誰のもとにも等しく雨は降る・・・

最近のこうたん、水辺での生き物採集にはまっています。


先日も、学童から帰ってからの短い時間に、
お向かいのお友達と一緒に、近所の田んぼに
カブトエビを捕りに行きました。


雲行きが怪しかったので、
「雨が降ったらすぐに帰ること！」
と言っていたこともあり、
捕獲に出かけてから１５分ほどしたころに、
すごく激しい雨が降ってきたな～と思ったら、
すぐに二人で帰ってきました。


そのままでは風邪をひくので、すぐに風呂に入れることに
しましたが、
「こうたん、まだ全然遊んでない～」
と、涙の抗議。
風呂から出たら、もう一度、カブトエビの採取に行くとがんばります。
１０分弱の間に、数十匹のカブトエビを捕獲しておいて何を言う！！


かなりしつこく、こうたん抗議していましたが、
せっかく風呂に入ったのに、また、田んぼの泥まみれになったらと
想像しただけでも気絶しそうです。


「雨に降られてそのままでいたら風邪ひくから
　風呂であったまらないといけない」
「一旦風呂に入ったら、外で遊ぶのは終わり！」
と、再度通告してから、


「雨はみんなに同じように降る」
「今日は、雨ふる前に、少しやったけど、
　外で遊べてよかった～。
　あとは、家でできる楽しいことしよ～」

って思える子と、

「雨が降ったから、ちょっとしか、遊べんかった」
「ママのせいや」

って、いつまでも嫌な気分でいる子とやと、
どっちが、たくさん楽しい気分で過ごせると思う？
と聞いてみました。



あきらかに、こうたんは、いつまでもブツクサ言い続けるタイプなのですが、
お向かいの子は、
「あかん」
と言われたら、それ以上あまり執着することがなく、
別に楽しみを見つけられるタイプのように思います。


そうしてみると、やはり、みんなの上に、ひとしく雨は降り、
お日さまがひとしく照らしてくれたとしても、
幸せを感じるかどうかは全くの別問題で、
幸せを感じることができる能力っていうものに、
大きく依存していると思われます。


こうたんが、自分の思いに執着し、発想の転換が難しいのは、
あきらかに、しょこら似なわけですが、
こうたんには、出来ることならば、幸せを感じることのできる
能力を身につけてもらいたいな～と切に感じる今日この頃。


なんて。
人（子供）に言ったり、期待する前に自分が頑張ろう～。
誰のもとにも等しく雨はふり、お日さまはひとしく大地を照らす。
幸せを感じられるかどうかは自分の考え方一つ！！



・・・なのだよ、しょこら。
さあ、もう寝よ。
今から見る夢が、癒しとひらめきをもたらしてくれますように。
おやすみなさい。