば「努力」に見えても、
本人はうれしくてやっているだけで、本人にとっては
努力ではないのです。
最終的にエッチなことをするから気持ちいいのではなく、
それまでの過程でドーパミンが流れて、
先に気持ちよくなるのです。
だから、プライミング(先行)といいます。
(中略)
人間の場合は、このプライミングのメカニズム、
報酬系ドーパミンの経路が高度に発達しており、
前頭前野まで達しています。
だからこそ、単に生存に関わるような本能的な欲求だけでなく、
もっと抽象度の高い世界に対して、プライミングを働かせることも可能です。
例えば、
「世界から貧困をなくしたい」
「世界平和を実現したい」
といった高次元の目標に対して、プライミングを仕掛けることもできます。
未来の「夢の実現」に対して、積極的にプライミングが働くような
脳を作っていけば、高いモチベーションを維持できます。
このプライミング強化のために、
目標に対して「好ましい」と思う理由を徹底的に書き出せというわけです。
**********************
なるほど。
今回の、しょこらの「お片付け」ならぬ「自分の居心地よいスペースづくり」は、
最初に、
「こうなったら、素敵だな~」
というイメージが次々と具体的にイメージされたことが
勝因だったと言えるでしょう。
作業中も、あまり
「やだな~」
「めんどくさいな~」
という負の感情が湧いてこずに、
「ここに座って、緑を見るねん」
とか
「お友達読んで、おしゃべり&美味しいもの」
とか、ウキウキが継続していたように思います。
もちろん、「部屋を片付ける」と言ったことだけでなく、
すべてのことに共通して言えることですが、
何にも増してプライミングが肝心。
何かを始める前に、かならずプライミングをしよう。
何故、それをしたいのか。
それをすると、どんな良いことがあるのか。
もし、プライミングしてみても、湧き上がるような衝動が起きてこないなら、
それは、もしかしたら、
「夢」
とか、
「実現したいこと」
とか言ってても、本当には自分のしたいことではないのかもしれません。
著者の苫米地(とまべち)さんは言います。
「奴隷の幸せに満足するな」
イメージしてみて、本当に良い感じのすることを探しましょう。
自分にとって、本当に「良い感じ」がすることなら、
プライミングの作業を通じて、
散らかし魔のしょこらが、
憑かれたかのごとく、集中して、片付け作業に取り組めたように、
「やりたい!」
という衝動がわきあがってくるような気がします。
ああ、だから。
「努力はいらない!」
なのね~。
と、書いてて気付きました。
(遅!)
「努力」と感じることなく取り組めてしまう。
そんな目標を設定すること。
その目標に対して、
実現したらどう素敵なのかを、
できるだけ、深くたくさんイメージする、
それがポイントなんですね~。
お片付けに限らず、上手に、脳をコントロールして、
自分にとって幸せな生き方が出来るようになればいいな~
なんて思いました。
さてさて。
今回で、お片付けシリーズはおしまいです。
今日も読んでくださって、ありがとう。
今日が素敵な一日になりますように。
それでは、また。
Have a nice day!
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この本は、タイトルから判断されるとおり、
全くの「お片付け本」ではありません。
どちらかというと、引き寄せの法則に似たような事が書かれていると思います。
(こちらは、脳科学的な観点から書かれているわけですが)
しかし、たまたま、同時期に図書館で手にして、
読んでみて、「なるほど~」とお片付けにも使えると思った箇所がありました。
すなわち、「アファメーション」に関する記述ですが、
その一つ。
アファメーションの心得のその2。
以下、143ページより引用
********************
その2:「否定形」を使わない
「こうしたくない、こうしない」ではなくて、
常に「こうしたい、こうありたい」と考えること。
何かから、「離れていく」というのではなく、
常に目標に「向かっていく」というポジティブ、
積極的なイメージを持つことが重要です。
********************
「散らかさない」
「片付ける(散らかした状態から遠ざかる)」
のではなく、
「【自分にとって】居心地のいい空間に向かって進んでいく」
と考える。
まさに、しょこら、この考え方で、
若干ですが、しかし、キッチンのテーブルからものをなくし、
机のレイアウトをかえ、別の部屋から椅子を持ってくる、
などという、普段のしょこらからしたら、
かなり気合の入った行動を完了させることができました。
また、次の部分も、実感として
「そういうことも、あるのだろうなぁ」
と感じた部分でした。
ちょっと長いですが、再度引用。133ページより。
*********************
まず、スタート地点。
目標を設定するところです。
今の自分が
「3年後、5年後、10年後・・・・
こうなったらうれしい」
といったイメージをふくらませていきます。
次に、自分はなぜ、そうなったらうれしい、
好ましいと思うのか、その理由を徹底的に書き出してみます。
(中略)
「好ましい」と思う理由を書き出すのは、
その目標に対するモチベーションを高めるためですが、
機能脳科学的に言えば、みなさんの脳に、
「プライミング」という現象を引き起こすためです。
プライミングとは何か?
