[ 小魔人の小部屋 ] 枚方市の学習塾“ベスト学習会”の別宮利彦の一昔前の回顧録

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別宮利彦の『小魔人の小部屋』
こっそり垣間見てにんまり微笑んでください

私立高校の合格発表

2006-02-12 | ベスト学習会


2月10日に入試を迎えた私立高校の合格発表!

中3の塾生たちは、どんな速達封筒が届くのかと、期待と不安を
抱いて、待ち構えていることだろう。

今年度のベスト学習会の塾生で、合格一番乗りは、

併願受験での、大阪桐蔭高等学校の I 類(特進) 合格の朗報だった。

(*・▽・)/*・'゜☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・'゜☆ Congratulations!!

        \(*^◇^)/*【祝】*\(^◇^*)/

おめでとう! よくやった! エライ!


週明けの月火あたりが、各高等学校の合格発表ラッシュとなる。

幸先のいい合格の報に続いて、バンバン合格が出てほしい。

 


決戦前夜!

2006-02-09 | ベスト学習会

明日、中学3年生の塾生たちは、私立受験という合戦を迎える。

もう、ここまで来たからには、当日の体力と気力が勝負だ。

入試の場では、これまで経験した定期テストや模擬テストとはまた違った、
初めての緊張感を経験するだろう。

「あ~、どうしよ…、えらいこっちゃあ~、大丈夫かなあ~」
などと、試験開始までは、緊張を抑えようと思っても、どうしても緊張は
するもの…。

でもまあ、試験が始まり、問題に集中すれば、そんなのは大抵は吹っ飛ん
でしまうものだ。

大事なことは、少し肩の力を抜いて臨むこと。緊張感を「焦り」ではなく、
「集中」へと結びつけること。

100%の力を全て出し切らないと…なんて堅く考えないこと。

わからない問題、自信が持てない問題にあたっても、気落ちすることなく、
 「これくらいの間違いがあったって、合否に影響はないやろ…」
と、自分に言い聞かすこと。

ジタバタせずに、天命に身を委ねるという落ち着きを持つと同時に、
それとは相反する細心の注意力をもって試験に臨んでほしい。

 トリノオリンピックより一足先に
   受験会場という君たちのフィールドで、いい汗を流してきてくれ!


書道

2006-02-06 | ベスト学習会

日曜日に、寒空の閑散とした天王寺公園の中の

一角にある大阪市立美術館へ行った。

今回は、絵を見に行ったのではなく、

高校生書道の祭典「国際高校生選抜書展」の作品展示を見に行った。

私もよく知らなかったのだが、

書の甲子園」の愛称で親しまれる祭典なのだそうだ。

 

この度、牧野校の長老的存在で、立命館宇治高校1年生のT君が入選したのだ。

この入選の報を彼から聞いたとき、正直驚いた。

彼の小中学生時代の字は、すんごく自由奔放で、実に伸び伸びしたものだった。

 

だから、彼が高校入学後、書道部に入部したと聞いて、

  ビ(^O^;)ビックリ!

そして、今回の入選を聞いて

  ビビビ((((^O^;))))ビックリ!

 

展示されている作品を見ると、

縦1mくらいの大きな紙面に力強く書かれた立派な書であった。

お見事! 


わたし合格するかなあ?

2006-02-04 | ベスト学習会

金曜日、授業後によく質問をする中3の女の子2人が、

私立の過去問で教えて欲しいところがある…

とのことで、結構遅くまで残ってやっていった。

 

帰り際、一人が

先生、私大丈夫かなあ、心配やわ…

との談、

もう一人も、

私もや…、受かるんかなあ…

と言っている。

 

先生は君らのこと不安やと思ってないよ…。

 

君らはこの一年ようやってきたもん。

人一倍頑張ってきたのを見てきたからなあ…。

 

僕が不安やないねんから、ビビる必要なんかないッて…

自信持って、胸張って受験に臨んだらエエよ!

 

(実際、ビビルような子じゃなく、二人ともオッサンくさい

エナジーが溢れてるし、ズブトそうなのだが…

でも、この日は珍しく殊勝な雰囲気であった。)

 

 

ともあれ、受験当日は、

【ビビる・怯(ひる)む】

というのが一番のマイナスとなる。

 

みんな、揺れ動くことのない極太の神経で、

 

「俺が(私が)受からいで、誰がうかるっちゅうねん!」

 

という気持ちで臨んで欲しい。


授業納め

2005-12-30 | ベスト学習会

12月30日今年最後の授業の日だった。

2005年最終授業は中2のクラスだった。


最前列の座席に座っている生徒の机上には“ネピア”が…

M君、そう、かつて “scottie”のBOXティッシュ持参で授業に臨んだ伝説の彼 だ。

 「出たァ、久々のBOX登場やなあ…。風邪かあ、まあ頑張っていこうなァ」

と言いながら、そっとゴミ箱を座席サイドに置いてあげた。

彼の立派なところは、鼻水と闘いながらというような体調であるにもかかわらず、

全力で授業に参加する。濃い存在感で…。

鼻声ながらも、発問に対する発言回数も多かった。

 

年が明ければ、いよいよ彼も受験生となる学年を迎える。

全力少年よ新年も不屈の精神で頑張ってくれ

  レ(^o^)レ  ハッスル!ハッスル!

