先日、
「大腸検査と24時間蓄尿」という記事で、
脳にカルシウム沈着の可能性があるため、
蓄尿検査と脳のCTをとる話をかきました。
その結果を昨日聞きに行ってきたのですが、
以前「念のため」で受けた検査で乳がんの告知をされた経験があるくせに、
油断していて、今回も
「実は、石灰化してる部分があったんです。」
と医師から告げられ、ショックを受けているしょこらです。
診断名は、偽性副甲状腺機能低下症。
副甲状腺ホルモンが血液中のカルシウム量を調整するらしいのですが、
このホルモン自体の量は少なくないのに、血中カルシウム濃度が低く、
このため、脳内に石灰化がおこっていると。
ほうっておくと、手足がしびれ、歩けなることもあるらしく、
「パーキンソン」に似た症状が出ると説明を受けました。
今回、ごく初期、小さい段階で見つかったので、
今後カルシウム数値をきちんとコントロールしていけば、
これ以上大きくなることはないので、心配はいらないとのことでした。
(なくなりはしないらしい(T_T)です。)
副甲状腺は、喉の奥、甲状腺の裏側にある臓器だそうで、
ここから副甲状腺ホルモンが分泌されて、肝臓で働いて、
血中のカルシウム濃度をコントロールしてくれているらしいですが、
治療法としては、ビタミンDを服用すること。
これにより、腸からのカルシウムの取り込みを多くできるのだそうです。
ところで、今回判明した病気は副甲状腺ですが、
喉にある甲状腺の方も機能障害があり、
これまで触診と血液検査で橋本病の診断を受けています。
橋本病は、産後一旦甲状腺ホルモン値がぐぐぐっと上昇したのち、急激に下がり、
その後低い状態が続くことでおきる病気で、
産後の脱毛や鬱(もしくはヒステリー)、皮膚の乾燥などが特徴です。
既に「橋本病」の診断が出ていた甲状腺の機能低下ですが、
今回、副甲状腺ホルモンが分泌はされているのに、
しかるべき機能をはたしていないことが判明したので、
これまた「念のため」で喉のエコーをとることになりました。
(どちらも喉なので。。。)
この検査では、喉に異物がないかを調べるということですが、
正直、
「もう、検査は胸いっぱい。」
ゲップがでそうです。
でも、「念のため」の検査で、石灰化見つけていただかなかったら、
エライコトなってたかと思うと、
「これで、打ち止めや!!」
っちゅうつもりで、検査の予約を入れてきました。
帰宅して、「偽性副甲状腺機能低下症」をインターネットで検索してみると、
難病情報センターに詳しい説明がのってました。
症状のところを読むと、
先に紹介した、痙攣やしびれ以外にも、
精神不穏状態、不安、抑うつ、皮膚は乾燥、色素沈着、湿疹、低血圧とか、
しょこら当てはまる項目多数。
実際には、石灰化してる部分もごく小さかったわけで、
ビタミンDさえ服用していけば心配ないらしいとはわかっているものの、
(正確には、今日からビタミンDの服用開始なので、これで
2週間後の検査でカルシウムの血中濃度があがれば問題なし)
何故だか涙スイッチが入ってしまって、なだそうそう。
健康にも人一倍気を使ってきたと思ってたのに、
感謝もいっぱいして、一生懸命生きてきたと思ってたのに、
「何で又私が!?」
という気持ちがあるからなのでしょう。
(もちろん、理性では、元気そうに見える人でも、
人知れず通院したり、薬で症状を抑えておられる方も多いのは
わかっています。)
それでも、
しばらくほど前に、カルシウムの血中濃度が低くなってると聞いて、
「海草いっぱい食べてるのに、何でや!」
と思いながら、
「胡麻ももっとせっせと食べよ。」
と前向きにやってきたのに、
そういう努力と関係ないところで、身体が機能不全になってるっていう無力感。
ほんとに、こんなに不具合が多いとは、自分でもあきれます。
乳がんは治ったけど、自分の知らんところで、
まだほかにも何か不具合が進行してるんちゃうの、とか思って、
「今日、明日と違うけど、やっぱ自分が死んだときに、
こうたんがちゃんと自立できてるように、
きばってしこんどかな。」
などと考え込んでしまいました。
(年をとるっていうのは、どこかしら具合の悪い箇所が出てきて、
そういうのと付き合いながら生きていくってことだとは思うのですが。^_^;)
それにしても、抑うつ症状も、最初から甲状腺と副甲状腺だけでよかったちゃうの、
と疑ってみたりして。
それなら、安定剤の副作用で3ヶ月寝込んだ、あの「失った三ヶ月」を
過ごさなくてもすんだんじゃないの???