簡単にいうと、
「それをすると、気持ちいい」
と考えたとき、実際にするよりも先に脳内に
ドーパミン(快楽性をともなう神経伝達物質)が流れ、
その行動に向かわせるメカニズムのことです。
(中略)
じつは、プライミングは、種の保存という本能的な欲求を支える
メカニズムで、人間に限らず、他の動物にもあります。
男の子が女の子を口説くために、なぜ努力をするのか。
端的にいえば、その努力そのものが気持ちいいからです。
ですから、他人が見れば「努力」に見えても、
本人はうれしくてやっているだけで、本人にとっては
努力ではないのです。
最終的にエッチなことをするから気持ちいいのではなく、
それまでの過程でドーパミンが流れて、
先に気持ちよくなるのです。
だから、プライミング(先行)といいます。
(中略)
人間の場合は、このプライミングのメカニズム、
報酬系ドーパミンの経路が高度に発達しており、
前頭前野まで達しています。
だからこそ、単に生存に関わるような本能的な欲求だけでなく、
もっと抽象度の高い世界に対して、プライミングを働かせることも可能です。
例えば、
「世界から貧困をなくしたい」
「世界平和を実現したい」
といった高次元の目標に対して、プライミングを仕掛けることもできます。
未来の「夢の実現」に対して、積極的にプライミングが働くような
脳を作っていけば、高いモチベーションを維持できます。
このプライミング強化のために、
目標に対して「好ましい」と思う理由を徹底的に書き出せというわけです。
**********************
なるほど。
今回の、しょこらの「お片付け」ならぬ「自分の居心地よいスペースづくり」は、
最初に、
「こうなったら、素敵だな~」
というイメージが次々と具体的にイメージされたことが
勝因だったと言えるでしょう。
作業中も、あまり
「やだな~」
「めんどくさいな~」
という負の感情が湧いてこずに、
「ここに座って、緑を見るねん」
とか
「お友達読んで、おしゃべり&美味しいもの」
とか、ウキウキが継続していたように思います。
もちろん、「部屋を片付ける」と言ったことだけでなく、
すべてのことに共通して言えることですが、
何にも増してプライミングが肝心。
何かを始める前に、かならずプライミングをしよう。
何故、それをしたいのか。
それをすると、どんな良いことがあるのか。
もし、プライミングしてみても、湧き上がるような衝動が起きてこないなら、
それは、もしかしたら、
「夢」
とか、
「実現したいこと」
とか言ってても、本当には自分のしたいことではないのかもしれません。
著者の苫米地(とまべち)さんは言います。
「奴隷の幸せに満足するな」
イメージしてみて、本当に良い感じのすることを探しましょう。
自分にとって、本当に「良い感じ」がすることなら、
プライミングの作業を通じて、
散らかし魔のしょこらが、
憑かれたかのごとく、集中して、片付け作業に取り組めたように、
「やりたい!」
という衝動がわきあがってくるような気がします。
ああ、だから。
「努力はいらない!」
なのね~。
と、書いてて気付きました。
(遅!)
「努力」と感じることなく取り組めてしまう。
そんな目標を設定すること。
その目標に対して、
実現したらどう素敵なのかを、
できるだけ、深くたくさんイメージする、
それがポイントなんですね~。
お片付けに限らず、上手に、脳をコントロールして、
自分にとって幸せな生き方が出来るようになればいいな~
なんて思いました。
さてさて。
今回で、お片付けシリーズはおしまいです。
今日も読んでくださって、ありがとう。
今日が素敵な一日になりますように。
それでは、また。
Have a nice day!