 


頑張れ!受験生たち

2005-12-02 | ベスト学習会

先日、私のクラスの中学3年生の塾生たちに、11月度の志望校判定模擬テストの成績結果を返却した。

 一人ずつ懇談をしながら手渡し、評価と反省点・今後の指針を話し合った。自らの成績の伸長を喜び、高らかにガッツポーツを見せる者、やっとB判定が出てホッと胸をなで下ろす者、期待にそぐわぬ結果に対して肩を落とす者、反応はそれぞれだったが、みな、その眼には力がみなぎっていた。しっかりした受験生として、自分を客観的に見る目は養われている。

 論語に、『人にして、遠き慮り無ければ、必ず近き憂い有り』という言葉がある。(遠い将来のことまで考えて行動しないと、近いうちに必ず心配事が起こるということ)

 志望校を決断する際にも、じっくりと自分の将来像を描き、大学進学のことやその先を見据えて、後悔することのない最良の選択をして欲しい。

 正念場の大切な時期。自分の夢をかなえるために、また、充実した高校生活を送るために、受験までの残された期間、怠ることなく自らの実力に磨きをかけていかねばならない。私はそのために最大限のサポートをしていくつもりだ。

 

 


雨にも負けず、鼻水にも負けず…

2005-10-15 | ベスト学習会

今日は、生憎の雨…。
雨の中、中間テストに向けての直前対策に生徒たちは集まった。

中学2年生のM君も、元気に来校?
と、言いたいところだったが、元気ではなかった。

教室に入り、机に座ると、カバンの中から徐(おもむろ)に取り出したのは、“scottie”。 な、なんと、BOXで…。

「な、なんや、それ…」

「いやあ、風邪引いてて、鼻水が止まらないんで…」

「そっ、そうか…。ほな、これ置いといたるから、使えや…」と、ゴミ箱を座席の横にセッティングしてあげた。

今まで、風邪気味の生徒がポケットティッシュを机の上に置いて授業を受けるという状況は数々経験してきた。

鼻の穴にティッシュを突っ込んで授業を受ける生徒、あるいは、ティッシュを突っ込んだまま授業をする先生(と言っても、こんなことするのはD先生だけだが…)もいた。

しかし、ティッシュをBOXで持参した生徒は初めてだった。

M君は、今日はレギュラーの授業はなく、本来は休みの日なのだが、来週に控えた中間テストの中学校別対策補講のために、体調を押して、雨の中休まず頑張って来てくれたのだった。

勉強を終えたとき、持参した“マイ scottie”の中に残ったのは、わずかに2枚だけだった。そして、ゴミ箱は山盛りになったが、彼はさわやかに帰宅の途についた…。

よう頑張った。テスト本番での健闘を祈る。


夏期講習、最初の1週間を終え…

2005-08-01 | ベスト学習会
中学3年生にとっては、夏期講習序盤は、残された最後の大会などで、どうしても授業とクラブが重なってしまうというケースが多かった。

土曜日のラスト、1週間をしめくくる最終授業(昼間授業を受けられなかった生徒のための補講)で、中3のS君がつぶやいた。
「先生、ベストって、ええよなあ…」
「何が?」
「こうやって、夜に、俺らのためにもう一回授業やってくれるから…」
「そらあ、クラブで忙しいからって、放ったらかしにはせえへんよ。お前らこそ、試合があって疲れてても、休まんと頑張って来てくれて嬉しいわ。」
「でも、他の塾に行ってる友達とかはみんな、クラブで授業に出られへんかったら、何もしてくれへんから、俺らのことうらやましがってんで…。」
「勉強のバックアップは任しとけ! クラブはもう少しで終わりやから、悔いが残らんように精一杯やれ!」

受験生は勉強が第一、だからクラブを犠牲にしろ!などとは言わない。引退するまでは、クラブの時間を大切にしてくれればいい。思う存分頑張って、有終の美を飾ることができれば、そこからしっかりと切り替え、勉強に燃えてくれればいい。もちろん、クラブに時間を費やす分、遅れをとってしまう。しかし、その遅れをカバーし、安心できるようにするのが私たちの役割だ。

中3の受験生は、昼間に夏期講習授業を行っているが、クラブなどで参加できない生徒のために、毎晩、補講を設けている。灼熱の中クラブをして、疲れた表情ながらも、みなよく頑張ってくれている。そんな姿を見ていて、私たちも一層張り切らずにいられない。

夏期講習は、先生と生徒との熱い闘いでもあるのだ。