思い返せば、休職するだいぶ前から、身体のあちこちが同時に不具合おこして、
個々の病院に行くのと平行して心療内科を受診して、
「適応障害とそれに伴う抑うつ状態」の診断を頂きましたが、
ADHDの傾向もあるからと、それを一緒に診断・治療してもらえる精神科に転院。
そこで、内科的な病気の可能性もあるからと、循環器内科を紹介され、
「橋本病」の診断をいただいたのが、昨年の4月。
その後、超有名で超多忙だった循環器内科の主治医が退職され、
その弟子の先生に診てもらうようになって、5分診療だったのが、
15分とか20分かけて経過なども丁寧に診て貰えるようになって、
カルシウム数値が低いのに気づいてもらえて、
(実は、通常は8.5を下回らないはずが、それを超えることがなく、
時には7.4と先生驚きの低さを記録していたこともあった)
ようやくたどり着いた、偽性副甲状腺機能低下症。
もう少し早く、どっかで見つけてもらえなかったのかなぁという気が
ないでもないですが、
それでも、
「もしADHDの症状に悩んでなかったら。
「もし精神科で消化器内科を紹介してもらってなかったら。」
「もし、消化器内科の超多忙な先生が退職されてなかったら。」
ということを考えると、
「こんな小さい段階で見つかってほんとに良かった」
という奇跡に感謝したいと思います。
長くなりました。
今回、重い話題でしたが、最後まで読んでくださって、
ありがとうございます。
感謝とともに。
「大腸検査と24時間蓄尿」という記事で、
脳にカルシウム沈着の可能性があるため、
蓄尿検査と脳のCTをとる話をかきました。
その結果を昨日聞きに行ってきたのですが、
以前「念のため」で受けた検査で乳がんの告知をされた経験があるくせに、
油断していて、今回も
「実は、石灰化してる部分があったんです。」
と医師から告げられ、ショックを受けているしょこらです。
診断名は、偽性副甲状腺機能低下症。
副甲状腺ホルモンが血液中のカルシウム量を調整するらしいのですが、
このホルモン自体の量は少なくないのに、血中カルシウム濃度が低く、
このため、脳内に石灰化がおこっていると。
ほうっておくと、手足がしびれ、歩けなることもあるらしく、
「パーキンソン」に似た症状が出ると説明を受けました。
今回、ごく初期、小さい段階で見つかったので、
今後カルシウム数値をきちんとコントロールしていけば、
これ以上大きくなることはないので、心配はいらないとのことでした。
(なくなりはしないらしい(T_T)です。)
副甲状腺は、喉の奥、甲状腺の裏側にある臓器だそうで、
ここから副甲状腺ホルモンが分泌されて、肝臓で働いて、
血中のカルシウム濃度をコントロールしてくれているらしいですが、
治療法としては、ビタミンDを服用すること。
これにより、腸からのカルシウムの取り込みを多くできるのだそうです。
ところで、今回判明した病気は副甲状腺ですが、
喉にある甲状腺の方も機能障害があり、
これまで触診と血液検査で橋本病の診断を受けています。
橋本病は、産後一旦甲状腺ホルモン値がぐぐぐっと上昇したのち、急激に下がり、
その後低い状態が続くことでおきる病気で、
産後の脱毛や鬱(もしくはヒステリー)、皮膚の乾燥などが特徴です。
既に「橋本病」の診断が出ていた甲状腺の機能低下ですが、
今回、副甲状腺ホルモンが分泌はされているのに、
しかるべき機能をはたしていないことが判明したので、
これまた「念のため」で喉のエコーをとることになりました。
(どちらも喉なので。。。)
この検査では、喉に異物がないかを調べるということですが、
正直、
「もう、検査は胸いっぱい。」
ゲップがでそうです。
でも、「念のため」の検査で、石灰化見つけていただかなかったら、
エライコトなってたかと思うと、
「これで、打ち止めや!!」
っちゅうつもりで、検査の予約を入れてきました。
帰宅して、「偽性副甲状腺機能低下症」をインターネットで検索してみると、
難病情報センターに詳しい説明がのってました。
症状のところを読むと、
先に紹介した、痙攣やしびれ以外にも、
精神不穏状態、不安、抑うつ、皮膚は乾燥、色素沈着、湿疹、低血圧とか、
しょこら当てはまる項目多数。
実際には、石灰化してる部分もごく小さかったわけで、
ビタミンDさえ服用していけば心配ないらしいとはわかっているものの、
(正確には、今日からビタミンDの服用開始なので、これで
2週間後の検査でカルシウムの血中濃度があがれば問題なし)
何故だか涙スイッチが入ってしまって、なだそうそう。
健康にも人一倍気を使ってきたと思ってたのに、
感謝もいっぱいして、一生懸命生きてきたと思ってたのに、
「何で又私が!?」
という気持ちがあるからなのでしょう。
(もちろん、理性では、元気そうに見える人でも、
人知れず通院したり、薬で症状を抑えておられる方も多いのは
わかっています。)
それでも、
しばらくほど前に、カルシウムの血中濃度が低くなってると聞いて、
「海草いっぱい食べてるのに、何でや!」
と思いながら、
「胡麻ももっとせっせと食べよ。」
と前向きにやってきたのに、
そういう努力と関係ないところで、身体が機能不全になってるっていう無力感。
ほんとに、こんなに不具合が多いとは、自分でもあきれます。
乳がんは治ったけど、自分の知らんところで、
まだほかにも何か不具合が進行してるんちゃうの、とか思って、
「今日、明日と違うけど、やっぱ自分が死んだときに、
こうたんがちゃんと自立できてるように、
きばってしこんどかな。」
などと考え込んでしまいました。
(年をとるっていうのは、どこかしら具合の悪い箇所が出てきて、
そういうのと付き合いながら生きていくってことだとは思うのですが。^_^;)
それにしても、抑うつ症状も、最初から甲状腺と副甲状腺だけでよかったちゃうの、
と疑ってみたりして。
それなら、安定剤の副作用で3ヶ月寝込んだ、あの「失った三ヶ月」を
過ごさなくてもすんだんじゃないの???
思い返せば、休職するだいぶ前から、身体のあちこちが同時に不具合おこして、
個々の病院に行くのと平行して心療内科を受診して、
「適応障害とそれに伴う抑うつ状態」の診断を頂きましたが、
ADHDの傾向もあるからと、それを一緒に診断・治療してもらえる精神科に転院。
そこで、内科的な病気の可能性もあるからと、循環器内科を紹介され、
「橋本病」の診断をいただいたのが、昨年の4月。
その後、超有名で超多忙だった循環器内科の主治医が退職され、
その弟子の先生に診てもらうようになって、5分診療だったのが、
15分とか20分かけて経過なども丁寧に診て貰えるようになって、
カルシウム数値が低いのに気づいてもらえて、
(実は、通常は8.5を下回らないはずが、それを超えることがなく、
時には7.4と先生驚きの低さを記録していたこともあった)
ようやくたどり着いた、偽性副甲状腺機能低下症。
もう少し早く、どっかで見つけてもらえなかったのかなぁという気が
ないでもないですが、
それでも、
「もしADHDの症状に悩んでなかったら。
「もし精神科で消化器内科を紹介してもらってなかったら。」
「もし、消化器内科の超多忙な先生が退職されてなかったら。」
ということを考えると、
「こんな小さい段階で見つかってほんとに良かった」
という奇跡に感謝したいと思います。
長くなりました。
今回、重い話題でしたが、最後まで読んでくださって、
ありがとうございます。
感謝とともに。
もしかして、子どものころに尾骶骨の打撲をしてない?
思い当たらないこと言ってたら、ごめーーん。
子どものころに、尾てい骨を強打したことがあります。
前後の経緯は覚えてないのですが。
しかし、びっくり。
何故わかるのですか~?
あ、レス遅くなりごめんなさい。
コメントありがとうございます!!
(いきなり仙人調の語り)
野口整体の先生に、みてもらったことあるんだっけ?
尾骶骨の手当てもしてもらうと良いような気が。。。
・・・・
読んでいて、しょこらちゃんに今すぐ会いたい!
と思いつつ、まだ引越し貧乏どん底で・・・
モト大家が敷金を返してくれればよいんだけどね~
密かな憧れを抱いておりましたが、
いまだご縁がございません。
ところで、引越しされたんですね。
しょこらも、19で実家を出てから、5回の引越しを
経験しており、立派に「引越し貧乏」を
名乗れますことよ。
(えばれん。汗)
なかなかまれな病気のようですね。
これのせいで低身長なのかとか、丸顔なのかとか、いろいろ恨むことはありますけど、ディーアルファを飲みながら普通な生活を送っています。
この病気の根本的な治療方法が見つかりますように。。。
私も低身長で、丸顔です。(^^)
この病気のせいだったのですか?
今知ってびっくりしました。
ところで、「普通な生活」を送っておられるとか。
しょこらも今のところ、薬のみながら普通の生活を
送らせていただいてます♪
来週、先日の「念のため」の喉のエコーの結果を
聞きにいくのですが、万一腫瘍がみつかって
手術ということになれば、入院など非日常がまたまた
やってきますが、今は、「普通の生活」を
ありがたく送らせていただくことにします♪
しゅうさんにも、「普通の明日」が明日も訪れますように。。。
でも、頭痛の原因は肩こりからだと言われ、痛み止めしかもらえませんでした。石灰化の説明もしてもらえず、ネットで初めて知りました。こんなんでいいの?って受診した病院の適当さに驚きです!私も、今日からカルシウムとビタミンDを摂りたいと思いました。三人の子供には迷惑をかけたくないので。知ってよかったです。ありがとうございます。
コメントありがとうございます!
後から聞いたことですが、脳の中の石灰化は
加齢につれて、多かれ少なかれ誰でも起こる
もの、と言われるドクターにも会ったことが
あります。
ピグレットさんの状態がどういうものか、
素人の私には、判断しようがありませんが、
できれば、きちんと診断を受けられてから、
経過を観察しながら治療を受けられることを
オススメします。
私も、かれこれ医大に、3年近く通いましたが、
最近、近所の産婦人科で、甲状腺ホルモンの
分泌低下の方も、副甲状腺機能低下も両方
みていただけることになり、
よく考えたら、婦人科の先生なら治療できる
先生って、他にもおられたのかも~?
など思いました。
お近くの婦人科に問い合わせてみられるか、
あるいは、大きめの総合病院で、
「内分泌内科」など、
・橋本病
・甲状腺ホルモン分泌過剰/低下
・副甲状腺ホルモン機能低下症
などの治療を行われるドクターを
ぜひ、探していただけたらと思います。
人間の身体って、思ってる以上に繊細だと
思い知った、この数年。
薬でなくて、食べ物でも、本当に反応でるし。
ですから、3人の子供さんのためにも、
ちゃんと診断を受けて、血液の状態も、
きちんと検査して、ドクターに診てもらい
ながら、服薬してほしいな~と思いました。
長くなってごめんなさい。
ピグレットさんと、ご家族のご多幸を
心よりお祈り申し上げます。